グローレアイアン歴代モデル徹底比較|2012〜2017年の違いと選び方

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「グローレ アイアン 歴代」というキーワードに注目が集まっているのは、テーラーメイドの中でも“やさしさ”と“飛び”を両立させた名シリーズとして、多くのゴルファーから長く愛され続けているからです。

2012年に登場した初代モデルから、最新のSIMグローレまで、時代ごとに設計思想とテクノロジーを進化させてきたグローレアイアン。その完成度の高さは、中級者以上だけでなく、シニアや女性ゴルファーからも圧倒的な支持を受けてきました。

この記事では、グローレシリーズの歴代モデルの特徴を詳しく比較しつつ、それぞれがどんなプレーヤーにマッチするのかを徹底解説していきます。あわせて、グローレアイアンの中古市場や選び方のポイントについても触れていきますので、「次はどのアイアンにしようか」とお悩みの方はぜひ参考にしてください。

Contents

グローレアイアンの魅力とは?

飛距離とやさしさのバランスが秀逸

グローレアイアンが多くのゴルファーに支持されている最大の理由は、「飛距離」と「やさしさ」のバランスにあります。特に初代モデルから現在まで、すべてのシリーズでストロングロフト設計と低重心化が採用されており、ミスヒットに強く高弾道でまっすぐ飛ぶ設計が特徴です。

たとえば、7番アイアンでロフト角が26度前後のモデルもあり、通常のアイアンより1番手飛ぶ計算になるため、飛距離に悩むシニア層や女性ゴルファーにも人気があります。フェースの反発性能やソール形状の進化もあり、スイートスポットが広く、安定したショットが打ちやすくなっているのも魅力です。

また、デザインも高級感があり、所有欲を満たしてくれる仕上がり。クラブをバッグに入れているだけで「お、グローレだね」とゴルフ仲間に注目される存在感もあります。

幅広いユーザー層に対応した設計思想

グローレシリーズは、テーラーメイドの中でも特に“幅広い層”に対応した設計になっています。たとえば、スイングスピードが遅めのプレーヤーには軽量シャフトモデル、ある程度しっかり振れるゴルファーには中調子のスチールシャフトモデルなど、多彩なバリエーションが用意されています。

これにより、初心者から中級者、さらには飛距離が落ちてきたベテラン層まで、自分にぴったり合ったスペックを見つけやすくなっています。しかも、グローレシリーズはすべてカスタム対応も可能で、ライ角調整やシャフト変更などフィッティングの自由度も高いため、満足度の高い1本に出会える確率が高いのです。

さらに、グローレはフェースのたわみ量や慣性モーメントの最適化にもこだわっており、実際に試打すると「こんなに芯に当たるのは初めて」という声も少なくありません。単にやさしいだけでなく、“打って楽しい・結果も出る”クラブ、それがグローレの真価です。

グローレアイアン2014モデルのスペックと使用感

2014年に登場したグローレアイアンは、やさしさと飛距離性能のバランスが取れた設計が魅力です。フェースには薄肉構造が採用され、反発性能が高められています。特にソール部分の幅が広めで、ダフリにも強く、初心者から中級者まで安心して使えるモデルです。

ロフト角はストロングロフト傾向で、7番アイアンで26.5度。これにより、一般的な7番よりも飛距離が1クラブ分ほど伸びる印象を持つ方が多いです。ヘッド素材にはステンレスが使われ、打感も比較的ソフト。打音も心地よく、試打した多くのゴルファーから高評価を得ています。

また、純正シャフトにはカーボンとスチールの両方が用意されており、ヘッドスピードやスイングタイプに合わせた選択が可能。操作性と安定性を両立し、飛距離と方向性のバランスに優れたアイアンとして、長く愛されているシリーズの1つです。

グローレアイアン2017年モデルとの違いと進化ポイント

2017年のグローレFアイアンは、2014モデルと比較してさらに“ミスに強い”設計へと進化しています。特に注目すべきはフェース裏面の肉厚設計の変更と、低重心化。これにより、ボールの上がりやすさとキャリーの安定性が向上しました。

