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レジオフォーミュラBはどんな人に合う?粘り系シャフトの振動数・打感・試打評価を詳しく解説

2025年12月25日

※この記事はプロモーションを含みます

「レジオフォーミュラBって、どんなシャフト?」「振動数はどれくらいで、どんなスイングに合うの?」──そんな疑問を持つ方も多いでしょう。
レジオフォーミュラBは、日本シャフトが手がけるプレミアムライン「Regio Formula」シリーズの中でも、特に粘りとタイミングの取りやすさで評価の高いモデルです。

しなり戻りの速い「弾き系」とは異なり、レジオフォーミュラBは切り返しでタメを作りやすく、押し込むような強いインパクトが得られる“粘り系”シャフト。
その特性を定量的に理解するうえで重要なのが「振動数」です。
振動数を知ることで、スイングテンポやヘッドスピードに最適なフレックスを選びやすくなり、「柔らかすぎる」「硬すぎる」といったミスマッチを防ぐことができます。

本記事では、レジオフォーミュラBの振動数データ・試打評価・他モデルとの比較を詳しく解説。
さらに「レジオフォーミュラB+」や「中古での選び方」まで網羅し、あなたのスイングタイプに最も合う一本を見つけるための完全ガイドとしてお届けします。

「弾きではなく、しなりで飛ばす」──そんなクラブフィーリングを求めるゴルファーにとって、レジオフォーミュラBはまさに理想の選択肢です。

レジオフォーミュラBとは?シャフトの基本特徴を解説

「レジオフォーミュラB(Regio Formula B)」は、日本シャフトが手掛けるプレミアムシリーズの中でも、粘りと安定性を両立したモデルとして高い評価を受けています。
同社の「N.S.PRO」シリーズで培った金属加工技術と、カーボン素材のしなやかさを融合させた設計で、スチールのような“粘り”とカーボン特有の“弾き”を絶妙なバランスで両立しています。

開発コンセプトは、「切り返しの間を感じられるシャフト」。
現代の大型ヘッドや高慣性モーメントドライバーとのマッチングを重視し、中間部のしなり戻りをややゆっくりに設計
これにより、トップでタメを作るタイプのスイングでも、タイミングを合わせやすく、自然な切り返しから押し込むようなインパクトを実現しています。

レジオフォーミュラBは、単なる「粘り系」ではなく、叩いても暴れない直進安定性が持ち味。
先端の挙動を極端に抑え、ミート率を高めやすい構造に仕上げられています。
弾道としては、低スピンで強弾道を描くタイプで、つかまりすぎず、左へのミスを嫌うプレーヤーに最適です。

また、シリーズ全体で振動数の整合性が高く、同フレックス内でも重量帯(65/75/85)ごとに弾道・タイミングの違いを明確に体感できる設計になっています。
軽量帯はスムーズに振り抜きたい中〜上級者、重量帯はヘッドスピード45m/s以上の叩けるゴルファーにフィット。
特に「B」は、レジオフォーミュラA・Rシリーズに比べ、より“インパクトゾーンで押し込む”イメージが強く、安定感と手応えを重視するプレーヤーに人気です。

見た目は落ち着いたマットブラック調で、所有感も高い。
打ち応え・方向性・振動数の整合性──すべてにおいて、**“しなりで飛ばす粘り系シャフトの完成形”**といえる仕上がりです。

レジオフォーミュラBの振動数を徹底比較

シャフトの特性を数値で把握するうえで欠かせないのが「振動数」です。
振動数とは、シャフトの硬さを数値化した指標で、1分間に何回振動するか(cpm:cycles per minute)を示します。
数値が高いほど“硬いシャフト”、低いほど“柔らかいシャフト”とされ、スイングテンポやヘッドスピードに応じて選ぶことで、スイング効率を最大化できます。

レジオフォーミュラBシリーズの代表モデルであるB65、B75、B85を比較すると、以下のような傾向があります。

  • B65(Sフレックス) … 約255〜260cpm
  • B75(Sフレックス) … 約265〜270cpm
  • B85(Sフレックス) … 約275〜280cpm

このように重量帯が上がるほど振動数も上昇し、しっかりとした手応えとインパクトの安定感を得られます。
一方、同シリーズのSRフレックスではおおよそ10cpm程度低く設定されており、ヘッドスピード42〜44m/s程度のプレーヤーにフィットします。

