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パターのロンググリップってどんな人に向いてるの?
ロンググリップのパターは、通常のパターよりも長く設計されたグリップを採用しており、ストローク時に手首の余計な動きを抑える効果があります。特に、ショートパットで手先が動いてミスしやすい人や、「イップス」に悩むゴルファーにとっては心強い存在です。
また、前傾姿勢を深くとるのが苦手な方や、体格が大きく通常のグリップでは構えにくい方にもフィットしやすく、身体に負担をかけにくいという利点もあります。近年では、プロアマ問わず使用するプレーヤーが増えており、打ち方やルールを正しく理解すれば、大きな武器になるパターアイテムです。
パター ロンググリップのメリットとは?
ロンググリップを使う最大のメリットは、ストローク中の手首のブレを防ぎ、安定したパッティングを実現しやすい点です。特に、手打ち傾向のある人や緊張しやすい場面でストロークが乱れる人には、グリップの長さが心理的な落ち着きを与えてくれます。
また、グリップが長いことで前傾姿勢を強く取らずに済み、腰や背中への負担が軽減されるのもポイント。自然と視線をボールに合わせやすくなるため、アドレスも安定しやすくなります。
手元を固定してヘッドだけを真っすぐ動かしたいプレーヤーにとっては、ロンググリップは理にかなったアイテムといえるでしょう。
普通のパターに中尺・ロンググリップをつけるのはOK?
一般的なパターにロンググリップを装着すること自体は可能です。ただし、グリップの長さや使用方法によっては、ルール違反になるリスクもあります。特に注意したいのは「握っていない部分が長すぎる場合」や、「クラブを体に固定しているように見える構え方」などです。
例えば、15インチを超えるグリップを装着しておきながら、実際の握り位置が10インチ程度だと、ルールで定められたグリップ長と手の位置のバランスを超える場合があります。
とはいえ、適正に使えば問題はなく、中尺やロンググリップは「操作補助」として大いに活用できます。グリップ交換の際は、ルールに準拠しているかをショップなどで確認するのが安心です。
長尺パターがルール変更で禁止された理由とは?
長尺パター自体が禁止されたわけではありません。2016年以降のゴルフルール改正により、「アンカリング(体にクラブを固定する打ち方)」が禁止されたのです。これは、クラブエンドを腹や胸に押し付けることで、スイングの自由度が制限され、ストロークを安定させすぎるという不公平感が問題とされたためです。
そのため、現在でも長尺パターやロンググリップの使用自体は可能。ただし、グリップエンドが体に接触していたり、クラブが体に固定されているような構えはペナルティ対象になります。
重要なのは「どのように使うか」。体に触れさえしなければ、長尺でもルール違反にはなりません。
スーパーストロークなど人気のロンググリップ製品とは?
ロンググリップで人気なのが、スーパーストロークの「Flatso」シリーズや「Tour XL」などです。特に17インチモデルは中尺パターとの相性が良く、アームロックスタイルにも適しています。
他にも、イオミックのMID-JUMBOシリーズや、ゴルフプライドのSNSRシリーズも愛用者が多く、それぞれにフィーリングの違いがあります。極太タイプを選べば、さらに手首の動きを抑制しやすくなります。
グリップ交換だけでパッティングの安定感が変わることも多いため、フィーリングに合うモデルを探してみる価値は十分にあります。
パター ロンググリップの打ち方と注意点
ロンググリップでのパッティングは、両手の位置関係やストロークの意識を見直す必要があります。基本的には「手首を使わず、肩の回転でストロークする」ことが重要です。
両手の間隔を狭めて構えると操作性が増し、感覚を出しやすくなります。逆に間隔を広げすぎると、ストロークがギクシャクする原因になるため注意しましょう。
また、グリップが長いことでヘッドが重く感じることもあるため、バランスに慣れるまで練習が必要です。構えた際の安定感と、転がりのイメージを一致させることで、より一貫性のあるパッティングが可能になります。
パターグリップは太い方が良い?ロング+極太の相性は?
ロンググリップと太グリップの組み合わせは、手首の動きを最小限に抑える目的では非常に効果的です。グリップが太くなることで、手のひら全体で包み込むように握れ、細かい動きが抑制されます。
一方で、グリップの太さ・長さが増すことでクラブ全体の重量バランスが変わり、打感やストロークテンポが変化する可能性もあります。そのため、重心位置や振り感の確認は必須です。
最近では「スーパーストローク CLAW」や「P2 GRIP」など、ロングかつ太めのグリップでも握りやすさを重視したモデルが登場しており、選択肢の幅が広がっています。
普通のパターに中尺グリップは使える?
