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「JGRボールって新旧モデルで何が違うの?」「見た目が似ていて区別がつかない…」
そんな疑問を感じているゴルファーは少なくありません。ブリヂストンのJGRシリーズは、初代から飛距離性能と直進性の高さで人気を集めており、2025年モデルまで進化を続けています。しかし、ロゴデザインやディンプル形状、コアの名称などが微妙に変わるため、一見しただけでは“どの年式か”を判別しにくいのが実際のところです。
とくに中古ショップやロストボール市場では、旧モデルを「最新版」として販売しているケースもあり、性能差を知らずに購入してしまう例も。
本記事では、そんなトラブルを防ぐために「JGRボールの新旧モデルを見分けるポイント」をわかりやすく解説します。
シリーズごとの歴代モデルの違い、刻印・ロット・スタンプなど外観の見分け方、さらには「飛距離・スピン・打感の差」まで実体験ベースで徹底比較。
また、ツアーB XSとの違いや推奨ヘッドスピード、おすすめの手書きマーカーなど、購入・実践に役立つ情報も網羅します。
初心者から上級者まで、「今手元のJGRボールがどのモデルなのか」を正しく見分けたい方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
Contents
JGRボールとは?歴代モデルと特徴まとめ
ブリヂストンの「TOUR B JGR(ジェイジーアール)」シリーズは、
“飛んで曲がらない”をコンセプトに開発されたアマチュア向けディスタンス系ボールです。
ツアーBシリーズの中でも特に高初速性能と高弾道の安定性に優れており、
ヘッドスピードが中〜やや遅めのゴルファーでも飛距離を伸ばせる設計が特徴です。
JGRシリーズは初代から毎年進化を重ね、以下のように世代が分かれます。
JGRボール 歴代モデル一覧
・初代(2015年)
→ 飛びマッスルコア搭載。柔らかい打感と直進性でヒット。
・2代目(2017年)
→ ソフトウレタンカバーを採用し、スピン性能を向上。
・3代目(2019年)
→ 「スピードアーマーコア」採用。より高初速で飛距離重視へ。
・4代目(2021年)
→ 「デュアルディンプル338」構造に刷新し、空力安定性アップ。
・5代目(2023年)
→ 「スマッシュコア」採用。ドライバーでの高打ち出し&低スピン化。
・6代目(2025年 最新)
→ 新開発「スピードマッスルテクノロジー」を搭載。
前作よりも初速がさらに向上し、弾道の伸びが体感できるモデル。
打感は柔らかく、フェースへの食いつき感が強化されています。
JGRボールの基本設計と他モデルとの位置づけ
JGRボールは、同社ツアーBシリーズの中でも「アマチュア向け飛距離特化型」に位置します。
ツアーB X/XSがスピン性能を重視した“ツアープロ向け”であるのに対し、
JGRはスライスやスピン量過多を抑え、直進性とランの伸びを重視した設計です。
さらにJGRはカラー展開も豊富で、
白・イエローに加えて**赤ロゴモデル(JGR赤)**も人気。
フェアウェイやグリーン上での視認性が高く、女性やシニア層にも好評です。
おすすめゴルファーは?
・ヘッドスピード40m/s前後で、飛距離を伸ばしたい方
・スライスが多く、直進性のある弾道を求める方
・柔らかめの打感が好きな中級者〜上級者
・ロストボールをまとめ買いしたいが、モデルごとの差を知りたい方
新旧モデル(前世代 vs 最新版)どこが変わったか?