比較対象としてよく挙がる**N.S.PRO 950GH neo(スチール)**は約285cpm、
Diamana W(カーボン・60S)では約265cpm前後。
この数値から見ても、レジオフォーミュラBは「振動数の割に硬く感じにくい」設計であることが分かります。
中間部の粘りがしっかりあるため、体感上は柔らかく感じる一方、インパクトでは暴れず、弾道の再現性が非常に高い
のが特徴です。

また、同シリーズの**レジオフォーミュラB+(プラス)**は先端剛性を少し高め、振動数が全体的に+5〜8cpmほど高めに設定。
“もう少し弾きを感じたい”“叩きにいっても左に行かせたくない”という上級者向けチューニングが施されています。

このように、レジオフォーミュラBは数値上の硬さよりも粘りのフィーリングを優先した設計で、数値と感覚が一致しやすいバランス型。
単に硬い・柔らかいで判断するのではなく、自分のヘッドスピードとテンポに合わせた“振動数バランス”を見極めることが最も重要です。

レジオフォーミュラB 試打評価と実際の打感レビュー

実際にレジオフォーミュラBを試打すると、多くのゴルファーがまず感じるのは「粘りのあるしなり」と「押し込むような弾道」です。
切り返しで一瞬“グッ”と手元にタメが生まれ、そこからゆっくりとしなり戻る挙動が特徴的。
弾きで飛ばすというより、ボールをフェースに乗せて運ぶ感覚が強く、スイング全体のリズムを作りやすいシャフトです。

特に**B65(S)**を使用した試打では、ヘッドスピード43〜44m/sのプレーヤーでキャリー240ヤード前後、
スピン量は2300〜2500rpmと、低スピンで伸びのある強弾道が印象的。
方向性も安定しており、つかまりすぎない中立的な挙動が好評でした。
「左へのミスが減った」「押し球でフェアウェイキープ率が上がった」という声が多く、叩き系プレーヤーに特に好まれています。

一方、B75/B85の重量帯では、より“粘りの深さ”を感じる仕上がり。
切り返しでシャフトがしっかり溜まり、インパクトで押し負けない安定感があります。
スチールのような手応えを求める上級者や、しっかり叩いても弾道を抑えたいプレーヤーに最適。
弾道は中弾道〜やや低めで、風に強い球筋を描きます。

試打を通じて多くのゴルファーが共通して評価しているのが、「タイミングの取りやすさ」
振動数的にはややしっかりしていますが、しなり戻りの“間”が感じられるため、リズムを崩しにくいのが大きな魅力です。
この安定感により、スイングテンポを整えたいゴルファーや、トップで力むクセがある人にも相性抜群。

また、B+(プラス)との比較では、Bの方が“しなやかで粘る”一方、B+は“弾きで飛ばす”傾向。
試打したプレーヤーの中には「Bの方がボールを長く押せる」「B+は強く叩きたい人向け」と感じる人が多く、
同シリーズ内でも明確なフィーリングの違いがある点もレジオフォーミュラBの魅力です。

総じて、「粘って戻る」「暴れず叩ける」「リズムを整える」──。
この3拍子が揃った完成度の高さが、レジオフォーミュラBが“粘り系の完成形”と呼ばれる理由です。

レジオフォーミュラBと相性の良いヘッド・スイングタイプ

レジオフォーミュラBは、その“粘り”と“剛性感”のバランス設計により、使うプレーヤーやヘッド特性とのマッチングで性能が大きく変わります。
もっとも相性が良いのは、ヘッドスピード43〜47m/s前後の中〜上級者で、切り返しが速いヒッタータイプのゴルファーです。
トップでタメを作り、インパクトまで一気に加速するスイングでは、Bシリーズの中間剛性がスイングの力を無駄なく受け止め、ボールを押し込むような強弾道を実現します。

ドライバーヘッドでは、低スピン・直進性重視のモデルとの相性が抜群。
たとえば、テーラーメイドQi10 LSやPING G425 LSTなどの“叩ける系ヘッド”と組み合わせると、吹け上がりを抑えた強い球筋に。
また、スピン量を適度に抑えつつも高さを出したい場合は、TSR3やParadym TDなど、重心深度が浅めのヘッドが好相性です。
逆に、つかまり重視のドロー系ヘッドを使うと、やや左へのミスが出やすい傾向もあるため、調整が必要になります。

