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「ツアーAD PTって、なんか良さそうだけど…自分に合うのかな?」
こんな風に感じたこと、ありませんか?
グラファイトデザインのツアーADシリーズといえば、プロも使う本格派シャフトとして有名ですが、なかでも**「PT」は粘り感と素直なしなり戻りでファンの多いモデル**。
特に「捕まえすぎない・振り切れる・安定性が高い」という特徴があり、スライスに悩む中級者や、ヘッドスピード40前後のアマチュアにも支持されているんです。
でも実際のところ、シャフトはスペックだけじゃ判断できないし、モデル選びを間違えると「飛ばない」「合わない」「タイミングがずれる」なんてことも普通に起こります。
だからこそこの記事では、以下のようなポイントを中心に、
- ツアーAD PTが合う人・合わない人の特徴
- 適正ヘッドスピードやトルク値
- スライサーとの相性や使用プロの事例
- PTに似たシャフトや中古での選び方まで
実際のプレイヤー目線でわかりやすく解説していきます。
「自分に合うシャフトをちゃんと選びたい」
「失敗したくないけど、情報が多すぎてわからない…」
そんなあなたに向けて、PTの魅力と注意点を包み隠さずお届けします!
Contents
ツアーAD PTとは?基本スペックと設計意図
ツアーAD PTの特徴とデザイン変更の歴史
ツアーAD PTは、グラファイトデザインが展開する「ツアーAD」シリーズの中でも、クセの少なさと素直なしなり戻りで長年支持され続けてきたモデルです。
その初登場は2005年と、ツアーADの中でもかなり“古参”の部類なんだけど、それだけにプロ・アマ問わず評価が安定している名作シャフトとも言えるんだよね。
まず、PTの最大の特徴は**「中調子系シャフトらしいバランスの良さ」**。
手元から先まで無駄な動きがなく、インパクトに向かってグッと押せる粘り感がある。
「捕まりすぎず、でも全然捕まらないわけじゃない」この絶妙な挙動が、スライス気味のプレーヤーに安心感を与えてくれるんです。
当初のPTは、メタリックシルバー×ブラックのカラーリングで高級感のある仕上がり。
現在のラインナップでは販売終了しているものの、中古市場では**「初代PT」や「デザイン変更後のPT」**が今も流通していて、根強い人気があります。
ちなみにPTは、のちの「DI」や「DJ」「VF」などの開発ベースになったとも言われるモデルで、グラファイトデザインの“原点”とも言えるシャフト。
「今どきの弾き系はちょっと苦手…」「昔の素直な挙動が好き」ってゴルファーには、まさにドンピシャな1本なんです。
デザイン変更のタイミングはおおよそ2010年代前半で、外観はマイナーチェンジされたものの、中身の特性はほぼ変わらず。
だからこそ、現行の中古モデルでも「PTらしさ」は十分感じられるし、時代を超えて評価され続けている理由がここにあるんだよね。
ツアーAD PTの振動数やトルク|ヘッドスピード40前後の相性は?
シャフト選びで失敗しないためには、「振動数」や「トルク」などのスペックを見るのが大事。
じゃあ、ツアーAD PTって、実際どんな特性を持っていて、ヘッドスピード40m/s前後のゴルファーに合うのか?気になりますよね。
まず、**ツアーAD PTの代表的なスペック(6Sの場合)**は以下の通り:
- 重量:約66g前後
- トルク:3.1〜3.3(中間値)
- 調子:中調子
- 振動数:約255〜260cpm(クラブ長により変動)
この数値を見ると、過度に硬すぎず、でも頼りなさもない絶妙なバランス。
特に「中調子+中トルク+適度な重さ」という組み合わせが、ヘッドスピード40〜44m/sくらいのゴルファーにちょうどハマるんですよ。
振動数的にも、6Sで260cpmあたりというのは、ある程度の力感があっても振り遅れず、ゆるやかなタメでタイミングを取りやすい。
一方で、ガチガチに叩きたいタイプだと「ちょっと柔らかい」と感じるかも。
そしてトルク3.1〜3.3というのは、スライサーにとってはありがたいポイント。
過度なトルクでシャフトが暴れることなく、自然にフェースが戻ってくれる“補助力”がちょうどよい。
「自分のスイングが安定してきた中級者だけど、まだシャフトで助けてもらいたい」って層に本当にピッタリなんです。
特に40m/s前後の人は、「DIだと硬すぎる」「スピーダー系は暴れる」ということも多いけど、PTなら素直な挙動+ほどよい重みで自然と飛距離が伸びる感覚が得られるんじゃないかな。
結論としては、PTは“アスリートっぽいけど叩きすぎない”絶妙なシャフト。
ヘッドスピードが40m/s前後の人で、「シャフトにしなりを感じて気持ちよく振りたい」「球筋を安定させたい」という方には、間違いなく候補に入れてほしいモデルです!