2023年モデルと2025年モデルのJGRボールは、一見するとロゴデザインも似ており、
「どっちが新しいのか分かりにくい」と感じる人も多いでしょう。
しかし、いくつかのポイントを押さえれば見た目でも性能でも、確実に判別可能です。
ここでは、外観の違いから内部構造・打感の差まで、主要な見分け方を整理します。
①ロゴ・パッケージデザインの違い
もっとも分かりやすいのが、ボール表面と箱デザインのロゴ。
・2023年モデル:
「TOUR B JGR」の文字が細字で、JGRロゴの“R”が角張った印象。
全体的にマットな印刷で、やや落ち着いたトーンです。
・2025年モデル:
「TOUR B」部分が太字化され、JGRの“R”が滑らかな曲線に変更。
ボール番号フォントもやや大きく、視認性が向上しています。
また、パッケージでは**「SPEED MUSCLE TECHNOLOGY」**の表記が目印です。
この文言がある箱は、間違いなく2025年モデル。
②コア構造・フィーリングの違い
JGRボールの心臓部であるコアは、世代ごとに技術が進化しています。
・2023年モデル:「スマッシュコア」採用
→ 柔らかく潰れて飛ばす構造で、打感が非常にソフト。
→ 弾道はやや高めで、スピン量が控えめ。
・2025年モデル:「スピードマッスルテクノロジー」採用
→ コア中心部の反発力をさらに高め、初速アップを実現。
→ 打感は前作より“芯のある柔らかさ”で、フェースに乗る感触が強い。
実際に打ち比べると、ドライバーでは約2〜3ヤードの伸びを感じる人も多く、
同時にサイドスピンの抑制も強化されています。
③ディンプル構造・弾道特性の違い
・2023年:デュアルディンプル338
・2025年:ストレートデルタウィング・ディンプル338
この新しいディンプル設計により、空気抵抗が減少し、中高弾道でより直進性のある飛びに進化。
打ち出し角が安定し、特に向かい風に強い弾道が得られます。
また、新モデルはディンプルの縁がやや浅く、指でなぞるとスムーズに感じられるのも識別のコツ。
④刻印・製造ロットでの見分け方
ブリヂストンの純正ボールには、ボールナンバー付近に小さく「製造ロット」が印字されています。
・2023年モデル:末尾が「23」または「3」
・2025年モデル:末尾が「25」または「5」
ロストボール市場ではこの刻印がかすれていることもありますが、
数字の下にうっすら点刻があるタイプは2025年製の可能性が高いです。
加えて、赤ロゴ仕様(通称:JGR赤)は、2023年では数量限定、
2025年では正式ラインナップ化されたため、赤文字モデルは“新型の象徴”といえます。
⑤打感・打音の変化(体感での見分け)
・2023年:ややマイルドで「ポコン」とした軽めの打音
・2025年:芯を感じる「キュッ」という乾いた音
室内練習場などでも聞き分けられるほど違いがあり、
特にドライバーでは新モデルの方が弾きが強く、高音寄りです。
これらのポイントを総合すると、
見た目では「ロゴの太さ」「パッケージの表記」「赤ロゴの有無」、
性能では「スピードマッスルテクノロジー採用」「高初速化」が最大の違い。
つまり、“飛距離を最優先するなら2025モデル”、
**“柔らか打感と安定スピンを求めるなら2023モデル”**が目安になります。
JGRボールの推奨ヘッドスピードと適性プレーヤー
ブリヂストンのJGRボールは、「アマチュアが最も飛ばせる設計」をコンセプトにしており、
ヘッドスピード40〜45m/s前後のゴルファーが最も性能を引き出しやすいモデルです。
ここでは、シリーズの推奨スピードと、他モデルとの違いをわかりやすく整理します。
JGRボール 推奨ヘッドスピードの目安
・ヘッドスピード38〜42m/s:もっとも効果的に飛距離が伸びるゾーン
・42〜45m/s:高初速+直進性を体感しやすいゾーン
・45m/s以上:打感がやや柔らかく感じられ、スピン量は抑えめ
特に2025年モデルは「スピードマッスルテクノロジー」によって反発性能が向上しており、
同じスイングスピードでも約3〜5ヤードの伸びを感じる方も多いです。
