スピーダーNXブラックに合うヘッドは?最適な組み合わせと飛距離アップのコツを解説

「スピーダーNXブラックに替えたのに、思ったより飛ばない…」
「シャフトの評価は高いけど、自分には合わない気がする…」
そんな悩みを抱えているゴルファーは少なくありません。

スピーダーNXブラックは、フジクラが開発した**“叩けるけど暴れない”元調子系シャフト**として、高評価を得ているモデルです。
特に中〜高ヘッドスピード帯のゴルファーにとっては、強弾道かつ低スピンでラインの出しやすいシャフトとして人気ですが、ヘッドとの相性が合わないと本来の性能を活かせないという落とし穴があります。

シャフト単体の性能がいくら優れていても、

  • ヘッドの重心設計
  • スピン特性
  • つかまりや打ち出し角度

が自分のスイングやシャフト挙動と噛み合っていなければ、「飛ばない・曲がる・硬すぎる」と感じる原因になってしまいます。

この記事では、「スピーダーNXブラックに合うヘッド」をテーマに、

  • ヘッドスピード別の選び方
  • スライサーやHS40前後の方向けアドバイス
  • 50S/60S別の特徴とおすすめヘッド
  • フェアウェイウッドやプロ使用例も網羅

といった角度から、失敗しない組み合わせ選びを徹底解説していきます。

NXブラックの真価を発揮するには、“合うヘッド”を選ぶことが最重要です。
ぜひ最後まで読んで、あなたのスイングに最適な1本を見つけてください!

Contents


【スピーダーNX ブラックに合うヘッドスピードは?】

スピーダーNXブラックは、しっかり振り抜いても暴れず、直進性の高い弾道を生み出せる元調子系シャフトです。そのため、ある程度ヘッドスピードがあるゴルファー向けに設計されています。

公式の推奨スペックや試打データをもとにした目安は以下の通りです。


✅NXブラックの推奨ヘッドスピード

  • 50S(50g台・Sフレックス):40〜43m/s
  • 60S(60g台・Sフレックス):43〜46m/s
  • 60X以上のハードスペック:46m/s以上

シャフト全体の剛性感はやや高めですが、中間部に粘りがあり、極端に硬すぎないのが特徴
スピン量を抑えて前に強い球を打ちたい中〜上級者には理想的な設計です。
特に左へのミスを減らしたいプレーヤーにとっては、武器になりやすいシャフトです。

一方で、ヘッドスピードが38〜40m/s前後のゴルファーが無理にNXブラック(特に60S)を使うと、弾道が低くなりすぎたり、スピンが入らずドロップするリスクがあります。


✅相性の良いスイングタイプ

  • フェースローテーションが少なく、叩きにいける人
  • アウト→インよりイン→インのプレーンで振る人
  • スピン量を抑えて飛距離を伸ばしたい人
  • フェード〜ストレート系の弾道を安定させたい人

結論として、スピーダーNXブラックは「ある程度HSがあり、操作せず押し込んで打ちたい人」に最適。
シャフト性能を最大限に活かすためには、ヘッドスピードだけでなくスイングテンポと球筋傾向もチェックしておくと、ベストな組み合わせが見えてきます。

【スピーダーNXブラック ヘッドスピード38〜40でも使える?】

ヘッドスピードが38〜40m/s前後のゴルファーにとって、スピーダーNXブラックはややハードスペックといえます。特に60S以上の重量帯や硬さになると、「球が上がらない」「飛ばない」「しなりを感じない」といった声が出やすくなります。

とはいえ、絶対に使えないわけではありません。
ポイントは、スペック選びと組み合わせるヘッドの特性を調整することです。


✅38〜40m/sで使うなら「50S」推奨

  • 50g台ならシャフトの重さとしなり戻りを感じやすくなる
  • 中間部の粘りが効いて、タイミングが取りやすい
  • 弾道が上がりやすく、フェースの乗り感も感じられる

さらに、低重心・高打ち出しの**“球が上がりやすいヘッド”との組み合わせ**にすることで、ドロップや棒球を防ぎ、キャリーをしっかり稼げるようになります。
たとえば以下のようなヘッドが選択肢です。

