アッタスキング振動数完全ガイド|5SR・6S・5SXの選び方と適正ヘッドスピード

※この記事はプロモーションを含みます

アッタスキングの「振動数」が気になるあなたへ。

USTマミヤの人気シャフト「アッタスキング」は、飛距離性能と叩きにいける粘り感が特徴の中〜元調子系シャフト。
しかし、実際の選び方に迷っている方も多いのではないでしょうか?

「5SRは柔らかい?硬い?」
「自分のヘッドスピードに合ってるの?」
「振動数250cpmが理想って聞くけど、アッタスキングの場合はどう?」

こういった疑問は、ネット情報が断片的すぎて判断に困るのが実情です。
また、「フレックスだけ見て選んでしまった結果、硬すぎて全然飛ばない…」という失敗談も珍しくありません。

そこで本記事では、アッタスキングの振動数をスペック別(5SR、4X、6Sなど)に詳しく解説。
さらに、「振動数250cpmは本当にベストなのか?」という視点や、ヘッドスピード別の選び方、実際の使用者の声まで網羅してご紹介します。

これからシャフトを変えようと思っている方や、今のセッティングに不安がある方にとって、納得の選択ができるようサポートする内容です。
記事の最後には、代替シャフトの提案やおすすめ購入ポイントもまとめています。

「自分に本当に合うシャフトを見つけたい」
そんな方は、ぜひ最後までご覧ください。

Contents

アッタスキングとは?どんなシャフトなのか

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アッタスキング(ATTAS KING)は、USTマミヤが手掛けるアッタスシリーズの第11弾モデルとして登場した中元調子系のドライバー用カスタムシャフトです。シリーズの中でも「叩ける」「つかまる」「粘る」といった性格が強く、アグレッシブなスイングスタイルを持つゴルファーに支持されています。

最大の特徴は、インパクトゾーンでの「粘り」と「加速感」のバランスの良さ。手元から中間にかけてしっかり感がありながらも、先端部には程よい走りがある設計になっており、強めに振ってもシャフトが暴れず、エネルギーを効率よくボールに伝えやすくなっています。

さらに、シリーズ名の「KING」の名にふさわしく、存在感のある金色のデザインも話題に。所有感を満たしてくれる見た目はもちろん、実戦での飛距離性能や方向安定性の高さが、多くの競技ゴルファーやフィッターから高評価を得ています。

また、ラインナップの幅も広く、4R〜6Xまで多彩なスペックが用意されており、40m/s前後のミッドスピーダーから、ヘッドスピード45m/s超えのハードヒッターまで対応可能です。

ただし、シリーズ全体に共通して“振動数が高め”という傾向があり、フレックス表記(SR、Sなど)よりも実際はワンランク硬く感じるケースも少なくありません。そのため、見た目やスペックだけでなく、自身のヘッドスピードやスイングタイプとの相性を重視することが重要になります。

このあとのセクションでは、アッタスキングのスペック別振動数データを具体的に紹介していきます。

トルク・キックポイント・重量帯などの基本設計

アッタスキングの設計思想は、「叩ける粘り系中元調子」。その特徴を支えるのが、緻密に設計されたトルク値、キックポイント、重量帯のバランスです。まずキックポイント(しなりの支点)は中元調子に設定されており、手元と中間にかけてしっかりとした剛性を持ちつつ、先端側にわずかな“走り感”を残しているのが特徴。これにより、インパクト時の安定性と初速の両立を実現しています。

トルク値はやや低めで、特に5SXや6S以上のスペックでは、2.9〜3.2程度と締まった設計が採用されています。この低トルク設計が、オフセンターヒット時のヘッドのねじれを抑え、スピン量の増加や方向性のブレを軽減してくれる要因となります。一方で、4R〜5SRあたりのスペックは、3.7〜4.0程度のやや緩めなトルク設定となっており、しなり感を出しやすい仕上がりになっています。

重量帯は40g台から60g台まで幅広く展開されており、軽量モデル(4Sや4R)はミート率や振り抜きを重視した設計、中重量モデル(5S〜6X)はしっかり叩けるヘッドスピード帯を想定しています。たとえば、アッタスキング 5SRの重量は約56g前後、6Sになると66gを超えるため、単純に「Sだから自分に合う」という考え方では危険です。

また、アッタスキングは重量に対して振動数がやや高めに設定されているため、「同じ重量帯でも意外としっかりしてる」と感じるユーザーも多く見られます。これは「中元調子」と「剛性の設計バランス」によるもので、しなり戻りの速さも含めて飛距離につながるポイントです。

次の項では、実際にアッタスキング各スペックの振動数データを一覧で紹介し、適正ヘッドスピードとの関係を詳しく解説していきます。

アッタスキングが合うスイングタイプとは

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アッタスキングは、中元調子らしいしっかりとした挙動と、インパクトで粘るような加速感を持つシャフトです。その設計上、相性が良いのは「手元からしっかり振っていくタイプのヒッター型ゴルファー」。つまり、切り返しでタメを作り、強いリストターンや体の回転でボールを叩きにいけるプレーヤーにマッチしやすい傾向があります。

特に、シャフトのしなり戻りが速く、フェースの開閉に頼らずスイングプレーンで打ちたいタイプには、高弾道かつ強い直進性をもたらす武器となります。プロや上級者に好まれる“粘って押し込める感覚”が得られるため、球のつかまりが良く、左へのミスも抑えられやすいのが特長です。

一方で、「タイミングをシャフトに任せたい」「しなりを利用して勝手に球を拾ってほしい」といったスインガータイプや、テンポがゆっくりめの方には少しハードに感じることもあります。特にアッタスキングは振動数が高めな設計になっており、数値以上に“硬く感じる”ケースがあるため注意が必要です。

たとえば、同じ5SRでも他ブランドのシャフトと比較すると1段階ほど硬く、先調子系に慣れているゴルファーが使用すると「振り抜きにくい」「タイミングが取りづらい」と感じる場合もあります。こうした場合は、あえてワンフレックス柔らかいモデル(例:5Rや4SR)を選ぶという選択肢も有効です。

また、フェースローテーションを多用するタイプよりも、フェースの向きを変えずスイング軌道で方向性を出す“体の正面で打つスタイル”の方に特にフィットします。インパクトの強さ・ヘッドスピードの高さ・タイミングの取り方、これらを自力でコントロールできる方ほど、アッタスキングの性能を最大限に引き出せるでしょう。

アッタスキング 振動数 5SRはどのくらい?

アッタスキングの5SRスペックは、重量・硬さのバランスが取れた人気のフレックスです。特に、ヘッドスピードが40m/s前後のアマチュアゴルファーに選ばれることが多く、方向性と飛距離のバランスに優れたモデルといえます。では、5SRの振動数(cpm)はどの程度なのでしょうか?

