【保存版】スピーダー661の特徴と選び方|569との違いや適正HSも解説

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スピーダー661シリーズに興味があるけれど、「どのモデルが自分に合うのか分からない…」そんな悩みを持つゴルファーは少なくありません。
フジクラの名作として知られるこの中元調子系シャフトは、競技ゴルファーだけでなく中級者の飛距離・方向性アップにも大きく貢献してくれる一本です。

しかし、歴代のエボリューション1〜7までモデルが豊富なうえ、スペックや相性ヘッドも多様。選び方を間違えると「飛ばない」「硬く感じる」といった評価につながることもあります。

そこでこの記事では、スピーダー661の特徴・歴代モデルの違い・569との比較・適正ヘッドスピード・合う人の傾向までを徹底解説。
「飛距離を伸ばしたい」「振りやすくてミスに強いシャフトが欲しい」と感じている方には必見の内容となっています。

スピーダー661はどんなシャフト?|特徴と性能の全体像

スピーダー661シリーズは、フジクラが誇る中元調子の代表格ともいえるカスタムシャフトです。
その名の通り60g台の重量設定で、振り切りやすさと安定感のバランスに優れています。
プロアマ問わず高評価を得ており、「飛ばせるけど曲がらない」という理想の特性を追求した設計になっています。

661シリーズは、初代からエボリューション7まで継続して開発されており、代を追うごとに振動数や剛性配分の最適化が進められています。
シャフト全体がスムーズにしなりながら、切り返しで暴れにくく、インパクトでしっかりとボールを押し込める設計です。

また、スピーダー661は、振動数・挙動特性ともに“叩いて飛ばしたい”ゴルファーに非常に適しています。
中〜上級者だけでなく、ヘッドスピードが43m/s前後の中級者でも十分使いこなせる仕様です。

中元調子の特徴と適正ヘッドスピード

スピーダー661シリーズ最大の特徴は「中元調子」であることです。
これはシャフトのしなりポイントが手元寄りにある設計を意味し、切り返し時にタイミングが取りやすく、スイングテンポが安定しやすいというメリットがあります。

中元調子シャフトは、ダウンスイングでタメをつくりやすいため、インパクトでヘッドが走る感覚を得やすくなります。
ただし、手元が硬く感じるため、シャフトの挙動に対してある程度のヘッドスピードとスイングスキルが求められる点は注意が必要です。

適正なヘッドスピードの目安としては、43〜47m/s程度が理想とされます。
特に「振り遅れが気になる」「手元側が柔らかすぎてタイミングが合わない」というプレイヤーにとって、スピーダー661のような中元調子シャフトは最適解になりやすいです。

反対に、ヘッドスピードが40m/s以下のゴルファーが使うと、シャフトがしならず“棒のような感覚”になってしまい、飛距離ロスやスライスの原因にもなりやすくなります。

スピーダー661エボリューション|歴代モデルの違い

スピーダー661は、エボリューション1〜7まで進化を続けており、それぞれのモデルで設計思想やターゲットが異なります。
一貫して“飛距離性能の追求”をコンセプトにしつつ、弾道の高さや捕まり具合、シャフト剛性バランスが絶妙に調整されています。

まず、エボリューション1は直進性を重視した初代モデル。暴れにくく、競技志向のプレーヤーに好まれました。
エボ2はややしなりを大きくして捕まりを強化、アベレージゴルファーにも扱いやすくなっています。

エボ3は手元が硬く叩ける仕様で、スライス対策というより“左を嫌う人”に最適。
エボ4は弾き感がありつつも、シャフト全体のしなり戻りで高初速を狙う設計です。

エボ5〜7になるとより多様なフィーリングが盛り込まれ、
特に**エボ7(最新)**は直進性とコントロール性を融合したモデルで、中級〜上級者がトータルバランスを求めるときに好適。

それぞれのモデルはどんなゴルファーに合う?

スピーダー661シリーズは同じ重量帯でも、モデルごとに“適正ゴルファー像”が変わります。
自分のスイングタイプや悩みに合わせて選ぶことで、飛距離・方向性ともにパフォーマンスを最大化できます。

**エボリューション1(初代)**は、とにかくミート率を上げたい中〜上級者向け。切り返しでブレず、安定感を重視した設計です。
エボ2は球がつかまりやすく、スライスに悩むアベレージ層におすすめ。タイミングも取りやすい特性があります。

エボ3は左へのミスを抑えたい方に。フェースが返りにくいため、フッカーや競技志向ゴルファーにマッチします。
エボ4は高弾道・高初速を狙いたい人に最適。軽快な振り心地と飛距離の伸びを実感できます。

