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モーダス120を使っていると、「左に飛びすぎる」「捕まりすぎて狙い通りにいかない」といった悩みを抱えるゴルファーが意外と多くいます。とくにスチールシャフトとしては定番かつ優等生とされるモーダス120なのに、思った以上に“暴れる”感覚があると感じている人も。
本記事では、そんな「モーダス120 捕まりすぎる」問題にフォーカス。ヘッドスピードとの相性や他モデルとの違い、セッティングの見直し方まで徹底解説します。自分にとって本当に合っているのか、判断に迷っている方はぜひ参考にしてください。
Contents
モーダス120 捕まりすぎると感じる原因とは?
シャフトが柔らかすぎるとどうなる?
シャフトが柔らかすぎると、インパクト時にフェースが早めに返りすぎてしまい、ボールが左に飛びやすくなります。これは「しなり戻り」のタイミングが合わなくなることで発生するミスで、特にスイングスピードが速いゴルファーや、手の動きが強いタイプの人にとって起こりがちです。
モーダス120は一見しっかりしているように思われがちですが、実は中間部のしなり感が強く、全体的には“粘る”挙動を持つシャフトです。そのため、手元主導でテンポ良く振るゴルファーにはタイミングが早く合いすぎてしまい、捕まりすぎる傾向が出やすくなります。
一方、シャフトが硬すぎると感じた場合とは異なり、柔らかすぎる場合は引っかけやチーピンといった左方向のミスが増えます。これが継続的に発生する場合、スイングそのものか、シャフトの剛性が自分の動きと噛み合っていない可能性が高いです。
シャフトの柔らかさによる問題を見極めるには、試打時にフェース向きや球の曲がりを注意深く観察することが重要です。捕まりすぎの原因がスイングにあるのか、シャフトの性能にあるのかを切り分けて考えることで、適切な対策がとれるようになります。
モーダス120 引っ掛け・左に曲がるミスの原因
モーダス120を使っていて、引っ掛けやチーピンが頻発する人は、「シャフトのしなり戻り」と「フェースの閉じるタイミング」が自分のスイングと合っていない可能性が高いです。特に、ハンドファーストの度合いが強い人や、インサイドアウト軌道が極端な人にとっては、モーダス120の“粘り”が逆効果になり、インパクトでフェースが過度に返って左に飛んでしまう傾向があります。
また、モーダス120はスイング中のトルク変化に対して繊細に反応する設計となっており、ダウンスイング後半のリリースが早いプレイヤーや、腕でタイミングを合わせにいくタイプには不安定さが出ることがあります。こういったスイングタイプの人は、しなり戻りが強調され、思っている以上にフェースが返る=引っ掛けに直結しやすくなるのです。
もう一つ見落としがちなポイントは、シャフトの長さやライ角との相性です。アイアンのライ角が立ちすぎていると、インパクトでヒール側が浮き、フェースが左を向きやすくなるという物理的な要因も考えられます。これはクラブ側の調整で解決できる場合もあるため、まずはライ角のチェックもおすすめです。
もしも「モーダス120=捕まるシャフト」という印象が強すぎる場合、自分のスイング傾向とクラブ全体のバランスをもう一度見直してみましょう。単にシャフトが合っていないのではなく、“引っ掛けやすい条件”が複数絡んでいる可能性があるからです。
モーダス120 暴れると感じる人の特徴とは?
モーダス120が「暴れる」と感じる人にはいくつかの共通した特徴があります。その一つが、スイングテンポが速く、インパクトゾーンでの手元の動きが強いタイプです。モーダス120は中間部分にしなりを持たせた設計となっており、この部分が大きく動くことで、タイミングが合わないと不安定な挙動に感じられることがあります。
また、体の回転よりも手や腕主導でスイングしてしまう人も、シャフトの“粘り”を使いこなせず、暴れ感を強く感じる傾向があります。特に、トップから切り返しが早いタイプの人は、中間部が予想以上にたわみ、その戻りがインパクトに合わないことでボールが意図しない方向に飛びやすくなります。
さらに、適正ヘッドスピードから外れている場合も暴れ感につながります。モーダス120はヘッドスピード43〜47m/s程度をターゲットとしていますが、それより遅い人が使うとシャフトの挙動を制御しきれず、不安定に感じることが多くなります。逆にヘッドスピードが非常に速い場合も、しなり戻りの反応が強くなりすぎて暴れる印象を受けるケースもあります。
暴れる=悪いシャフトというわけではなく、あくまでスイングとの相性の問題です。タイミングを自分の体でうまく合わせられるプレーヤーにとっては非常に高性能なシャフトですが、そうでない場合は別モデルへの変更や、スペック調整を検討するのが賢明です。

モーダス120sの適正ヘッドスピードと他モデルとの比較
モーダス120sの適正ヘッドスピードは?
