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ゴルフコンペでよく聞く「ダブルペリア方式」。でも実際には、「計算方法が難しそう…」「新ペリアとの違いがわからない」と感じている人も多いのではないでしょうか?
ダブルペリア方式は、初心者から上級者まで幅広いゴルファーが公平に競い合えるように考えられたハンディキャップ方式の一つ。特に、実力差のある仲間同士でのラウンドや企業コンペで重宝されています。
この記事では、ダブルペリアとは何か?という基本から、隠しホールの決め方、計算方法やツール、さらには「どれくらいのスコアなら恥ずかしくないのか」といったリアルな疑問まで、丁寧に解説していきます。
ゴルフ幹事さんや初コンペ参加の方にも役立つ情報を満載でお届けしますので、ぜひ最後までご覧ください!
Contents
ダブルペリアとは?ゴルフ初心者でもわかる基礎知識
新ペリアとの違いを簡単に理解しよう
ダブルペリアとは、ゴルフコンペでよく使われるスコア調整方式のひとつです。プレー前に設定された“隠しホール”のスコアを使って、ラウンド後にハンディキャップを算出し、順位を決めます。
この方式の特徴は、実力だけではなく運要素も加わるため、初心者でも上位に入れるチャンスがあることです。
「新ペリア方式」との違いは、主に次の3つです:
- 隠しホールの数:ダブルペリアは通常12ホール、新ペリアは6ホール
- 計算方法:ダブルペリアは合計×1.5 − 基準スコア、新ペリアは×3 − 基準
- キャップ(上限)の扱い:どちらも上限36などを設定できるが、柔軟性は主催者次第
ざっくり言えば、ダブルペリアの方が運の影響が強く、誰が勝ってもおかしくないため、エンタメ要素の強いコンペで好まれています。
なぜアマチュア競技で採用されるのか?
アマチュアのゴルフコンペでは、プレーヤーの技量に差があることが普通です。そんな中、全員が楽しめるようにと生まれたのがこの「ダブルペリア方式」。
実力ではなく、あくまでスコア調整によって公平性を担保する仕組みなので、ベストスコアを出さなくても入賞の可能性があるのが魅力です。
また、競技性がゆるめなレクリエーション的コンペにも相性が良く、「今日は楽しむぞ!」という雰囲気を演出しやすいというメリットもあります。
ダブルペリアのメリットと採用シーン
ダブルペリアの最大の魅力は“運要素”
ゴルフコンペにおいて、ダブルペリア方式の最大のメリットは「誰にでも優勝のチャンスがある」ことです。実力差が大きくても、隠しホールの出来次第でハンディキャップが大きく変動し、上位に食い込むことも可能。
例えば、ベストスコアを出しても隠しホールで叩いてしまえば入賞圏外になる一方、100オーバーでも隠しホールを上手くまとめていれば優勝できることも。これが運要素を楽しめるゲーム性に繋がっているのです。
初心者も優勝できる可能性がある公平性
ダブルペリア方式は、実力に関係なく誰でも上位に入れる可能性があるため、初心者の参加ハードルが低くなるのも大きな魅力。
「ゴルフコンペは上手くないと勝てない」と思われがちですが、ダブルペリアならスコアが100を超えていても優勝経験がある人も多数。
そのため、会社のコンペやゴルフ未経験者を含むレクリエーションイベントでは、参加者全体の満足度を高められる方式として非常に人気があります。
隠しホールの決め方と注意点
隠しホールはどのように選ばれている?