エボ5以降は、中調子~手元寄りの挙動を強化しつつ、幅広いゴルファーに対応。
特にエボ6はインパクト前後の挙動が素直で、安定感と操作性のバランスが秀逸。
エボ7は最新技術で直進性を極めており、球筋のブレが少ないので狭いホールでも安心して打てる仕様です。

スピーダー661と569の違いは?|重量・調子・弾道比較

スピーダー661と569は、どちらも「スピーダー」シリーズの中心モデルですが、
重量・シャフト剛性・弾道特性に明確な違いがあります。選び方を間違えると、飛距離や方向性に大きく影響するため注意が必要です。

スピーダー569は、661よりも約10g軽量で、振りやすさ重視。
ヘッドスピードが38〜43m/s程度のゴルファーにフィットしやすく、高弾道・つかまりの良さが特徴です。
一方で、インパクトで暴れやすく感じる人や、タイミングが合いにくいという声も。

スピーダー661は重量がある分、安定性と方向性が向上。
スイングスピードが43m/s以上ある中〜上級者向けで、弾道は中〜中高弾道がメイン。
「もう少し抑えた弾道にしたい」「振り遅れたくない」というニーズに合います。

また、どちらも中元調子系が中心ですが、569の方がシャフトの戻りが速く、
球をつかまえる感覚が得やすいため、ドロー系を打ちたい人には569が合うケースもあります。

スピーダー661が合うゴルファーの特徴とは?
スピーダー661は“操作性と安定感のバランス”に優れたシャフトで、
中〜上級者層のニーズをしっかりと満たす設計がされています。合うゴルファーには明確な共通点があります。

まず、ヘッドスピードが43m/s以上あるゴルファーにはぴったり。
661はある程度の振れるスピードを前提としたシャフト剛性のため、
ヘッドが走りすぎてタイミングが合わないような人には向いていません。

また、球の高さを抑えたい人や、ドロー・フェードを打ち分けたい操作派にもおすすめです。
661はクセが少なく、インパクトゾーンでしっかり戻るので、狙った球筋をイメージ通りに出しやすいのが魅力です。

一方、スライスに悩んでいたり、つかまりの良さを求める人は569や474の方が合う可能性があります。
つまり、661は「飛距離よりもコントロール性」「曲がりを抑えたい」「球を叩いていきたい」というゴルファーにマッチする一本なのです。

スピーダー661の中古市場はどうなっている?

スピーダー661は中古市場でも安定した人気を誇るモデルで、
特に**エボリューションシリーズ(1〜7)**は世代ごとの性能差が分かりやすいため、選びやすいのも魅力です。

中古価格は、モデルによって大きく異なります。
例えば、初代661エボ2・3など旧モデルは、状態にもよりますが8,000〜12,000円程度で手に入るケースが多く、
コスパを重視したい人には狙い目のシャフトです。

一方、エボ5〜7あたりの新しめモデルは中古でも15,000〜25,000円程度で推移しており、
人気ブランドとのコンボシャフト(テーラーメイドやキャロウェイ等)ではさらに高値で取引されることもあります。

中古購入の際は、「カットされていないか」「スリーブの互換性」「トルク・重量表記」が正しいかなど、
基本的なチェックポイントも押さえることが重要です。とくに自分のドライバーヘッドに合ったスリーブ付きかは必ず確認しておきましょう。

661シリーズで飛距離が出るのはどのモデル?

スピーダー661シリーズの中で「飛距離性能」を重視するなら、注目すべきは**エボリューション5(EVO5)エボリューション6(EVO6)**です。
この2モデルはシャフトの挙動が素直で、インパクトの再現性が高く、スピン量を抑えて強い中弾道を生みやすい構造になっています。

EVO5は、走りすぎない中元調子で方向性の安定に寄与しながら、適度にシャフトがしなるため、ボール初速を上げやすい特徴があります。
「振り抜けるけど叩いても暴れない」という声が多く、プロ・アマ問わず好評のモデルです。

一方でEVO6は、弾道をやや高めたい人や球のつかまりを強く感じたい人向け。
中調子寄りの挙動で、インパクトゾーンでの“加速感”が出しやすく、特にミート率に自信がある人なら飛距離アップが狙えます。

モデルを選ぶ際には、飛距離だけでなく打ち出し角やスピン量とのバランスも考慮することが大切です。
同じ661でも自分のスイングに合ったモデルを選ぶことで、最大飛距離を引き出せるのです。