モーダス120Sの適正ヘッドスピードは、おおよそ43〜47m/s程度とされています。これはあくまで目安ですが、この範囲にあるプレーヤーは、モーダス120Sの特性を活かしやすく、しなり戻りや挙動のタイミングが合いやすいとされています。特に、アイアンショットで安定した中弾道を求めるプレーヤーにとっては理想的なシャフトです。
一方、このヘッドスピードを下回るゴルファーが使うと、シャフトの特性を十分に活かしきれず、「重く感じる」「しなりを感じにくい」「飛距離が出にくい」といった課題が出てくることがあります。逆にヘッドスピードが47m/sを超えるようなハードヒッターは、しなり戻りが速くなりすぎて、左へのミスが出やすくなる傾向もあります。
モーダス120は全体的に中元調子寄りで、手元から中間にかけて粘る挙動をするため、テンポの合うゴルファーにとっては非常にタイミングが取りやすく、安定した打球が得られるのが魅力です。特にダウンブロー気味に打ちたい人や、アイアンで高さよりもコントロールを重視するプレーヤーには相性がよいとされています。
適正ヘッドスピードの把握は、スイング解析や弾道測定器を活用して正確に確認するのがベストです。自分の現在のスイングスピードに合ったシャフトを使うことは、飛距離だけでなく、ミスショットの軽減にも直結します。
モーダス120とS200のヘッドスピードはどう違う?
モーダス120とダイナミックゴールドS200のヘッドスピード適正には、微妙ながらも重要な違いがあります。一般的に、モーダス120の適正ヘッドスピードは43〜47m/s前後とされており、一方のS200は45〜50m/sとややハードヒッター向けのスペックです。つまり、S200の方がしっかりしていて、ヘッドスピードが速めのゴルファーに向いているということになります。
しなり感の特徴にも違いがあります。モーダス120は中間部分にしなりがあり、スイングテンポが速くてもタイミングが取りやすい仕様。一方S200は全体的に剛性が高く、ダウンスイングでしなりを感じにくいため、力で押していくようなタイプのゴルファーに適しています。このため、振り感に差があり、「モーダスはしなってくれるが、S200は棒のように感じる」と言う人も多いです。
このように、似たような重量帯ながらもスイングタイプやヘッドスピードによって合うシャフトは変わってきます。捕まりすぎてしまう人は、モーダス120よりも剛性の高いS200にすることで球のつかまりが抑えられ、安定感が増す場合もあるでしょう。逆に、S200ではしなりが足りず、右へのミスが多い人はモーダス120のほうがタイミングが取りやすくなるケースもあります。
実際に使用しているプロゴルファーの中でも、ヘッドスピードが速い選手はS200を選ぶ傾向が強く、操作性と安定性のバランスを重視する選手はモーダス120を選ぶことが多いです。自分のスイング特性と求める弾道によって、両者を打ち比べて判断することが大切です。
モーダス120 xとsで捕まりの差はある?
モーダス120には「Sフレックス」と「Xフレックス」が用意されており、それぞれに微妙なフィーリングの差と球の挙動の違いがあります。大きな違いとしては、Sに比べてXは全体的に剛性が高く、特に中間から先端にかけてのしなりが抑えられているため、捕まりすぎを嫌うハードヒッターに好まれる傾向があります。
Sフレックスはモーダス120本来の“粘り”を活かしやすく、タイミングも取りやすいのが特徴です。ただし、その分フェースターンが早まりやすく、左へのミスが出やすいという声もあります。これに対してXフレックスは、しなり戻りのスピードが抑えられており、インパクト時のフェースの安定感が増します。そのため、強振してもフェースが暴れにくく、結果的に捕まりを抑えることができるのです。
とはいえ、Xが誰にでも合うわけではありません。自分のヘッドスピードが43m/s程度の場合、Xだと硬すぎて振り切れなかったり、球が上がらず右に出るなどのミスが増えることもあります。逆にSで捕まりすぎが気になるけれど、ヘッドスピード的にはSがちょうどいいという人は、同じSフレックスでも他モデルへの変更(例:モーダス105など)を検討するのも一つの手です。
XとSの選択は単なる硬さの問題ではなく、球のつかまり方やスイングの再現性に大きく影響します。試打の際には、単に「硬さ」だけでなく「どこがしなるか」「タイミングが合うか」「曲がりの傾向はどうか」といった視点で比較することが重要です。

モーダス120が合う人・合わない人の特徴とは?
