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- Qi10 MAXはやさしいドライバーだが、条件によっては飛ばないと感じることもある。
- 飛ばない原因には打点ミス、スピンの増加、シャフト不一致、ロフト角の問題がある。
- SNSや口コミでも「吹け上がる」「ランが出ない」といった声が多く見られる。
- シャフトを自分に合ったものに替えると、スピンが抑えられて飛距離が伸びる。
- ロフト角の調整で弾道の高さをコントロールするだけでも飛距離改善につながる。
- 芯でとらえる打点の意識とティー高さの見直しも重要な改善ポイント。
- Qi10 MAXは高弾道&安定感、Qi10無印はバランス型、Qi10 LSは低スピンで飛ばし重視。
- 新品は約6万円、中古やヘッドのみなら3万円台〜と価格にも幅がある。
- プロも使う技術を活かしたモデルで、フィッティングすれば性能を最大限に活かせる。
- 飛ばないと感じたら、「自分に合う条件」を見つけることが、飛距離アップの第一歩。
Contents
Qi10 MAXが飛ばない…実際に感じた違和感とは?
いつものスイングなのに距離が出ない?筆者のリアルな体験談
Qi10 MAXを試打したとき、最初の印象は「とにかくボールが上がるな」でした。
ですが、そのわりに飛距離が出ない。正直、「ステルス2より10ヤードくらい短いかも?」と感じました。
同じヘッドスピード、同じボール、同じスイングなのに「なぜ飛ばない?」という疑問がモヤモヤ…。
キャリーはしっかり出るけど、吹け上がってランが出ていない印象です。
こういった感覚、実はQi10 MAXで「飛ばない」と感じている人に共通するある原因があるのです。
SNS・口コミでも“飛ばない”の声はある?共通点をチェック
X(旧Twitter)やYouTubeのコメントなどでも、
- 「ボールは上がるけど前に進まない」
- 「やさしいけど飛距離は控えめかも」
- 「スピンが多すぎる気がする」
といった声がちらほら見られます。
特にヘッドスピードが40〜43m/sあたりのゴルファーに多い印象で、シャフトとの相性や弾道の傾向にヒントがあるようです。
Qi10 MAXが飛ばない4つの原因
打点がバラついて芯を外している
Qi10 MAXは寛容性が高いクラブですが、芯を外すとやはり飛距離は落ちます。
特にフェース下部や先っぽで当たると、スピンが増えてボールが吹けやすいです。
芯をとらえられていない人ほど、「MAXなのに飛ばない…」と感じやすい傾向があります。
シャフトの重量・硬さが合っていない
Qi10 MAXの標準装着シャフト(TM50など)は軽量・柔らかめの傾向があります。
ヘッドスピードが速い人が使うと、インパクトでシャフトが負けて、エネルギーがボールに伝わりにくいという現象が起こります。
結果として「なんか振りやすいけど、距離が伸びない」という状態に。
スピン量が多くて吹け上がっている
Qi10 MAXは高弾道+中~高スピン設計なので、打ち出しは高くても、ランが伸びにくいです。
スピン量が3000rpmを超えるような弾道だと、特に向かい風や冬場では飛距離ロスが大きくなります。
ロフト角が合っておらず最適弾道が出ていない
可変スリーブの調整でロフト角を±2°ほど動かせますが、そのままのロフト(10.5°など)が合わないケースもあります。
「ボールが上がりすぎるな」と感じたら、ロフトを1〜2度立てて調整するだけでキャリーとランのバランスが改善することも。

飛距離アップのためにできる3つの対策
Qi10 MAXに合うシャフトを選び直す
Qi10 MAXの性能をしっかり引き出すには、シャフト選びがとても大切です。
標準の軽量シャフト(TM50など)は、振りやすさはあるものの、ヘッドスピードが42m/s以上の人には柔らかすぎたり、軽すぎたりすることもあります。
そんなときは、以下のような中調子〜やや先調子系のしっかりめシャフトに変えると、スピン量が抑えられて飛距離が伸びる可能性があります。
✅ おすすめシャフト例:
- VENTUS TR(Blue 5-S or 6-S)
- SPEEDER NX(50-S / 60-S)
- TOUR AD CQ / HDシリーズ
- TENSEI Pro Orange / Blue系(中級者以上)
「飛距離が物足りない…」と思っているなら、まずシャフトの重量・トルク・フレックスを見直してみるのが近道です。