  • テーラーメイド Qi10 MAX
  • キャロウェイ パラダイム X
  • ピン G430 MAX
  • タイトリスト TSR2

これらのヘッドはスピン量を確保しながらつかまりやすく、球を上げやすい設計のため、HS40未満のゴルファーでもNXブラックの性能を引き出しやすくなります。


✅注意すべき点

  • 「60S」以上は硬く感じやすく、打ち出し角・スピン量ともに不足しやすい
  • 弾道が極端に低い、伸びないと感じたらすぐにスペック見直しを
  • 50R(SR相当)も一部モデルで展開あり、こちらも選択肢に

結論:スピーダーNXブラックはHS38〜40でも「50S×高弾道ヘッド」の組み合わせなら十分に使える
スペックとヘッドのチューニング次第で、“しっかり振れる中級者向け”の性能を活かすことが可能です。

【スピーダーNXブラック ヘッドスピード38〜40でも使える?】

ヘッドスピードが38〜40m/s前後のゴルファーにとって、スピーダーNXブラックはややハードスペックといえます。特に60S以上の重量帯や硬さになると、「球が上がらない」「飛ばない」「しなりを感じない」といった声が出やすくなります。

とはいえ、絶対に使えないわけではありません。
ポイントは、スペック選びと組み合わせるヘッドの特性を調整することです。


✅38〜40m/sで使うなら「50S」推奨

  • 50g台ならシャフトの重さとしなり戻りを感じやすくなる
  • 中間部の粘りが効いて、タイミングが取りやすい
  • 弾道が上がりやすく、フェースの乗り感も感じられる

さらに、低重心・高打ち出しの**“球が上がりやすいヘッド”との組み合わせ**にすることで、ドロップや棒球を防ぎ、キャリーをしっかり稼げるようになります。
たとえば以下のようなヘッドが選択肢です。

  • テーラーメイド Qi10 MAX
  • キャロウェイ パラダイム X
  • ピン G430 MAX
  • タイトリスト TSR2

これらのヘッドはスピン量を確保しながらつかまりやすく、球を上げやすい設計のため、HS40未満のゴルファーでもNXブラックの性能を引き出しやすくなります。


✅注意すべき点

  • 「60S」以上は硬く感じやすく、打ち出し角・スピン量ともに不足しやすい
  • 弾道が極端に低い、伸びないと感じたらすぐにスペック見直しを
  • 50R(SR相当)も一部モデルで展開あり、こちらも選択肢に

結論:スピーダーNXブラックはHS38〜40でも「50S×高弾道ヘッド」の組み合わせなら十分に使える
スペックとヘッドのチューニング次第で、“しっかり振れる中級者向け”の性能を活かすことが可能です。

【スピーダーNX スライサーには合う?相性のいいヘッドとは】

スピーダーNXブラックは、「左を消せるシャフト」として評価されている元調子系です。
この特性はフッカーには心強い反面、スライスが出やすいプレーヤーにとっては“つかまりづらくて難しい”と感じる要因にもなります。


✅スライサーにNXブラックは合わない?

一概にNGとは言えませんが、ヘッドとの組み合わせを工夫する必要があります。
たとえば、スライサーが「NXブラック+浅重心・低スピンのヘッド」を選ぶと、右へ抜ける・球が上がらない・キャリーが出ないといった悪循環になりやすいです。


✅スライスを抑えるなら、こんなヘッドと組み合わせたい

  • ピン G430 MAX
     → 高慣性モーメント+深重心でつかまりやすく、直進性も◎
  • テーラーメイド Qi10 MAX
     → 安定感と弾道補正力が高く、打ち出しも高め
  • キャロウェイ パラダイム X
     → ドロー設計で捕まりが良く、低〜中HSにも対応

このような**“つかまり系・高打ち出し系のヘッド”とNXブラックを組み合わせることで、スライサーでも扱いやすくなる**のがポイントです。
特にNXブラックの50Sを選べば、しなり感もあるため自然とフェースが戻りやすく、捕まりも補助されます。


✅注意点:無理にハードスペックを選ばない

  • 「60SやX」を使ってスライスがひどくなるなら、50SやSR相当の軽量モデルを試すのがベター
  • スライスの原因がスイングではなくシャフトとヘッドの相性である可能性もある