スピーダー661のフィーリングと試打評価まとめ

スピーダー661シリーズは、多くの試打レビューで「素直で癖がない」「叩いても暴れない」「インパクトが安定する」と高く評価されています。
シリーズ全体を通じて感じられるのは、中調子系特有のタイミングの取りやすさと、インパクトでの押し込み感です。

初代〜エボ2までは手元のしなり感がやや強く、ゆったり振る人向けという評価が目立ちました。
一方、エボ3〜4は中〜先寄りにシフトし、少し走り感を持たせたモデルに。
エボ5〜6はその中間をとり、タイミングの取りやすさと強い弾道のバランスが取れた仕上がりに進化しました。

試打インプレでは、特に「ヘッドがブレずにまっすぐ出る」「フェースの開閉が抑えられる」といった声が多く、
コントロールを求めるゴルファーにとって安心感のあるフィーリングが好まれています。

また、音や打感の伝わり方がクリアで、フィードバックが明確に返ってくる点も支持される理由です。
シャフトに求められる“振り心地”と“打ちやすさ”を高次元で両立しているため、試打して気に入った人は即決するケースも珍しくありません。

スピーダー661は初心者でも使える?

スピーダー661は基本的に中〜上級者向けのシャフトとして設計されていますが、スイングの基本ができている初心者や、ヘッドスピードがある程度出る方であれば十分扱えるモデルです。

661は中調子でタイミングが取りやすく、インパクトでの安定感にも優れているため、「初心者でも扱いやすいシャフト」としての評価もあります。
ただし注意したいのは、フレックス(硬さ)と重量の選択ミスです。

特にSフレックスやXフレックスは、ヘッドスピードが42〜45m/s以上ないと「しなりを感じにくい」「振り遅れる」と感じる可能性があります。
そのため、まだヘッドスピードが出せない初心者は、同じスピーダーでも569シリーズなどの軽量タイプから始めるほうが適切です。

逆に「初心者だけど力に自信がある」「すでにミート率が高め」という方なら、661SRフレックスあたりを試す価値は十分あります。

重要なのは、「自分の今のスイングに合っているかどうか」なので、試打してみてスイングリズムが崩れないかどうかをチェックすることが大切です。

スピーダー661の評価をモデル別に総まとめ

スピーダー661シリーズは、各世代ごとに異なるフィーリングや性能があり、ゴルファーの好みやスイングスタイルに応じて最適なモデルを選ぶことが可能です。
ここでは、代表的な各モデルの評価を簡潔にまとめます。

  • 初代スピーダー661
     シャフト全体のしなり感が強く、飛距離性能は高いがタイミングがシビアとの声も。しなり戻りで飛ばしたいタイプに好評。
  • エボリューション2(EVO2)
     手元寄りのしなりで、操作性やコントロール性に優れる。ドローを打ちたい人に人気。
  • エボリューション3(EVO3)
     先端寄りのしなり戻りで弾き感が強く、飛距離性能がアップ。つかまりが良く、スライサーに好まれる。
  • エボリューション4(EVO4)
     中元調子で安定性が高く、プロ・上級者に人気。吹け上がりを抑えたい人向け。
  • エボリューション5(EVO5)
     中調子でクセがなく、タイミングが合わせやすい。万人受けするバランス型。
  • エボリューション6(EVO6)
     やや走り感のある設計で、ボール初速が出しやすく、打ち出しも高い。中弾道の強い球を狙うプレーヤーに。
  • エボリューション7(EVO7)
     EVO5・6の中間のようなモデルで、操作性と飛距離性能のバランスが秀逸。シャフトに「硬さ」より「しなり感」を求める方に評価されている。

このように、スピーダー661は世代ごとに微妙な違いがあるため、自分の弾道やスイング傾向を踏まえた選択がカギとなります。

✅ 記事まとめ

  1. スピーダー661は中調子で、幅広い層に対応するバランス型シャフト。
  2. エボリューションシリーズは世代ごとに特性が異なり、選び方が重要。
  3. ヘッドスピードが43〜47m/s程度のゴルファーに適正。
  4. 569と比べて重量があり、しっかり振れる人向け。
  5. 初代661は飛距離性能が高いが、タイミングの習得がやや難。
  6. EVO3は先調子寄りでつかまりが良く、スライス対策に有効。
  7. EVO5・6・7は特にバランスが良く、多くのゴルファーに支持されている。
  8. 初心者でもSRフレックスであれば扱えるが、試打は必須。
  9. カスタムクラブとの相性次第で、さらに性能を引き出せる。
  10. 飛距離・操作性・安定性のバランスを求める人におすすめの1本。
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