スリーブでロフトやフェース角を微調整する
Qi10 MAXは、テーラーメイド独自のロフト可変スリーブがついています。
この機能を使えば、ロフト角を±2°の範囲で調整できるので、
- 「吹け上がりすぎる → ロフトを立てて弾道を抑える」
- 「キャリーが足りない → ロフトを寝かせて高さを出す」
といった微調整が簡単にできます。
筆者も、ロフトを標準(10.5°)から1度立てて9.5°にしただけで、明らかにスピン量が減り、ランが出るようになりました。
「クラブそのものは気に入ってるのに、飛距離だけが気になる…」という方は、このロフト調整から試してみてください。
芯をとらえる打点の工夫と練習方法
いくらクラブが良くても、芯に当たらなければ飛びません。
Qi10 MAXはミスに強いとはいえ、打点がフェース下部やトウ側(先端)にズレると、スピンが増えて飛距離ロスにつながります。
打点を安定させるには、
- ティーの高さをやや高めに調整する
- ボール位置を左かかと寄りに置く
- 軽くて振りやすいシャフトを使って、リズム良く振る
などが効果的です。
また、打点マークシール(インパクトシール)を貼ってチェックするだけでも、ミスの傾向が見えてきます。
「芯で打てば飛ぶ」という基本に立ち返ってみると、クラブ性能がきちんと発揮されるようになりますよ。

Qi10とQi10 MAX、どっちが飛ぶ?シリーズ比較
Qi10 MAXの特徴|高弾道でやさしいがスピン多め?
Qi10 MAXは、テーラーメイドの中でも**「やさしさ重視」**のモデルです。
重心が深くて、フェースも大きいため、打点がブレてもボールがよく上がり、まっすぐ飛びやすいのが特徴です。
その反面、スピン量がやや多めになりやすく、ボールが高く上がってもランが出にくいという側面があります。
「とにかく方向性と安心感がほしい」「スライスを減らしたい」という人にはぴったりですが、
「もっと強い球を打って飛ばしたい」という人には、ちょっと物足りなさを感じるかもしれません。
Qi10 LSとの違い|低スピンでランが伸びる?
Qi10 LS(ロー・スピンモデル)は、Qi10 MAXとは正反対の性格です。
スピン量を抑えて、強い弾道でランを伸ばす設計になっていて、ヘッドスピードが速い人や、球が上がりすぎる人に向いています。
ただし、寛容性はそこまで高くないため、芯を外すと方向がズレやすく、上級者向けのクラブとも言えます。
▼簡単比較まとめ:
モデル | 特徴 | 向いている人 |
---|---|---|
Qi10 MAX | やさしい、高弾道、安心感 | スライス防止したい人、ミス減らしたい人 |
Qi10(無印) | バランス型、中〜高弾道 | 操作性と飛距離を両立したい人 |
Qi10 LS | 低スピン、強弾道 | 芯に当てられる上級者、飛距離特化型 |
あなたに合うのはどれ?簡単診断チャート付き
どれを選べばいいのか迷った人のために、以下のようなシンプル診断も参考にしてみてください:
- 球が上がらない・スライスが多い → Qi10 MAX
- 芯に当てる自信があり、強い球で飛ばしたい → Qi10 LS
- どっちつかずで悩む… → Qi10 無印(バランス型)
Qi10 MAXは“ミスに強い=やさしい”けど、それが必ずしも“飛ぶ”につながるわけではありません。
自分のスイング傾向や悩みに合わせて、最適なモデルを選ぶことが大切です。

Qi10 MAXの価格・購入前のチェックポイント
Qi10 MAX ドライバーの最安値はいくら?新品・中古・ヘッドのみ情報まとめ
Qi10 MAXの**新品価格はおおよそ6万円前後(2025年4月現在)**です。
ゴルフ量販店や公式オンラインストアだと、フレックスやシャフトの種類によって多少前後しますが、標準シャフトモデルで6万円台が目安です。
中古の場合は、3.5万円〜5万円程度で販売されていることが多く、状態が良ければコスパの高い選択です。
「新品にこだわらないけど性能はほしい」という人にはおすすめの買い方です。
また、「シャフトは手持ちのものを使いたい」という人向けに、ヘッドのみでも販売されています。
価格は約3万円〜4万円前後で、カスタム派や試打後の買い替えにもぴったりです。
▼価格のざっくり目安:
種別 | 価格帯 |
---|---|
新品(標準仕様) | 約58,000〜68,000円 |