ロフト角は前作とほぼ同様で、7番で26度ですが、飛距離性能は実際に試打すると1〜2ヤードほど伸びているとの声も。これは低重心化とインパクト時のエネルギー伝達効率の改善が影響しています。

さらに、ソール形状にも工夫が加えられ、芝との抜けがよりスムーズに。深めのキャビティ設計とトゥ・ヒールの重量配分が、打点ブレに対して高い許容性を実現しています。

シャフトラインナップも充実しており、カーボン軽量モデルでは50g台から、スチールではNS PRO 930GHなどが標準装備。ヘッドスピードが40前後のアベレージゴルファーに特に好相性で、上達志向のゴルファーにもおすすめできる完成度の高いアイアンです。

グローレアイアン歴代モデルと適正ヘッドスピードの目安一覧

モデル名発売年おすすめヘッドスピード特徴
グローレ アイアン(初代)201235~40m/sとにかくやさしく飛ばせる。初心者向け。
グローレ アイアン(2014)201436~42m/sソフトな打感と操作性のバランスが魅力。
グローレF アイアン(2017)201738~43m/s低重心&高弾道でミスに強く中級者向け。
SIMグローレ アイアン202040~44m/s飛距離性能に特化した設計。高初速モデル。
ステルスグローレ アイアン202240~45m/s最新テクノロジー搭載。上達志向にも対応。

グローレアイアン初代モデル(2012年)の特徴と現在の評価

グローレアイアンの初代モデル(2012年発売)は、テーラーメイドが「シニアや飛距離不足に悩むゴルファー向け」に開発したやさしさ特化型アイアンです。当時としては画期的な軽量ヘッド+軽量カーボンシャフトを組み合わせた設計が話題を呼びました。

ロフト角はかなり立っており、7番アイアンで26度。飛距離がしっかり出る設計で、クラブに頼って飛ばしたい層にピッタリ。フェース素材は高強度ステンレスを採用し、スイートエリアが広く、芯を外してもそれなりの飛距離が出るという“ミスへの強さ”が評価されました。

グースネックの形状でつかまりやすく、球が上がりやすいのも特徴。スライサーにも好印象で、右に出るミスを減らしたいゴルファーに適していました。現在では中古市場での人気も根強く、シャフト次第で軽快なスイングが楽しめると再注目されています。

特にヘッドスピードが35〜40m/sのゴルファーが、無理せずしっかり距離を出したい場合には、今でも十分に戦えるスペックと評価されており、“復刻してほしいアイアン”として名を挙げるゴルファーもいるほどです。

グローレアイアン各モデルのロフト角・スペック比較

グローレアイアンはモデルごとに微妙にロフト角や重量設計が異なり、飛距離性能や弾道の上がりやすさに影響を与えています。以下に代表的なモデルのスペックを比較してみましょう。

モデル7番ロフト角ヘッド素材特徴
初代(2012年)26.0度ステンレス軽量・高弾道・シニア向け
2014年モデル26.5度ステンレス安定性と飛距離のバランス
2017年モデル26.0度ステンレス低重心・やさしさ強化・スピン安定性向上

ロフト角は全モデルで26度前後と、ストロングロフト傾向が一貫していますが、ソール形状やフェース構造、重心設計によって打ち出し角やキャリーに違いが出る点は重要です。

また、スイートエリアの広さやつかまりやすさ、弾道の高さといった“ミスの許容性”は新しいモデルほど高く、ゴルフ初心者やアベレージゴルファーにとっては、年式が新しいほど使いやすい印象を持つ方が多いです。

とはいえ、初代や2014年モデルも中古価格が手頃で、今でも高いパフォーマンスを発揮できる点は見逃せません。選ぶ際は自分のスイングスピードや弾道の好みに合わせて、スペックをしっかり比較するのがポイントです。

グローレアイアンの中古市場における価値と狙い目モデル

グローレアイアンは、そのやさしさと飛距離性能の高さから、中古市場でも根強い人気を誇っています。特に2014年モデルや2017年のグローレFアイアンは、完成度が高く、価格と性能のバランスに優れるため「コスパ重視のゴルファー」にとって狙い目です。