ダブルペリア方式の肝となるのが、ハンディキャップの算出に使う「隠しホール」の設定です。通常は18ホール中、6ホール(または12ホール)を事前に隠しホールとして設定します。
この選定にはいくつかの方法があります:
- 前半9ホール・後半9ホールから均等に選ぶ(例:各6ホールずつ)
- 難易度のバランスを考慮し、ランダムで選出
- 第三者やゴルフ場が設定(幹事以外の透明性を重視)
不正や偏りを避けるためにも、スコア提出後に発表するのが基本です。選び方が偏ると公平性が損なわれるため、なるべく自動選定やアプリ任せが安心です。
恣意的な設定で揉めないためのポイント
コンペによっては、「毎回同じ人が勝つ」「あの人に都合がよすぎる」など、不信感が生まれることもあります。その多くは隠しホール設定の不透明さに起因します。
こうしたトラブルを防ぐためのポイントは以下の通り:
- ゴルフ場のスタッフにランダムで設定してもらう
- 計算アプリや自動抽出機能を使ってランダム性を保つ
- 設定者とプレイヤーが別であることを明記しておく
公正なコンペを目指すためにも、運営側の透明性が求められます。
ダブルペリアの計算方法をわかりやすく解説
簡単な計算式と計算例
ダブルペリア方式では、隠しホールのスコアを使ってハンディキャップ(HDCP)を算出し、そのハンデを実スコアから引いた値がネットスコア(順位判定に使うスコア)となります。
代表的な計算式は以下のとおり:
ハンデ = (隠しホールの合計スコア × 1.5)− 基準スコア(72)
計算例:
隠しホール12ホールの合計スコアが45の場合、
ハンデ = 45 × 1.5 − 72 = 67.5 − 72 = -4.5(マイナスは0として扱う場合あり)
※基準スコアは72が一般的ですが、設定によって変わることもあります。
上限36とは?ペナルティキャップの考え方
多くのコンペでは「ハンデの上限(キャップ)」を設けています。一般的なのが上限36という設定です。
これは、どんなにスコアが悪くても「最大で36までしかハンデは加算されない」というルール。極端に不利な計算結果を防ぐため、ゲームバランスを保つための措置ともいえます。
上限なしの設定はアリか?
一方で、「上限なし」とする設定も存在します。これにより、隠しホールで大きなスコア差が出た人が一気に上位にくることもあります。
ただしこの場合、初心者が1位を独占してしまう可能性があるため、実力差のあるコンペではバランスを見て調整が必要です。
参加者のレベル感や目的に応じて、キャップの有無は臨機応変に対応しましょう。
便利なダブルペリア計算ツール・アプリ
おすすめの無料計算サイト&アプリ
幹事や主催者にとって面倒なのが、ダブルペリアの計算作業。そんなときに便利なのが、無料の計算ツールやアプリです。
代表的な計算サイトには以下があります:
スマホアプリでは「Golf Score Manager」や「GDOコンペナビ」などが人気。スコア入力だけで自動計算してくれるので、集計ミスのリスクも大幅に減らせます。
幹事業務を効率化する方法
アプリの中には、ハンディ計算だけでなく、参加者の順位表・スコアカード・ニアピンなどの賞設定管理まで行える多機能型も登場しています。
たとえば「コンペナビ」は、スマホひとつで:
- スコア登録
- 順位表自動表示
- 賞品設定・表彰結果の自動生成
まで一括管理できます。幹事経験の少ない方こそ、こうしたツールを使えば運営のストレスを激減させられます。
ゴルフで恥ずかしくないスコアとは?順位の目安も
80台・90台・100台の評価と印象
ゴルフコンペでは「何打くらいなら恥ずかしくないか?」という疑問を抱える人も多いでしょう。実際のところ、参加者のスキルによって印象は異なりますが、以下のようなスコア感覚が一般的です:
- 80台:上級者のスコア。周囲から一目置かれる
- 90台:アベレージゴルファーの平均ライン。最も多い層
- 100台:初心者または年1~2回のラウンド層。全く問題なし
つまり、100を切れなかったからといって恥ずかしいわけではありません。むしろルールを守り、マナーよくプレーすることの方が大事です。
コンペで恥をかかないための準備とは
スコアそのものよりも大切なのは、事前準備とゴルフマナーです。以下の点に気をつければ、スコアが悪くても周囲からの評価は上がります:
- 時間厳守で集合・スタートする
- プレーファスト(テンポよく)を心がける
- 素振り・ライン読みを最小限に
- 同伴者を応援したり、声かけを忘れない
また、コンペ後のパーティや挨拶も含めて“ゴルフの一部”。スコアだけにとらわれず、全体の振る舞いで評価されることを意識しておきましょう。
✅記事まとめ
- ダブルペリアとは、隠しホールのスコアを使って後からハンデを決める方式。
- 新ペリアとの違いは、隠しホールの数と計算式にある。
- ダブルペリアは実力差がある中でも公平に順位が出せるのがメリット。
- 隠しホールはランダム設定が基本で、事前に公開しない。
- 隠しホールは不公平感をなくすため、第三者設定やアプリ活用が有効。
- 計算方法は「隠しホール合計×1.5 − 基準スコア」で算出。
- ハンデには上限(キャップ)を設けることが多く、一般的に36が基準。
- 計算を自動化できる無料ツールやアプリを使うと幹事の負担が軽減。
- スコアが100超えでもダブルペリアなら優勝の可能性がある。
- 恥ずかしくないスコアより、マナーと運営姿勢が重視される。