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ゴルフ場でよく耳にする“ドルフィンウェッジ”。名前のインパクトもさることながら、「バンカーから簡単に出せる」「アプローチがラクになる」といった口コミで人気が広がっています。
特にアマチュアゴルファーの間では“救世主クラブ”として注目されている一方で、「プロは使ってるの？」「ダサくない？」「本当に上級者にも向いてるの？」という声も多く見られます。
この記事では、ドルフィンウェッジを使用しているプロはいるのか？という素朴な疑問から、モデルごとの違いや、上級者に合うのかどうか、さらには「ダサい・難しい」といったSNS上の評価の真相までを深掘りしていきます。
また、ドルフィン118・120・123・125の違いや、「どれがいいのか選べない」という方向けに、プレースタイル別のおすすめも紹介。
バンカーショットやアプローチで悩んでいる方はもちろん、「もう一度自分のウェッジを見直したい」というゴルファーにも参考になる内容です。
＼砂でもラフでも刺さらない／
キャスコ ドルフィンウェッジ
DW-125G
Contents
- 1 ドルフィンウェッジを使用しているプロはいるのか？
- 2 ドルフィンウェッジは上級者にも合うのか？
- 3 ドルフィンウェッジ 上級者から見たメリット・デメリット
- 4 最強のウエッジはどれ？ドルフィンとの比較
- 5 ドルフィンウェッジの機能性を検証
- 6 モデル別に比較｜ドルフィンウェッジどれがいい？
- 7 SNSやレビューで囁かれる意見の真相
- 8 ドルフィンウェッジはダサいという声の理由
- 9 ドルフィンウェッジは難しい？それともやさしい？
- 10 結局どんな人にドルフィンウェッジは向いている？
- 11 ✅記事まとめ
- 12 自宅が“上達空間”に変わる練習器具3選
- 13 プロの練習は“見える化”と“体感”が基本！最短で上達する必須アイテム2選
- 14 割引・特典・予約のしやすさで選ぶ！ゴルフ場予約はどこがいい？
- 15 【幹事さん必見】ゴルフコンペが盛り上がる！ウケる景品＆楽チンセット紹介
- 16 使っていないクラブやウェア、眠らせていませんか？売って買い替えが今アツい！
- 17 上司・同僚・ゴルフ仲間に◎ ゴルフ好きの心をくすぐるギフトサイト紹介
- 18 独学に限界を感じたら…本気で上達したい人のためのゴルフレッスン特集
ドルフィンウェッジを使用しているプロはいるのか？
ドルフィンウェッジを使用しているプロゴルファーは、実は非常に限られています。一般的に、プロ選手たちはツアー支給のカスタムクラブや、操作性重視の伝統的なモデル（例：ボーケイ、クリーブランド、ミズノなど）を使う傾向にあり、“やさしさ”に振った設計のドルフィンウェッジは対象外となることが多いのです。
ただし、これは「性能が悪いから」ではなく、「プロの要求に合わないから」にすぎません。ドルフィンウェッジは、アマチュアの悩みに寄り添うクラブとして設計されており、特にバンカーやザックリが多い人、距離感に不安がある人向け。つまり、**プロのような繊細な操作を前提としない“お助けクラブ”**なのです。
一部のレッスンプロや競技経験者の中には、「アマチュアの指導用」としてドルフィンウェッジを実際に試し、評価している人もいます。とくにバンカーショットに苦手意識があるアマチュア層に向けて、「結果が出るからおすすめ」と話すケースも多く見られます。
つまり、ツアープロが使用している例は稀ですが、ゴルフを教える立場のプロや、アマチュア上級者が練習用・遊び用に使うケースはあるというのが現実です。
松山英樹のウェッジは何を使っている？
松山英樹選手が使用しているウェッジは、クリーブランド RTXシリーズやボーケイ SMシリーズ（タイトリスト）など、プロ仕様の精密なコントロールが可能なモデルです。これは彼が求める「距離感」「スピン量」「打ち出し角」の再現性が極めて高いことが理由です。
彼のような世界レベルのツアープロにとって、ウェッジはスコアを大きく左右する命綱。ドルフィンウェッジのように“やさしさ”や“ミスの軽減”に特化したモデルは、逆に意図した弾道やスピンをかけにくいというデメリットになってしまいます。