結論:スライサーでもNXブラックは「ヘッド次第」で使いこなせる。
捕まりやすいヘッドと組み合わせて、「フェードからストレート」への軌道修正を狙うのが成功の鍵です。


【H3:スピーダーNX ブラック 50Sの特徴と合うヘッド】

スピーダーNXブラックの50Sは、50g台の中では比較的しっかり感があり、しなり戻りのスピードと操作性を両立した設計です。
「軽すぎず、でも振りやすい」を体現したスペックで、ヘッドスピード40〜43m/s前後のプレーヤーにフィットします。

他のスピーダーシリーズと比べても、NXブラックの50Sは「やや硬め」と感じる人が多く、実際のしなり感よりもしっかり振っていく方向けの挙動です。

このため、軽量シャフトで頼りなさを感じていた中級者にとっては、初めての“叩ける50g台”として最適な選択肢になります。

スピンを抑えつつ球が上がるバランスも良く、「キャリーを出しながらランも稼げる」万能スペックです。

相性の良いヘッドとしては、次のようなモデルがおすすめです。

  • Qi10 MAX(高打ち出し・寛容性)
  • G430 MAX(安定感+高初速)
  • TSR2(直進性と高弾道の両立)

いずれも**“球を上げやすい・つかまりやすい設計”を持つ中〜高慣性モーメントヘッド**で、50Sのパフォーマンスをサポートしてくれます。

また、50Sは操作性も高いため、「飛距離だけでなく、方向性や再現性にもこだわりたい」人にとっても扱いやすいスペックです。

結論として、スピーダーNXブラック 50Sは中ヘッドスピード帯のゴルファーが“しっかり振れる軽量シャフト”を求めたときの最適解です。

【スピーダーNXブラック 60Sの特徴と合うヘッド】

スピーダーNXブラックの60Sは、45m/s前後のヘッドスピードを持つ中上級者向けのスタンダードスペックです。
元調子らしいしっかり感と、ダウンスイングからインパクトにかけての粘り+押し込み感があり、「叩いても暴れない」安心感が大きな魅力です。

NXシリーズの中でもブラックは特に直進性が高く、60Sでは**「左を消しながら強弾道を出したい」というプレーヤーにベストマッチ**します。
また、フェースローテーションが少ないスイングタイプにもよく合い、ストレート〜フェード系の弾道を安定して打ちやすい挙動が特徴です。

このシャフトのポテンシャルを活かすには、低スピン傾向の操作性寄りのヘッドとの組み合わせが理想的です。おすすめは以下のモデルです。

  • ステルス2 プラス:低スピン・低打ち出しで吹けを抑えたい人向け
  • TSR3:フェースコントロールと弾道調整がしやすい上級者向けヘッド
  • パラダイム トリプルダイヤ(◆◆◆):左へのミスを完全に封じたい人に最適

これらのヘッドはいずれも、スピーダーNXブラック 60Sの「しなりすぎず、弾きすぎない」バランスと相性がよく、ラインの出しやすい強弾道を実現します。

一方、球を上げたい・捕まえたいというタイプにはやや難しさを感じるかもしれません。
その場合は、ロフトやヘッド設定で調整するか、NXブルーや50Sへの変更も視野に入れるとよいでしょう。

結論として、60Sは**“振れる人がまっすぐ強い球を打ちたいときの最適スペック”**です。ヘッド側に飛びと捕まりを補わせるセッティングが理想です。

【スピーダーNXブラック 60Sの特徴と合うヘッド】

スピーダーNXブラックの60Sは、45m/s前後のヘッドスピードを持つ中上級者向けのスタンダードスペックです。
元調子らしいしっかり感と、ダウンスイングからインパクトにかけての粘り+押し込み感があり、「叩いても暴れない」安心感が大きな魅力です。

NXシリーズの中でもブラックは特に直進性が高く、60Sでは**「左を消しながら強弾道を出したい」というプレーヤーにベストマッチ**します。
また、フェースローテーションが少ないスイングタイプにもよく合い、ストレート〜フェード系の弾道を安定して打ちやすい挙動が特徴です。