一方で、ヘッドスピードが遅め(35m/s以下)のゴルファーには、
よりソフトなボール(例:BRIDGESTONE e12 CONTACTなど)も検討の価値があります。
ツアーB XSとJGRの違い
同じブリヂストンの人気シリーズ「ツアーB XS」と比較すると、
JGRは明確に“飛距離特化型”のボールです。
| 比較項目 | ツアーB XS | JGR |
|---|---|---|
| タイプ | スピン系(ツアープロ仕様) | ディスタンス系(アマチュア向け) |
| コア構造 | REACTIV iQ ウレタン | SPEED MUSCLE コア |
| 打感 | ソフトで吸い付く感触 | 芯がある柔らかさ |
| 弾道 | 高スピン・高弾道 | 中高弾道・低スピン |
| 飛距離 | 安定型 | 伸びる型 |
| 推奨HS | 45〜50m/s | 40〜45m/s |
つまり、ツアーB XSは“止める”、JGRは“飛ばす”ボール。
ツアープロや上級者がスピンコントロールを求めるならXS、
一般ゴルファーが少しでも飛ばしたいならJGRが適しています。
JGR HF1・HF2との違い(クラブとの相性)
JGRにはボールだけでなく、「HF1」「HF2」と呼ばれるアイアンシリーズも存在します。
どちらも“飛び系”に分類されますが、以下のような違いがあります。
・HF1:ヘッドサイズが大きく、寛容性重視。スライス軽減タイプ。
・HF2:コンパクトで操作性重視。中〜上級者向け。
JGRボールは、HF1との相性が最も良い設計。
打ち出し角を稼ぎやすく、ボール初速を落とさずにキャリーが伸びる傾向があります。
一方、HF2使用者でも2025年モデルの低スピン性能なら十分活かせるため、
どちらのクラブでもJGRボールの“直進性+伸び”は実感できます。
どんなプレーヤーに向いているか(実例ベース)
・ドライバーでキャリー200〜230ヤード程度の中級ゴルファー
・スライスが多く、曲がらない弾道を目指したい方
・スピンよりも飛距離を優先したい方
・柔らか打感が好みで、硬すぎるボールが苦手な方
また、女性ゴルファーやシニア層にも人気が高く、
赤ロゴモデル(JGR 赤)は見た目の視認性が良いため、ロスト防止にも役立ちます。
JGRボールの見分け方 実践ガイド|ロゴ・ディンプル・ロット番号で判別
JGRボールは年式ごとにロゴや構造が少しずつ異なるため、
正確に「新旧を見分ける」には複数のポイントを組み合わせるのがコツです。
ここでは、中古ショップ・ロストボール市場でも使える実践的な識別ポイントを紹介します。
①ロゴ・フォントデザインで見分ける
最も簡単で確実なのがロゴチェック。
ブリヂストンの「B」マークと「JGR」の文字には年式ごとの違いがあります。
・2019〜2023年モデル:
「JGR」の“R”が角張っていて、全体的に細身のフォント。
ツアーBロゴはやや小さめで、艶感のない印刷。
・2025年モデル:
「JGR」の“R”が丸みを帯び、フォントが太字に変更。
「TOUR B」の文字が大きく、印刷の光沢が強い。
手に取って比べると、印字の立体感・光沢で新旧がすぐ分かります。
②ディンプル(凹凸パターン)の深さで見分ける
指でボール表面をなぞると、ディンプルの“深さ”にも違いがあります。
・旧モデル(〜2023年):ディンプルがやや深めで、指先に引っかかりを感じる。
・新モデル(2025年):浅めで滑らか。空気抵抗が少ない形状。
特に「ストレートデルタウィング・ディンプル338」と表記のあるボールは最新型。
ボールを斜めから光に当てると、反射の仕方が均一なのも特徴です。
③製造ロット番号・刻印の末尾をチェック
ブリヂストンのJGRボールには、ボール番号の近くに小さな英数字刻印があります。
これが製造ロットを示すコードです。
・末尾「23」や「3」:2023年モデル
・末尾「25」や「5」:2025年モデル
ロストボールでかすれている場合は、数字の下にうっすらとした点刻があるか確認。
この点刻(小さなドット列)があるタイプは2025年の最新ロットです。
④ボール番号とカラーでの見分け