実測ベースでは、アッタスキング 5SRの振動数は約250〜255cpm前後。これは一般的なシャフトの「Sフレックス相当」とほぼ同等の数値です。つまり、フレックス表記は「SR」でありながら、体感的にはSに近い“しっかりめ”の設計となっています。

この数値からもわかる通り、アッタスキング 5SRは、柔らかすぎず、かといって硬すぎない絶妙なバランスを持っており、ややしなりを感じながらも、切り返しで暴れにくいという特長があります。芯に当たりやすく、ミスヒット時の左右ブレを抑える設計が、結果的に飛距離と方向性の安定感をもたらします。

ただし注意すべきは、「SR表記だから柔らかい」と安易に考えて選んでしまうこと。アッタスキングは全体的に振動数が高めで、同じSRでもテンセイやスピーダーと比べて“体感硬度”が強く出る傾向があります。柔らかめのシャフトに慣れている方が使うと、「想像より硬い」と感じる可能性があるため、自分のヘッドスピードやフィーリングに合わせた選択が重要です。

また、ヘッドとの組み合わせによっても振動数は変動します。重心距離が長いドライバーヘッドを装着した場合、シャフトのしなり戻りが遅れやすくなるため、体感としてはさらに硬めに感じる場合もあります。逆に軽量・つかまり系ヘッドとの組み合わせなら、振動数が少し抑えられ、扱いやすくなることも。

フィッティング環境がない場合でも、5SR=250cpm前後という数値をひとつの目安として、自分のスイングタイプや使っている他シャフトと比較することで、ミスマッチを防ぐことができます。

アッタスキング 振動数 4S・4R・4Xの傾向

アッタスキングの4シリーズ(4R・4S・4X)は、40g台の軽量帯に分類されるシャフトで、主にヘッドスピードが38〜42m/s程度のゴルファーに向けて設計されています。とはいえ、アッタスキング全体に言える「しっかり感」の傾向はこの重量帯でも健在で、同重量クラスの他モデルと比べても、やや“張り”を感じやすいのが特徴です。

まず振動数の目安ですが、4Rで約235〜240cpm、4Sで245〜250cpm、4Xになると255〜260cpmに達するケースもあります。これらの数値からもわかる通り、4Sや4Xは40g台とは思えないほど振動数が高く、いわゆる「軽くて硬い」シャフトを探しているゴルファーに最適です。

4Rは最も柔らかく、シニア層や非力なプレーヤー、またはスイングテンポが遅めのゴルファーにおすすめ。トルクはやや高めで、しなりを感じやすく設計されているため、タイミングが取りやすく、ミート率を高めやすいモデルです。

4Sになると、振動数は250cpm前後となり、軽量帯でもしっかり叩きにいけるスペックに変化します。スインガータイプでありながらヘッドスピードが40m/s前後あるプレーヤーには、しなり戻りのタイミングと弾き感のバランスが取りやすいと好評です。

4Xは軽量ながら非常に高い振動数を持つため、スピードはあるが力感はあまり入れたくないという“振れるヒッター”にフィットします。特に「軽く振って飛ばしたいが、シャフトの暴れは嫌だ」という中上級者層にはぴったりの選択肢となるでしょう。

注意点として、4シリーズは軽さゆえにスイングのタイミングが合わないと「当たり負け」や「吹き上がり」が起きやすいため、ヘッド重量やスイングバランスとの相性も重視したいところです。軽量化=やさしさと短絡的に考えず、振動数データとフィーリングの両方から判断するのが失敗しない選び方といえます。

アッタスキング 振動数 6S・6SR・6X・6SXを比較

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アッタスキングの6シリーズ(6S・6SR・6X・6SX)は、重量帯60g台の中〜重量級スペックです。中・上級者をターゲットにしたこのカテゴリーは、叩けるシャフトを求めるゴルファーに非常に人気があり、実際にPGAツアープロや競技志向のアマチュアも選ぶことの多いレンジです。では、それぞれの振動数や使用感にはどんな違いがあるのでしょうか。

まず振動数の目安は以下の通りです。
・6SR:約255〜258cpm
・6S:約260〜263cpm
・6SX:約265〜268cpm
・6X:約270〜275cpm

ご覧の通り、いずれも振動数はかなり高めで、シャフトの剛性感はシリーズ中でもトップクラス。6SRでさえ、他社の「S」相当の硬さに近く、6SXや6Xに至っては、フレックス以上に“張り”を強く感じるレベルです。

6Sは、ヘッドスピードが43〜46m/s程度のプレーヤーに最適で、強く叩いてもヘッドが遅れにくく、フェースが暴れない安心感が得られます。ドロー系を安定して打ちたい方や、しっかりインパクトで押し込みたいタイプの方にとっては理想的なモデルです。

6SX・6Xはさらにハードで、ツアー系の強い球筋を出したいヒッターにぴったり。ヘッドスピードが47m/s以上あり、インパクトゾーンでシャフトのしなり戻りを自力で操作できる技量が求められます。タイミングが合えば、無駄なスピンがかからず、風に強い中弾道の伸びる球を実現できます。

一方、6SRはアスリート志向でありながらも、やや余裕を持って振りたい方におすすめ。力みすぎずに叩きたいプレーヤーや、5Sでは頼りなさを感じ始めた40代以上のゴルファーにも好まれるスペックです。

この6シリーズはどれも粘りと安定性に優れており、「叩いても左に行かない」「振り切れる安心感がある」といった評価が多く寄せられています。重量だけでなく、振動数からも自分に合ったバランスを選ぶことが、飛距離と方向性の最大化につながるでしょう。

アッタスキング 振動数 5SXはハード?柔らかめ?

アッタスキングの5SXは、「Sより少ししっかり目のスペックを探している」「重量は抑えたいが叩けるシャフトが欲しい」といったゴルファーに向けて設計されたモデルです。その名の通り、フレックス「SX(SとXの中間)」に位置付けられていますが、実際の振動数やフィーリングはどうなのでしょうか?

実測ベースでは、5SXの振動数はおおよそ260〜263cpm前後となっており、これは一般的なXフレックスに匹敵するレベルです。つまり、表記は「SX」であっても、実質的には“しっかりめのX”に近い感覚を持つシャフトと言えるでしょう。

このため、ヘッドスピードが43〜45m/s前後のヒッターに特にマッチします。切り返しでしっかりタメを作り、インパクトで強く押し込んでいくスタイルのプレーヤーであれば、暴れず素直に走るフィーリングと、伸びのある強弾道を実現しやすいのが特長です。

一方で、「SX=SとXの中間で使いやすい」と考えて選ぶと、思った以上に硬く感じる場合もあります。特に、テンポがゆったりめのスインガータイプや、シャフトのしなりを利用して打つタイプの方にとっては、「思ったより走らない」「タイミングが合わない」と感じやすいでしょう。

また、5SXは重量が約59g前後と比較的軽めながらも、しっかり剛性があるため「軽いのに頼りなさを感じない」「軽硬バランスが絶妙」といった評価も多く見られます。この点で、振り切りやすさと強弾道を両立したい中級〜上級者には、非常にフィットしやすいスペックといえるでしょう。

フィッティングの現場では、「6Sは重すぎるが、5Sでは物足りない」と感じていたゴルファーが、5SXを選んで飛距離と安定性を一気に改善したというケースもあります。重量と剛性のギャップを埋める貴重な選択肢として、5SXは“通好み”の評価を受ける理由がここにあります。

振動数250cpmがドライバーの黄金値と言われる理由

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「ドライバーシャフトの振動数は250cpmが理想」と聞いたことはありませんか?これはゴルフ業界で広く言われている“黄金バランス”のひとつで、多くのアマチュアゴルファーにとって振り心地と飛距離のバランスが取りやすい基準値とされています。

まず、振動数(cpm=cycle per minute)とは、シャフトの硬さを数値化したもので、簡単にいえば「シャフトのしなり戻りの速さ」を示す指標です。振動数が高ければシャフトは硬く、低ければ柔らかいというイメージで捉えるとわかりやすいでしょう。

250cpmという数値は、ヘッドスピードが約40〜42m/sのプレーヤーに対して、最もナチュラルなタイミングとスピードで振れるラインとされています。多くの市販クラブの純正Sシャフトや、フィッターが“万人向け”とするスペックも、このあたりの振動数に調整されていることが多いのです。