ツアーAD PTの適正ヘッドスピードは?
「自分のヘッドスピードだと、PTって合うのかな?」
これ、シャフト選びで絶対に外せない視点ですよね。
ツアーAD PTは“中調子で素直なシャフト”と評されるけど、**どのくらいのヘッドスピードの人がベストマッチなのか?**をしっかり把握しておくのが大切です。
まず、**PTシリーズの代表的なスペック(例:PT-6S)**から見た適正ヘッドスピードの目安は以下の通り:
シャフト | フレックス | 適正ヘッドスピード目安(m/s) |
---|---|---|
PT-5R | R | 38〜42 |
PT-6S | S | 42〜45 |
PT-6X | X | 45〜47 |
PT-7S | S | 43〜46(重量級志向) |
この表からもわかる通り、PTはヘッドスピード40〜44m/s前後のゴルファーに特にフィットしやすいんです。
とくに6Sは「ヘッドスピード42m/sあたりで安定してきた中級者」が試すと「お、これ振りやすい!」と感じやすいモデル。
では、なぜこの帯域のゴルファーに合うのか?というと、
- シャフトが叩きに対して強すぎず柔らかすぎない絶妙な剛性バランス
- 振動数がそこまで高くなく、タイミングの取りやすさがある
- 中調子特有のしなり戻りで自然なインパクトが作りやすい
これらの理由から、「クラブに合わせる意識が強いタイプ」や「スイング改造中のゴルファー」にも扱いやすいんですよね。
逆に、ヘッドスピードが47m/sを超えるハードヒッターには少し物足りなさを感じることもあるかもしれません。そういう方は、同じADシリーズでも「VF」や「UB」のような先端剛性が高いモデルのほうがフィットするケースが多いです。
一方、スライサーや振り遅れ気味の人には、PTの“しなり戻りのタイミングのとりやすさ”が武器になるので、方向性を重視したい人にはむしろ相性抜群。
つまり、PTは“過渡期にいるゴルファー”や“操作感を楽しみたい人”にとってちょうどいい1本なんです。
ツアーAD PTが合う人・合わない人の違い
ツアーAD PTはスライサーに合う?ドローが打ちやすくなる理由
「スライスばっかり出るから、もう少し捕まるシャフトが欲しい」
そんな人にとって、ツアーAD PTはかなり有力な選択肢です。
なぜなら、PTはしなり戻りが穏やかで、フェースの開きすぎを抑えてくれる特性があるからなんですよ。
スライスの原因って色々あるけど、主なものは以下の2つ:
- スイング軌道がアウトサイドイン
- フェースが開いたままインパクトしてる
ここでPTの特徴が生きてきます。
中調子で全体的に粘りのあるPTは、トップから切り返してインパクトまでの間にゆっくりとフェースを戻す“間”が作れる。
結果的にフェースが開いたままインパクトする確率が減って、ボールが右に抜けにくくなる=スライスが減るというわけ。
さらに、トルクが絶妙に効いているので、“勝手にフェースが戻ってくれる”安心感があるのも大きい。
これは自分でフェースを返そうと頑張らなくても、シャフトがほどよくアシストしてくれるという意味で、ミスを減らすのにかなり効果的。
ただし注意点もあって、**スライスが直らない根本原因がスイング軌道にある場合(アウトサイドインが強すぎる)**は、PTでも完全に補正しきれないことがあります。
そういう人はまず軽くレッスンを受けて、スイング修正とシャフト補助のダブルアプローチをするのがベストです。
また、PTは「捕まりすぎて左へのミスが怖い」という人には、逆に少し捕まりが控えめな印象があるかもしれません。
その点では、「スライスに悩むけど、極端な“つかまり系”シャフトは使いたくない」という中級者〜アスリート志向の人にはピッタリ。
結論として、ツアーAD PTは“スライスを穏やかに抑えたい人”に向いているシャフト。
スライサー救済系だけど、過剰な補正感がなく、自然にドロー気味の球が打てるようになりたい人には特におすすめです。
ツアーAD PTに似たシャフトは?他モデルとの比較
ツアーAD PTが気になってるけど、「現行モデルで似たシャフトってある?」とか「他の選択肢も比較してから決めたい」という人、多いですよね。