ナンバーカラーでも世代を見分けられます。
・2023年モデル:黒番号(通常)+赤番号(限定版)
・2025年モデル:黒番号に加え、赤ロゴ仕様(JGR赤)が正式ラインナップ化
また、赤ロゴ版は番号フォントが少し太く、インクのにじみが少ないため、
新品・未使用品なら発色の鮮やかさで判断できます。
⑤打感・音・弾道の違いで見分ける(体感型チェック)
実際に練習場で打つと、新旧で打音と打感に違いが出ます。
・旧モデル(2023年):やや低音で“ポコン”という柔らかい音。
・新モデル(2025年):芯を感じる“キュッ”という高音寄り。
ショット時に「フェースに乗る時間が長い」と感じるなら旧モデル、
「弾き感が強くスッと離れる」なら新モデルの可能性が高いです。
⑥マーカー・手書き印での識別を補助
同じJGRでも、ロスト品や中古では表面が擦れて見分けづらいことがあります。
そんなときは自分専用のマーカー(線・ドット・シンボル)を入れておくのが便利です。
おすすめは「油性極細ペン」または「専用ゴルフボールマーカー」。
特に赤・青などの色で、ボールナンバーの周囲にワンポイントを入れると、
打席での識別性も上がり、他人のボールとの混同を防げます。
⑦パッケージ表記でも一目で分かる
外箱を見られる場合は、次の表記を探してみましょう。
・2023年モデル:「SMASH CORE」または「Dual Dimple 338」
・2025年モデル:「SPEED MUSCLE TECHNOLOGY」
この英語表記があるだけで、新旧が即判別できます。
これらを総合すると、
見た目で判断:ロゴ・刻印・カラー/打感で判断:音と弾き感
という二軸で見分けるのがもっとも確実です。
旧JGRと新JGR、どっちが合う? 性能比較と選び方のコツ
新旧JGRを比べてみると、確かにどちらも「飛んで曲がらない」特性を備えていますが、
実際に使ってみると打感や弾道に明確な違いがあります。
ここでは、飛距離・スピン・打感・風への強さの4つの観点で比較してみましょう。
①飛距離性能の違い
・旧モデル(2023年):
スマッシュコア採用で、柔らかい打感ながらキャリー重視の弾道。
ミート率が高い人ほど、安定して飛ばせる。
・新モデル(2025年):
スピードマッスルテクノロジーにより、コア中心の反発力がアップ。
ドライバーでは**+3〜5ヤード**の伸びを体感するユーザーが多く、
特にヘッドスピード40〜45m/s帯で高効率に飛ばせます。
→ 結論:純粋な飛距離重視なら新モデルが優勢。
②スピン量とアプローチ性能
・旧モデル:
カバーがやや柔らかいため、グリーン上でのスピン量が多め。
ショートゲームで“止まる”感覚が強く、スピンコントロール派に好評。
・新モデル:
スピン量を抑え、直進性とランの伸びを重視。
アイアンショットでも中弾道で、グリーン奥まで転がりやすい傾向。
→ 結論:「止めたい派」には旧モデル、「転がして攻めたい派」には新モデル。
③打感と音の違い
・旧モデル:
フェースに“食いつく”柔らかさで、打音は低めの「ポコン」系。
柔らか打感派に好まれるクラシックJGRの風合い。
・新モデル:
フェースに乗る時間が短く、反発の“弾き”を感じる打感。
音は高めで「キュッ」と鋭く、芯を感じるフィーリング。
→ 結論:心地よい柔らか打感を求めるなら旧型、
インパクトの“弾き感”が好きなら新型。
④風への強さ・弾道の安定性
・旧モデル:
やや高弾道で、横風に影響を受けやすい傾向。
・新モデル:
新ディンプル構造により、風に強い中高弾道を維持。
特に強風の日でも直進性が高く、打ち出し角が安定しやすい。
→ 結論:風に負けず安定した弾道を求めるなら新型一択。
⑤総合評価まとめ(スペック比較表)
| 項目 | 旧JGR(2023) | 新JGR(2025) |
|---|---|---|
| コア構造 | スマッシュコア | スピードマッスルテクノロジー |
| 打感 | ソフトで吸いつく | 芯のある柔らかさ |
| 飛距離性能 | ◎(キャリー型) | ◎◎(高初速+ラン) |
| スピン量 | 多め(止まり重視) | 少なめ(直進重視) |