この基準が生まれた背景には、スイングの再現性やボール初速、スピン量のバランスが250cpm前後で最適化されやすいというデータがあります。柔らかすぎると打点が安定せず、逆に硬すぎるとシャフトが仕事をせずに飛距離ロスにつながるため、その中間にあたる250cpmが“ちょうどいい”とされているのです。

ただし、この数値はあくまで「目安」であり、万人にとっての正解ではありません。スイングテンポが速い人や、強く叩きにいくヒッタータイプは260〜270cpmの方が合うこともありますし、テンポがゆっくりでしなりを感じたい人は240cpm前後を好む傾向があります。

重要なのは、自分のスイングタイプとシャフトの動きが“同期”しているかどうか。アッタスキングのように振動数が高めに設計されたモデルを選ぶ際は、単に250cpmという数字にこだわるよりも、「そのシャフトをどう感じるか」を大切にしたいところです。

そもそも振動数とは?シャフトの硬さとの関係

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ゴルフクラブ選びにおいて重要な要素のひとつが「振動数(cpm)」ですが、そもそもこの数値は何を意味しているのでしょうか?そして、一般的に言われる“フレックス(SやSR、Xなど)”との違いは何なのでしょうか?

振動数とは、「クラブのグリップエンドを固定し、シャフトを垂直方向にしならせて揺らしたときの1分間あたりの振動回数」を数値化したものです。単位はcpm(cycles per minute)で表され、数値が高ければ高いほど、シャフトは硬い=しなりが少ない傾向にあります。

例えば、240cpmであれば柔らかく、270cpmであれば非常に硬めというイメージです。この数値は、使用する測定機器やヘッドの装着状況、クラブの長さによって若干異なりますが、シャフト本来の“剛性感”を数値として把握できる客観的な指標として、多くのフィッターやクラフトマンが活用しています。

一方、「S」や「R」などのフレックス表記は、各メーカーが独自に定義しているため、同じ「S」でも振動数には大きなばらつきがあります。たとえば、あるメーカーのSが250cpmだったとしても、別のメーカーでは同じS表記で260cpmを超えるケースも珍しくありません。

アッタスキングの場合は、この振動数がやや高めに設定されているため、たとえ「SR」や「S」と表記されていても、他社モデルに比べてワンランク硬く感じる傾向があります。このため、「普段はSだから今回もSでいいだろう」と安易に選ぶと、硬すぎて振り切れず、飛距離が落ちることも起こり得ます。

つまり、フレックスは“メーカー基準のラベル”に過ぎず、振動数は“実際の硬さを数値化したリアルデータ”だということ。自分のスイングテンポやタイミングとシャフトのしなり戻りがマッチするかどうかを判断するには、振動数のチェックが欠かせないのです。

アッタスキングで振動数250cpmを目指すには?

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前のセクションで紹介したように、振動数250cpmは多くのアマチュアゴルファーにとって“振り心地の良いバランス点”とされる基準値です。しかし、アッタスキングは全体的に振動数が高めに設計されているため、「どうすれば250cpm前後に収められるのか?」と悩む方も多いでしょう。

まず大前提として、振動数は以下の要素で変動します。

・シャフトのフレックス(SR・S・Xなど)
・シャフトの長さ(短くすると硬く=振動数が上がる)
・ヘッドの重量(重いと振動数はやや下がる)
・スリーブの種類やグリップ重量の差

つまり、同じアッタスキングでも、装着するヘッドや組み上げの仕様次第で±5〜10cpmの差が出ることもあります。

アッタスキングで振動数250cpmを目指すなら、以下のスペックが目安となります。
・5SR → 平均250〜255cpm:ほぼジャストな選択
・4S → 約245〜250cpm:やや柔らかめでタイミング取りやすい
・6SR → 約255〜260cpm:体感的にはやや硬めになる

5Sや6Sを選んでしまうと、260cpmを超えて「意外と硬かった」という声が出やすいため、ヘッドスピード42m/s未満のゴルファーが250cpm前後を狙うなら、5SRか4Sが現実的な選択肢になります。

また、「どうしても6Sを使いたいけど、硬く感じる」という場合には、長さを0.25〜0.5インチ長めに組むことで振動数を若干下げる方法もあります。ただし、長くすると振りにくくなるリスクもあるため、バランス調整との兼ね合いが必要です。

最終的には、工房やフィッティング施設で実際に振動数を測定してもらうのがベストですが、セルフで判断する際は、今使っているシャフトと振動数を比較しながら、数値と体感のズレを埋める意識が大切です。

アッタスキングに適したヘッドスピードとは

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アッタスキングは、その粘りと叩きにいける挙動から「ヘッドスピードが速いゴルファー向け」との印象が強いシャフトです。実際に、振動数も高めに設計されており、しなり戻りのスピードが速いことで、強いスイングに対しても暴れず、直進性をキープできる仕様となっています。

では、具体的にどの程度のヘッドスピード帯でアッタスキングが最もパフォーマンスを発揮するのでしょうか?

一般的な目安としては以下の通りです。

・ヘッドスピード38〜41m/s:4R、4S、5R
・ヘッドスピード41〜44m/s:5SR、5S、6SR
・ヘッドスピード44〜47m/s:6S、5SX、6SR(強め)
・ヘッドスピード47m/s以上:6SX、6X、5X(軽硬派)

特に、5SRはヘッドスピード42m/s前後のプレーヤーにとって“ジャストフィット”しやすいポジション。タイミングが合わせやすく、しなり戻りの加速感も感じられるため、飛距離性能と方向性のバランスが取りやすくなります。

一方、ヘッドスピード45m/s以上のゴルファーが5SRや5Sを使用すると、シャフトがやや負ける場面もあり、タイミング次第では引っかけや吹き上がりといったミスにつながることも。そうしたプレーヤーには、6Sや6SXといった剛性高めのスペックが適しています。

逆に、40m/s未満の方が6S以上を使うと、シャフトがしならずにボールが上がらなかったり、タイミングが合わずにミスヒットが増える可能性も。ヘッドスピードに見合わない“オーバースペック”は避けるべきでしょう。

ポイントは、「振り切れる範囲で、しなりを使えるスペックを選ぶこと」。アッタスキングは性能が明確なシャフトだからこそ、ヘッドスピードを基準に選ぶことで、そのポテンシャルを最大限引き出すことが可能になります。

40m/s前後におすすめのスペックとその理由

ヘッドスピードがちょうど40m/s前後のゴルファーは、アマチュアの中でも最も多い層にあたります。このゾーンのプレーヤーにとって、アッタスキングは「飛ばせるけれど振りやすさも欲しい」というニーズに対して、非常に選択が難しいシャフトでもあります。

その中でおすすめのスペックは、ずばり「5SR」または「4S」です。
アッタスキングの5SRは、振動数が250〜255cpm程度で、まさにこのヘッドスピード帯と同期しやすい設計。シャフト全体の剛性感はあるものの、極端にハードすぎず、しなり戻りのタイミングも取りやすいのが特徴です。適度な粘りがインパクトの安定感を高め、ミート率の向上にもつながります。

一方で、ややゆったりとしたテンポでスイングするタイプや、体への負担を抑えたい方には、4Sがおすすめです。4Sは約245〜250cpmとやや柔らかめですが、アッタスキング特有の“張り”が効いているため、物足りなさを感じにくく、軽快に振り抜ける設計になっています。