スイングタイプで見ると、手元でタメを作るタイプや、ダウンスイングでクラブをしならせて押し込むタイプのプレーヤーに理想的。
レジオフォーミュラBは、先端が動きすぎない構造のため、フェースが急激に返ることがなく、左のミスを抑制。
そのため「右方向への抜け」「棒球のような中弾道」を狙うプレーヤーに特に人気です。

一方で、ヘッドスピードが40m/s以下のスインガータイプや、柔らかいシャフトで“しなりを感じてタイミングを取る”ゴルファーには、少しタフに感じられるかもしれません。
その場合は、同シリーズの「レジオフォーミュラR」や「B+のSR」など、振動数を少し下げたモデルを選ぶと、スイングとの整合性が取りやすくなります。

総合的に見て、レジオフォーミュラBは“叩いても暴れない安心感”と“手応えある粘り”を両立したシャフト。
フェースの安定性・方向性・弾道の強さを重視するプレーヤーにこそ、ベストマッチする一本です。

レジオフォーミュラBと他シリーズ(R・B+・M)の違い

レジオフォーミュラシリーズは、日本シャフトが培った金属×カーボン融合技術を軸に、スイングタイプごとに最適な“しなり方”を設計した高性能シャフト群です。
その中でも「B」は、“粘り”を最大の特徴とするモデルで、中間剛性とトルクのバランスが非常に優れているのが強みです。

一方で、他シリーズと比べると以下のような明確な個性があります。

  • R(レジオフォーミュラR):最もオートマチックな挙動で、やや先調子傾向。ボールをつかまえやすく、軽快に振れる設計。スインガータイプやヘッドスピード40m/s前後のゴルファーに最適。柔らかめでタイミングを取りやすい。
  • B(レジオフォーミュラB):粘り重視の中調子系。切り返しでしなりを感じ、押し込むようなインパクトを実現。叩いても暴れず、左を恐れない安定型。
  • B+(レジオフォーミュラBプラス):Bのフィーリングをベースに、先端剛性を強化したハードスペック版。弾き感が増し、ヘッドスピード45m/s以上のハードヒッターに適する。
  • M(レジオフォーミュラM):手元側を柔らかく設計したモデル。シャフト全体でしなりを感じられ、テンポ重視のスインガーやリズムを整えたいゴルファーにおすすめ。

これらを比較すると、「B」はまさに中庸的な存在でありながら、“芯を感じるしなり”が他のシリーズにはない魅力です。
Rほどオートマチックではなく、B+ほどハードでもない──タイミングと操作性のバランスが最も取れているモデルといえるでしょう。

また、振動数で見てもBはやや低めに設定されており、同フレックスでもB+より約5〜8cpm低い設計。
この差がスイング中の“間”を生み、スチールシャフトからカーボンへ移行したプレーヤーでも違和感なく使える理由です。

総じて、

  • 「R」はやさしくつかまる
  • 「B」は安定して押せる
  • 「B+」は叩いて飛ばす
  • 「M」はテンポを整える
    という明確なキャラクターを持ち、Bはその中心に位置する完成度の高いモデルです。

レジオフォーミュラBと人気シャフト(ディアマナ・スピーダー・ツアーAD)比較表

レジオフォーミュラBを選ぶ際に気になるのが、他の定番シャフトとの違いです。
特に、**ディアマナ(Mitsubishi)、スピーダー(Fujikura)、ツアーAD(Graphite Design)**といった人気シリーズと比べて、どのような特性を持つのかを整理してみましょう。