また、ドルフィンウェッジは広いソールと独特の形状が特徴で、バンス角も大きめ。その結果、プロが使うタイトなライや硬いグリーンでは跳ね返りや抜けの悪さにつながる可能性もあるため、松山選手のような精度を求めるプレースタイルには向きません。
したがって、松山英樹選手がドルフィンウェッジを使うことはありませんが、これは彼の求める“繊細な操作性”と“条件への適応力”を最大限に引き出すための選択であり、逆に言えば「アマチュアがプロモデルを使うべき」とは限らないことも示しています。
ドルフィンウェッジは上級者にも合うのか？
ドルフィンウェッジは「アマチュア専用クラブ」というイメージが強く、上級者には合わないという印象を持つ人も少なくありません。しかし実際には、プレースタイルや求める機能性によっては上級者でも有効に使えるクラブです。
まず、ドルフィンウェッジは“ミスの許容範囲が広い”のが最大の特長。とくにバンカーショットやラフからの寄せでは、通常のウェッジよりもソールが滑りやすく、ダフリやザックリを防ぎやすい構造になっています。これはスコアメイクを重視する上級者にとっても武器になります。
一方で、繊細なフェース開閉操作やスピン量のコントロールを重視するゴルファーにとっては、ドルフィンウェッジの「やさしすぎる挙動」が逆に扱いづらく感じられることもあります。特に、バンスが強いモデルでは意図しない跳ね返りが出る場面もあるため、操作性を求める人は注意が必要です。
つまり、ドルフィンウェッジは「上級者には合わない」のではなく、「操作派の上級者には不向き」「結果重視の上級者にはアリ」という位置づけです。たとえば、80台前半で回る中上級者が「バンカーだけ苦手」「ザックリがたまに出る」といった課題を抱えているなら、補助的にドルフィンを投入するのも一つの戦略でしょう。
ドルフィンウェッジ 上級者から見たメリット・デメリット
ドルフィンウェッジは「初心者向けクラブ」という印象が強いですが、上級者の視点で見た場合にも、状況次第ではメリットを感じる場面があります。とはいえ、当然ながらデメリットもあるため、両面から整理してみましょう。
メリット
- バンカーショットが非常に楽になる
広めのソールと独特のバンス設計により、バンカーからの脱出が安定します。上級者でも「バンカーから確実に1発で出す」ことを優先する場面では武器になります。 - 深いラフや傾斜地での滑りが良い
芝に負けずソールが抜けやすいため、特にラフでボールが浮いている状況では強い味方になります。 - スコアメイクに集中できる
操作性よりも結果を優先したい時、ドルフィンウェッジは心強い存在です。ラウンド後半で体力的に精度が落ちた時にも助けになるケースがあります。
デメリット
- フェース操作の自由度が低い
スピン量や打ち出し高さを細かくコントロールしたい人にとっては、「お助け機能」が邪魔に感じる可能性があります。 - タイトライで跳ねやすいことも
バンスが強いため、硬い地面ではソールが跳ねやすく、薄いインパクトになってしまうことがあります。 - 構えたときに違和感がある
見た目が独特なため、クラシックなウェッジに慣れている人には“おもちゃっぽさ”や“安心感のなさ”を感じる場合も。
総じて言えるのは、上級者でも用途を限定すれば有効に使えるクラブだということ。
操作性を求める場面ではメインウェッジを使い、バンカー専用や特定状況用としてドルフィンを投入するのもアリです。
最強のウエッジはどれ？ドルフィンとの比較
「最強のウェッジは何か？」という問いに明確な正解はありません。
なぜなら、ゴルファーの技量やスイングタイプ、求めるショットによってベストなウェッジは変わるからです。
ただ、ここではよく比較対象になる代表的なモデルとドルフィンウェッジの違いを見ていきましょう。
まずプロや上級者に圧倒的な支持を受けているのがタイトリストのボーケイシリーズやクリーブランド RTXシリーズです。これらは操作性、スピン性能、打感すべてにおいてハイレベルで、スイングの技術をそのまま球に反映させられるのが特長です。
一方のドルフィンウェッジは、操作性よりも安定性・寛容性を最優先にした設計です。スピンはそこそこでも、とにかく「ザックリしにくい」「ミスが結果に出にくい」構造のため、スコア重視派やバンカー苦手な人には心強い味方となります。
