猿手はゴルフに不利?肘の向き・握り方・プロの例まで徹底解説!

雑記

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「自分の肘、なんか外向きかも…」
「アドレスがしっくりこないのは“猿手”のせい?」

ゴルフスイングにおいて“猿手(猿腕)”の存在は、見た目以上にスイングの再現性や方向性に影響を与える重要な要素です。
猿手とは、肘を伸ばしたときに手のひらが自然に前を向き、肘が外側を向いてしまう状態のこと。一般的には「ちょっと変わった関節の向き」として認識されがちですが、実はゴルファーにとってはスイングやアドレスのクセに直結する特徴でもあります。

本記事では、
✅ 猿手(猿腕)とは何か?
✅ 猿手のチェック方法・割合
✅ ゴルフにおけるデメリットとメリット
✅ 猿腕ゴルファーに向いた握り方や対策
✅ 猿手の有名プロや、活かせるスポーツ
などをわかりやすく解説していきます。

「猿手=ゴルフに不利」と思っている方も、工夫次第で“武器”に変えられる可能性があります。
自分の体の特徴を理解することが、スイング安定への第一歩です。

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猿手(猿腕)とは何か?

猿腕とはどういう状態?猿腕 男性に多いって本当?

「猿腕(さるうで)」とは、腕を自然に伸ばしたときに肘が外側を向き、手のひらが正面を向く状態のことをいいます。専門的には「肘関節過伸展(ハイパーエクステンション)」の一種で、一般的な関節可動域よりも広いのが特徴です。


✅ 見た目の特徴

  • 腕を前に伸ばすと、肘の内側(肘窩)が外側に回転している
  • 手のひらが真っ直ぐ正面を向く
  • 後ろから見ると、肘が外側に突き出しているように見える

この状態は、特別な障害や病気ではなく、先天的な身体の構造の一つであり、痛みや機能障害があるわけではありません。本人は気づいていないケースも多いです。


✅ 猿腕 男性に多いって本当?

一般的に、関節が柔らかいのは女性に多い傾向がありますが、「猿腕」という特徴は男性にも一定数存在します。
とくに筋肉質な人やスポーツ経験者においては、猿手の構造が顕著になることもあり、「猿腕 男」といったワードが検索される背景には、外見上のインパクトやスイングの癖の強調があると考えられます。

猿手かどうかの判断方法は?何人に1人いる?

自分が猿手(猿腕)かどうか、実は簡単にチェックする方法があります。
やり方は次の通りです。

  1. 腕をまっすぐ前に伸ばす
  2. 力を抜いた状態で、自然に手のひらを前に向ける
  3. そのとき、肘の内側が外を向いている、または腕全体がねじれているように見えるなら「猿手」の可能性が高いです

手のひらが完全に上を向くタイプもいれば、やや内向きのタイプもいます。程度には個人差があるため、違和感があっても“軽度の猿手”であることも珍しくありません。

日本人全体に占める猿手の割合は明確な統計があるわけではありませんが、一説によると約20人に1人程度とされ、そこまで稀なものではないといえます。

ゴルフを始めてから「アドレスが安定しない」「肘の角度が気になる」と感じた方は、こうした身体の構造的な要素がスイングに影響を与えている可能性もあるため、一度確認してみるのがおすすめです。

猿腕はゴルフでダメ?それとも有利?

猿腕がダメな理由は何ですか?

「猿手(猿腕)はゴルフに向かない」と言われることがありますが、それにはいくつかの理由があります。
一番の問題は、肘の向きが通常とは異なるため、スイングの再現性に影響が出やすいことです。

猿腕の人は、アドレスで自然に構えたつもりでも肘が外を向いてしまいやすく、そのままスイングに入ると、

  • フェースが開きやすい
  • スイングプレーンが安定しない
  • トップやスライスになりやすい
    といったエラーにつながる可能性があります。

また、無理に肘を内側に絞ろうとすると、腕や肩に余計な力が入ってしまい、スムーズな振り抜きができなくなるという悪循環にも陥りがちです。

ただし、これは「猿腕だからゴルフが下手になる」という話ではありません。
肘の向きや構え方を理解し、正しいフォームを意識することで十分カバーできる部分です。
むしろ猿腕だからこそ得られる動きの特性もあるため、次のパートではそのあたりを掘り下げていきます。

