スピーダーNXブルーとグリーンの違いを徹底解説!適正スピード&合う人まとめ

この記事は、プロモーションを含みます

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結論
  1. スピーダーNXブルーとグリーンの違いは、弾道特性とシャフト挙動の明確な差にある。
  2. NXブルーは中調子で自然なつかまりと高弾道、幅広い層に使いやすいバランス型。
  3. NXグリーンは元調子で低スピン・強弾道、ハードヒッターや風に強い球を打ちたい人向け。
  4. ブルーの推奨ヘッドスピードは40〜45m/s、グリーンは43〜48m/sが理想。
  5. ヘッドスピード40でもグリーンは条件次第で使えるが、セッティングの最適化が必要。
  6. 自分の弾道傾向や球筋に合わせて、適正シャフトを選ぶことが飛距離・安定感アップのカギ。
  7. NXブルーはアベレージゴルファーやミスを減らしたい中級者に特におすすめ。
  8. NXブルーと相性がいいのは、つかまりと直進性を補う中慣性系ヘッド(G430MAXなど)。
  9. グリーンを使うプロはライン出し・風対策を重視し、叩いても暴れない安心感を評価している。
  10. ブルーを選ぶプロは再現性重視で、安定感と操作性の両立を武器にしている。

フジクラの人気シャフトシリーズ「スピーダーNX」。その中でもブルーとグリーンの違いに注目が集まっています。ゴルフショップや試打イベントで「NX気になるけど、ブルーとグリーンって何が違うの?」「自分にはどっちが合う?」と迷う声も少なくありません。

一見、色の違いだけのように見えますが、この2本のシャフトは性格がまったく異なるモデル。弾道特性、キックポイント、トルクの数値、そして合うヘッドスピードまで、ゴルファーのスイングタイプに応じて選ぶべきモデルがはっきり分かれます。つまり、「なんとなく見た目で選ぶ」と失敗する可能性が高く、特にヘッドとの相性や自身のスイングの傾向を把握したうえでの選定が重要になってきます。

また、最近ではツアープロの使用実績も増えており、「ブルーを使っているプロ」「グリーンを使っているプロ」からその違いを読み解くことで、あなたのクラブ選びにも活かせるヒントが見つかるはずです。

この記事では、「スピーダーNXブルーグリーンの違い」を軸に、それぞれの特徴・適正ヘッドスピード・合う人・合うヘッド・使用プロまでを徹底解説。スピーダーNX選びで迷わないために、データと実際の声をもとにわかりやすくご紹介していきます。

スピーダーNXシリーズは、フジクラが展開する中でも“次世代の標準”とも言える革新的なシャフト設計が特徴。従来の調子(先・中・元)に縛られず、「マルチフレックス」構造を採用することで、シャフト全体が一体となってしなり戻る独自の挙動を実現しています。これにより、スイング中のタイミングが安定し、ミート率や再現性が高まると好評です。

中でもブルーとグリーンは、同じシリーズながら性能が大きく異なります。それぞれの違いを把握することで、自分のスイングタイプに合った最適なモデルを選ぶことが可能になります。


フジクラ スピーダーNXのグリーンとブルーの違いは何ですか?

スピーダーNXブルーとグリーンの違いは、“弾道特性”と“シャフト挙動”に集約されます。以下の表に、両モデルの基本的な違いを整理してみましょう。

比較項目NXブルーNXグリーン
調子中調子元調子
弾道高弾道中弾道〜低弾道
スピン量やや多め少なめ
つかまり良い控えめ
操作性自然なつかまり、直進性あり抑えたつかまり、ライン出し◎
対象ゴルファー中級者〜アベレージ層中〜上級者、ハードヒッター

NXブルーは「素直にしなって自然につかまる」シャフトで、方向性と高さを両立しやすい設計。対してNXグリーンは「しなり戻りを抑え、強弾道でラインを出す」特性があり、振りにいっても暴れにくく、風に強い球筋を打ちたい上級者向けといえます。

結論として、スピン量・打ち出し・つかまりの違いが最も大きなポイント。高弾道でキャリーを稼ぎたいならブルー、低スピンでランを稼ぐ・ライン出しを狙いたいならグリーンがおすすめです。


スピーダーNX グリーンの特徴は?