以下は代表的なモデルとの比較表です。

シャフト名調子特徴フィーリング向いているプレーヤー
レジオフォーミュラB中調子粘り重視。切り返しでタメを感じ、叩いても暴れない粘りとしなりの中間。安定感◎タイミングを重視するヒッター、中〜上級者
レジオフォーミュラB+中元調子Bより剛性アップ。先端が強く低スピンで叩ける弾き系でしっかりヘッドスピード45m/s以上のハードヒッター
ディアマナW / WB元調子低スピン・棒球。操作性と直進性が高いかなり硬めで弾かない左を消したい上級者、ツアー志向
スピーダーNX ブルー中調子振り抜きやすく安定。球がつかまりやすいしなやかで軽快ヘッドスピード40〜43m/sの中級者
ツアーAD VF中元調子スピンを抑えた強弾道。操作性と飛距離を両立やや硬め・叩けるしっかり打ち込みたいヒッター
ツアーAD CQ先中調子球を上げやすく、つかまりやすい柔らかめ・軽快スライサーやスイングテンポが遅い人

この比較からわかるように、レジオフォーミュラBは「スピーダーより安定」「ツアーADより粘る」「ディアマナよりやさしい」という中間的な位置づけにあります。
つまり、“叩きたいけれど暴れたくない”ゴルファーに最適なバランス型シャフトです。

特に、スチールシャフトのような重厚感と粘りを求めるプレーヤーにとって、Bシリーズの感触は非常に心地よく、手の中でクラブ挙動をコントロールできる安心感があります。

また、フィッティング現場でも「ツアーAD VFは硬すぎる」「スピーダーNXは走りすぎる」と感じた人が、最終的にレジオフォーミュラBに落ち着くケースが多く見られます。
しなりと剛性のバランスが極めて自然で、**感覚的にもデータ的にも“間違いのない選択肢”**といえるでしょう。

レジオフォーミュラBのおすすめスペック・フレックス別選び方

レジオフォーミュラBシリーズは、重量帯(55/65/75/85g)とフレックス(R/SR/S/X)の組み合わせによって、幅広いゴルファーに対応できる設計です。
その中で最も重要なのは、自分の**ヘッドスピードとスイングテンポに合った“しなり戻りタイミング”**を選ぶこと。以下ではタイプ別におすすめのスペックを整理します。


◆ ヘッドスピード40m/s前後:ややゆったり振るスインガータイプ

おすすめ:B55 SR または B65 R
このレンジでは軽量帯×柔らかめの組み合わせがベスト。切り返しでシャフトが自然にしなり、タイミングが取りやすくなります。
SRフレックスは方向性の安定感もあり、ドライバーを“自然に振り抜きたい”プレーヤーに最適です。


◆ ヘッドスピード43〜45m/s:バランス型プレーヤー

おすすめ:B65 S または B75 SR
もっとも多くのアマチュアにフィットするゾーン。B65 Sは中調子らしい粘りがあり、球の吹け上がりを抑制。
B75 SRはやや重めで、叩いても暴れにくく、安定感を重視するプレーヤーに向いています。


◆ ヘッドスピード46m/s以上:ハードヒッター・上級者

おすすめ:B75 S・B85 S/X、B+シリーズ
ヘッドスピードが速い人は、重量帯を上げてシャフトの“しなり過多”を防ぐのがポイント。
B85やB+(プラス)モデルは、先端剛性が高く、低スピンで風に強い弾道を実現します。
左へのミスが減り、芯を押し込むような強弾道が打てるでしょう。


また、アイアンやフェアウェイウッドにN.S.PRO 950GH neoモーダス105を使用しているプレーヤーなら、
レジオフォーミュラB65〜75への流れがスイングテンポ的に自然です。
同社製品ならではの振動数設計の一貫性があるため、番手間のリズムも揃いやすいのがメリット。


総合的に見て、レジオフォーミュラBは「硬さの数字」ではなく、「タイミングの感覚」で選ぶシャフトです。
力で振るよりも、しなりで押す感覚を求めるプレーヤーが、自分に合ったフレックスを見つけることで、その真価を最大限に発揮します。

レジオフォーミュラBの中古市場・価格相場と選び方

レジオフォーミュラBは、新品では4万円前後とやや高価なプレミアムシャフトですが、中古市場では状態次第で非常にお得に手に入るのが魅力です。
特に、ゴルフ好きの中・上級者層に人気が高いため、中古ショップやネットオークションでも常に安定した流通量があります。

2025年現在の相場感を見ると、ドライバー用B65/B75モデルの中古価格はおおよそ15,000〜25,000円前後
フレックスSやSRが特に人気で、グリップの状態が良好なものは2万円を超えるケースもあります。
また、B+シリーズやTXフレックスといった希少スペックは需要が高く、相場がやや高めに推移しています。