比較ポイントをまとめると：
| 比較項目 | プロ仕様 （ボーケイなど） | ドルフィン ウェッジ |
|---|---|---|
| 操作性 |  |  |
| スピン性能 | |  |
| ミスの許容度 | | |
| 見た目の好み | （クラシック） | （独特な形状） |
結論として、「最強のウェッジ」はゴルファーの目的によって変わります。繊細なプレーで攻めたいならプロ仕様、ザックリやバンカーを克服したいならドルフィンが最強となるわけです。
ドルフィンウェッジの機能性を検証
ドルフィンウェッジの魅力は、「やさしさ」と「機能性」を両立している点にあります。特にアプローチとバンカーショットに悩むゴルファーから高評価を得ており、設計面でも従来のウェッジとは異なるアプローチが採用されています。
まず注目すべきは、ドルフィン形状と呼ばれる独自のソール構造。これにより、芝の上でも砂の中でもソールが滑るように抜けやすく、ザックリやダフリといったミスを大きく軽減します。通常、バンスが強いウェッジはソールが跳ねてトップしやすくなりますが、ドルフィンウェッジはその跳ね返りを抑える工夫がなされているため、初心者やシニア層にとって非常に扱いやすいのです。
また、ロフトごとの役割分担も明確。例えば58度や60度のモデルはバンカー専用として設計されており、砂を爆発させるようなショットが苦手な人でも簡単に出せる構造です。一方で50度台のモデルは、アプローチ専用として高弾道とほどよいスピンを両立しています。
操作性にやや難はあるものの、「簡単に寄る」「バンカーが怖くなくなる」といった評価が多く、特にスコア100前後を行き来するゴルファーにとっては強い味方になります。
ドルフィンウェッジ アプローチ性能は？
ドルフィンウェッジのアプローチ性能は、「とにかくミスしにくい」という点で非常に高評価を得ています。特に、アプローチでザックリやトップが頻発してしまうアマチュアゴルファーにとっては、救世主のような存在になることも。
その理由は、ドルフィンウェッジ特有の幅広いソールと滑りやすい形状にあります。ソールが地面に接地しやすく設計されているため、インパクト時に多少手前から入ってもソールが滑ってくれるおかげで、芝に突っかかって失速するような失敗が激減します。
また、バウンス角が大きく、リーディングエッジが地面に刺さりにくい構造になっているため、緊張する30ヤード前後のアプローチでも安心感があるのが魅力です。特に、芝の薄いライや冬場の硬いフェアウェイでは、通常のウェッジだとダフリやトップが怖くなりますが、ドルフィンウェッジなら比較的安定して使えるという声も多く見られます。
ただし注意点もあります。繊細なロブショットやスピンを効かせた低弾道アプローチなど、意図的に球筋を打ち分けたい上級者には物足りない部分もあります。どちらかというと、シンプルに“ポンと上げてポトンと落とす”ような打ち方に特化したウェッジと言えるでしょう。
ドルフィンウェッジ バンカー 打ち方と相性
ドルフィンウェッジがもっとも高く評価されているのが、バンカーショットでの圧倒的なやさしさです。バンカーが苦手なゴルファーにとって、ドルフィンウェッジは“最後の砦”とも言える存在で、「今まで出なかったのに、これに替えたら一発で出た！」という声も珍しくありません。
その秘密は、広くて丸みを帯びたソール形状と大きめのバンス角。これにより、クラブが砂に深く潜りにくく、ソールが滑るように砂を抜けてボールを押し出してくれる設計になっています。従来のウェッジのようにフェースを開いたり、開きすぎてトップしたり…というリスクが大きく減るため、スクエアに構えてそのまま振るだけでOKというシンプルな打ち方が可能です。
また、ドルフィンウェッジはフェースをあまり開かなくてもロフト効果が出やすいため、手首の使い方に自信がない初心者やシニア層にも扱いやすいのが特長。結果的に、砂の硬さやボールの沈み具合を気にせず、安定してバンカーから脱出できる可能性が高まります。
ただし、硬い砂や薄いバンカーでは、バンスが跳ねてトップしやすくなることもあるため注意が必要です。そういった場面では、ややバンスの小さいモデルや、フェース角が違うモデルの使い分けが有効です。