特筆すべきは、「40m/sちょうど」のプレーヤーがやや重め・硬めの6SRや5Sを選ぶと、シャフトがしならずに振り遅れが起きたり、球がつかまらず右に出やすくなる傾向がある点です。これはアッタスキングの振動数が全体的に高めに設計されていることが要因で、同じ「SR」表記でも他社製品よりワンランク硬く感じるケースが多いのです。

このスピード帯のゴルファーがアッタスキングを最大限活かすには、「少し軽くてしなりが感じられるスペック」を基準にしながら、現在使用中のシャフトと振動数を比較することがポイント。感覚に頼らず、数値と実体験の両方から判断することで、ベストな1本に近づけるはずです。

ヘッドスピード42以上なら5SXや6Sが安定

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ヘッドスピードが42m/sを超えてくると、ドライバーシャフトに求められるのは「暴れにくさ」と「押し込みに耐える剛性」です。特に、スイングテンポが速く、インパクトゾーンで強く叩くタイプのプレーヤーにとっては、シャフトのしなり戻りが早すぎたり、柔らかすぎると左への引っかけやミート率の低下につながることもあります。

そうしたプレーヤーにとって、アッタスキングの5SXや6Sは非常に頼もしい選択肢です。

5SXは振動数260〜263cpm程度で、剛性感は強いものの、重量が約59gと比較的軽量なため、しっかり叩けるのに振り抜きやすいというバランスが特徴。スピン量が過多になりがちなプレーヤーでも、スピンを抑えて強い球を打つことができ、風に強い中低弾道のショットが安定して出やすくなります。

一方、6Sは66g前後の重量と振動数260〜263cpmという組み合わせで、しっかり感と粘り感の両立が可能。叩いてもフェースが開きにくく、プレッシャーのかかる場面でも方向性を保ちやすい点が評価されています。ドローを安定させたい、飛距離を最大化したいといったニーズにマッチします。

ヘッドスピード42〜45m/sのゾーンでは、「柔らかすぎてシャフトが負ける」「捕まりすぎて左にミスが出る」といった悩みが多くなるため、適切な剛性を持つ5SXや6Sを使うことで、スイングの再現性とインパクトの安定性が格段に向上します。

ただし、ここで重要なのは「しっかり振れること」が前提という点。体の力やスイングテンポに自信がない場合、6Sでも重すぎ・硬すぎと感じることもあるため、実際の振り感とのマッチングが大切です。可能であれば試打やフィッティングで体感し、自分のヘッドスピードとタイミングに合った選択をするのが理想です。

アッタスキングは飛ぶ?ヘッドスピードとの関係性

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「アッタスキングって本当に飛ぶの?」
そんな疑問を持つゴルファーも少なくありません。確かに、飛距離性能で人気のあるシャフトは他にも多数存在しますが、アッタスキングは単なる“走り系”とは異なり、ヘッドスピードとの相性をしっかり合わせることで最大飛距離を引き出す“ポテンシャル型”のシャフトです。

アッタスキングの飛距離性能を語る上でポイントとなるのが、しなり戻りの「粘り」と「押し込み感」。スイング後半の加速域でトルクが効きすぎず、インパクトでエネルギーをしっかりボールに伝える挙動をするため、ミート率が安定しやすく、結果として飛距離アップにつながります。

特に、ヘッドスピードが42m/s以上あるゴルファーにとっては、シャフトが“負けない”ことでスイング中の再現性が高まり、強く叩ける一方で、暴れず直進性の高い弾道を出しやすくなります。この「叩けるのに球が散らない」という性能が、アッタスキングの評価を押し上げている理由のひとつです。

一方、ヘッドスピードが39m/s以下のゴルファーが、アッタスキングの5Sや6S以上を使用すると、しなりを十分に使い切れず、逆に飛距離ロスや吹き上がりが発生する可能性もあります。この場合は、あえて5SRや4Sといった軽くて柔らかめのスペックに切り替えることで、しなり戻りのタイミングが合い、初速アップにつながるケースもあります。

また、「ヘッドスピードが出ていないのに飛距離が出る人」は、シャフトのしなりとミート率が噛み合っているパターンが多く、アッタスキングも正しいスペック選びをすればその恩恵を享受できるシャフトです。

まとめると、アッタスキングは“勝手に飛ぶ”シャフトではなく、“合えば飛ばせる”タイプ。自分のヘッドスピードとスイングタイプに合ったスペックを選ぶことで、その真価が最大限に発揮される飛び系シャフトと言えるでしょう。

アッタスキング使用者の実例と口コミ

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スペックや設計だけではわかりにくいのがシャフトの実際のフィーリング。そこでここでは、アッタスキングを実際に使用しているゴルファーの声や使用例を紹介します。リアルな体験談から、自分に合うスペックのヒントが見つかるかもしれません。

まず多く聞かれるのは、「意外としっかりしていて硬く感じた」という声。とくに5Sや6SRを選んだプレーヤーからは、「振動数が高くて振りごたえがある」「SR表記でも他社のSより硬い」といった感想が多く見られます。中には、普段Xフレックスを使用しているヒッターが5SXに変えたところ「ちょうど良い張り感だった」と評価するケースも。

一方で、アッタスキング 5SRを使用している40代のアマチュアゴルファーは、「ヘッドスピード42m/s前後で、しっかり振っても左にいかず、安定感が増した」とコメント。特にフェードを持ち球とするゴルファーからは、「引っかけのミスが減ってフェアウェイキープ率が上がった」との声もあります。

6SXを使用している競技志向のプレーヤーからは、「叩いても球が吹けず、低スピンで強い中弾道が打てる」と高評価。ただし、「体力が落ちてきたときに6SXはキツい」と感じたことから、シーズンによって5SXに切り替えるという運用も見られました。

逆に「思ったより硬かった」と感じて買い直した人も一定数おり、「普段SRだから5SRにしたら、硬くてタイミングが合わなかった」という失敗例も。このような声からも、アッタスキングはフレックス表記だけで判断せず、振動数を基準に選ぶべきシャフトであることがわかります。

総じて、アッタスキングは“当たれば神シャフト、ズレると手強い”。しっかり選べば飛距離・方向性ともに満足度の高いシャフトとなる反面、スペック選びを間違えるとミスマッチが顕著に現れます。

実際に5SRを使ったプレーヤーの声

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アッタスキングの中でも最も人気が高いスペックのひとつが「5SR」。振動数はおおよそ250〜255cpmで、ヘッドスピード40〜42m/s程度のアマチュアゴルファーにジャストフィットするバランスです。ここでは、実際に5SRを使っているゴルファーのリアルな声を紹介します。

40代男性ゴルファー(ヘッドスピード41m/s)は、もともと先調子系のシャフトを使用していましたが、弾道が高すぎることに悩んでアッタスキング5SRへ変更。「しっかり振ってもボールが吹け上がらず、適正な高さで強い弾道が打てるようになった」とのこと。とくに風の強い日でも球が押し戻されにくく、安定したキャリーが得られる点に満足している様子です。

別のユーザー(ヘッドスピード42m/s、ドローヒッター)は、「普段はSフレックスを使っていたけど、アッタスキングはSRでちょうど良かった」とコメント。最初は「SRでは柔らかすぎるのでは」と心配していたそうですが、実際に振ってみると想像以上にしっかりしており、「むしろタイミングが合わせやすく、飛距離が伸びた」と評価しています。

また、50代のシニアプレーヤーからは、「5Sでは体に負担が大きかったが、5SRにしたら楽に振れるのに弾道が力強い」との声も。重量的にも重すぎず、スイングテンポを崩さずにフルスイングできるとのことです。

一方で、「SR=柔らかいと思って選んだが、意外と硬くて合わなかった」という失敗談も。振動数が高めであることを知らずに選んでしまったことで、しなりが少なく感じてミスヒットが増えてしまったというケースです。