中古を選ぶ際のチェックポイントは3つ。
まずはシャフトの長さとスリーブ適合。装着ヘッドによって長さやチップ径が異なるため、自分のドライバー(例:PING、テーラーメイド、キャロウェイなど)に合うスリーブを確認することが重要です。
次に振動数の実測値。中古ではカット後に硬さが変わる場合があるため、メーカー公表値よりも10〜15cpm高くなっていることがあります。
最後にチップの加工履歴。挿し直しや延長が施されている場合、フィーリングが変わることがあるため、できる限り“未加工”の個体を選ぶのがベストです。

さらに、シャフト単体で購入するよりも、中古ヘッドとのセット(リシャフト済み)モデルを狙うのもおすすめ。
たとえば「レジオフォーミュラB×TSR3」「B+×Qi10 LS」などの組み合わせは相性が良く、飛距離と方向性のバランスに優れています。
新品で買うよりも2万円以上安く仕上がるケースもあり、コスパ面でも非常に優秀です。

なお、人気スペックは出回るとすぐに売れてしまうため、中古ショップのオンライン在庫通知やアラート設定を活用するのが効果的。
特にフジクラやツアーADの人気モデルから“乗り換え検討”している層も多いため、状態の良い個体は早めの判断がおすすめです。

レジオフォーミュラBはどんな人に合う?向いているプレーヤー像

レジオフォーミュラBは、単なる“粘り系シャフト”にとどまらず、スイングテンポと切り返しのリズムを重視するプレーヤーに最も適したモデルです。
特に、ヘッドスピード43〜47m/s程度のゴルファーで、切り返しが速く、叩きにいくタイプのプレーヤーがその性能を最大限に発揮できます。

このシャフトの真価は「タメを作りやすく、暴れない」という点にあります。
ダウンスイングでしっかりシャフトが粘るため、トップで力みすぎる人や、スイングの再現性を高めたい人に最適。
スチールアイアンを使っているプレーヤーでも違和感なく移行でき、ヘッドを走らせるというより“クラブ全体で押し込む”感覚を得られます。

また、レジオフォーミュラBは「左へのミスを抑えたいプレーヤー」にも強い味方です。
先端部の動きが穏やかで、フェースの返りを制御しやすく、引っ掛けやチーピンを恐れず思い切り叩ける設計。
そのため、スライスを嫌ってつかまる系のシャフトを使っていたが、“今度は左が怖い”と感じ始めた中級〜上級者にはまさに理想的な選択肢です。

一方で、スイングテンポがゆったりしていて、しなりを積極的に使いたいスインガータイプにはややタフに感じられることも。
その場合は、同シリーズの「レジオフォーミュラR」や、「B+のSRフレックス」など、柔らかめ・軽量仕様の方が振り抜きやすいでしょう。

総じてレジオフォーミュラBは、

  • 切り返しが速いヒッタータイプ
  • 左へのミスを防ぎたいゴルファー
  • 粘りと直進性を両立したい中〜上級者
    に特におすすめのシャフトです。

「叩けるのに暴れない」「押せるのにタイミングが取りやすい」──この両立こそが、レジオフォーミュラBが多くのフィッターや上級者から支持される最大の理由と言えるでしょう。

レジオフォーミュラB 振動数・性能比較まとめ表

レジオフォーミュラBシリーズは、同じ「B」でも重量帯やフレックスによって挙動が大きく変わります。
フィーリングを数値で把握するには、「振動数」「重量」「トルク」「キックポイント(調子)」をセットで見ることが重要です。
ここでは主要3モデル(B55・B65・B75・B85)の性能を比較して、どのタイプに向くかを整理します。

モデル名フレックス振動数(cpm)重量(g)トルク調子特徴・フィーリング
B55 SRSR約245〜250約574.5中調子軽量で振り抜きやすく、スイングテンポを整えやすい。ヘッドスピード40m/s前後向け。
B65 SS約258〜262約653.9中調子バランスの取れた定番モデル。粘り感と直進性の両立で、叩いても暴れない。
B75 SS約268〜272約753.5中調子粘りが深く、押し込むようなインパクト。風に強い中弾道が打てる。
B85 S/XS〜X約278〜285約863.1中〜元調子ハードヒッター専用設計。低スピン・棒球。上級者や競技志向向け。