| 弾道 | 高弾道 | 中高弾道 |
| 風への強さ | 普通 | 非常に強い |
| 推奨HS | 38〜44m/s | 40〜45m/s |
| 向いている人 | スピン派・操作派 | 飛距離派・直進派 |
⑥選び方のコツ(実例アドバイス)
・「芯を感じる打感で風に強く飛ばしたい」 → 新モデル2025年版
・「アプローチで止めたい・打感重視」 → 旧モデル2023年版
・「ロストボールを購入する」 → 刻印末尾「25」が入っているか確認
・「女性・シニア」 → 赤ロゴモデル(視認性◎・打感◎)がおすすめ
このように、JGRはどの年式でも“飛んで曲がらない”DNAを引き継いでいますが、
自分のスイングタイプとコーススタイルに合わせて選ぶことが最重要です。
JGRボール 使用プロと評価|口コミ・実戦レビューから見る実力
ブリヂストンのJGRボールは、ツアーBシリーズの中でもアマチュア人気が高い一方で、
実際にツアープロの使用例もあり、飛距離性能や安定性は折り紙つきです。
ここでは、実戦での評価や口コミから“本当の実力”を解説します。
ツアーB JGRボールを使用している主なプロ
JGRシリーズは、契約プロの中でも「ヘッドスピードが中速帯」「方向性重視」の選手に好まれています。
・稲森佑貴プロ(ドライバーのフェアウェイキープ率No.1)
→ 直進性の高いJGRを使用。風の中でもラインを外さない安定感が評価ポイント。
・堀琴音プロ(LPGAツアー)
→ 赤ロゴモデルを愛用。柔らかい打感と高弾道で飛距離+キャリー安定を実現。
・宮里優作プロ(契約期)
→ 「JGRは“飛びすぎず曲がらない”のが強み」とコメント。ドライバーショットでの安心感が魅力。
プロの中でも、JGRは「極端なスピン系ではないが安定する」と評され、
特にコントロール重視のラウンドで選ばれることが多いモデルです。
アマチュア・一般ゴルファーの口コミ評価
実際に2025年モデルを使ったゴルファーの声をまとめると、以下の傾向があります。
・「打感が柔らかいのに、飛距離が明らかに伸びた」
・「スライスが減って、まっすぐ飛ぶようになった」
・「風に強く、冬場でも距離の落ち込みが少ない」
・「アイアンで止まりにくい分、手前から転がす戦略が合う」
特に、ヘッドスピード40〜43m/s前後の層では飛距離アップ率が高く、
「JGRに替えてから1クラブ短くなった」との声も目立ちます。
一方で、上級者からは「旧モデルのほうがスピンが効く」との意見もあり、
グリーンで止めたいタイプは2023年モデルを好む傾向が見られます。
ロストボール・中古購入時の注意点
人気の高さから、中古市場にもJGRボールは多く流通しています。
ただし「新旧の混在」「刻印のかすれ」「赤ロゴの偽物」などに注意が必要です。
特に見分けのポイントは以下の3つ。
- 刻印末尾「25」または「5」なら最新モデル(2025)
- 「SPEED MUSCLE TECHNOLOGY」表記があれば新モデル確定
- 赤ロゴで印刷がにじんでいるものは非正規品の可能性あり
信頼できる中古ショップや大手ECサイト(例:ゴルフパートナー、二木ゴルフ、Rakuten公式)を利用するのが安心です。
プロ・上級者から見た評価まとめ
・「ミスヒットに強く、ラウンド後半でも疲れにくい」
・「スピン系ではないが、グリーン手前からのランを読めば武器になる」
・「2025年版は初速が速く、風の日のティーショットが安定する」
このように、JGRボールは“直進性・飛距離・安定感”に特化した万能モデル。
上級者にも評価されつつ、一般アマチュアにも扱いやすい稀有な存在です。
JGRボールを選ぶ前に知っておきたいチェックリスト&購入ガイド
新旧JGRの違いを理解したら、次は「どこで・どのモデルを買うか」がポイントです。
ここでは、失敗しないためのチェック項目と購入のコツをまとめました。
ロストボール派も新品派も、このガイドを参考にすれば安心です。
①購入前チェックリスト(必ず確認したい5項目)
- パッケージ表記:「SPEED MUSCLE TECHNOLOGY」があれば2025年モデル