このように、5SRは非常に完成度の高いスペックですが、“SR=柔らかい”という先入観だけで選ぶとミスマッチの原因になります。逆に、振動数を理解して選んだプレーヤーにとっては、バランスよく飛距離・方向性を両立できる、実力派の一本となるでしょう。

6SX使用者の感想「叩いても左に行かない」

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アッタスキング6SXは、シリーズの中でも特にハードスペックとして位置付けられるモデルで、振動数は265〜268cpm前後と非常に高い水準にあります。このシャフトを使いこなせるのは、ヘッドスピード45m/s以上で、なおかつインパクトでしっかり押し込めるヒッタータイプのゴルファーです。

実際に6SXを使用している競技ゴルファー(40代男性、HS47m/s)「とにかく左へのミスが出にくい」という口コミがあります。これまで、ややしなり戻りが強すぎる先調子シャフトを使用していた際には、強く叩いたときに左に引っかけるミスが出やすかったとのこと。6SXに変えてからは、インパクトでフェースの開閉を抑えられるようになり、スイングの再現性が格段に向上したといいます。

「叩いてもシャフトが暴れず、素直についてくる感じ。安心して振り切れるから、逆に飛距離も伸びました」とのこと。スピン量も適正化され、強弾道で前に前に伸びる球筋を打てるようになったそうです。フェード系の弾道で狙い通りのラインを出したい競技志向のプレーヤーには、まさに理想の挙動といえるでしょう。

一方で、「6SXは常にフルショットできる体力がある前提」とも話しており、「疲れてきた後半や寒い季節はやや負担を感じることもある」との注意点も挙げています。そのため、年間を通じて安定したパフォーマンスを維持するには、自身の体調やラウンド状況に応じて、5SXや6Sへの切り替えも検討しているとのことです。

また、「ヘッドスピードが足りない人が使うと、ボールが上がらず右に滑るだけになる」ともアドバイスしており、あくまで高ヘッドスピーダー専用のスペックであることを強調しています。

総じて6SXは、「叩いても左にいかない」「ラインが出しやすい」「スピン量が安定する」といった性能を重視する上級者にフィットする1本。実力を活かすシャフトを求めるゴルファーにとっては、非常に心強い選択肢となるでしょう。

合わなかった事例とその原因とは?

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アッタスキングは、多くのゴルファーから高い評価を受けている一方で、「思ったより硬かった」「タイミングが合わなかった」といった“ミスマッチ”の声も少なくありません。ここでは、実際に合わなかったという使用例と、その原因を深掘りします。

まず多いのが、フレックス表記だけで選んだ結果、体感がまったく異なったというケース。例えば「普段からSRを使っているから、アッタスキングも5SRで大丈夫だろう」と選んだ40代男性ゴルファー(HS39m/s)は、振動数250cpm前後にもかかわらず、「思っていたよりもしならず、タイミングが合わなかった」と感じ、球がつかまらず右に抜けるミスが増えたという口コミを寄せています。

これは、アッタスキング自体の設計が全体的に“張り”があり、実際の体感剛性が他モデルよりも1ランク上に感じやすいため。SRと表記されていても、テンセイオレンジのSやスピーダーエボリューションのSと比較しても硬く感じることがあり、単純な“ラベル”で選ぶのは危険です。

また、シャフト重量とスイングテンポのズレによるミスマッチも見られます。例えば6Sを選んだプレーヤー(HS42m/s)が、「重量感がありすぎてトップで間が取れなくなり、振り遅れが頻発した」という例もありました。特にテンポがゆっくりなゴルファーは、重くて硬いシャフトだと切り返しのタイミングが崩れやすくなる傾向があります。

さらに、シャフトのしなり戻りが速すぎて球が左に出るというケースも。普段、しなりを活かしてボールを拾っていく“スインガータイプ”の方がアッタスキングを使った場合、「しなりが戻りきる前にインパクトを迎えてしまい、操作感が難しい」と感じることがあるようです。

このように、アッタスキングはスペックが豊富で魅力的な反面、選び方を誤ると性能を活かしきれず、逆にミスを誘発してしまうことも。シャフトに求める挙動やフィーリングが明確になっていない状態で選ぶと、意図せぬ結果を招くリスクがあるため注意が必要です。

振動数から考えるアッタスキングの選び方

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アッタスキングを正しく選ぶうえでカギとなるのが「振動数(cpm)」です。表面上のフレックス表記(S・SR・Xなど)に頼るだけでは、実際のスイングフィーリングとズレが生まれ、飛距離や方向性のパフォーマンスを最大限に引き出せない恐れがあります。だからこそ、“振動数ベースで選ぶ”という考え方が重要です。

まず大まかな目安として、振動数240〜245cpmなら柔らかめ、250cpm前後が標準的、260cpm以上になるとかなりしっかりした感触になります。アッタスキングは全体的に振動数が高めに設定されており、同じ「S」表記でも他メーカーより“ワンランク硬め”と感じる人が多いのが特徴です。

選び方のポイントは、自分のヘッドスピードとスイングテンポをもとに、以下のように考えることです。

・ヘッドスピード38〜40m/s → 振動数245cpm前後(4S、5R)
・ヘッドスピード40〜43m/s → 振動数250〜255cpm(5SR、5S)
・ヘッドスピード43〜46m/s → 振動数260〜265cpm(5SX、6S)
・ヘッドスピード46m/s以上 → 振動数265〜275cpm(6SX、6X)

また、現在使用しているシャフトの振動数を測定できる場合は、それとの比較も非常に有効です。たとえば、今使っている5Sシャフトが245cpmで「少し柔らかく感じる」と思っている場合、アッタスキングの5SR(約250〜255cpm)に変えることで、ちょうど良いフィーリングに近づく可能性があります。

さらに、しなりを利用して飛ばしたい“スインガータイプ”の方は、振動数が高すぎるとタイミングが取りにくくなるため、目安より少し柔らかめのスペックを選ぶのもアリです。逆に、体の強い“ヒッタータイプ”は、少し高めの振動数の方がしっかり叩けてパフォーマンスが安定します。

つまり、アッタスキングを選ぶ際には「SRだから」「6Sだから」といったラベルではなく、「自分に合う振動数かどうか?」という視点で考えることが、納得のいくセッティングにつながるのです。

自分のヘッドスピードとスイングタイプを基準に

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アッタスキングを選ぶ上で最も大切なのは、「自分のヘッドスピードとスイングタイプを正しく理解すること」です。シャフト選びにおいて振動数は非常に有効な指標ですが、単に数値だけを見て判断すると、フィーリングや弾道にズレが生じることもあります。重要なのは、「数値」と「自分の打ち方」がマッチすることです。

例えば、ヘッドスピードが40m/s前後のプレーヤーでも、切り返しのタイミングが早く、シャフトをしならせる力が強い“ヒッタータイプ”であれば、5Sや5SXといったややしっかり目のスペックが合うケースがあります。一方で、ゆったりしたテンポでリズム重視のスイングをする“スインガータイプ”であれば、同じヘッドスピードでも4Sや5SRの方がタイミングが合いやすく、ミート率も安定しやすい傾向にあります。

このように、同じヘッドスピードでもスイングタイプによって最適な振動数帯は変わるため、両者を併せて考えることが非常に重要です。特にアッタスキングのような中元調子系シャフトは、トップでの“間”をしっかり取れるかどうかが使いこなしの鍵になります。切り返しが雑になりやすい人が硬めのスペックを使うと、タイミングがずれてミスショットを誘発する可能性もあります。