この表からも分かる通り、レジオフォーミュラBは重量が上がるごとに粘りの深さと剛性感が増す設計です。
特にB75〜B85の重量帯は、切り返しの速いヒッターでもタイミングがずれにくく、インパクトの再現性が非常に高いのが特徴。
一方で、B55〜B65は軽量帯ながらも中間部のトルクがしっかりしており、スイングテンポを作りやすい“粘る軽量シャフト”として人気があります。

また、シリーズ全体に共通するのは「数値よりも柔らかく感じる」点。
これは中間部でしなりを溜めて、インパクトゾーンで粘りながら戻る設計によるもので、数字以上に“スイングを助けてくれる”フィーリングを味わえます。

もしどの重量帯を選ぶか迷ったら、ヘッドスピードを基準に、
40〜42m/s → B55/SR、
43〜45m/s → B65/S、
46m/s以上 → B75〜B85を目安にするとよいでしょう。

レジオフォーミュラB 総合評価とおすすめポイント

レジオフォーミュラBは、日本シャフトが誇る「振動数設計の精度」と「粘り系挙動の完成度」を融合した、極めて完成度の高いプレミアムシャフトです。
単に“中調子で安定感がある”という枠を超え、スイングテンポ・切り返し・ヘッドスピードに応じて、プレーヤーの自然なリズムを引き出す設計思想が徹底されています。

総合評価として最も高く評価されているのは、やはり「切り返し時の安定感」と「押し込める弾道」。
しなり戻りのタイミングが絶妙で、スチールのような手応えがありながら、弾道はしっかり伸びる。
フィッティング現場でも“暴れないのに飛ぶ”“中間剛性の完成形”と評されるほど、再現性の高さに優れています。

さらに特筆すべきは、フェースコントロールのしやすさ
先端が暴れず、左のミスを恐れず振り抜けるため、ドライバーでのティーショット精度が格段に向上。
一方で、粘りによって自然なつかまりも残しており、右への抜けすぎも防止できるバランスの良さが光ります。

スピーダーやツアーADに比べると派手さは控えめですが、レジオフォーミュラBは**長期的に信頼できる“安定志向型シャフト”**として、コアなファンが多いのも特徴です。
特に「軽く振っても距離が落ちない」「切り返しで力まず振れる」といった声が多く、結果的にミート率が向上し、トータル飛距離でも優位に立てます。

また、同社のスチールシャフトを使用しているプレーヤーがドライバー・FWをBシリーズに替えることで、振動数の連動性が取れ、クラブ全体のテンポが揃うという点も隠れたメリット。

総じて、レジオフォーミュラBは「叩いても曲がらない」「粘って飛ばせる」「テンポを整える」という三拍子を兼ね備えた万能モデル。
過剰な弾き感に頼らず、スイングの質を高めたいゴルファーにこそ選ばれる一本です。

✅記事まとめ

  1. レジオフォーミュラBは日本シャフト製のプレミアムモデルで、「粘り」と「安定性」を両立した中調子系シャフト。
  2. 中間部のしなり戻りを遅めに設計し、切り返しでタメを作りやすく、インパクトで押し込むような打感を実現。
  3. 振動数はB65Sで約260cpm前後。数値のわりに柔らかく感じる“粘りのフィーリング”が特徴。
  4. ヘッドスピード43〜47m/s前後の中〜上級者、特にヒッタータイプに最適。
  5. 左へのミスを嫌うゴルファーに好相性で、先端が暴れずフェースコントロールがしやすい。
  6. シリーズ比較では、Rはつかまり重視、B+はハードヒッター向け、Mはテンポ重視型。Bはその中間の万能モデル。
  7. ディアマナやツアーADよりも“粘る安定系”、スピーダーよりも“叩ける直進系”の中間に位置する。
  8. B65Sはバランス型、B75/B85は重量と剛性が増し、風に強い弾道を打てる。
  9. 中古市場では15,000〜25,000円前後で取引されており、状態次第でコスパが高い。
  10. 「叩いても暴れない」「押して飛ばせる」「リズムが整う」──安定した弾道を求めるゴルファーに最適な1本。

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