現在使っているパターに中尺グリップを装着できるか──これは多くのアマチュアゴルファーが抱く疑問です。結論から言えば、「使える場合もあるが注意が必要」です。
中尺グリップ(長さ15〜17インチ程度)は通常のグリップよりもかなり長いため、装着するにはシャフトの長さやバランス、重心位置が影響します。クラブ全体の重量が増すだけでなく、グリップ側が重くなることで、スイングバランスが大きく変わる可能性があります。
たとえば、34インチの通常パターに17インチのグリップを装着した場合、バランスが極端にグリップ側へシフトし、ヘッドが効かなくなることも。その結果、距離感がズレやすくなることがあります。
解決策としては、カウンターバランス用のウェイトをヘッド側に装着する、もしくはクラフトショップでバランス調整を行うなど、調整が必要です。メーカーによっては「中尺対応設計」のパターも用意されているため、無理に通常モデルに装着せず、最初から対応モデルを選ぶ方が安全かもしれません。
とはいえ、自分で実験的に付け替えてみるのもひとつの経験。シャフトやヘッド素材との相性も含め、専門店でのフィッティングを活用するのがベストです。
スーパーストロークのロンググリップとは?
パターグリップ市場で圧倒的な人気を誇るブランドのひとつが「スーパーストローク」です。特にロンググリップ(15インチ以上の長尺タイプ)は、プロ・アマ問わず多くのゴルファーに支持されています。
最大の特徴は「太さと形状」。スーパーストロークのロンググリップは円形ではなく「多角形」に近い輪郭で、手のひら全体で包み込むように握ることができます。この構造により、手首の無駄な動きを抑え、安定したストロークをサポートしてくれるのです。
また、グリップ内に「カウンターコアウェイト」を挿入できる設計になっており、バランス調整も自在。純正で重さ別にウェイトキットが販売されており、好みに応じた微調整が可能です。
スーパーストロークのロングタイプには「Traxion Claw 2.0」や「Flatso 17インチ」など複数モデルがあり、使い方も「通常のピストル型グリップ」とは異なります。特に中尺・長尺パターでの「アームロック式ストローク」や「クロウグリップ」に対応しやすい設計になっているのが魅力です。
実際、PGAツアーでもスーパーストロークのロンググリップを愛用する選手は多く、フィーリング重視のプレイヤーにとっても評価が高いアイテムといえるでしょう。
ロンググリップの打ち方のコツ
ロンググリップを使用したパッティングでは、通常のグリップと異なる打ち方が求められます。最大のポイントは「手首を使わない」こと。ロンググリップは手のポジションが高くなりやすいため、自然と肘から先のストロークに意識が集中しやすくなります。
代表的な打ち方には「アームロック式」があります。これは、グリップエンドを左前腕(右打ちの場合)に沿わせるようにして固定し、肩と腕全体でストロークする方法です。この打ち方により、手首の余計な動きが封じられ、インパクトが安定します。
もうひとつの人気スタイルが「クロウグリップ」。これはロンググリップと相性がよく、利き手(右打ちなら右手)を添えるように軽く握ることで、フェースローテーションを最小限に抑えるストロークが可能になります。
打つ際は「背筋を伸ばして構え、重心を安定させる」ことも大切です。ロンググリップは重心位置が高くなりがちなので、上体が起きすぎないよう注意しましょう。目線はできるだけボールの真上、もしくは若干内側に置くと軌道が安定しやすくなります。
また、グリップの太さに慣れるまで時間がかかる場合もあるため、最初は練習グリーンでの反復練習が効果的。自分に合った握り方とストロークテンポをつかむことが、ロンググリップを使いこなすコツといえるでしょう。
長尺パターグリップに関するルールと注意点
長尺パターやロンググリップに関しては、ルールの改正によって使用方法に制限が設けられています。特に2016年からの「アンカリング規制」は、パター使用者に大きな影響を与えました。この規制により、パターの一部(グリップやシャフト)を体の一部(胸やお腹など)に固定してストロークすることが禁止されています。
これにより、以前は体に固定することで安定感を出していた長尺パター使用者は、構え方やストローク方法を見直す必要が生じました。ただし、パターそのものの長さやロンググリップの装着自体は現在もルール違反ではありません。重要なのは「どのように使うか」です。
たとえば、「アームロックスタイル」はルール適合の構え方の一つです。左前腕に沿ってグリップを固定するこの打ち方は、体幹でパターを安定させつつ、アンカリング違反には該当しないため、プロ・アマ問わず支持を集めています。
また、グリップの長さや形状にも規定があります。パターグリップは「非円形の断面」が認められていますが、それが使用中に手にフィットしすぎて「アンカリング的な状態」になると、違反と見なされるリスクもあります。そのため、ロンググリップを選ぶ際は「USGAやR&A公認」の適合モデルを選ぶのが基本です。
アマチュアゴルファーが競技に参加する際も、このルールに注意が必要です。普段のラウンドでは問題なくても、公式戦ではルール違反と見なされるケースもあるため、使用するパターのモデルと打ち方を事前に確認しておきましょう。
普通のパターにロンググリップをつけても大丈夫?