また、インパクトで“押す”感覚が得意な方には、アッタスキングの粘り感が武器になりますが、逆にボールを“拾う”感覚の強い方は、しなり戻りの速さに振り遅れてしまうことも。そういった方は、アッタスシリーズでももっと走り感の強いモデル(例:ジャックやCoooL)に切り替えるのも一つの方法です。

最終的には、自分のスイングを客観的に分析し、適正な振動数帯の中で“気持ちよく振れるシャフト”を選ぶことが、スコアアップとショットの安定につながります。

フィッティング不要?自分で判断するための目安

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アッタスキングのようなハード寄りシャフトを選ぶ際、「フィッティングを受けないと選べないのでは?」と不安になる方も多いはずです。確かに、専門的なフィッティングは理想的ですが、店舗に行けなかったり、費用的に難しい方もいるのが現実。そこで、ある程度の“自己診断”ができる選び方の目安を紹介します。

まず軸となるのは、「現在使用しているシャフトとそのフィーリング」です。たとえば、今使っているシャフトがテンセイブルー 5Sで、「やや柔らかく感じる」「叩くと左に行きやすい」と思っているなら、それよりも振動数が高いアッタスキング 5SRや5Sを候補にするとよいでしょう。逆に「今のSがちょうどいい」と感じているなら、アッタスキングではSRや4Sを検討する方が合う可能性が高いです。

また、シャフトの「振動数」「重量」「トルク」の3要素に注目することも大切です。特に振動数については、現在使っているクラブのcpmを工房などで測ってもらい、その数値を基準に選ぶと失敗が少なくなります。アッタスキングの特徴は「同じフレックスでも振動数が高く、剛性感が強い」こと。そのため、普段使っているシャフトより“同じ表記で選んでも硬め”という前提で考えるのが基本です。

加えて、スイングテンポが速く「インパクトで押し込む」感覚が強いプレーヤーなら、多少振動数が高くても振り切れる傾向があります。一方、「振り幅が大きく、タイミングをシャフトに合わせる」スインガータイプは、しなりを感じやすい柔らかめスペックを選ぶと安心です。

もちろん、フィッティングは最も確実な方法ですが、現実的には“今使っているシャフト”との比較こそが、最も身近で効果的な判断材料です。特にアッタスキングは、設計特性と振動数が明確なため、自分の体感とスペック表を照らし合わせるだけでも、ある程度の最適化が可能です。

他シャフトとの振動数比較(テンセイ、スピーダーなど)

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アッタスキングの振動数は全体的に高めで、“同じフレックス表記でも他社より硬く感じる”という声が非常に多くあります。ここでは、人気のカスタムシャフトである「テンセイ」シリーズや「スピーダー」シリーズと比較しながら、アッタスキングの振動数の特徴を客観的に見ていきましょう。

たとえば、アッタスキング 5SRの振動数は約250〜255cpm。これは、テンセイCK PRO オレンジ 5Sスピーダーエボリューション6 569SといったSフレックスに近い数値です。つまり、アッタスキングのSR=他モデルのSに相当するケースが多く、体感として「1ランク上の剛性感」があるといえます。

以下に参考となる振動数比較の一例を紹介します(ドライバー装着時の実測目安):

・アッタスキング 5SR → 約252cpm
・テンセイCK PRO オレンジ 5S → 約248cpm
・スピーダーエボリューション6 569S → 約246cpm
・ディアマナZF 50S → 約245cpm
・ツアーAD UB 5S → 約250cpm

これらの比較からも、アッタスキングの振動数はやや高めであることが明確です。とくにテンセイシリーズはしなり感を感じやすく、トルクも高めな設計になっていることが多いため、同じcpmでも「柔らかく感じる」ことがあります。一方、アッタスキングはシャフト全体の張りが強く、しなり戻りが速いため、実際の振り感は“より硬め”に感じる傾向があります。

また、スピーダー系は先中調子のモデルが多く、スインガー向けの柔らかめなフィーリングが特徴ですが、アッタスキングは中元調子でシャフトのブレを抑える設計。結果として、振動数の数値が近くても、体感はまったく異なるということも珍しくありません。

このように、振動数の比較はあくまで目安であり、「しなりの出方」や「スイングテンポとの相性」も含めて総合的に判断する必要があります。数字に頼るだけでなく、同じcpmでも異なる“シャフト特性”が存在することを理解しておくことが、失敗しない選び方への近道となります。

アッタスキングが合わない人の特徴と代替シャフト案

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どんなに優れたシャフトでも、すべてのゴルファーに合うわけではありません。アッタスキングも同様で、「スペック選びを間違えた」「タイミングが合わなかった」と感じるケースが一定数存在します。ここでは、アッタスキングが合わないとされるプレーヤーの特徴と、その代替候補となるシャフトをご紹介します。

まず、スインガータイプのゴルファーは要注意です。アッタスキングは中元調子で全体的に“張り”のある設計となっており、シャフトのしなりを大きく使ってタイミングを取る人にとっては、しなり戻りが速すぎて振り遅れや引っかけの原因になることがあります。特にゆったりとしたテンポでスイングする方は、柔らかさやトルクを感じにくく「硬すぎて飛ばない」と感じてしまうかもしれません。

また、ヘッドスピードが38m/s以下のゴルファーや、インパクトで“押し込む力”が弱い方にとっては、シャフトが仕事をしてくれず、弾道が上がりにくい・スピンが足りないといった現象が起きがちです。この場合、アッタスキングの剛性に身体が負けてしまい、飛距離ロスの原因にもなります。

こうした方におすすめの代替シャフトとしては、以下のようなモデルが挙げられます。

テンセイ CK PRO オレンジ(中調子/しなりを感じやすい)
スピーダーNX グリーン(先中調子/ミート率重視)
ディアマナPDやDF(中元調子/マイルドな粘り)
ツアーAD HDやDI(しなり戻りが穏やかでタイミングが取りやすい)

また、USTマミヤ製品の中でも、「アッタスジャック」や「アッタスダース」はアッタスキングよりも先中寄りで走り感があり、タイミングを合わせやすいと感じるゴルファーも多いです。

要するに、アッタスキングは「叩ける体力」「シャフトをコントロールする感覚」がある方向けのシャフト。もしそれが合わないと感じた場合は、無理に使い続けず、スイングタイプやフィーリングに合った代替モデルへ切り替えることで、パフォーマンスを改善できる可能性が高いでしょう。

スインガータイプは注意?