ドルフィンウェッジのバンカーは何度が人気？
バンカー専用としてドルフィンウェッジを選ぶ場合、58度や60度がもっとも人気の高いロフト角です。これは、バンカーショットに必要な高さとスピン量を確保しやすく、砂の抵抗を受けにくい設計がされているからです。
特に、ドルフィンウェッジのDW-118やDW-120シリーズでは、58度モデルが定番。スクエアに構えてもフェースが自然に開くような設計になっており、難しいことを考えなくてもバンカーから「ふわっと」上げて簡単に出せるのが人気の理由です。
一方で、60度モデルはより高い弾道が出やすく、ピンが近くてバンカーから一気に上げたい場面や、アゴの高いバンカーに適しています。ただし、ロフトが大きい分、距離感のコントロールは少し難しくなるため、扱いに慣れている中級者以上向けとも言えます。
バンカー用のウェッジ選びでは、自分がよく行くコースのバンカーの硬さ・アゴの高さ・砂の質などを考慮することが大切です。柔らかい砂でアゴが高いなら60度、硬めの砂や距離が必要な場合は58度を選ぶ人が多い印象です。
また、最近では“バンカー専用モデル”としてDW-123の58度モデルを導入する人も増えており、「これ一本でバンカーが怖くなくなった」という口コミも。
ロフトだけでなくソール形状の違いによる打ち出しの安定感も人気の一因です。
モデル別に比較｜ドルフィンウェッジどれがいい？
ドルフィンウェッジにはさまざまなモデルがあり、プレースタイルや悩みに応じて選ぶことが重要です。とくに人気の高い「118」「120」「123」「125」は、それぞれに明確なコンセプトがあるため、単なる新旧の違いではなく“合うかどうか”がカギとなります。
たとえば、DW-118は最もベーシックなモデルで、ザックリやバンカーに悩む初〜中級者向け。DW-120はややバウンスを抑え、アプローチの抜けを改善したモデルです。DW-123は「バンカー特化型」として登場し、ソール形状をさらに工夫することでより滑りやすく、バンカーで抜群の威力を発揮します。
そして最新のDW-125は、これまでの集大成ともいえるモデル。抜け・スピン・構えやすさといった全体バランスを整え、“やさしさの中にも操作性を残した”中上級者にも対応できるモデルに仕上がっています。
つまり「どれがいい？」という問いには、プレースタイルとレベルが答えになります。
- アプローチが苦手 → DW-120
- バンカーが苦手 → DW-123（58度推奨）
- バランス重視 → DW-125
- とにかくやさしいウェッジが欲しい → DW-118
このように、単に最新＝最適とは限らず、自分の苦手をカバーできるモデルを選ぶことがベストです。
ドルフィンウェッジ 118と120どっちがいい？
「ドルフィンウェッジ 118と120、どっちを選ぶべき？」という疑問は、これから初めてドルフィンシリーズを使おうという方によくある悩みです。両者は似ているようで、実はコンセプトや設計思想に明確な違いがあります。
まず、DW-118はドルフィンウェッジの初期モデルとして登場し、とにかく“やさしさ”に全振りした構造が特長。ソール幅が広く、深くダフっても滑って抜ける安心設計。フェースを開かなくても高く上がりやすいため、バンカーやラフでも威力を発揮します。バンカーショットやアプローチが怖い初心者〜中級者には非常に好まれるモデルです。
一方、DW-120は118の反省を踏まえて、「やさしさは残しつつ、もう少しスピンや操作性もほしい」というゴルファーの声を反映して登場したモデル。ソール幅がややスリムになり、フェースの抜け感やスピン性能がアップしています。そのため、「ゴルフ歴は長いけどバンカーが苦手」「アプローチで球を止めたい」という人には120の方が合う可能性が高いです。
簡単に整理すると：
| 比較項目 | DW-118 | DW-120 |
|---|---|---|
| やさしさ | | |
| スピン性能 | | |
| 操作性 | | |
| バンカー脱出 | | |
| アプローチ | | |
結論として、徹底的にやさしさを求めるなら118、ある程度ゴルフに慣れていて“打ち分け”や“球の止まり”にもこだわりたいなら120がおすすめです。