スピーダーNX グリーンは、低スピン・中低弾道・操作性重視の設計が特徴の元調子系シャフトです。全体のしなり戻りを抑えることで、暴れにくく、ヘッドの挙動を安定させる設計思想が貫かれており、ライン出しの強い中弾道を打ちたいプレーヤーに高く評価されています。特に「左へのミスを減らしたい」「風に負けない強い球を打ちたい」といったニーズに応えてくれる1本です。

NXグリーンは、先端側が硬めに設計されており、インパクト時の挙動が非常に安定しているため、ダウンスイングで力をしっかり伝えたい中〜上級者向け。タイミングを自分で作れるスイングタイプの方にフィットしやすく、フェード系を狙うプレーヤーからも人気です。

また、低スピン設計により、吹け上がりを抑えたいハードヒッターとの相性も抜群。特にヘッドスピードが43〜48m/sのゾーンで、弾道の高さとランのバランスが取りやすく、飛距離を最大限に引き出すセッティングを組みやすい点もポイントです。

注意点としては、ヘッドスピードが40m/s未満のゴルファーが使うと、球が上がりづらくなったり、スピン不足でドロップしやすくなる場合もあるため、ロフトやボールの選定で調整が必要になることも。

つまり、スピーダーNX グリーンは「つかまりすぎず、しっかり振っていける低スピン系シャフト」を探している方にうってつけ。ドライバーの暴れを抑えて方向性を安定させたいプレーヤー、ライン出しやフェードで勝負したい競技志向のゴルファーにおすすめの一本です。

スピーダーNX ブルーの特徴は?

スピーダーNX ブルーは、中調子設計+中弾道+バランスの良いつかまりが特徴のモデルで、スピーダーNXシリーズの中でも特に「誰にでも扱いやすい」万能型シャフトとして人気を集めています。シャフト全体のしなり戻りがスムーズで、オートマチックに振っていってもヘッドの走りが良く、自然とボールがつかまる感覚が得られやすいのが最大の魅力です。

最大の特長は、先端〜中間部にかけての“クセのなさ”とスムーズな挙動。スイング中に無理なくシャフトがしなり、タイミングが取りやすいため、スイングテンポが安定しやすく、特に中級ゴルファーやアベレージ層からの評価が高いです。球が浮きやすく、キャリーでしっかり距離を稼ぎたい人にとって理想的なシャフトともいえます。

また、ブルーは「フェードもドローも打ちやすい」点でも優れており、球筋を固定したくないプレーヤーにとっては自由度が高いモデルです。高弾道でスピン量も適度に入り、**ミスヒット時でも大きく弾道を崩さない“懐の広さ”**も持ち合わせています。

推奨ヘッドスピードは約40〜45m/s。このゾーンに当てはまるゴルファーがもっとも自然に扱える設計になっており、ドライバーでつかまりが弱くて飛ばない、球が低くて悩んでいるという方には特にフィットします。

一方で、強振タイプや低スピン弾道を好む競技志向の上級者には、ややスピン過多・高弾道すぎると感じられることもあるため、そういった方にはグリーンの方が適しています。

総じて、スピーダーNX ブルーは「つかまり・高さ・安定感」をバランスよく備えたシャフトで、ドライバーに安心感を求める中級者や、今よりもう少し飛距離を伸ばしたいゴルファーにうってつけのモデルです。

シャフト選びで最も重要なのが、自分のヘッドスピードとシャフトの特性が合っているかどうか。どんなに人気のあるモデルでも、ヘッドスピードが合わなければ、飛距離・方向性ともに性能を引き出せません。スピーダーNXシリーズは、ブルー・グリーンそれぞれに推奨されるヘッドスピード帯が明確に分かれており、それに基づいたマッチングが結果に直結します。


SPEEDER NXの推奨ヘッドスピードは?

スピーダーNXブルーとグリーンでは、設計コンセプトが異なるため、推奨ヘッドスピードもそれぞれ別です。まずブルーは、ヘッドスピード40〜45m/s前後のゴルファーに最適。しなり戻りがスムーズで弾道も高めに出やすいため、スピンがしっかり入ってキャリーが出しやすい設計となっています。ドライバーの初速を安定させたいアベレージ層との相性が良く、「平均飛距離を底上げしたい」人にフィットします。

一方、グリーンヘッドスピード43〜48m/sの中〜上級者向け。元調子で先端剛性が高いため、ゆったり振る人よりも、振り抜きのスピードが速いゴルファー向けです。しなり戻りのタイミングを自分でコントロールできる人には、スピンが抑えられた強弾道が打てるようになり、風に強く前に伸びる弾道を実現できます。

「自分のヘッドスピードがどちらにも当てはまる」という場合は、弾道の高さやつかまりの好みで選ぶのが正解。たとえば、HS43m/sの人で球が上がらず苦労しているならブルー、つかまり過ぎて引っかけが多いならグリーン、という具合に調整できます。

ヘッドスピードと弾道傾向は、シャフト選びの“土台”。NXシリーズはスペックごとの挙動が明確なので、ヘッドスピードがわかれば、どちらのモデルが合うかかなり的確に判断できます。

スピーダー NX グリーン ヘッドスピード40の人でも使える?