2025年現在、中古ショップでは2014年モデルが2万円前後から、2017年モデルでも3~4万円で状態の良いセットが見つかることも。特に純正カーボンシャフト付きの軽量モデルは高齢者や女性、ヘッドスピードが40m/s以下のゴルファーから支持されています。

一方で、初代2012年モデルはやや年式が古く、流通数が少ないものの、スチールシャフト仕様は“打ちごたえがある”と中級者から再注目されている傾向もあります。

中古で購入する際は、フェースの摩耗やグリップの劣化状態などをチェックするのがポイント。可能であれば試打ができる店舗で、実際のフィーリングを確かめることをおすすめします。

総じて、グローレシリーズのアイアンは、型落ちになっても“やさしさ”というコンセプトが貫かれており、長く使える相棒となる可能性が高いアイアンといえるでしょう。

グローレアイアンのロフト角と飛距離の関係

グローレアイアンの大きな特徴のひとつが、「ストロングロフト設計」による飛距離性能です。一般的な7番アイアンのロフト角は30〜32度程度ですが、グローレシリーズでは2012年が27度、2014年で26.5度、2017年ではさらに強めの26度となっており、各モデルでロフト角が立っています。

これにより、同じ番手でも“1番手分”ほど飛距離が出ると感じる方が多いです。たとえば7番アイアンで150ヤード飛ぶ方が、グローレだと160ヤード近く飛ぶケースも。軽量シャフトや高反発フェースとの相乗効果により、非力な方でもしっかり飛距離を出せる設計です。

ただし、そのぶん番手間の飛距離ギャップが大きくなる可能性もあるため、ユーティリティやウェッジとのセッティングは注意が必要です。特にストロングロフト化が進むと、9番とPWの飛距離が極端に近くなることもあるため、ギャップウェッジの導入なども視野に入れておくとよいでしょう。

飛距離を求めながらも、方向性を重視したい方には非常にバランスの取れた設計となっており、飛び系アイアンの中でも実用性の高さが光るシリーズです。

グローレアイアンの評価とユーザー口コミまとめ

グローレアイアンは発売当初から「飛び系アイアンの決定版」として高い人気を集めてきましたが、実際に使ったユーザーの口コミも非常に好意的です。特に評価されているポイントは以下の3つです。

まず1つ目は「飛距離性能の高さ」。ストロングロフト設計と高反発フェースの組み合わせにより、7番で160ヤード以上を狙えるという声も少なくありません。スイートエリアも広く、芯を外しても飛距離ロスが少ないのが魅力です。

2つ目は「やさしさ」。構えたときの安心感や、ダフリやトップに強い設計が好評で、特にミスショットの多いアベレージゴルファーや、飛距離に不安を抱えるシニア層、女性ゴルファーからも支持されています。

3つ目は「打感と音のバランス」。飛距離系アイアンでありながら、硬すぎず心地よい打感と打音を実現しており、長く使っても飽きが来ないという感想も多数あります。

一方で「番手間の飛距離差」や「ロフトが立ちすぎていて慣れるまで時間がかかる」といった指摘もあり、セッティングの工夫や試打によるフィッティングが重要といえるでしょう。

総じて、グローレアイアンは「飛距離を求めながらも、やさしさと安定性を重視する」ゴルファーにとって非常に完成度の高い選択肢と言えます。

グローレアイアン歴代モデルの比較表【2012〜2017年】

グローレシリーズは2012年からスタートし、2014年、2017年と進化を重ねてきました。ここでは、歴代3モデルの主なスペックと特徴を比較した表を掲載します。

モデル名発売年ロフト角(7番)特徴ターゲット層
初代グローレ2012年27度軽量&高弾道。シニア・女性にもやさしい設計飛距離が欲しい中高年層
グローレ(2代目)2014年26.5度薄肉フェースで反発力UP、ソール幅広設計初心者〜中級者
グローレF2017年26度低重心・高弾道。飛距離+許容性の両立ヘッドスピード40前後のゴルファー

ロフト角はどのモデルもストロング傾向にあり、飛距離重視の設計です。ただし、初代に比べてFモデルは操作性と安定性も大きく向上しています。

また、2012年モデルはヘッドがやや大きめで、安心感を重視した作りでしたが、年を追うごとに洗練された形状とテクノロジーが加わり、より幅広いゴルファーに対応するモデルへと進化しました。

歴代の中で最も完成度が高いと評価されるのは2017年モデルで、「打感」「飛び」「やさしさ」のバランスが抜群です。自分のスイングスタイルや好みに合わせて、過去モデルを中古で探すのも賢い選択肢になります。

グローレアイアンはなぜ中古市場でも人気なのか?