「手持ちのパターにロンググリップを装着してもいいの?」という疑問を持つ方も多いですが、結論から言えば「可能」です。ただし、いくつかのポイントに注意が必要です。
まず、一般的な34インチ〜35インチの通常パターに長尺用のグリップ(例えば15インチ以上のもの)を装着すると、クラブ全体のバランスが変わります。グリップが長く重くなることで、スイングウェイトが軽く感じられる場合もあり、パッティングの距離感に違和感を覚えることがあります。
また、ルール的には「ロンググリップそのもの」は禁止されていませんが、構え方や使い方によっては前述した「アンカリング」に該当する恐れもあります。たとえば、ロンググリップの上部を体に押し当てるように使用するとルール違反になる可能性があります。
さらに、通常のパター用グリップ装着口に無理に太いロンググリップを入れようとすると、シャフト破損やズレの原因になることもあります。グリップ交換は自分で行うよりも、クラフトマンに依頼して「接着」「重心調整」「全体バランスのチェック」などを施してもらうのがベストです。
とはいえ、メリットもあります。例えばスーパーストロークなどのロンググリップは「握りの安定感」があり、手首の余計な動きを抑えてくれます。これにより、ライン出しが安定し、距離感も安定するゴルファーもいます。
パターに悩みがある方が、いきなり長尺パターに変えるのはハードルが高いですが、まずは「手持ちのパター+ロンググリップ」という選択肢で新しい感覚を試してみるのはおすすめです。練習場などで試打しながら、自分のストロークスタイルに合っているかを確認してみましょう。
ロンググリップの選び方とおすすめモデル
ロンググリップは見た目のインパクトだけでなく、使用感にも大きな影響を与えるパーツです。自分に合ったモデルを選ぶには、いくつかのチェックポイントを意識することが重要です。
まず注目したいのがグリップの長さです。ロンググリップといっても、その長さには幅があります。12インチ前後の「やや長め」から、15インチ超の「本格的なロンググリップ」まで存在します。自分の身長やストロークスタイルに応じて、どのくらいの長さが構えやすいかを確認しましょう。
次に太さと形状。ロンググリップはストレート形状が多く、手のひら全体で包むように握るスタイルに適しています。また、太いグリップは手首の余計な動きを抑制し、ストロークのブレを減らす効果があります。一方で繊細なタッチを重視する人には、細めのロンググリップの方がフィーリングを出しやすいでしょう。
さらに、素材と重さも選び方のポイントです。軽量モデルならスイングバランスを維持しやすく、重めのグリップはテンポをゆっくりにする効果が期待できます。プレーのリズムやスイングテンポに合わせて選ぶのが理想です。
おすすめモデルとしては、以下のような製品が人気です。
- スーパーストローク「FLATSO 17」
17インチの極太グリップで、まさに長尺・中尺パター向け。安定感を求めるなら鉄板モデル。 - ゴルフプライド「SNSR Contour 140cc」
太すぎず、しっとりとした握り心地で、距離感も合わせやすい。通常パターにも装着可。 - イオミック「Sticky Putter 130」
握りやすさとデザイン性を兼ね備えたモデル。カラー展開も豊富で女性ゴルファーにも人気。
初めてロンググリップを使う方は、実店舗や工房で実際に手に取って試すのがベストです。握ったときの感触や、アドレス時の構えやすさをチェックし、自分にとって“しっくりくる”モデルを選びましょう。
長尺パターグリップの交換方法と注意点
長尺パターを使用する際、グリップ交換は非常に重要なメンテナンス工程です。ロンググリップは一般的なグリップよりもサイズが大きく、交換方法や工具にも若干の違いがあります。ここでは交換手順と注意点を詳しく解説します。