実は、PTに似た特性を持つシャフトっていくつかあって、フィーリングやスペックの近いモデルを知っておくことで選択の幅がグッと広がるんです。
まず、PTの基本的な特徴をおさらいすると、
- 中調子寄りの粘り系シャフト
- トルク3.1〜3.3で暴れすぎず安定性あり
- 弾きよりもしなり戻りで飛ばすタイプ
- やさしすぎず、操作性が残っている
このあたりの性格に似ているのが以下のモデルです:
① ツアーAD DI
PTの後継的な存在ともいえる人気モデル。
中調子より少し先寄りで、PTより少し弾き感が強め。
「PTのしなり感は好きだけど、もうちょっと球の初速を上げたい」人におすすめ。
② フジクラ スピーダー661 TR
こちらはしなり感と安定性のバランスが絶妙。
トルクもPTと近く、つかまりすぎず、振り抜きの良さが魅力。
中調子に慣れている人なら、スムーズに移行できるタイプ。
③ 三菱ケミカル TENSEI CK Pro Orange
元調子寄りだけど、しなり戻りの“粘り感”がPTに近い。
PTのしっかり感をもっと強く出したい人や、振っていけるタイプにおすすめ。
ヘッドスピードが高めの方はこっちのほうがしっくりくることも。
④ ツアーAD VR(またはVF)
弾道をやや抑えたい、吹き上がりたくないタイプに向けたモデル。
VRは中元調子で操作性があり、PTの進化系として選ばれることが多い。
VFはさらに先端剛性が高めなので、叩きたい人向け。
つまり、PTに似た挙動を求めるなら「DI=バランス型/TR=振り抜き型/VR=コントロール型」みたいに、それぞれの目的に応じて選べる選択肢があるんです。
もし中古市場でPTが手に入りづらい状況なら、こうした「近いフィーリングの現行モデル」を打ち比べてみると、自分にベストなシャフトが見えてくるはずですよ!
ヘッドスピード40に合うシャフトのトルクの選び方
「自分のヘッドスピードは40m/sくらいなんだけど、シャフトの“トルク”って何を基準に選べばいいの?」
シャフト選びをするうえで、この“トルク”の考え方が意外と奥深くて、迷う人も多いんですよね。
まず、トルクとはシャフトがねじれる度合いを数値化したもの。
単位は「°(度)」で、数値が大きいほど柔らかく、少ないほど硬く感じる傾向にあります。
▼ざっくりトルクの目安
- 3.5以上:柔らかめ、捕まりやすく、球が高く上がる
- 3.0〜3.4:中間的、しなりと安定性のバランスが良い
- 2.9以下:硬め、吹き上がり抑制・暴れにくいがタイミングがシビア
ヘッドスピード40m/s前後のゴルファーにとってベストなトルク帯は、ズバリ「3.0〜3.4あたり」が理想です。
これくらいのトルクだと、
- しっかり感がありながら振り抜きやすい
- シャフトが暴れすぎない
- タイミングが取りやすい
- 捕まりすぎず安定したフェード or ストレート弾道が出やすい
というバランスの良さが出てきます。
たとえば、ツアーAD PTのトルクは3.1〜3.3程度。
これがまさに“ちょうどいいゾーン”なんですね。
40m/sで「シャフトがグニャグニャ動くとタイミングが合わないけど、硬すぎるとしならなくて疲れる」っていう悩みを持ってる人には、まさにピッタリのトルク設計です。
逆に、2.8とか2.6あたりのトルクになると、しなりが少なくてシャープに振れるけど、タイミングがシビアになってミスに繋がる可能性が高まります。
それでも「叩きたい派」には向くけど、安定性重視ならちょっと注意が必要。
さらに補足すると、トルクだけでなく「調子(中調子・先調子)」や「重量」との組み合わせも大事。
たとえば、軽め×高トルク=弾き系、重め×低トルク=粘り系といった感じで、トルクは“全体設計の中の一要素”として見るのがポイントです。
まとめると、ヘッドスピード40m/s前後で方向性も飛距離も欲しいなら、トルク3.1〜3.4の中調子系シャフトを基準に探すのがベスト。
そのうえで、ツアーAD PTのようなバランス型シャフトを試してみると、「これだ!」って感覚に出会えるかもしれませんよ!