グローレアイアンが中古市場でも高い人気を誇る理由は、その“やさしさ”と“飛距離性能”の両立にあります。初心者からシニア層まで幅広いゴルファーにとって、「スイングのクセがあっても結果が出やすいクラブ」という点が非常に魅力的です。

特に2014年以降のモデルでは、低重心設計とストロングロフトにより、ミート率が多少悪くても高弾道でしっかり飛ばせる設計になっています。これにより、ゴルフを始めたばかりの人や、年齢による飛距離ダウンに悩むゴルファーにも最適です。

また、テーラーメイドというブランドの信頼性と、上品で高級感のある見た目も魅力のひとつ。中古ショップでは状態の良い個体が多く、定価の半額以下で手に入ることもあるため、コストパフォーマンスが非常に高いと評価されています。

さらに、グローレシリーズはモデルチェンジごとに方向性や打感の改良がなされており、買い替えでも満足度が高い点もポイント。中古であっても性能に遜色なく、初心者から中級者まで幅広い層におすすめできる“安心の名器”です。

グローレアイアンの選び方|あなたに合うモデルはどれ?

グローレアイアンを選ぶ際は、まず「自分のゴルフ歴」と「求めるプレースタイル」に応じてモデルを選ぶのがポイントです。たとえば、ゴルフを始めたばかりでミスを減らしたい方には、2017年のグローレFモデルがおすすめ。やさしさと安定感を重視した設計で、打点がブレてもそれなりに結果が出る“助けてくれるクラブ”です。

一方、ある程度スイングが安定してきて、「もっとコントロール性能も欲しい」という中級者には、2014年モデルの方が合うこともあります。反発性能と操作性のバランスが良く、シャープなスイングにも対応しやすい点が魅力です。

また、シャフト選びも重要です。力に自信がない方やスイングスピードがゆるやかな方はカーボンシャフト、力強く振り抜きたい方や方向性重視ならスチールシャフトが向いています。

中古市場で探す場合も、自分のスイングタイプに合うモデル年式・ロフト角・シャフト重量を意識して選ぶことで、より満足度の高い買い物になります。どのモデルも“やさしさ×飛び”に特化しており、間違いのないシリーズと言えるでしょう。

グローレアイアンはどこで買える?中古・新品の入手方法

グローレアイアンは、テーラーメイドの正規取扱店やゴルフ専門店、オンラインショップ、さらに中古クラブ市場でも広く取り扱われています。すでに初代や2014年モデルなどは新品流通がほとんどなくなっており、主に中古ショップやフリマアプリ、ネットオークションでの入手が主流です。

特におすすめなのは、ゴルフパートナーやヴィクトリアゴルフなどの実店舗+オンラインショップ併用。状態の良い中古が多く、シャフトの種類やロフト角の確認もしやすいです。また、グリップ交換済みやメンテナンス済みのクラブも多く、初心者でも安心して購入できます。

価格相場としては、2012年モデルや初代は1本5,000〜8,000円前後、セットでも3〜5万円程度で購入可能。2017年モデルのグローレFは、状態によっては高値で取引されることもあり、人気の高さがうかがえます。

新品での購入を希望する場合は、グローレシリーズの後継として「SIMグローレ」や「STEALTHグローレ」もチェックしておくとよいでしょう。これらは最新のテクノロジーが投入され、さらに飛びとやさしさが進化しています。購入前にはスペック比較や試打をおすすめします。

グローレアイアンはどんな人に合う?おすすめユーザータイプ

グローレアイアンは、やさしさ・高弾道・飛距離性能を重視するゴルファーにぴったりのモデルです。具体的には、以下のようなタイプにおすすめできます。

まず、ミスに強いアイアンを探している中高年層のゴルファー。グローレシリーズは全体的に重心が低めで、ボールが上がりやすく設計されています。特に、パワーが落ちてきたと感じている方や、ユーティリティからアイアンに乗り換えたいという方に適しています。