スピーダーNX グリーンは元調子・低スピン設計で、一般的にはヘッドスピード43m/s以上の中〜上級者向けと言われています。しかし、「ヘッドスピードが40m/s前後だけど、NXグリーンを使いたい」という方も少なくありません。結論から言うと、使えるケースはあるが条件付きです。

まず理解しておきたいのが、NXグリーンの持つ“しなり戻りの遅さ”と“先端剛性の高さ”。この特性は、パワーのあるスイングでこそ活きるもので、スピード不足だと弾道が低くなりすぎたり、スピンが足りずにドロップする可能性があります。特に、打ち出し角が低くスピン量が少ないタイプの人には不向きです。

ただし、ヘッドスピード40m/sのゴルファーでも、

  • フェースローテーションが大きめでボールをつかまえられる
  • 打ち出し角が高めで、もともと弾道が浮きやすい
  • シャフトをSRまたはRフレックスで使用する
    といった条件を満たしていれば、NXグリーンでも十分に扱える可能性があります。

また、クラブヘッドとの組み合わせ次第でも調整は可能。たとえば、高弾道・高打ち出し特性のあるヘッド(G430 MAXやTSR2など)と組み合わせることで、弾道の高さを補い、NXグリーンの強弾道性能を活かすことができます。

それでも、「ちょっと厳しいかも…」と感じた方は、まずはNXブルーの硬め(S)を試す方が無難かもしれません。中調子でシャフトの戻りも素直なブルーなら、ヘッドスピード40m/sでもしっかり弾道を作りやすく、扱いやすさと飛距離の両方をバランスよく得られます。

つまり、NXグリーンはパワータイプに向いていますが、セッティング次第ではヘッドスピード40m/sのゴルファーにも対応可能。試打時には、ロフト・ヘッド性能・シャフトフレックスをしっかり調整して、自分のスイングに合うかどうかを見極めることが大切です。

スピーダーNX 適正ヘッドスピードの目安と判断基準

スピーダーNXシリーズを選ぶうえで、最も重要な指標の一つが「適正ヘッドスピード」です。ブルー・グリーンともに優れた性能を持つシャフトですが、ヘッドスピードとの相性が悪いと飛距離が出ない・弾道が安定しないといった不満につながりやすくなります。では、どうやって自分に合ったモデルを選べばいいのでしょうか?

まず基本となるのがメーカー推奨のヘッドスピードゾーンです。

  • スピーダーNX ブルー:40〜45m/s
  • スピーダーNX グリーン:43〜48m/s

この範囲を基準にすることで、自分が「今、振れるシャフト」かどうかを確認できます。ただし、数値だけで選ぶとミスマッチを起こすことも。そこで注目すべきなのが、**“スイングのタイプ”と“弾道の傾向”**です。

たとえば、同じヘッドスピードでも、

  • 「球が浮きすぎて飛ばない」なら低スピン・元調子系のグリーン
  • 「球が上がらない・捕まらない」なら中調子・高弾道のブルー
    を選ぶことで、弾道バランスが整います。

もう一つの判断基準として、試打時のボール初速とミート率があります。スピーダーNXを試す際に、ボール初速が安定し、方向性もバラけないなら「シャフトが合っている」と判断できます。逆に、しなり戻りのタイミングが合わず、打点がバラつく・初速が落ちるという場合は、調子や重量、フレックスを見直す必要があります。

さらに、フレックスの選び方もヘッドスピードと連動します。

  • 40〜42m/s → SR or R
  • 43〜45m/s → S
  • 46m/s以上 → X以上
    といった目安も活用できます。

スピーダーNXは非常に“正直なシャフト”です。ヘッドスピードに合えばミート率も弾道も安定しやすいので、飛距離だけでなく“再現性を重視したい”ゴルファーにこそマッチします。まずは自分のヘッドスピードを正確に測り、スイングタイプと組み合わせて選ぶことが、後悔しないシャフト選びの第一歩です。

スピーダーNXシリーズは、単に「ブルー=優しい、グリーン=上級者向け」と分類するだけでは不十分です。大事なのは、自分のスイングタイプや球筋、使用ヘッドの特徴とどうマッチするか。シャフトの性能は“単体の数値”より“使い手との相性”が結果を大きく左右します。ここでは、ブルーとグリーンがそれぞれどんなプレーヤー・クラブに合うのかを具体的に解説していきます。


スピーダーNX ブルー 合う人はどんなタイプ?