モーダス120は何調子のシャフトですか?
モーダス120は中元調子に分類されるスチールシャフトで、手元から中間にかけてしなりを感じる設計になっています。この特性により、スイングテンポが安定しているゴルファーや、しっかりと体を使って振るタイプのプレーヤーにとっては、非常にタイミングが取りやすいシャフトといえます。中元調子のメリットは、切り返しでのタイミングが掴みやすく、インパクトで過剰にヘッドが走りすぎない安定感です。
一方で、手打ち傾向の強い人や、インパクトで急激にフェースターンするタイプのゴルファーにとっては、タイミングが合いにくくなり、捕まりすぎや左ミスの原因になることもあります。特にフェード系のスイングを意識している人にとっては、モーダス120のしなり戻りがフェースを返しすぎてしまう可能性があるため、注意が必要です。
また、モーダス120の“粘り”を活かすためには、スイングリズムの安定性も求められます。感覚で打つタイプよりも、スイングプレーンやリズムを一定に保てるタイプのゴルファーの方が、このシャフトの性能を引き出しやすいでしょう。
モーダス115 合う人との比較で分かる適正
モーダス115とモーダス120は非常に似た特性を持つシャフトですが、フィーリングや挙動に微妙な違いがあり、それが「合う・合わない」の差として現れます。モーダス115は120に比べてやや軽量で、全体的にしなり感がスムーズな設計。そのため、ヘッドスピードが40〜45m/s程度のゴルファーでも扱いやすく、球のつかまりや高さが出しやすいという特徴があります。
一方で、モーダス120は剛性が高めで、特に手元から中間にかけてのしなりを抑えている分、切り返しでの粘りが強く、体全体でスイングするタイプのゴルファーには合いやすい傾向があります。ヘッドスピードもやや高め(43〜47m/s程度)が適正とされており、力強いダウンスイングをかける人には相性がいいでしょう。
捕まりやすさという点では、モーダス115のほうが若干捕まりやすいです。そのため、「モーダス120だと引っかけが出る」という人が、逆にモーダス115を使ってよりマイルドな挙動を感じるケースもあります。これは、シャフトの挙動がスイングのタイミングに合っているかどうかが大きなポイントになります。
また、アイアンで高さを出したい人や、少し軽いスペックを求めている人にもモーダス115はおすすめ。逆に風に強い中弾道や、スピンコントロールを求めるならモーダス120のほうが有利になる場面も多いです。どちらを選ぶかは、弾道の理想像とスイングタイプ次第ということになります。
モーダス120が重いと感じるときのチェックポイント
モーダス120を試打したときに「重い」と感じるゴルファーは少なくありません。実際、モーダス120の重量はSフレックスで約114gと、一般的なスチールシャフトの中でもしっかりとした重量感があります。この重さがプラスに働くか、マイナスに働くかは、ゴルファーのスイングタイプや体力に大きく左右されます。
まず確認したいのは、スイング後半での疲労感やミート率の低下です。数球打っただけで疲れを感じたり、打点がバラつく場合は、シャフト重量が適正を超えている可能性があります。特にラウンド終盤にスイングが乱れる人は、重さによるスタミナ不足が原因かもしれません。
また、ヘッドスピードが40m/s前後の方にはややオーバースペックになることもあります。この場合、振り遅れやトップ、ダフリといったミスが出やすく、結果的に「重くて扱いづらい」という印象につながることがあります。
対処法としては、まずモーダス105やモーダス115といった軽量モデルを試すのがおすすめです。同じような挙動を保ちつつ、重量だけを落とせるので、違和感なくスイングできるようになることが多いです。また、グリップやバランスの調整で体感重量を軽くすることも可能です。
モーダス120が悪いのではなく、自分の体格・筋力・スイングテンポに見合った重量かどうかが大切なポイント。しっかりとフィッティングを受けることで、重さが“武器”になるのか“負担”になるのかを見極めることができます。

モーダス120のセッティングと相性のいいウェッジとは?