プロの使用例に学ぶPTの魅力
ツアーAD PT 使用プロとプレースタイル
ツアーAD PTは、一部のトッププロにも根強い人気を誇っていた名作シャフトのひとつです。
今でこそ新しいシャフトがどんどん登場していますが、「PTじゃないと打感が気持ちよくない」っていうプロも実は多かったんですよ。
代表的な使用プロといえば、かつての全盛期のタイガー・ウッズやビジェイ・シン。
彼らが愛用していたのは、いわゆる「初代PT」。
その特徴である「しなりのタイミングの取りやすさ」「中弾道で風に強い球筋」が、ツアーレベルの精度を求めるショットにぴったりだったわけです。
国内では、石川遼プロがPTを使っていた時期もありました。
当時は、まだプロ入り間もない若い頃で、「捕まりすぎずに振り抜けるシャフトが欲しい」ということで選ばれていたんですね。
プレースタイル的には、
- フェード系を持ち球としつつも、ドローも打ちたい
- 弾道を抑えて、風の中でも安定した飛距離を出したい
- 球の高さを自分でコントロールしたい中・上級者
こういったタイプにPTはフィットします。
最近のプロツアーでは、やや“弾き系”のシャフトがトレンドですが、それでもPTのような粘り感と方向性の安定を両立できるモデルは、フィーリングを大切にするプロたちにとって今も支持されています。
つまり、シャフトに頼りすぎず、自分のタイミングでクラブを振って球を操りたい人──そんなプロフェッショナルなスタイルに、PTはしっかり応えてくれるシャフトなんですよ。
石川遼が使っているシャフトは?PTとの関係
石川遼プロといえば、華やかなスイングと正確なアイアンショットで一躍スターになった選手。
彼のクラブセッティングはたびたび話題になりますが、実は過去にツアーAD PTをドライバー用シャフトとして使用していた時期があるのをご存じでしょうか?
特にプロ入り直後の2008〜2010年あたり、石川プロは「飛距離よりもコントロール重視」のセッティングを好んでいて、その流れで中調子+中トルクのPTを選んでいたんです。
PTを選んだ理由として語られていたのは以下のような点:
- 「振り切っても左に行かない安心感がある」
- 「フェースの戻りが自然で、コントロールしやすい」
- 「スピン量が安定して、弾道が揃う」
このコメントからもわかる通り、**石川プロにとってPTは「自分のテンポで振れる信頼の1本」**だったわけですね。
現在の石川遼プロは、その時代よりもパワーがつき、先調子系ややや弾き系のシャフト(例:VENTUSシリーズなど)を使うこともありますが、若手時代にPTでしっかりベースを作っていたことが、スイングの基礎に大きく貢献したと考えられます。
面白いのが、PTは単なる“スライサー向けシャフト”ではなく、プロでも「捕まりすぎない・タイミングが取りやすい・安定する」から選ばれるという点。
石川プロのように「右へのミスを抑えたいけど、無理に捕まえたくない」というタイプのプレーヤーには理想的なチョイスなんです。
つまり、プロの例から見ても、PTはしっかり振れるけど操作性も大事にしたい人向けのシャフトであり、「飛ばしすぎず、狙っていける」信頼性の高いモデルとして今も評価され続けているということですね。
ツアーAD VFはどのプロが使用していますか?PTとの違いも解説
「最近よく耳にするツアーAD VFってどんなシャフト?」「PTと何が違うの?」
そう思っている方も多いと思います。
実はツアーAD VFは、最新のADシリーズの中でも“叩けて安定する”モデルとしてプロからの注目度が高い1本。
PTと比較されることも多いので、ここでしっかり違いを整理しておきましょう。
■ VFを使用しているプロは?
ツアーAD VFを使っている代表的なプロには、
- 久常涼(ひさつね りょう)プロ
- 星野陸也プロ
- 海外では一部のツアープロが試用中(※ツアーバージョンあり)
とくに、ヘッドスピードが高くて「左へのミスを減らしたい」「スピンを抑えたい」というプロたちが選んでいます。
つまり、VFはアスリート寄りの“叩いていけるタイプ”のプレーヤー向けなんですね。
■ PTとの違いを比較すると?