次に、アイアンで飛距離を稼ぎたいスインガータイプ。ロフト角が立ち気味で、少しのスイングでも十分な飛距離を出しやすく、オートマチックにまっすぐ飛ばせる安心感があります。スイングテンポが安定している人ほど、グローレの性能をしっかり活かせるでしょう。

また、ヘッドスピードが40m/s前後のアベレージゴルファーにも好相性。軽量シャフトとの組み合わせで振り抜きやすく、クラブを振り切れないストレスも軽減されます。逆に、力強く叩きたいヒッタータイプやプロ志向の上級者には、物足りなく感じる可能性があります。

総じて、**スコアアップを目指すゴルファーが最初に選ぶべき“やさしいアイアン”**として、高い満足度を誇るシリーズです。選びやすく、使いやすく、長く使える1本を探しているなら、グローレは有力候補になります。

グローレアイアンの最新モデルと選び方のポイント

最新のグローレシリーズでは、テーラーメイドの最新テクノロジーが惜しみなく投入されています。特に「ステルスグローレ」や「グローレ2021年モデル」では、カーボンクラウンの採用や貫通型スピードポケットによるフェースのたわみ強化など、飛距離と寛容性を両立させる設計が際立っています。

グローレアイアンを選ぶうえでまず注目したいのは、自分のヘッドスピードと求める弾道です。例えば、ヘッドスピードが38〜43m/sの方であれば、軽量スチールシャフトのモデルが振り抜きやすく、グローレFや2021モデルとの相性が良いです。一方で、ヘッドスピードが35m/s以下の方には、軽量カーボン装着モデルがおすすめ。振り遅れを防ぎつつ、自然に球を拾ってくれます。

また、操作性よりもミスヒットへの強さを重視する方には、深いキャビティと低重心設計のモデルが向いています。やさしさを求めるシニアや女性ゴルファーからの支持も根強く、グローレアイアンは「買ってすぐにスコアに直結しやすいクラブ」として長年高評価を維持しています。

選ぶ際は、実際に試打することがベストですが、過去モデルの中古市場も選択肢として非常に優秀です。自分のスイングタイプや体力に合った1本を見つけるために、各年代モデルの特徴をしっかり比較することが大切です。

グローレアイアンの中古市場での人気と狙い目モデル

グローレアイアンは中古市場でも根強い人気を誇ります。特に2014年モデルや2017年モデルは、「やさしさ」と「飛距離性能」のバランスが優れており、発売から数年経った今でもゴルファーからの需要が高いです。中古価格がこなれてきたことで、コスパの面でも魅力が増しています。

中古で人気があるのは、やはりグローレF(2017)と初代グローレ(2012)。特にグローレFは、打ち出しの高さと寛容性が評価されており、シャフト重量も軽めで振りやすい点が支持される理由です。また、2012年モデルはオーソドックスな形状で構えやすく、初めてのテーラーメイドという方にもおすすめです。

狙い目としては、シャフト状態が良く、純正グリップが劣化していないものを選ぶと失敗しにくいです。中古品は年式によって劣化具合が異なるため、店舗での現物確認や、ネット購入時には詳細な画像や返品保証の有無を確認すると安心です。

さらに、ヘッドスピードが40前後の人にとっては、中古のカーボンシャフトモデルがちょうど良く、ヘッドスピードが45以上ならスチールモデルの状態が良いものを探すのがベストです。中古市場はタイミング次第で掘り出し物が見つかることもあり、過去モデルの魅力を再発見できる楽しさもあります。

グローレアイアンのロフト角と飛距離の目安

グローレアイアンは、近年のトレンドに沿ったストロングロフト設計が採用されており、他のモデルと比較しても飛距離が出やすいのが特徴です。たとえば、2012年モデルの7番アイアンではロフト角は28度、2014年では26.5度、2017年では26度と徐々に立ってきており、それに比例して飛距離性能も向上しています。