ドルフィンウェッジ 123・125の違いとは？
ドルフィンウェッジの「123」と「125」は、どちらも比較的新しいモデルで、「118」「120」よりもさらに実戦向きに進化した設計がされています。ただし、この2つにはしっかりとした方向性の違いがあり、自分のプレースタイルに合わせて選ぶのが重要です。
まず、DW-123は「バンカー専用」としての色合いが強いモデルです。特徴は、やや極端なバンス角と特殊なソール形状。これにより、砂に潜りにくく、フェースを開かずに打ってもバンカーから簡単に脱出できる設計になっています。スクエアに構えて“そのまま打つだけ”というやさしさは、従来のどのモデルよりもバンカーに特化しています。
一方で、DW-125はドルフィンウェッジの集大成とも言えるモデルで、バンカー・アプローチ両方の性能をバランス良く搭載したのが特長。バンス角やソール幅を最適化し、118や123の「抜けすぎる」といった声や、120の「やや難しい」といった声をうまくまとめた設計。アプローチのスピン性能も向上しており、中級者以上でも納得の使用感が得られるウェッジに仕上がっています。
比較ポイントをまとめると：
| 比較項目 | DW-123 | DW-125 |
|---|---|---|
| バンカー性能 | | |
| アプローチ性能 | | |
| 操作性 | | |
| 対象レベル | 初〜中級者 （特にバンカー苦手） | 中級者以上も含む 幅広い層 |
結論として、バンカーだけを何とかしたいなら123、1本でアプローチもバンカーもこなしたいなら125がおすすめです。
SNSやレビューで囁かれる意見の真相
ドルフィンウェッジはそのユニークな形状と“お助けクラブ”的な立ち位置から、SNSやレビューサイトでは賛否が分かれる意見が見られます。「使いやすい！」「バンカーが怖くなくなった！」という好意的な評価がある一方で、「ダサい」「難しい」といったネガティブな声もちらほら。しかし、それらの意見の多くは使用者のプレースタイルや技術レベルによって感じ方が異なることが原因です。
実際、多くのレビューでは「スコア100前後でバンカーに苦しんでいた自分が、これで一気に安定した」といった体験談が多く、初心者や中級者からの支持は根強いです。一方で、すでに操作性の高いウェッジを使いこなしている上級者からは、「抜けすぎて逆に扱いづらい」「フェースを開いてスピンをかけにくい」といった声も上がります。
また、構えたときの見た目については賛否あり、“独特なデザイン＝ダサい”と感じるか、“個性的で構えやすい”と感じるかは完全に好みの問題です。
つまり、ドルフィンウェッジに対する評価は、「どんな人が、どんな目的で使っているか」に大きく左右されます。ゴルフは結果がすべて。ミスが減ってスコアが安定するなら、それが“正解のウェッジ”と言えるのではないでしょうか。
ドルフィンウェッジはダサいという声の理由
「ドルフィンウェッジはダサい」という声は、SNSやゴルフ掲示板などで一定数見られます。その主な理由は、見た目の独特さと、“お助けクラブ”というブランドイメージにあります。
まず、見た目に関しては、通常のウェッジとは明らかに異なる厚みのあるソール形状が特徴的で、特に後方から見ると「魚の尾びれ」にも見えるデザイン。このフォルムが「かっこいい」と感じる人もいる一方で、「おもちゃみたい」「安っぽく見える」と感じるゴルファーもいます。とくに、クラシックなデザインやシャープなフェースラインを好む上級者には、この点が“ダサい”と映ることがあるようです。
また、“ミスをカバーするクラブ”という性能面の特徴が、逆に「初心者向け＝恥ずかしい」「上手くなさそうに見える」というネガティブな印象につながっている場合もあります。プライドの高いゴルファーにとっては、実力よりクラブに頼っていると見られたくないという心理も背景にあります。
ただし、これは見た目やイメージに過ぎず、実際に使ってスコアが改善したというレビューは非常に多いのも事実。「見た目より結果でしょ」と割り切って使いこなしている人も多く、「人と違うクラブを使うのがカッコいい」とポジティブに捉える層もいます。