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アッタスキングは、その高めの振動数設計と中元調子の粘り感から、“叩きにいけるヒッター向け”のシャフトとして知られています。その一方で、スイングテンポがゆったりしていて、シャフトのしなりを利用する“スインガータイプ”のゴルファーには、やや扱いづらいという声も少なくありません。

スインガータイプの特徴は、トップでタメを作って、シャフトの自然なしなり戻りを使ってボールを拾っていくスタイルです。このような打ち方では、シャフトの挙動が“素直で戻りが穏やか”であることが理想的ですが、アッタスキングは“戻りが速く、張りが強い”ため、タイミングが取りにくく感じてしまうことがあります。

実際、「切り返しでシャフトがしならず、当たりが薄くなった」「捕まりすぎて左に行きやすくなった」という声は、スインガータイプのプレーヤーからよく聞かれます。特に振動数260cpm以上の5SXや6S以上を選んだ場合は、しなりの恩恵を感じにくく、「振りにくい」と感じる可能性が高いです。

また、スインガーの方はスイングスピードよりも“リズムやテンポの再現性”で勝負するため、シャフトが自分のタイミングに合わないとスイング全体が崩れてしまい、結果的に飛距離も方向性も落ちてしまうリスクがあります。

では、スインガータイプがアッタスキングを使う場合はどうすれば良いか?
答えは明確で、「ワンフレックス落とす」か「軽量帯(4R〜5SR)を選ぶ」ことです。実際に5SRや4Sなどであれば、硬すぎず適度なしなり感もあり、振動数も250cpm前後で扱いやすい傾向にあります。

とはいえ、スインガータイプにはアッタスキング以外の選択肢も豊富にあります。たとえば、テンセイオレンジやスピーダーNXなど、タイミングが取りやすく“走り過ぎないモデル”の方が、結果的にスイングに合う可能性も高いです。

無理にアッタスキングを選ぶより、自分のスイングスタイルに正直になって、相性の良いシャフトを探すことが、最も確実な上達への近道といえるでしょう。

トルクが苦手な方におすすめの代替モデル

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「シャフトのねじれ感が気になる」「インパクトでフェースがブレるのが不安」
そんな悩みを抱えているゴルファーにとって、“トルク”は非常に重要な指標です。トルクとは、シャフトのねじれやすさを示す数値で、数値が高ければ柔らかくねじれやすく、低ければ硬く、ねじれにくい傾向があります。

アッタスキングは、シリーズ全体としてトルク値が比較的低めに設定されており、例えば6Sで2.9、5Sでも3.2程度としっかりした剛性感があります。そのため、「トルクが大きいシャフトだと球が暴れる」「芯に当たらないと左右にブレる」と感じる方には、フィーリングとして非常に安心感がある設計です。

しかし、逆に“しなり感”や“柔らかさ”をトルクで感じ取りたいタイプや、インパクトで軽い粘りを好む方にとっては、「ちょっと硬すぎる」「手に響く」と感じるケースもあります。特に冬場や体調が万全でないときに、この剛性感が“扱いにくさ”につながることも。

そういった方におすすめしたい代替モデルが以下の通りです。

ディアマナ PDシリーズ(例:PD-5S)
 → 中元調子でトルク3.7前後。叩けるがしなりも感じやすいバランス型。

テンセイCK PRO オレンジ
 → トルクやや高めで先端剛性強め。フェースの開閉を抑えながら、滑らかなしなり戻り。

スピーダーNX ブルー
 → 先中調子でトルクがやや高く、しなりを使いたい方に◎。軽快さと安定性の両立。

アッタス ダース(USTマミヤ)
 → トルクはアッタスキングより高めで、タイミングの取りやすさが特長。

これらのモデルは、「トルクが苦手」という感覚を逆に利用して、自分に合う“しなり感”を得る手助けになります。特に中〜元調子系でもややマイルドなフィーリングを求める方にとっては、アッタスキングより扱いやすく、再現性の高いスイングをサポートしてくれるでしょう。

軽く振りたい人にはアッタスMB/MJも選択肢

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「アッタスキングはちょっと重くてしっかりしすぎる…」
そんなふうに感じている方にとって、同じUSTマミヤのアッタスシリーズの中でも、**MB(マーブル)やMJ(マジョーラ)**は軽快さとしなやかさを求めるゴルファーに適したシャフトとして注目されています。

アッタスMBは全体的にしなり感が出やすく、中調子でタイミングの取りやすさに優れています。特にテンポがゆったりめのスインガータイプや、ヘッドスピードが38〜42m/sのプレーヤーにフィットしやすい仕様。振動数も5SRで約245〜250cpmと標準的で、アッタスキングの“張り”を強く感じた方にとっては、自然にスイングできる柔らかさがあります。

一方、アッタスMJは中元調子ながらも、先端がマイルドに動く設計で、キングほど硬さを感じずに叩いていけるのが特徴です。剛性のピークが中央よりもやや手元寄りに設定されているため、「芯で押せる感覚」が欲しいが、硬すぎないものが良いという中級者に適しています。

また、MB・MJともにトルクがやや高めで、シャフトのねじれ感がしなりとして感じやすくなっているのもポイント。シャフトの動きを利用して飛ばしたい、スピンコントロールを重視したい方にとっても扱いやすい特性があります。

特にMBは、軽量帯(4S・5SR)でもバランスよく仕上がっており、「軽く振って飛ばす」というスタイルを実現しやすいシャフト。アッタスキングで「硬い」「重い」「タイミングが合わない」と感じた場合には、十分な代替候補になるでしょう。

もちろん、飛距離性能そのものはアッタスキングのような“強弾道シャフト”に一歩譲る部分もありますが、総合的な振りやすさとスイングの再現性を重視するなら、MB・MJは確実に選ぶ価値ありです。

アッタスキングの購入時に注意すべきポイント

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アッタスキングは性能・完成度ともに非常に優れたシャフトですが、「購入してから失敗に気づいた…」というケースも少なくありません。とくに通販や中古市場で購入する場合は、スペックや個体差への理解が欠かせません。ここでは、アッタスキングを選ぶ前に押さえておくべき注意点をまとめます。

まず第一に注意したいのが、フレックス表記と実際の振動数のギャップです。アッタスキングは全体的に振動数が高めで、同じ「SR」や「S」でも他のメーカーより“1ランク硬く感じる”傾向があります。たとえば、テンセイやスピーダーでSフレックスを使っていた方が、同じ感覚でアッタスキング 5Sを選ぶと「硬すぎた」と感じることがあるため、普段よりワンランク柔らかめを選ぶのが無難な選択です。

次に、中古品を購入する際は振動数や長さ、装着ヘッドの影響を受けている可能性があることにも留意しましょう。たとえ同じスペックでも、組み上げ方や装着されていたヘッドによって、振動数や体感剛性にばらつきが出ることがあります。可能であれば、工房などで振動数を実測してもらうのがおすすめです。

また、スリーブの互換性にも要注意。テーラーメイド・キャロウェイ・PINGなど、ブランドごとにスリーブ形状が異なるため、現在使用しているヘッドとスリーブが一致しているかを必ず確認しましょう。間違ったスリーブでは装着できず、別途スリーブ交換費用がかかる場合もあります。

加えて、グリップの装着方向や重さも振動数・バランスに影響します。特にカスタムシャフトはグリップ交換されていることも多く、バット側の重量や太さが合わないと「思っていたより重く感じる」「振りづらい」といったトラブルにつながることも。

総じて、アッタスキングは“上手く選べば大きな武器”になりますが、反面、スペック選びや装着状況にシビアなシャフトとも言えます。購入前に、自分のスイングタイプ・ヘッドスピード・現在使用しているクラブとの違いをしっかり把握し、必要に応じてショップや工房に相談することで、後悔のない選択につながります。


フレックスの表記に注意(SRでも実質S相当)

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アッタスキングを選ぶ際に最も注意したいポイントの一つが、フレックス表記と実際の硬さ(振動数)とのズレです。とくに「SRフレックス=柔らかめで扱いやすい」と思っている方は要注意。アッタスキングでは、その考え方が当てはまらないケースが多々あります。

たとえば、一般的なシャフトのSRフレックス(例:テンセイCK PRO オレンジ、スピーダーNXなど)では振動数はおおよそ240〜245cpm前後で、ヘッドスピード40m/s前後のゴルファーにフィットしやすい仕様です。しかしアッタスキング 5SRの実測振動数は、250〜255cpmと明らかに高く、他社のSフレックスと同等か、それ以上に“しっかり”しています。

