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PINGのアイアンを購入したものの、「なんだか打球が左に出る…」「ボールが右に出て曲がる」と感じたことはありませんか?
その原因、もしかすると“ライ角”が合っていないからかもしれません。
PINGはもともとカスタム性が高く、フィッティング文化の先駆けとしても知られるブランド。
その中でも「ライ角調整」は、スイングの癖や身長、アドレス姿勢に合わせてクラブを“自分仕様”にする重要なポイントです。
しかし、実際にライ角調整を検討すると「料金はいくら?」「どこでできるの?」「中古クラブでも調整可能?」といった疑問が次々に湧いてくるはず。
特にPING製品は特殊な加工方法が必要なため、調整対応の工房やショップが限られる点にも注意が必要です。
この記事では、PINGのライ角調整にかかる料金相場から、ゴルフ5・ゴルフパートナー・工房別の対応内容、さらにはフィッティングとの違いまで、初めてでも安心して調整できるよう徹底解説していきます。
「PINGのライ角、ちょっと気になるかも」という方は、ぜひ最後までご覧ください。
Contents
PINGライ角調整の基本|なぜ調整が必要なのか?

PINGのアイアンといえば、購入時から「カラーコード」という独自のライ角設定がされていることで知られています。
このライ角は、スイング時にソール(クラブの底)が地面に対してどのように当たるかを示すもので、飛距離・方向性・ミート率に大きな影響を与える要素です。
たとえば、ライ角がフラット(寝ている)すぎると、インパクトでトゥ側が先に接地し、ボールが右に出る傾向が強くなります。
逆にアップライト(立っている)すぎるとヒール側が先に当たり、ボールが左に引っかかるようになります。
つまり、自分のスイングスタイルや体格に合っていないライ角では、いくら良いクラブを使ってもパフォーマンスを最大限に引き出せません。
特にPINGのアイアンは、ライ角の微調整がしやすいよう設計されており、プレイヤーごとに「正確なライ角フィッティング」を行うことを前提にした作りとなっています。
PINGのカラーコードは全10種類(黒・赤・青・白・黄など)あり、それぞれ0.75度〜1度刻みで細かく調整可能です。
「購入時に黒(標準)を選んだけど合ってない気がする」
「スイングが変わってきたので調整したい」
そんな方こそ、ライ角調整を見直す絶好のタイミングです。
次は、実際に「PINGライ角調整の料金相場」について、ショップや工房ごとの違いを詳しく見ていきましょう。
PINGライ角調整の料金相場はいくら?【工房・ショップ別】

PINGのライ角調整は、その専門性ゆえにショップや工房によって料金や対応内容に違いがあります。
ここでは代表的なショップ・工房の料金相場と特徴を比較してご紹介します。
まず大手量販店では、以下のような傾向があります。
【ゴルフ5】
・調整料金:1本あたり1,100円前後
・PING正規取扱店のため、カラーコード表に基づいた調整が可能
・購入時に無料調整対応してくれる店舗もあり(要確認)
【ゴルフパートナー】
・調整料金:1,000〜1,500円程度
・店舗によってPING専用の治具がない場合あり
・中古クラブ購入時にサービス価格で対応してくれるケースも
【町のクラフト系工房】
・調整料金:1,500円〜3,000円
・工房によってはPINGの調整を断られることも
・PINGアイアンの調整には専用ツールや加熱処理が必要なため、非対応工房も存在
また、PINGのフィッティングサービスを併用して調整を依頼する場合は、事前予約が必要となるほか、料金が無料または有料(3,000円前後)となることがあります。
注意点として、PINGの鍛造アイアンなど一部モデルは熱処理を伴うため、短時間で調整できない場合があること、そして素材の限界によりライ角調整ができる範囲に制限があることも理解しておくと安心です。
調整料金だけで判断せず、「専門性のある工房」「正規工具がそろっているショップ」かどうかも重要なチェックポイントとなります。
次は、調整を検討している方が気になる「ピンのライ角調整は購入後でもできる?対応範囲と制限」について詳しく解説していきます。
ピンのライ角調整は購入後でもできる?対応範囲と制限