結局のところ、“ダサいかどうか”は周囲の目よりも、自分にとって結果が出るかどうかが重要です。
ドルフィンウェッジは難しい？それともやさしい？
ドルフィンウェッジは基本的に「やさしいクラブ」として設計されていますが、一部のゴルファーからは「かえって難しい」と感じる声もあります。このギャップは、ゴルファーの技術レベルや打ち方のタイプによって受け取り方が大きく変わるからです。
まず、ゴルフ初心者や中級者にとっては、ドルフィンウェッジは非常に使いやすいクラブです。ソールが広く、リーディングエッジが刺さりにくいため、ダフリやザックリといった“よくあるミス”を大幅に軽減してくれます。特にバンカーやアプローチが苦手な人には「打ち方を覚えなくても寄せられる」という点が大きなメリットです。
一方で、「難しい」と感じるのは、操作性を重視する上級者タイプのゴルファーです。フェースを開いたり閉じたりして球筋をコントロールしたい人にとっては、ドルフィンウェッジのオートマチックすぎる挙動が、意図と異なる結果を生みやすく、「自分で打ってる感じがしない」と違和感につながります。
また、ソールが広い分、硬いライや冬場の薄芝ではバンスが跳ねてトップしやすいという場面もあります。これも「難しい」と言われる要因の一つです。
結論として、“難しい”と感じるのはゴルファーのタイプ次第。スイングに自信がない人やバンカーに苦手意識がある人には“最強の味方”になり得ますし、逆に球筋を細かく操る人にとっては“物足りなさ”を感じることもあるのです。
結局どんな人にドルフィンウェッジは向いている？
ドルフィンウェッジは、その設計コンセプトから見て、**「スコアメイクを安定させたいアマチュアゴルファー」**に非常に向いています。特に以下のようなゴルファーには、恩恵が大きいといえるでしょう。
✔ バンカーが苦手な人
「バンカーに入ったら3打は覚悟…」そんな悩みを持つゴルファーには、ドルフィンウェッジがまさに救世主です。ソールが砂に潜りにくく、スクエアに構えてそのまま打てばOKというシンプルさが、バンカー脱出率を劇的に高めてくれます。
✔ アプローチでザックリやトップが多い人
芝の上でもソールが滑りやすく、地面に刺さりにくい構造のため、ダフリ・トップが激減します。寄せワンを狙える場面が確実に増えるはずです。
✔ クラブ操作に自信がない初心者やシニア層
フェースの開閉やロブショットなど、難しい打ち方を覚えなくても打てるのが大きな魅力です。「考えずにシンプルに振るだけ」で、ある程度の結果が出せるクラブは非常に貴重です。
✔ スコア90〜100台で伸び悩んでいる中級者
「バンカーやアプローチの失敗がなければ80台だったのに…」という方にとっては、1本で流れを変えるクラブになる可能性があります。
逆に、フェースを開閉して球筋を自在に操りたい上級者、打感や打ち出し角に強いこだわりがある人には、やや物足りなく感じることも。そういった方には、セカンドウェッジとして導入するのもアリでしょう。
まとめると、ドルフィンウェッジは**「技術で打つクラブ」ではなく、「クラブに任せてミスを防ぐクラブ」**。自分のゴルフに必要な武器が何かを見極めたうえで選べば、スコアメイクの大きな助けになるはずです。
✅記事まとめ
- ドルフィンウェッジを使用しているツアープロはほとんどおらず、主にアマチュア向けの設計です。
- 松山英樹はクリーブランドなどプロ仕様の操作性重視ウェッジを使用しています。
- 上級者でも“結果重視”で使うならドルフィンウェッジは有効です。
- ドルフィンウェッジはバンカーの脱出性能と抜けの良さに優れています。
- 最強のウェッジはプレースタイルによって異なり、ドルフィンは安定性重視派に最適です。
- アプローチではダフリ・トップのミスを大幅に軽減できます。
- バンカーでは58〜60度のモデルが特に人気で、やさしさが際立ちます。
- モデルごとに特性が異なり、120や125は操作性も重視した設計です。
- 「ダサい」「難しい」と感じるのは見た目や打ち方の相性によるもので個人差があります。
- バンカーやアプローチに悩む90〜100台のゴルファーにとっては非常に心強いクラブです。
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