比較項目 | ツアーAD PT | ツアーAD VF |
---|---|---|
発売時期 | 2005年ごろ(旧モデル) | 2023年(最新世代) |
調子 | 中調子 | 中元調子 |
弾道傾向 | 中弾道・素直なフェース戻り | 中低弾道・吹け上がり抑制 |
フィーリング | 粘り感・マイルド | シャープ・叩ける設計 |
ターゲット層 | 操作性重視、中ヘッドスピード層 | 左を嫌う、HS速めのアスリート層 |
特徴 | 安定・しなり戻りでつかまりやすい | 弾道抑制・スピン量コントロールがしやすい |
VFは先端剛性が高めでインパクトゾーンがシャープな設計。
そのため、**左へのミスが怖い人や、叩きにいくと吹け上がる人にとって“安心して振れる1本”**になっています。
一方、PTはどちらかというと「ゆったり振ってタイミングを合わせやすい」「中庸で安心感がある」というタイプ。
■ どちらを選ぶべき?
- ヘッドスピード40〜44m/s前後で、タイミングを取りやすく安定感が欲しい → PT
- ヘッドスピード45m/s以上で、左を抑えて叩いていきたい → VF
というふうに、自分のスイング傾向と求める弾道によって選ぶと失敗しにくいです。
PTは“安心感”、VFは“攻め感”がキーワードですね!
購入前に知っておきたいPTの実力
ツアーAD PT テーラーメイドとの相性は?実績のある組み合わせ
ツアーAD PTを検討している方で、「ヘッドはテーラーメイドなんだけど、相性はどうなの?」と気になる方も多いですよね。
結論から言えば、PTとテーラーメイドのヘッドの相性は非常に良好です。特に「捕まりを抑えたモデル」との組み合わせで評価が高いんです。
たとえば、過去にプロのセッティングで人気が高かったのが以下のようなパターン:
- テーラーメイド R7・R9・R11時代 → PTと組み合わせてフェード系で叩ける仕様に
- M2(初代)やM4 → スピン量を少し抑えて中弾道で安定させるセッティング
- SIMシリーズ(SIM、SIM2) → 高初速との相乗効果で「吹き上がらず前に強い球が出る」
PTは中調子なので、先が暴れずにしっかりとした押し出し感を感じやすい。
そのため、テーラーメイド特有の「強めの低スピンヘッド」でもスピン量が極端に少なくなりすぎず、扱いやすさが増すんですよね。
また、PTはインパクトでのフェースローテーションが自然なので、テーラーメイドのようなフェードバイアスが強いモデルでも球が右に抜けにくい。
とくにSIM2やSTEALTHのノーマルモデルに組むと、「打感がマイルドで、球が安定する」と好評です。
もし「SIM MAXで球が暴れるな」とか、「STEALTH2で吹け上がりが気になる」といった悩みがあるなら、PTを組み合わせることで挙動を落ち着かせるチューニングも効果的。
もちろん、シャフトの長さやバランスも大切ですが、総合的に見て「PT+テーラーメイド」は、スピン量・操作性・振り抜きやすさの三拍子がそろった好相性な組み合わせと言えるでしょう。
ツアーAD PT フェアウェイウッドへの流用はアリ?
「ツアーAD PTってドライバー専用?フェアウェイウッドにも使えるの?」
結論から言うと、PTはフェアウェイウッドにも十分に“アリ”なシャフトです。むしろ、フェアウェイでの安定感を求める人にとっては、ベストチョイスになる可能性もあります。
■ フェアウェイウッド用シャフトに求められるもの
フェアウェイウッドではドライバーと違って、
- ボールを“拾う”感覚
- ミート率の高さ
- スピン量の安定性
- フェースの向きを保ちやすい操作性
こういった要素が求められますよね。PTはそのどれにも合致する性能を持ってるんです。
■ PTのしなりとフェアウェイの相性が抜群
PTの中調子設計は、フェアウェイの「地面から打つ」動きにフィットしやすい。
トップからインパクトまで、滑らかにしなり戻ってくるので、
- 上げようとしすぎず自然に高弾道
- ダフリやトップのミスが減る
- タイミングが取りやすく振り抜きやすい
というメリットが生まれます。
また、トルクが程よくある(3.1〜3.3)ため、芝の抵抗に対してもシャフトが“負けない”。
これは、冬場やラフなどでもしっかり振っていけるという意味でも、安心感に繋がる要素です。
■ 実際に使っているゴルファーの声
中古市場を見ても「PTの5Sや6RをFWに使ってる」という声は多く、
「地面からでもしっかり拾える」「方向性が安定する」など、評価は高いです。
また、ドライバーと同じモデルで統一することで、
スイングのリズムやタイミングがズレにくくなるというメリットも。
「ドライバーがPTで振りやすいから、FWも同じにしたら打てるようになった」という人もいます。
■ 注意点もあり
ただし、ドライバー用の重量や硬さをそのまま流用すると「重すぎ・硬すぎ」になることもあるので、
フェアウェイ専用にワンランク柔らかめ・軽めのスペック(例:5S、6R)を選ぶのがポイントです。
結論として、PTはフェアウェイウッドに使っても性能を十分に発揮できる万能型シャフト。
「ティーショットよりもセカンドでの安定性を重視したい」という人には、かなりおすすめできる1本です!