中古 | 約35,000〜50,000円 |
ヘッドのみ | 約30,000〜40,000円 |
使用プロやツアーでの評価は?信頼性チェック
Qi10シリーズは、PGAツアーでも多くのプロが使用しているテーラーメイドの最新モデルです。
Qi10 MAX自体は、アマチュアやシニア向けに設計されたモデルですが、一部プロもセッティング次第で使用しています。
また、海外のフィッティング施設やYouTubeチャンネルでも評価が高く、
- 「打点がズレても飛距離の落ち幅が小さい」
- 「とにかくやさしくて右へ行きにくい」
というレビューが多数見られます。
つまり、「プロモデルではないけれど、ツアー品質の技術が詰まっているやさしさ特化クラブ」という立ち位置です。
Qi10シリーズにおすすめのカスタムシャフト一覧
飛距離や打感を改善したい場合は、シャフト選びがカギになります。
Qi10 MAXはヘッド性能が高いため、自分に合ったシャフトを組み合わせることで性能を最大化できます。
以下は、Qi10 MAXと相性が良いとされる人気シャフトです:
シャフト名 | 特徴 |
---|---|
VENTUS TR(Blue) | 中元調子・ブレにくい・低スピン |
SPEEDER NX | 先中調子・走り系・高さを出しやすい |
TOUR AD CQ | 中調子・振りやすくつかまりも良い |
TENSEI Pro Blue | 振り抜き重視・つかまりすぎず安定感 |
「飛ばない」と感じていた筆者も、VENTUS TR 5-Sに変更してスピン量が安定し、飛距離が+10ヤードほど改善しました。

体験談まとめ|筆者はこうしてQi10 MAXの飛距離を取り戻した
自分に合ったシャフト(VENTUS TR 5-S)で飛距離10ヤード回復!
Qi10 MAXを使い始めた当初、「やさしいけど、飛ばない…」という印象でした。
方向性はバッチリ。でも、以前使っていたステルス2より明らかに飛ばない。
試打会でスピン量を測ってみたところ、3,300rpm以上出ていて吹け上がっていたことが判明。
店員さんにすすめられて、「VENTUS TR 5-S」に付け替えて再試打。
すると、スピン量は2,600rpmまで減少。同じスイングでもキャリーは変わらず、ランがしっかり伸びて10ヤード以上回復しました。
打点意識とロフト調整で高さを抑えてランが伸びた!
次に意識したのは「打点位置」と「スリーブ調整」。
Qi10 MAXはフェースが広くて安心感はあるものの、下に当たると一気にスピンが増えてしまうという傾向があります。
意識して「フェースの真ん中〜やや上め」に当てるようにしただけで、ボールの強さと伸びがまったく違いました。
さらに、スリーブでロフトを10.5°→9.5°に調整したことで、弾道が抑えられ、吹け上がりが激減。
結果として、「キャリー+ラン」でしっかり平均230〜240y飛ぶようになりました。
結論:Qi10 MAXは「やさしい=飛ぶ」じゃない、条件が合えば真価を発揮
Qi10 MAXは間違いなくやさしいクラブです。
でも、「やさしい = 誰でも飛ぶ」というわけではありません。
自分のスイングスピードやミスの傾向、シャフトとの相性をきちんと見直すことで、Qi10 MAXは本来の性能を発揮してくれます。
「飛ばない」と感じている人ほど、ちょっとした調整や変更で劇的に変わる可能性がある。
そう実感した体験でした。
まとめ|Qi10 MAXで飛ばない人へ贈る選び方ガイド
Qi10 MAXは、とてもやさしくて、ミスに強いクラブです。
でも、飛ばないと感じる人には「原因」がちゃんとあります。
今回ご紹介したように、たとえば…
- 打点がズレていてスピンが増えていたり
- シャフトが合っていなかったり
- ロフトが合っていなかったり
そういったちょっとしたズレが、飛距離を大きく変えていることがよくあります。
「自分にとって何が合ってないのか?」を知るだけでも、飛距離アップの第一歩になります。
また、Qi10シリーズはMAXだけでなく、
- バランス型の「Qi10」
- 飛距離重視の「Qi10 LS」
など、選べるモデルがあるのも強みです。
もしQi10 MAXが「やさしいけど飛ばない」と感じたなら、シャフト変更・ロフト調整・モデル選びの見直しで、あなたに合う1本がきっと見つかるはずです。
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