アッタスMB HY評価｜特徴・試打データ・他モデル比較で選び方がわかる

2025年12月9日

※この記事はプロモーションを含みます

ハイブリッドクラブは、ロングアイアンの代替やフェアウェイウッドとのつなぎ役として重要な存在です。

その性能を最大限に引き出すには、ヘッドだけでなくシャフト選びが不可欠です。USTマミヤのATTAS MB HYは、フェアウェイウッド用「MB-FW」の流れを汲むハイブリッド専用設計として、多くのゴルファーから注目を集めています。

しなり戻りのスムーズさと安定感を両立させた設計は、中弾道かつ適度なスピンでグリーンを狙える弾道を生み出します。特に85Sなど重量帯ごとに明確な性格があり、ヘッドスピードやスイングタイプに合わせた選択が可能です。

一方で、「つかまりすぎる」「やや硬めに感じる」といった声もあり、評価は使用者の条件によって分かれます。

本記事では、アッタスMB HYの特徴・スペック・試打評価から、他モデルとの比較やチップカットによる調整法、中古市場での選び方まで網羅的に解説し、自分に合うシャフト選びのヒントをお届けします。

アッタスMB HYの特徴

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アッタスMB HYは、USTマミヤが展開する「MBシリーズ」のハイブリッド専用モデルです。FW用シャフト「MB-FW」のフィーリングを引き継ぎつつ、ユーティリティ特有のショット要求に合わせた調整が施されています。

設計コンセプト

ミート率重視：ハイブリッドでの安定したショットを実現するため、過剰なしなりや暴れを抑えた設計。
弾道の高さと操作性の両立：やや中調子寄りの剛性分布で、スピン量をコントロールしながらグリーンを狙える高めの弾道を確保。
シリーズ統一感：ドライバー〜FW〜UTまで「MBシリーズ」で揃えたときの振り心地の一貫性。

シャフト挙動の特徴

切り返しでの安定感：手元側の剛性を高め、タイミングが取りやすい。
先端部の適度なしなり：ボールを拾いやすく、ラフやライが悪い状況でも球が上がりやすい。
方向性の安定：インパクト時のフェースブレを抑制し、左への引っかけや右へのプッシュを防止。

推奨ゴルファー

ハイブリッドをグリーン狙いの武器として使いたい中〜上級者。
左右のバラつきよりも安定性と距離感の再現性を重視するプレーヤー。
MB-FWを使っていて、UTでも同じフィーリングを求める方。

スペック詳細

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アッタスMB HYは、ハイブリッド専用に設計された剛性分布と重量展開を持ち、幅広いプレーヤーのヘッドスピードやスイングタイプに対応します。

重量ラインナップ

65g台（MB-HY 65）：軽量で振りやすく、HS40未満〜40台前半のゴルファー向け。
75g台（MB-HY 75）：適度な重さで安定感があり、HS40〜45前後のプレーヤーにマッチ。
85g台（MB-HY 85）：重厚感と安定性重視。HS45以上の上級者や、UTでもアイアンライクな振り感を求める方向け。

フレックスと推奨ヘッドスピード

R：HS38〜41
SR：HS40〜43
S：HS42〜46
X：HS45以上

振動数（目安）

※装着ヘッドやカット長で変動しますが、MB-HY 85Sはおおよそ振動数270cpm前後。
これは中〜中元調子の中でも安定感寄りの数値で、操作性と方向安定性のバランスを重視した設計です。

その他仕様

調子：中調子（やや中元寄り）
トルク：重量帯により3.0〜3.3°程度
素材：高弾性カーボン＋トルク制御技術

試打評価と弾道傾向

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アッタスMB HYを実際に試打したプレーヤーの声や弾道データから、その特性をまとめます。

弾道の高さとスピン量

中高弾道が出やすく、グリーンで止めやすいスピン量を確保。
ボールの上がりやすさは先端部の適度なしなりが寄与しており、ラフからでも球が浮きやすい。

つかまり性能と方向安定性

左右のブレが少なく、直進性が高い。
つかまりは自然な範囲で、極端なドローやフェードは出にくい安定志向。
引っかけやプッシュのミスが減り、ラインを狙いやすい。

打感と打音

カーボンシャフトらしいしっとりとした打感で、インパクトの衝撃がマイルド。
打音はヘッドによって変わるが、落ち着いた中低音寄りのフィーリングを感じるプレーヤーが多い。

操作性

クウォーター〜ハーフショットでも安定した挙動。
高低・左右の弾道コントロールも可能だが、極端な操作よりも再現性重視の設計。

ヘッドスピード別おすすめセッティング

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アッタスMB HYは重量帯とフレックスの組み合わせでフィーリングが大きく変わるため、ヘッドスピードに応じた選び方が重要です。

HS38〜41
　65Rまたは65SRがおすすめ。軽量で振り抜きやすく、適度なつかまり性能があるため、ハイブリッドが苦手な方でも安定したショットが可能。
HS42〜45
　75SRまたは75Sがマッチ。中量級の安定感と弾道高さのバランスが良く、グリーン狙いのUTショットで距離感が合いやすい。
HS45以上
　85Sまたは85Xを推奨。重量感による方向安定性が高く、風の影響を受けにくい中弾道の強い球が打てる。

重量やフレックスを無理に軽くしたり硬くしたりせず、自分のヘッドスピード・スイングテンポに合わせることが、MB HYの性能を引き出すカギです。

他モデルとの比較

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アッタスMB HYは、同じUSTマミヤの他モデルや競合メーカーのハイブリッド用シャフトと比較しても特徴が際立っています。

アッタスEEとの比較
　EEは先中調子でつかまり性能が高く、球が上がりやすい設計。一方MB HYは中調子寄りで安定性を重視しており、左のミスを嫌うプレーヤーに向きます。
アッタスEZとの比較
　EZはやや軽量で振り抜きやすく、スピード感を求めるゴルファー向け。MB HYは重量帯が幅広く、フィーリングが重めで方向性を優先する設計です。
他社モデルとの比較（例：ツアーAD DI HY、ベンタスHB）
　ツアーAD DI HYは操作性と高弾道性能が特徴で、攻めるショットに強い。ベンタスHBは低スピン・強弾道型で風に強い球が打ちやすい。MB HYはその中間的な性格で、極端な特性を求めずバランス重視の設計といえます。
中古市場での評価
　状態の良い中古が比較的手に入りやすく、MB-FWユーザーが統一感を求めてHYを選ぶケースも多いです。相場は状態によって変動しますが、他モデルに比べリセールバリューは安定傾向。