スピーダーNX ブルーが合う人の特徴は、一言で言えば「安定して振りたい中級者〜アベレージゴルファー」です。特に以下のようなスイング傾向の方にフィットしやすいです。

  • ヘッドスピードが40〜45m/s前後のゴルファー
  • 自然なつかまりでドロー気味の球が打ちたい人
  • 球が上がりにくく、キャリー不足に悩んでいる人
  • スライスしやすく、フェースが開きやすい傾向がある人
  • シャフトのしなりを感じてタイミングを合わせたい人

NXブルーは中調子らしく、シャフト全体がスムーズにしなるため、力を入れなくてもヘッドが気持ちよく走り、ボールに自然と高さとつかまりが加わるのが魅力です。これにより、飛距離が安定し、再現性の高いドライバーショットが実現しやすくなります。

また、スライスに悩むゴルファーにとって、ブルーは**「振り切っても右に抜けにくい安心感」**があり、フェースローテーションが少ないスイングタイプの方でもボールがしっかり捕まってくれるのが大きな利点です。

一方で、振りに行くとシャフトがやや暴れると感じることもあるため、強振系や低スピンを好む方にはやや物足りなさが出ることも。その場合は、次の選択肢としてNXグリーンを視野に入れるとよいでしょう。

総じて、スピーダーNXブルーは「つかまり・高さ・素直な挙動」の3拍子が揃った、幅広い層にとって“扱いやすさ”と“飛距離安定”を両立できる万能シャフトです。


スピーダーNX ブルーに合うヘッドは?

スピーダーNX ブルーは中調子でしなり戻りがスムーズ、つかまりやすく高弾道が打ちやすい設計です。このシャフトの持ち味を最大限に引き出すには、「直進性の高いヘッド」や「スピンが抑えられた低重心ヘッド」との組み合わせが相性抜群です。特にミスヒットの許容性が高く、球が上がりやすいモデルを選ぶと、ブルーのポテンシャルを活かしやすくなります。

おすすめの代表的なヘッドは以下のとおりです:

  • テーラーメイド ステルスHD/Qi10 MAX
    → 高慣性モーメント設計でスライス防止に強く、シャフトのつかまりとマッチしてやさしく飛ばせる。
  • PING G430 MAX
    → 高弾道・低スピンのバランスがよく、ブルーの弾道特性と組み合わせると“素直に飛ぶ球”が出やすい。
  • キャロウェイ パラダイム X
    → ドローバイアス設計のヘッドとブルーのつかまり性能が相乗効果を発揮し、右へのミスが激減。
  • スリクソン ZX5 Mk II
    → やや高弾道寄りで、安定した方向性と飛距離を狙いたい人におすすめの組み合わせ。

一方、フェースアングルがオープン気味でつかまりの少ないヘッド(例:PING G430 LST、テーラーメイドQi10 LS)との組み合わせでは、シャフトのつかまり特性が補正要素として作用するため、「低スピン・左を怖がらないセッティング」が可能になるという活用法もあります。

つまり、スピーダーNX ブルーは「つかまりすぎるヘッド」でも「逃げ顔のヘッド」でも、バランスよく機能する懐の広さが魅力です。ただし、低スピン・ハード系ヘッドと組み合わせると弾道が浮きすぎる可能性があるため、その場合はロフト調整や重量フローに注意しましょう。

総じて、“球をつかまえて高く打ち出したい”という目的があるなら、つかまりと高慣性のあるヘッドと組み合わせるのがベスト。あなたのスイングと方向性の悩みに合わせて、ヘッドとシャフトの“性格の掛け算”を意識してセッティングすることで、NXブルーの性能は最大限に活かされます。

NX GREENを使っているプロは?