- ロット番号末尾:「25」「5」→新モデル、「23」「3」→旧モデル
- ロゴフォント:太字で丸みがある=新モデル
- ナンバー色:赤ロゴは2025年版の正式ライン
- 販売店:正規取扱店・大手ECモールを利用(偽物回避)
上記5つを確認すれば、まず間違えることはありません。
特にネット購入時は、商品ページの写真で「ロゴの形」「箱の文言」を拡大してチェックしましょう。
②JGRボールの最安値を探すポイント
・公式サイトやゴルフ量販店では定価(1ダース 5,500〜6,000円前後)
・楽天市場やYahoo!ショッピングでは、旧モデルが4,000円台前半で購入可能
・ロストボールなら1球あたり100円前後〜とコスパ抜群
ただし、安さだけで選ぶと「古い年式」や「カバー劣化」などのリスクもあります。
飛距離と打感を重視するなら、新モデルを正規品で購入するのが理想。
一方で、練習用や冬場のラウンドには旧モデルのロストボールもおすすめです。
③おすすめの購入ショップ(信頼性重視)
・ブリヂストンスポーツ公式オンラインストア
・ゴルフ5 オンラインストア(Alpen Group)
・楽天市場(ゴルフパートナー公式)
・Amazon BRIDGESTONE公式ストア
これらは正規ルートで最新モデルを扱う販売店。
特に楽天やAmazonの「公式マーク付き店舗」を選ぶことで、偽物や型落ちトラブルを防げます。
④JGRボールを長持ちさせるメンテナンスのコツ
・プレー後は汚れを軽く水洗いし、タオルで乾拭き
・車のトランクや直射日光下に長時間放置しない
・表面が黄ばみ始めたら早めにローテーション
保管状態の良いボールは性能劣化を防げるため、
年間を通じて安定した飛距離とスピンを維持できます。
⑤おすすめ手書きマーカー|自分専用の識別をプラス
JGRは見た目がシンプルなため、自分用のマークを入れておくと紛失防止にも役立ちます。
特にロストボール市場では似たロゴが多いため、
「識別マーク付き=自分の球」とひと目でわかるようにしておくと安心です。
おすすめアイテム:
・ダイソー 極細油性ペン(耐水性◎)
・ライト(LITE)ゴルフボールマーカー G-163
・タイトリスト公式マーカーキット(スタンプタイプ)
ワンポイントで「赤点」や「横線」を入れるだけでも、
練習場やラウンド中に他人のボールと間違えるリスクを大幅に減らせます。
⑥購入後に確認しておきたいこと
・ボールにヘコミや光沢ムラがないか
・刻印の色が薄れていないか
・同じロット番号のものを1ダース単位で揃えているか
特にプレーで統一感を出すには、同一ロットのボールを使用することが理想です。
同じ年式でもロットが違うと打感が微妙に異なる場合があります。
⑦JGRボールを賢く使い分ける小技
・ドライバーや飛距離重視日は新モデル(2025)
・雨天・風の日は空力安定性重視で新モデル
・短いコースやアプローチ練習には旧モデル
こうした“シーン別の使い分け”をすることで、
手持ちのJGRボールを最大限に活かすことができます。
✅記事まとめ
- JGRボールは「飛んで曲がらない」設計のアマチュア向けディスタンス系モデル。
- 2025年モデルは「スピードマッスルテクノロジー」採用で初速と反発がさらに向上。
- 旧モデル(2023)は柔らか打感+高スピン、グリーンで止まりやすい特性。
- 新モデルは中高弾道で風に強く、直進性とランの伸びが抜群。
- 見分け方の基本はロゴフォント・ディンプル深さ・ロット番号末尾(25 or 5)。
- 赤ロゴ(JGR赤)は2025年から正式ラインナップ化された最新モデルの印。
- 推奨ヘッドスピードは40〜45m/s前後で、一般的な男性ゴルファーに最適。
- ツアーB XSは“止める”、JGRは“飛ばす”という明確な性能差がある。
- 購入時は「SPEED MUSCLE TECHNOLOGY」表記の有無と販売店の正規性を確認。
- 識別マークやマーカーを加えると、ロストボール混在時でも見分けやすく安心。
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