このため、普段テンセイのSを使っている人が「ちょっと楽をしたい」と思ってアッタスキングのSRを選ぶと、逆に硬くなってしまうという逆転現象が起こることも。振ってみて「SRとは思えない張り感」「しなりが少なくてタイミングが取りづらい」と感じた人は少なくありません。

また、SR=シニア・レディース向けと考えている方もいらっしゃいますが、アッタスキングにおいてはそのような“柔らかさ”は想定されておらず、**あくまでも“しっかり振れる中級者向けの柔らかめ”**という位置づけです。

このズレを避けるためには、表記ではなく振動数を基準に選ぶことが重要です。もしシャフトの実測が難しい場合は、以下を目安にしてください:

・他社のSを使って「少し硬く感じる」→ アッタスキング 5SR
・他社のSRで「ちょうどよい」→ アッタスキング 4Sや4SR
・アッタスキングの5Sを検討中→ 普段Xフレックス使用者がベター

要するに、アッタスキングのフレックス表記は“感覚的な基準”としてではなく、振動数やフィーリングに基づいた目安で判断すべきだということ。これを意識しておくだけで、スペック選びのミスマッチは大幅に減らせます。

ネット購入時は振動数の個体差もチェック

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近年ではゴルフクラブやシャフトもネット通販で簡単に手に入る時代ですが、アッタスキングのような振動数が高めでシビアなシャフトほど、「個体差」の影響が無視できません。特に振動数のわずかな違いがフィーリングに直結するこのモデルでは、ネット購入時の注意が必要です

アッタスキングは製品精度が高いシャフトではあるものの、±3〜5cpmの誤差は普通に存在します。また、シャフト単体での測定値と、実際にヘッド・スリーブ・グリップを装着した状態では振動数に変動が起こるため、「同じスペック表記」でも打感や球筋が変わることがあるのです。

とくに中古シャフトを購入する際は、以下の点に注意しましょう。

長さが純正よりカットされていないか(短いと振動数が上がる)
グリップが交換されていないか(重さやバランスに影響)
どのヘッドに装着されていたか(重心距離や重さでしなりが変わる)
スリーブ互換性の有無(装着できてもフェース角などにズレが出ることも)

これらを確認せずに購入してしまうと、「表記どおりのSRなのに硬くて使えない」「振り心地がまったく違う」といったトラブルにつながることがあります。とくにアッタスキングは**“ちょうど良さ”の見極めが難しいシャフト**ですから、少しのズレがフィーリングに大きな違いを生む可能性があります。

信頼できるショップやリシャフト専門店では、振動数の測定値を明記してくれているケースもあります。購入前にcpmを提示してくれるか確認することが、納得の買い物につながる第一歩です。

また、不安な場合は「自分で振動数を測れる簡易ツール」も市販されているため、複数本のシャフトを持っている方であれば、自己チェックできる環境を整えておくのも一つの手です。

ネット購入の便利さを活かすためにも、数値とフィーリングの両面から選ぶ習慣を持つことが、アッタスキングを失敗なく使いこなす最大のコツといえるでしょう。

フィッティング不要派でも最低限これだけは確認

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近年では「フィッティングを受けずにシャフトを買う」ゴルファーも増えています。口コミやレビューを参考に、スペックを自己判断で決めるスタイルも一般的になりつつありますが、とくにアッタスキングのように振動数が高く、ハード寄りのシャフトは慎重な選択が求められます。

たとえフィッティングを受けないとしても、以下の3点だけは最低限チェックしておくべきです。

  1. 自分のヘッドスピード
     最適な振動数はヘッドスピードによって大きく変わります。たとえば、42m/sなら5SR〜5S(250〜255cpm)、45m/s以上なら5SX〜6S(260cpm超)が目安です。スイングスピードの自己測定には弾道計測器(弾道アプリや練習場の測定器)を活用しましょう。
  2. 今使っているシャフトの振動数・スペック
     現在の使用モデルのcpmを把握しておくと、新しいシャフト選びの判断軸になります。もし「今のシャフトは柔らかすぎる」と感じているなら、+5〜10cpmを目安に選ぶとフィーリングに近づきやすくなります。
  3. 自分のスイングタイプ(ヒッター or スインガー)
     粘って押すタイプ(ヒッター)なら高振動数のアッタスキングは好相性。一方、シャフトのしなりを活かしてタイミングを取るスインガータイプには、ややハードに感じる傾向があります。スイングテンポや弾道傾向も含めて、自分のスタイルを把握しておきましょう。

また、ショップでの簡易診断を活用するのもおすすめ。試打が難しい環境であっても、同重量・同振動数帯の別モデルを一度試してみるだけで、フィーリングのズレをかなり解消できます。

フィッティング不要派でも、“何も確認しないで選ぶ”のはリスクが高い選択です。最低限の自己分析と、数値に基づいたスペック選びを行うことで、アッタスキングのポテンシャルをしっかり活かすことができます。

まとめ|アッタスキングの振動数と選び方を整理

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アッタスキングは、「叩ける中元調子」として高い評価を得ているシャフトですが、その性能を最大限に活かすには、振動数を正しく理解し、自分のスイングに合ったスペックを選ぶことが必須条件です。

本記事でご紹介した通り、アッタスキングは全体的に振動数が高めに設計されており、同じフレックス表記でも他シャフトより“しっかり”感じる設計となっています。たとえば、5SRであっても250〜255cpm前後と、一般的なSフレックス相当の硬さがあるため、フレックス表記だけで選ぶのは危険です。

選び方の基本は、自分のヘッドスピードとスイングタイプを理解し、それに合う振動数のスペックを選ぶこと。
・HS 38〜40m/s → 4S、5R(振動数240〜245cpm)
・HS 41〜43m/s → 5SR、5S(振動数250〜255cpm)
・HS 44〜46m/s → 5SX、6S(振動数260cpm以上)

また、スインガータイプの方は柔らかめを、ヒッタータイプの方は硬めを選ぶ傾向に合わせると失敗が少ないです。

ネット購入を考えている方は、スリーブの互換性や中古の個体差、振動数測定値の有無なども確認し、可能であれば信頼できる販売元から購入しましょう。フィッティング不要派であっても、今使っているシャフトとの比較・振動数の目安だけは事前に押さえておくと安心です。

もし「アッタスキングが合わなかった」と感じた場合も、USTマミヤのMBやMJ、テンセイ、スピーダーなどの代替モデルを検討することで、自分に合った最適な1本が見つかる可能性は十分にあります。

アッタスキングは、正しく選べば飛距離・方向性・打感すべてにおいて高い満足度を得られるハイスペックシャフト。振動数を味方に、自分にぴったりのセッティングを見つけてみてください。

✅記事まとめ

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  1. アッタスキングは中元調子・低トルクで“叩ける粘り系シャフト”として評価が高い
  2. 振動数は全体的に高めで、5SRでも約250〜255cpmとS相当のしっかり感
  3. 同じフレックス表記でも他シャフトより硬めに感じるため注意が必要
  4. ヘッドスピード40〜43m/sには5SR・5S、45m/s以上には6S・6SXがおすすめ
  5. スインガータイプはしなり戻りが合わずタイミングがズレやすい傾向あり
  6. 失敗例として「表記だけで選んだら硬すぎた」という声が多く存在
  7. フィッティング不要派でも、ヘッドスピードと現在のシャフト振動数は必ず確認
  8. ネット購入では振動数の個体差、スリーブ互換性、グリップ重量にも注意
  9. 軽快さを求める人にはMBやMJ、粘り重視ならディアマナPDやテンセイも候補
  10. アッタスキングは正しいスペック選びで最大限の飛距離と安定性を発揮する
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