スピーダーNX グリーンは、低スピン・強弾道・元調子設計という特性から、ヘッドスピードが速く、安定したライン出しや操作性を求めるツアープロに支持されています。実際、2023〜2024年の男子・女子ツアーでは、複数のプロがこのNXグリーンを実戦投入しており、「叩けるのに暴れない」「風に強い球が打てる」との声が多く聞かれています。

代表的な使用プロには以下のような選手がいます:

  • 堀川未来夢プロ
    → 安定したフェードボールを持ち味とする選手で、風に強くラインを出せる弾道を求めてNXグリーンを使用。方向性とコントロール性の両立に貢献。
  • 永野竜太郎プロ
    → シャフトに対するこだわりが強く、しなり戻りのタイミングが一定である点を高く評価。弾道の高さを抑えながらも初速を確保できることがポイントに。
  • 女子ツアーでは比嘉真美子プロや柏原明日架プロも、時期によりグリーンをテスト・投入しており、しっかり振っても左に行かない安心感を評価しています。

彼らに共通しているのは、シャフトに頼らず、自分のスイングでしっかりフェースコントロールができるプレースタイルを持っていること。NXグリーンはしなり戻りを抑えた設計のため、フェースターンを抑えてラインを出したいプロや、風の影響を最小限にしたいセッティングに最適です。

また、プロたちはシャフト選びにおいて“球のつかまりすぎを抑える”ことを重視しており、グリーンの持つつかまり控えめの挙動が、フルショットでも狙い通りのフェード・ストレートが打てるという信頼感につながっています。

総じて、NXグリーンは「叩いても暴れない」「操作性と強弾道を両立したい」という要求に応える、上級者・ツアープロ向けの実戦シャフト。使用プロのプレースタイルから見ても、クラブ選びの参考になるポイントが満載です。

スピーダーNX ブルー 使用プロの傾向とは?

スピーダーNX ブルーは、中調子でクセが少なく、つかまり・弾道の高さ・操作性のバランスが取れたシャフトです。この特性から、スイングの再現性を重視するプロや、安定した高弾道を求める選手に多く選ばれています。ブルーはプロの中でも“飛距離を出すより、ミスを減らす”という発想でセッティングを組んでいる選手に支持されている傾向があります。

代表的な使用プロには以下のような選手がいます:

  • 小平智プロ(テスト使用実績あり)
    → 高いフェースコントロールとテンポ重視のスイングスタイルにマッチし、インパクトでの挙動が安定しやすいブルーを使用。
  • 稲森佑貴プロ(ショートゲームからドライバーまで“再現性重視”でセッティングを組むタイプ)
    → スイングテンポを乱さない、シャフトの素直な挙動を評価。

また女子ツアーでも、勝みなみプロや山下美夢有プロといった若手注目選手が使用していたことがあり、飛距離よりも方向性と安定感を大切にするセッティングの一環として採用されていました。

ブルーを選ぶプロに共通しているのは、

  • スイングテンポが一定で、無理に叩かない
  • ミート率を優先し、安定性重視のプレースタイル
  • シャフトの“暴れ”よりも“素直さ”を評価する
    という点です。

さらに、ブルーはスピンが適度に入るため、フェード・ドローのどちらも打ち分けやすく、球筋を限定せずに戦いたいツアープロのニーズに応えられる柔軟性も魅力のひとつです。

つまり、スピーダーNXブルーは「操作性を確保しながら、失敗の少ない弾道を打ちたいプロ」に好まれる傾向があります。使用プロのプレースタイルを見ると、**勝負を決めにいくというより、安定で戦うプロの“武器”**としての存在感が光っています。

記事まとめ

  1. スピーダーNXブルーとグリーンの違いは、弾道特性とシャフト挙動の明確な差にある。
  2. NXブルーは中調子で自然なつかまりと高弾道、幅広い層に使いやすいバランス型。
  3. NXグリーンは元調子で低スピン・強弾道、ハードヒッターや風に強い球を打ちたい人向け。
  4. ブルーの推奨ヘッドスピードは40〜45m/s、グリーンは43〜48m/sが理想。
  5. ヘッドスピード40でもグリーンは条件次第で使えるが、セッティングの最適化が必要。
  6. 自分の弾道傾向や球筋に合わせて、適正シャフトを選ぶことが飛距離・安定感アップのカギ。
  7. NXブルーはアベレージゴルファーやミスを減らしたい中級者に特におすすめ。
  8. NXブルーと相性がいいのは、つかまりと直進性を補う中慣性系ヘッド(G430MAXなど)。
  9. グリーンを使うプロはライン出し・風対策を重視し、叩いても暴れない安心感を評価している。
  10. ブルーを選ぶプロは再現性重視で、安定感と操作性の両立を武器にしている。
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