まず必要な道具は、グリップカッター(もしくはカッター刃)、両面テープ、グリップ溶液、グリップ装着ツール、タオルなどです。通常のグリップ交換と大きな違いはありませんが、ロンググリップは長くて太いため、作業スペースが狭いと扱いにくい点に注意が必要です。
交換手順は以下の通りです。
- 古いグリップを切る
ロンググリップはしっかり接着されているため、慎重に刃を入れて縦にカットし、ゆっくり剥がします。 - 古いテープを取り除く
シャフトに残った粘着物はスクレーパーなどで除去し、表面を滑らかに整えます。 - 両面テープを貼る
通常よりも長い範囲にテープを巻く必要があります。中心部にしっかり密着させ、端部が浮かないように貼りましょう。 - 溶液を使って装着
テープにグリップ装着溶液をまんべんなくかけ、グリップ内にも注いで滑りやすくしたうえで、勢いよく挿入します。
ここで重要なのが「シャフトとグリップの軸を正確に合わせる」こと。ロンググリップは目視でもズレが目立ちやすく、微妙なズレがストロークに悪影響を与えるため、できれば専用治具を使うか、プロショップに任せるのが無難です。
また、ルール適合長(48インチ以内)にも注意。長すぎるグリップに交換してしまうと、クラブ全体がルール違反となる場合があります。ラウンド中にペナルティを受けないよう、グリップとシャフトの長さを含めた全長もチェックしましょう。
慣れればDIYでも可能ですが、自信がない場合はゴルフ工房や量販店のリペアサービスを活用するのがおすすめです。
パターロンググリップに関するFAQ
Q1. パターのロンググリップにはどんなメリットがありますか?
A1. ストローク中の手首の余計な動きを抑え、安定したインパクトを実現できる点が大きなメリットです。特にイップスに悩むゴルファーやショートパットに不安のある方に効果的です。また、中尺~長尺パターのような安定感が得られ、ゆったりとしたストロークが可能になります。
Q2. 長尺パターはルールで禁止されているのでは?
A2. 長尺パター自体は現在もルール上使用可能ですが、2016年から「体の一部に固定するアンカリング」が禁止されています。ロンググリップを使用する際も、胸やあごなどにグリップエンドを固定しないよう注意しましょう。
Q3. 西村優菜プロのパターグリップはどんなスタイル?
A3. 西村優菜選手はクロウグリップ(鉤爪型)をベースにしながら、パターの握りに独自のアレンジを加えています。ロンググリップではないですが、手首の動きを極力排除する安定志向のスタイルが特徴的です。
Q4. スーパーストロークのロンググリップはどんな人におすすめ?
A4. 手元のブレをなくしたい中級者以上や、ショートパットに自信がないゴルファーに人気です。スーパーストロークは太さや重さにバリエーションがあり、自分のストロークスタイルに合わせた選択が可能。特に「Tour 3.0 17インチ」は人気が高いモデルです。
Q5. 普通のパターに中尺グリップを付けても大丈夫ですか?
A5. 物理的には可能ですが、バランスが崩れてしまう可能性があります。グリップが重くなる分、ヘッドの重みが感じづらくなることもあるため、シャフト長やヘッド重量とのバランス調整が必要です。気になる方はクラフトマンに相談するのが安心です。
✅【記事まとめ】
- ロンググリップはストロークの安定性を高め、特にイップス対策に効果的
- スーパーストロークや2ピースグリップなど多様なロンググリップが存在
- 長尺パターの使用はOKだが、アンカリング行為はルール違反
- 普通のパターにロンググリップを装着する際はバランス調整が必要
- グリップ交換は工具があれば自分でも可能だが、慎重に作業する必要あり
- 長さの基準は「34インチパターに17インチグリップ」などが一般的
- ロンググリップに向くゴルファーは、ショートパットに不安のある方や安定重視派
- 握り方(クロウ・オーバーラッピング)によってもフィーリングが変わる
- プロもロンググリップや中尺グリップを使用して結果を出している例あり
- ルールを正しく理解して、自分に合うグリップ選びを行うことが大切