PINGのアイアンを中古で購入した場合や、スイングが変化した後でも「ライ角調整は可能なのか?」という疑問を持つ方は多いです。
結論から言えば、PINGのアイアンは購入後でもライ角調整が可能です。
ただし、いくつかの制約があります。
まず、PINGのアイアンは軟鉄ではなく“17-4ステンレススチール”などの硬質素材を使用しているモデルが多いため、調整には加熱処理が必要です。
そのため、専用治具や加熱炉を備えた正規取扱工房でなければ対応できないケースもあります。
また、調整可能な範囲にも限界があり、
一般的には**±2度以内の範囲に収めるのが推奨**されています。
これ以上の調整は、クラブの構造に影響を及ぼす恐れがあるため非推奨とされています。
さらに注意したいのが、「すでに調整履歴のある中古クラブ」の扱いです。
過去にライ角調整を何度も行っている場合、再度の調整でヘッドにクラックが入るリスクがあるため、断られることもあります。
購入後に調整を希望する場合は、以下のポイントを押さえておきましょう。
・PING公認の工房または大手量販店で対応可否を事前に確認
・カラーコード表とスイングデータから適正ライ角を測定してもらう
・過去の調整履歴がある場合は、状態を確認してもらってから依頼する
調整可能かどうかを見極めるには、「単に“曲げる”だけではない」PINGならではの技術背景を理解しておくことが大切です。
次は、「PINGフィッティングとの違いは?ライ角調整と何が違うのか」を詳しく解説していきます。
PINGフィッティングとの違いは?ライ角調整と何が違うのか

「ライ角調整」と「PINGフィッティング」は似たような言葉に見えますが、実際には目的も内容も大きく異なります。
ここでは両者の違いを明確に整理しておきましょう。
まず、「ライ角調整」はすでに手元にあるクラブのライ角を変更する作業です。
たとえば、「球が左に出すぎる」「右に抜けることが多い」といった具体的な弾道のズレを補正する目的で行われます。
すでに購入済みのPINGアイアンに対して調整するのが一般的です。
一方、「PINGフィッティング」はクラブ購入前に自分に合ったスペックを導き出すプロセスです。
PING公式のフィッティングでは、スイングスピード・打出し角・身長・腕の長さ・姿勢など複数のデータをもとに、
「最適なライ角(カラーコード)」
「クラブ長さ」
「グリップサイズ」などを総合的に判断します。
要するに、
・ライ角調整 → すでに持っているクラブの修正
・フィッティング → これからクラブを選ぶ前の診断
という違いです。
PINGのフィッティングを受けることで、自分に最適なスペックを選べるため、結果として「ライ角調整の必要がなくなる」場合もあります。
また、フィッティングを受けずにクラブを購入した人が、あとから「やっぱり合わないかも」と気づいてライ角調整を行うのは非常に一般的な流れです。
この2つのサービスを混同してしまうと、タイミングを誤ってクラブの買い替えや調整を何度も繰り返すことになりかねません。
そのため、まずは自分の状況が「購入前」なのか「購入後」なのかをはっきりさせたうえで、フィッティングか調整かを選ぶようにしましょう。
【記事まとめ】

- PINGのライ角調整は購入後でも可能だが、対応店舗に制限がある
- 調整には専用治具や加熱処理が必要なため、正規取扱店や一部工房が対象
- ライ角調整の料金相場は1,000円〜3,000円程度(店舗や本数により変動)
- ゴルフ5やゴルフパートナーはPING対応店が多く安心
- 調整可能な角度は±2度までが目安、それ以上は非推奨
- 調整歴のある中古クラブは破損リスクがあり、確認が必要
- PINGフィッティングは調整ではなく事前診断に特化したサービス
- フィッティングではスイングデータから最適なスペックが判明する
- 調整とフィッティングの違いを理解することで無駄な再調整を防げる
- 初めてPINGを使うなら、フィッティングから始めるのが理想的