一般的な目安として、ヘッドスピード40m/s前後のアベレージゴルファーであれば、7番で150〜160ヤードを狙える設計になっています。ロフトが立っている分、キャリーとランがしっかり出るため、実際の飛距離よりも「1番手下の番手で打っている」感覚になる人も多いです。

ただし、ロフトが立っている分だけ球が上がりづらくなるのでは?と心配される方もいますが、その点は重心設計の工夫でしっかりカバーされています。低重心&高打ち出し角を意識した構造により、初心者でも自然にボールが上がり、グリーンを狙いやすい弾道が打てます。

飛距離に自信がない方は、グローレのようなストロングロフト設計のアイアンを使うことで、自分の実力以上の結果が得られることも多いです。ロフト角と番手ごとの飛距離目安を把握することで、番手選びにも自信が持てるようになります。

グローレアイアンは初心者にもおすすめ?

グローレアイアンは、「とにかくやさしいアイアンがほしい」という初心者ゴルファーにとって非常に頼れる存在です。特に初代や2014年以降のモデルでは、重心設計やフェース構造が工夫されており、ミスに強く高弾道でボールが飛びやすいという特徴があります。

初心者の悩みの多くは、ダフリやトップといったミスショット。グローレはソール幅が広めに設計されており、地面との接地面積が多くなることで、多少のダフリでもボールが前に飛びやすくなっています。また、深めのキャビティバック構造により、スイートスポットも広く、芯を外してもある程度の飛距離が確保されます。

さらに、純正カーボンシャフトを選べば軽量で振りやすく、力に自信のない方や女性ゴルファーでも扱いやすい点が魅力。グローレはテーラーメイドの中でも特に「やさしさ」に重点を置いたブランドなので、アイアン選びに悩む初心者にはまず候補に入れてほしいシリーズです。

見た目も洗練されており、「初心者っぽさ」が前面に出ない点も魅力の一つ。結果が出やすく、上達のモチベーションが上がることで、ゴルフをもっと楽しく続けられるようになるでしょう。

グローレアイアンの中古市場価格と選び方のポイント

グローレアイアンは中古市場でも人気が高く、特に2014年モデルや2017年のグローレFアイアンは多くのショップで見かけます。価格帯としては、5本セットで2万円台から、状態が良いものやシャフトが良質なモデルであれば4万円前後が相場です。

選び方のポイントとしてまず注目したいのは、シャフトの種類と状態。グローレはスチールとカーボン両方の純正シャフトが存在するため、自分のヘッドスピードやスイングタイプに合った方を選ぶことが重要です。例えば、ヘッドスピードが遅めの方には軽量カーボン、スイングに自信がある方にはしっかりめのスチールシャフトが好相性です。

次に確認すべきはフェースやソールの擦れ具合、グリップの劣化。中古とはいえ、極端に使用感があると操作性や打感に影響が出るため、実物を見て購入するか、信頼できるショップで購入するのがおすすめです。

また、中古で購入する際には番手構成にも注目しましょう。グローレはセット販売されていることが多いですが、5番からPWまでか、7番からの短め構成かで価格も異なります。使用頻度が高い番手が揃っているか、自分のセッティングに合うかを事前に確認しておくと安心です。

✅記事まとめ

  1. グローレアイアンは歴代モデルで進化を続け、特に2012〜2017年は完成度が高い。
  2. 初代グローレアイアンは軽量設計とストロングロフトで飛距離性能に優れる。
  3. 2014年モデルは打ちやすさと高い直進性が特徴で、中級者にも人気がある。
  4. グローレFアイアン(2017)は低重心と広いスイートエリアでミスに強い設計。
  5. ロフト角はシリーズ全体でストロング傾向、番手ごとの飛距離には注意が必要。
  6. シャフトはカーボン・スチール両対応で、スイングタイプに応じた選択が可能。
  7. 飛距離だけでなく打感・操作性のバランスも良好で、幅広いゴルファーに支持される。
  8. ユーティリティと組み合わせることで、セッティングの自由度も高まる。
  9. 中古市場では状態の良いグローレアイアンが2万円台から入手可能。
  10. 選ぶ際はシャフト・番手構成・ヘッドの状態をしっかりチェックすることが重要。
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