ゴルフ 猿腕 肘の向きとスイングへの影響

猿腕のゴルファーにとって、最も重要なのがアドレス時の「肘の向き」です。
猿手の場合、腕を自然に下ろすと肘の内側(肘窩)が外側を向きやすく
、それによってクラブフェースも開いた状態になりやすくなります。

このままスイングに入ると、

  • バックスイングでクラブが寝やすい
  • トップでフェースが開く
  • ダウンスイングでフェースが戻らずスライスする
    といったエラーを誘発しがちです。

肘の向きが外を向いていると、インパクトゾーンでもクラブが“逃げる”形になるため、狙ったラインより右へ飛びやすくなるのも猿腕ゴルファーに多い傾向です。

対策としては、アドレスの時点で肘の内側を少し正面に向ける意識を持つこと。
これにより腕が正しくたたまれ、スイングのオンプレーン化が促されます。

また、構えた時に両肘を軽く体側に締めるようにすると、フェースがスクエアになりやすく、クラブの動きも安定します。

肘の向き一つでスイング全体が変わる――
猿腕のゴルファーこそ、まずこの“最初の向き”を見直すことが、安定したショットの第一歩になります。

猿腕 ゴルフのメリットと対処法

猿腕 ゴルフ メリットはあるのか?

猿腕は一見、ゴルフスイングの“欠点”に見られがちですが、実はうまく活かせば「強み」にもなる特性を持っています。ここでは猿腕ゴルファーならではのメリットに注目してみましょう。

まずひとつ目は、フェースローテーションが少なくて済むという点。
猿腕の構造上、腕を振る軌道がコンパクトになりやすいため、無駄なひねりやフェースの開閉が少なく、スイングが安定しやすいという利点があります。

また、肘が外側に張ることにより、スイング中のクラブヘッドの「戻り」が早く、インパクトが強くなりやすい傾向も。
これにより、パンチショットや風に強い弾道が打てるといったメリットにもつながるのです。

さらに、肘や手首の角度が固定されやすい猿腕の人は、再現性の高いアプローチやパッティングにも強いとされています。

もちろん、そのままではスイング軌道に癖が出やすいため、最初の構えや体の使い方を少し工夫する必要があります。
しかし裏を返せば、「猿腕を理解した上でスイングを組み立てれば、極めて安定したショットが可能になる」ということです。

猿腕 ゴルフ 握り方のポイント

猿腕のゴルファーが安定したショットを打つためには、「握り方(グリップ)」が非常に重要なカギになります。
なぜなら、肘が外に向きやすい猿腕では、そのままの自然体でクラブを握るとフェースが開いた状態になりがちだからです。

おすすめされるのは、ややストロング寄りのグリップです。
具体的には、左手の甲が上を向きすぎないように注意しながら、左手の親指の位置をクラブの右側(インサイド)に乗せるような感覚で握ると、フェースが自然とスクエアになりやすくなります。

また、右手もかぶせすぎず、指で握る意識を強めに持つと、スイング時のフェース開閉を最小限に抑えることができます。

加えて、グリップ時に両肘を体に軽く近づける意識を持つと、腕のラインが安定し、猿腕特有の「肘の外張り」を和らげることができます。

握り方とアドレスの姿勢が整えば、猿腕でも問題なくオンプレーンスイングが可能です。
「猿手だから…」と悩むより、自分の特徴に合ったグリップを探すことが、ゴルフ上達の近道になります。

猿腕でも活躍するスポーツ・有名選手

猿腕 向いてるスポーツとは?バレーボール・格闘技との相性

猿腕(猿手)はゴルフだけでなく、他のスポーツでも「特徴的な動き」を生み出します。
とくに肘の可動域が広く、押し出す・打ち出すような動きに強いことから、特定のスポーツで有利になることも多いです。