このシャフトのポテンシャルを活かすには、低スピン傾向の操作性寄りのヘッドとの組み合わせが理想的です。おすすめは以下のモデルです。

  • ステルス2 プラス:低スピン・低打ち出しで吹けを抑えたい人向け
  • TSR3:フェースコントロールと弾道調整がしやすい上級者向けヘッド
  • パラダイム トリプルダイヤ(◆◆◆):左へのミスを完全に封じたい人に最適

これらのヘッドはいずれも、スピーダーNXブラック 60Sの「しなりすぎず、弾きすぎない」バランスと相性がよく、ラインの出しやすい強弾道を実現します。

一方、球を上げたい・捕まえたいというタイプにはやや難しさを感じるかもしれません。
その場合は、ロフトやヘッド設定で調整するか、NXブルーや50Sへの変更も視野に入れるとよいでしょう。

結論として、60Sは**“振れる人がまっすぐ強い球を打ちたいときの最適スペック”**です。ヘッド側に飛びと捕まりを補わせるセッティングが理想です。


【スピーダーNX ブラック フェアウェイ ウッド適正とは】

スピーダーNXブラックはドライバー用の印象が強いですが、フェアウェイウッド(FW)にも採用可能なシャフトです。
ただし、FWは地面から直接打つクラブなので、ドライバーよりもシャフトの挙動やタイミングの取りやすさがより重要になります。

NXブラックをFWに入れる際にポイントとなるのは、「60g以上の重量帯を選ぶと硬く感じる可能性がある」という点です。
ドライバー用としては振れていても、FWになると球が上がりにくくなったり、タイミングが合わなくなるケースもあります。


スピーダーNXブラックがFWに向いているゴルファーは、以下のような特徴があります。

  • ドライバーでNXブラックを使用し、振り感に慣れている人
  • スプーンやクリークでもしっかり叩いて強い球を打ちたい人
  • フェード系・低スピンの弾道でライン出しを意識したい人

おすすめのヘッドは以下の通りです。

  • TSR2/TSR3 FW:スピン抑制と弾道コントロールのバランスがよく、NXとの相性◎
  • Qi10フェアウェイウッド:高弾道設計で、NXブラックの低スピンを補える
  • G430 MAX FW:ミスヒットに強く、扱いやすい挙動で安定感がある

一方で、「球を上げたい」「やさしく打ちたい」と感じる方には、NXブラックは少々ハードに感じられるかもしれません。
その場合は、NXブルーやNXグリーンといった先調子寄りのモデルの方が適しています。

結論として、NXブラックはFWにも採用できるが、“振り切れて操作したいプレーヤー向け”の選択肢です。
スピン量や打ち出しが合えば、ドライバーとの統一感も出せて非常に武器になります。


【スピーダーNX Blackを使っているプロゴルファーは誰ですか?】

スピーダーNXブラックは、国内外のツアープロにも注目されているシャフトであり、実戦投入しているプロゴルファーも徐々に増えています。
特に男子プロの間では、**“叩ける元調子”かつ“暴れないシャフト”として評価されており、**コントロール性と飛距離のバランスを求めるプレーヤーに人気です。

代表的な使用プロには以下のような選手がいます。

  • 稲森佑貴プロ(日本ツアー)
     → 高いフェアウェイキープ率を誇るプロ。NXブラックの直進性を評価。
  • 杉山知靖プロ
     → 操作系のプレーヤーで、フェードの安定感と強い球筋を実現。
  • 欧州やアジアツアーの中堅プロもテスト使用中で、特に60TXなどハードスペックの採用が目立ちます。

NXブラックはツアープロの中でも、“左を消したい・風に強い球を打ちたい”という明確な意図を持った選手に好まれている傾向があります。

また、海外でも「Speeder NX Black」という名称で展開されており、PXGやタイトリストとの組み合わせで使用するプロも確認されています。

ただし、まだ登場して間もないこともあり、NXブルーに比べるとプロ使用率は控えめという印象もあります。これはシャフトがハード寄りで、一定以上のヘッドスピードと打点の安定性を求められるからです。

結論として、スピーダーNXブラックは**「シャフトを操作せず、ヘッドを押し込むタイプのプロ」にマッチしており、再現性を重視するプレーヤーに選ばれている**のが特徴です。