ツアーAD PT 中古市場での選び方と注意点
ツアーAD PTは現在、メーカーからの新品販売は終了しているため、中古市場での入手がメインになります。
でも、中古でのシャフト選びってちょっと怖いですよね?
「状態が分からない」「偽物じゃないか不安」「スペック違いを買ってしまった」など、失敗も意外と多いジャンルです。
ここでは、PTを中古で選ぶ際のポイントや注意点をまとめておきます。
■ 中古PTの選び方:3つのチェックポイント
① スリーブの互換性を必ず確認する
→ 「テーラーメイド用」や「PING用」など、スリーブ付きで出品されていることが多いですが、自分のヘッドに対応しているかは絶対チェック!
② シャフトのカット有無(長さ)を確認
→ シャフトはグリップ側・先端側が“カット”されて短くなっていることがあります。
→ 通常より短いと振り心地や飛距離が変わるので、「何インチカット済みか」を事前にチェック。
③ シャフト表面の状態/折れヒビの有無
→ たとえ安くても、カーボン素材の内部にダメージがあると危険。
→ 擦り傷はOKでも、深いヒビや異音がするものは避けるべき。
■ 信頼できる販売ルートを使う
以下のような信頼できる中古販売店やサイトで購入するのがおすすめです:
- ゴルフパートナー(店舗・ネット)
- ゴルフエフォート
- つるやゴルフ中古市場
- 楽天やYahooの「認定中古」ショップ
個人売買(メルカリ・ヤフオクなど)でも掘り出し物はありますが、返品・保証がない場合が多いので注意。
特に初めての方は「鑑定済み中古」や「試打可能な店舗」で購入するのが安心です。
■ 中古ならではのメリットも大きい
PTは中古市場で1万円台〜2万円前後で見つかることが多く、現行ADシリーズの新品よりも圧倒的にコスパが良いです。
また、「柔らかめのシャフトで練習してみたい」という人にとっても、中古PTは試しやすい選択肢になります。
■ まとめ
中古でツアーAD PTを買うなら、
- スリーブ/長さ/表面状態をよく確認
- 信頼できる店から買う
- 初心者はSフレックス・6番台が無難
この3つを押さえておけば、大きな失敗は防げます。
歴史あるシャフトだからこそ、中古でも十分に価値ある1本。上手に選べば、今でも“現役”として活躍できますよ!
✅まとめ|ツアーAD PTはこんな人に合うシャフト!
- ツアーAD PTは中調子の粘り系シャフトで、操作性と安定感を兼ね備えた万能型です。
- 振動数やトルクのバランスが絶妙で、ヘッドスピード40〜44m/sの人に特にフィットします。
- スライサーには自然なフェースターンを助ける挙動が効果的で、ドローを打ちやすくしてくれます。
- DIやVR、TENSEIシリーズなどにも似た感覚のシャフトがあり、現行モデルと比較しながら選べます。
- トルクは3.0〜3.4程度が扱いやすく、HS40前後のゴルファーにはPTの特性がちょうどハマります。
- 石川遼プロも使用していた実績があり、「振り抜けて左に行きづらい」安心感が魅力です。
- 後継モデルのVFはより先端剛性が高く、PTよりも叩ける人向けの設計です。
- テーラーメイドとの相性も良く、安定した弾道と中弾道の組み合わせがコースで強みになります。
- PTはフェアウェイウッドにも流用可能で、ミート率・方向性の向上に役立ちます。
- 中古市場での入手時はスリーブや長さを要確認し、信頼できるショップからの購入が安心です。