代表的なのがバレーボールや格闘技といった競技。
たとえばバレーボールでは、腕を上げたときに肘の張りがスパイク時の打点を高く保ちやすく、パワーの乗ったスマッシュが打ちやすいという利点があります。

格闘技(ボクシング・総合格闘技など)においても、猿腕の人はパンチの押し込みが強く、相手に対して“押し負けない力”を発揮しやすいとされます。
また、肘の角度が独特なため、相手のディフェンスの読みを外す変則的な動きもできるという利点もあります。

他にも以下のような競技で活かされることがあります。

  • ハンドボール(スローの飛距離・スピード)
  • 野球のピッチャー(リリースポイントの変化)
  • 陸上短距離(腕振りと上体の伸展)

つまり猿腕は「不利な特徴」ではなく、競技特性によっては大きな武器になる身体的構造なのです。

猿腕のゴルフプロは誰ですか?

「猿腕ってプロゴルファーにはいないの?」と疑問に思う方も多いかもしれませんが、実は猿腕の特性を活かして活躍しているプロゴルファーは存在します。

代表的なのが、石川遼プロです。
彼のスイングをよく観察すると、アドレス時にやや肘が外を向いており、猿手に近い特徴的な腕の使い方をしているのがわかります。
しかし石川プロは、その肘の向きを無理に矯正せず、体全体とのバランスの中で自然にスイングに組み込んでいるのが特徴です。

また、海外ではフィル・ミケルソンも猿手っぽいアドレスを見せるシーンがあり、柔軟な関節を活かした独自のスイングリズムが魅力とされています。

このように、猿腕=矯正すべきではなく、「そのままでも結果を出しているプロがいる」という事実」が、悩んでいるアマチュアにとっての希望になります。

重要なのは、無理に直すのではなく、猿腕の特徴を自分のスイング理論の中でどう活かすかという視点です。
プロの動画やスロー再生を参考にしながら、自分のアドレスやテークバックに落とし込んでみるのもおすすめです。

まとめ|猿手ゴルファーは工夫次第で武器になる!

猿手(猿腕)は一見するとゴルフにとって不利な要素に見えるかもしれません。
たしかに肘の向きや構えに癖が出やすく、スイングの再現性に課題が出るケースもあります。

しかし、猿腕であってもアドレスの姿勢や握り方を見直すことで十分に対応が可能です。
むしろその特徴を理解し、うまく活かすことで、フェースローテーションの少ない安定したショットや、力強いインパクトを実現できる可能性すらあります。

実際にプロでも猿手を取り入れたスイングをしている選手は存在し、「体の特徴=弱点」ではなく「個性」として受け入れているのが印象的です。

自分の腕の向きやスイングに違和感がある人は、一度「猿手」の視点で見直してみると、
原因のヒントが見つかるかもしれません。
そしてそれは、あなたのゴルフをもう一段階上へ引き上げるきっかけになるはずです。

記事まとめ

  1. 猿手(猿腕)とは、肘が外向きで手のひらが正面を向く腕の特徴です。
  2. 自宅でも簡単に猿手かどうかをチェックできます。
  3. 猿手の人はスイング軌道やフェースの向きに癖が出やすくなります。
  4. ゴルフでは肘の向きを意識することで安定感がアップします。
  5. 猿腕にはフェースローテーションが少ないというメリットもあります。
  6. ストロング寄りの握り方でフェースをスクエアに保ちやすくなります。
  7. 猿腕はゴルフ以外にもバレーボールや格闘技に向いている特徴です。
  8. 有名プロでも猿腕の特徴を持ち、自分のスイングに活かしている選手がいます。
  9. 猿手を「矯正すべき欠点」と捉えず「活かすべき個性」として捉えることが大切です。
  10. 自分の体の特徴を理解することが、スイング改善への第一歩になります。

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