【NX ブラックの飛距離はどれくらいですか?】

スピーダーNXブラックは、「叩いても左に行かず、スピンを抑えて強い球が打てる」ことが最大の特徴です。
そのため、飛距離性能も非常に高く、しっかりミートできればキャリー+ランで効率的に伸ばせる設計になっています。

では実際、NXブラックでどれくらいの飛距離が出せるのか?という疑問に対しては、ヘッドスピードとミート率に応じて明確な目安があります。


【ヘッドスピード別 飛距離目安(ドライバー使用時)】

  • HS 40m/s:キャリー210〜220Y/トータル230Y前後
  • HS 43m/s:キャリー230Y/トータル250Y前後
  • HS 46m/s:キャリー250Y/トータル270Y超も可能

ただし、NXブラックは低スピン設計のため、打ち出し角が確保できなかったり、スピン量が不足するとキャリーが出ないケースもあります。
このため、「飛ばない」と感じる人の多くは打ち出しやロフト・ヘッド選びが合っていない場合がほとんどです。

適正ロフト(10.5°推奨)や、弾道を補正できる高慣性モーメントヘッドと組み合わせることで、NXブラックの“直進する強い球”が最大限活きてきます。

また、弾道は「高く上がる」というよりも「中弾道で前に伸びる球筋」が多く、風に負けない強弾道を打ちたい人には非常に適しています。

結論として、スピーダーNXブラックはミート率1.45以上が出せるゴルファーであれば、飛距離性能を十分に引き出せるシャフトです。
ロスを抑えた強い球でランを伸ばしたいなら、まさに最適な選択肢といえるでしょう。

スピーダーNXブラックは、叩ける元調子シャフトとして高い評価を受けていますが、「合わない」と感じる最大の理由は、シャフトではなく“ヘッドとの相性”にあります。
適正なヘッドを選び、スペックを調整することで、NXブラックの直進性・低スピン性能・押し込み感は最大限に活きてきます。

この記事で紹介した通り、スピーダーNXブラックが本領を発揮するには次のような条件が重要です。

  • ヘッドスピードが42〜46m/s前後あること(50Sなら40m/s前後も対応可能)
  • つかまりすぎない設計のヘッドとの相性が良い(ステルス2プラス・TSR3など)
  • スライサーの場合は高打ち出し系・つかまり系ヘッドと組み合わせて補正する
  • フェアウェイウッドでも採用可能だが、ヘッド重量や球の上がりやすさに注意

また、スペック別に見ると、
50Sは中級者向けの“しっかり振れる軽量シャフト”、
60Sは中〜上級者向けの“叩ける低スピンスペック”といった棲み分けがされており、自分のスイングタイプと目的に応じたスペック選びが鍵となります。

プロのように「左を消したい」「風に強い球を打ちたい」というニーズがある方には、NXブラックは非常に魅力的な選択肢です。

結論として、NXブラックは**「シャフトの良さを活かせるヘッド」を選ぶことで真価を発揮するシャフト**です。
飛距離・方向性・安定感のすべてを求めたい方は、ぜひヘッドとのマッチングを見直してみてください。

✅記事まとめ

  1. スピーダーNXブラックは、叩いても暴れにくい元調子系のシャフト。
  2. 推奨ヘッドスピードは40〜46m/sで、特に中上級者向けの設計。
  3. HS38〜40でも50Sなら使えるが、高弾道ヘッドとの組み合わせが必須。
  4. ステルス2プラス、TSR3、パラダイム◆◆◆などの操作性重視ヘッドと相性が良い。
  5. スライサーでもつかまりやすいヘッドと合わせればNXブラックは使いこなせる。
  6. 50Sは軽量でも振りごたえがあり、ヘッドスピード40〜43m/s向け。
  7. 60Sは45m/s前後で性能を発揮、しっかり叩ける人向けの仕様。
  8. フェアウェイウッドにも使えるが、球の上がりやすさを補うヘッド選びが重要。
  9. プロも使用中で、特に左を嫌うプレーヤーや風に強い球を求めるタイプに好評。
  10. NXブラックは“ヘッド選び次第”で性能が大きく変わるため、慎重なマッチングが鍵。

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