モーダス120 セッティングのコツと注意点
モーダス120はアイアン用シャフトとして非常に評価が高い一方で、セッティングを間違えると「捕まりすぎ」「重すぎ」「球が上がらない」といった悩みを引き起こすこともあります。特にウェッジとの重量バランスや、アイアンのロフト設計との整合性を取ることが重要です。
まず意識したいのは、シャフトの流れ(フロー)です。モーダス120は重量が約114gとしっかりしているため、下の番手、特にウェッジに向かって重さや硬さを徐々に増やしていくのが理想的なセッティングです。たとえば、50度〜58度のウェッジにはモーダス115 WEDGEやDG S200を入れることで、全体の重量感と粘り感がバランスよくつながります。
また、使用しているアイアンセットのロフトピッチやバウンス角との兼ね合いも重要です。モーダス120は中弾道でややスピン量が多い傾向があるため、スピン過多で吹き上がってしまう人は、ウェッジのバウンスを控えめにしたり、ロフトの階段を滑らかにすることで弾道を整えることができます。
番手ごとに重さや調子がバラバラにならないよう、できればクラフトマンやフィッターに相談して、スイングタイプと目的に合わせたシャフト・ヘッドの組み合わせを見直すことが理想です。特にウェッジだけ別メーカーにする場合などは、シャフトだけでなくクラブ長さやバランス、グリップ重量なども含めてトータルで確認しておくと安心です。
セッティングは“感覚”に頼る部分も大きいですが、感覚に頼りすぎると、ラウンド後半での安定感やスピンコントロールに影響することもあります。モーダス120の良さを最大限に引き出すには、セット全体での設計思想を意識したセッティングがカギを握ります。
モーダス120に合うウェッジシャフトを選ぶコツ
モーダス120ユーザーがウェッジを選ぶ際には、シャフトの性質とスイングタイプを考慮した相性の良いセッティングが求められます。アイアンではモーダス120の中元調子の粘りを感じながらスイングしている方が多いため、ウェッジにも似たようなフィーリングを持つシャフトを選ぶことで、番手間の違和感を減らすことができます。
相性が良いとされる代表的なシャフトは「モーダス115ウェッジ」や「ダイナミックゴールドS200」です。モーダス115ウェッジは粘りとしなり戻りのバランスが良く、モーダス120との接続感がスムーズです。一方、DG S200は操作性とスピン性能に定評があり、グリーン周りでの安定感を重視するプレイヤーに向いています。
重要なのは、アイアンとウェッジの“振り感”を統一することです。たとえば、アイアンにモーダス120、ウェッジにNS950など軽量シャフトを入れてしまうと、ショートゲームでの感覚にズレが出て、距離感やタッチがブレる原因になります。逆に、全体を通してシャフトが重すぎると、疲労やスイングの乱れを招く恐れもあります。
また、ラフやバンカーなど様々な状況に対応できるよう、スピン性能と打ち出し角にも注目して選ぶと良いでしょう。モーダス120が中弾道でスピン多めの設計なので、スピンが強すぎるウェッジシャフトを選ぶと球が吹け上がるリスクもあります。
最終的には、実際の球筋や距離感をチェックしながら、自分のスイングにフィットした1本を選ぶのがベストです。可能であれば、ショップで複数のシャフトを打ち比べて感触を確かめるのがおすすめです。

まとめ
- モーダス120は中元調子でしなり戻りが大きく、粘りが特徴のシャフト。
- 推奨ヘッドスピードは42〜47m/sで、パワー型・叩きたい人に向いている。
- S200と比較して、モーダス120の方がスピン量が多く弾道も高め。
- Xシャフトは捕まりを抑えやすく、左へのミスを減らしたい人に有効。
- モーダス115と比較すると、モーダス120の方が硬くて重い印象がある。
- 軽く感じたい人や球が上がりにくい人にはモーダス115の方が合う可能性が高い。
- モーダス120が「重い」と感じる人は、スイングテンポや体力面の再チェックを。
- セッティングでは、モーダス120の重量と調子に合うウェッジを選ぶのが重要。
- 「モーダス115ウェッジ」や「DG S200」は相性の良いウェッジシャフト。
- 番手ごとの振り感を揃えることで、ショートゲームの精度も向上する。