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ユーティリティ選びで迷ったとき、候補に挙がる名器のひとつがスリクソン H65ユーティリティです。
打ちやすさと操作性、そして十分な飛距離性能を兼ね備えたこのモデルは、発売から年数が経った今も中古市場で高い人気を誇ります。
とくに、U4〜U6といった番手展開が豊富で、アイアン型とウッド型の中間として絶妙な使用感があり、
アマチュアゴルファーから上級者まで幅広く愛用されています。
前作H45やZH65との違い、そして飛距離・寛容性・方向安定性など、気になるポイントも多いはず。
この記事では、スリクソン H65ユーティリティの評価を軸に、飛距離や番手別の特徴、H45との比較、中古購入時の注意点まで徹底的に解説します。
これから中古で購入を検討している方、ZHシリーズとの違いが気になる方も、この記事を読むことで自分に合った1本かどうかの判断材料が得られるはずです。
Contents
スリクソンH65ユーティリティとは?
スリクソンH65ユーティリティは、ダンロップが展開するスリクソンブランドの中でも、実戦での使いやすさと飛距離性能を両立したハイブリッドモデルとして人気を集めた1本です。
2017年ごろのモデルながら、現在でも中古市場での評価が高く、初心者〜中上級者まで幅広いゴルファーが使用しています。
このクラブは、いわゆるウッド型ユーティリティに分類され、スリクソンZHシリーズとは兄弟モデルのような関係です。
「ZH」はややアイアン寄りの操作性重視に対して、「H」シリーズは寛容性と打ちやすさを優先した設計になっており、
特にティーショット・フェアウェイからの長距離ショットで威力を発揮します。
ヘッド形状は丸みを帯びた安心感のあるシェイプで、ボールの拾いやすさに優れ、
ソールの抜けもよいため、ラフや傾斜地でもしっかり対応できる構造です。
発売当時は、H45の後継モデルとして登場し、よりやさしさを追求した重心設計・フェース構造が特徴です。
また、ZH65との違いも明確で、方向安定性・直進性を求めるゴルファーにはH65の方が扱いやすいという声が多く聞かれます。
飛距離性能は本当に優秀?実際の使用レビュー
スリクソンH65ユーティリティは、ユーティリティに求められる「ミート率と飛距離のバランス」が非常に優秀なクラブです。
特に中〜上級者だけでなく、ユーティリティ初心者でもしっかり飛ばせるやさしさが評価されています。
実際のラウンドや試打レビューでは、U4(22度)で180〜200ヤード、U5(25度)で170〜185ヤードほど飛ぶという声が多く、
「ミスしても距離が極端に落ちない」「弾道が安定して前に伸びる」という意見が多数あります。
これは、やや深めの重心設計と高弾道が打ちやすいフェース形状の効果と言えるでしょう。
H65はボールのつかまりも良好で、ドロー系の弾道が出やすく、スライスを軽減しやすいのも特徴です。
その一方で、引っかけ過ぎることも少なく、インテンショナルなショットにもある程度対応できる懐の深さもあります。
打感はソリッドで芯を感じやすく、音も控えめで落ち着いた印象。
このあたりは、ツアー系ブランドとしてのスリクソンらしさがしっかり反映されています。
「ユーティリティ=飛ばない・難しい」という印象を持っている人にこそ試してほしい、
飛距離・直進性・やさしさがバランスよく備わったハイブリッドモデルです。
番手別レビュー|特にU6番手の実力に注目
スリクソンH65ユーティリティは、U3(19度)からU6(28度)まで幅広く展開されており、
それぞれの番手がアイアンの距離のつながりをスムーズにしてくれる存在として機能します。
中でも注目されるのが「U6(28度)」の実力です。
U6はロフト的には6番アイアン相当の飛距離をカバーしますが、高弾道でグリーンをしっかり狙える設計になっています。
アイアン型ユーティリティでは球が上がりにくいと感じていたゴルファーでも、H65のU6ならスッと高く打ち出せるという声が多く、
実際に「アイアンの代わりにU6をバッグに入れる」というスタイルも珍しくありません。
この番手の最大の魅力は、ラフや傾斜からでも高さが出しやすく、キャリーがしっかり稼げる点です。
フェースの横幅とソールの設計が絶妙で、抜けが良く、振り抜きやすいのも好評なポイント。
長さも扱いやすく、アイアンとほぼ同じ感覚でスイングできるというメリットもあります。
U4やU5と比較すると、飛距離性能こそ抑えめですが、ピンポイントでグリーンを狙いたい状況やショートホールのティーショットなどで安定感を発揮します。
「ユーティリティ=長距離クラブ」という固定観念を覆す、操作性と実戦対応力のバランスが取れた番手です。
前作H45との違いは?操作性・寛容性の比較
スリクソンH65ユーティリティは、2014年モデルのH45の後継機種として登場しました。
両者は一見似た構造ですが、打感や寛容性、ヘッドバランスなどに明確な違いがあり、**H65はより「やさしく進化したモデル」**として認識されています。
まず注目すべきは構えたときの安心感と弾道の高さ。
H45はよりコンパクトなヘッドで、操作性やフェースコントロールに優れる分、ミスに対する許容度がやや低めでした。
対してH65はヘッドサイズを若干大型化し、より深重心・広めのスイートエリアに設計変更。
結果として、ミスヒットに強く、球も高く上がりやすい設計になっています。
また、ソール形状の見直しにより、抜けの良さや芝との接地抵抗もH65が上回っています。
これはラフや傾斜地などの不安定なライで、H65がより「打ちやすい」と感じる大きな要因です。
一方で、フェースコントロールや球筋の打ち分けを求めるプレーヤーには、H45の方が「扱える感覚」があるという声もあります。
そのため、中上級者でライン出し重視派ならH45、安定性・寛容性重視ならH65という選び方が適しています。
進化の方向性としては、H45=中上級者向け、H65=幅広いゴルファー向けという住み分けが明確に出たモデルチェンジと言えるでしょう。
スペック解析|ロフト・ライ角・重量から見る適正
スリクソンH65ユーティリティは、ロフト・ライ角・重量のバランスが非常に計算された設計で、幅広いゴルファーに適応できるモデルとなっています。
まずロフトはU3(19度)〜U6(28度)まで展開されており、アイアンとフェアウェイウッドのギャップを埋める役割として非常に優れています。
ライ角は各番手ともややフラット目の設計(例:U4=59.5度)で、ボールをつかまえすぎずに安定した方向性が得られる仕様。
このおかげで、左に引っかけづらく、フェード系の持ち球とも相性が良いと感じるプレーヤーが多いようです。
重量については、カーボンシャフト装着モデルで約340g〜350g程度。
スチールシャフト仕様でもアイアンより少し軽めで、重すぎず軽すぎない絶妙な振り心地が特徴です。
これにより、ヘッドスピードが速すぎないアベレージゴルファーでもしっかり振り切ることができ、飛距離と方向性の両立が実現しています。
また、標準装着されているMiyazaki Kaulaシャフトは、手元のしなり感が心地よく、
タイミングが取りやすいため、テンポよくスイングしたいゴルファーに非常にマッチします。
このように、H65はスペック面でも「ちょうどよく使いやすい」調整がされており、
上級者はもちろん、中級者以下でも即戦力となる実用性の高さを備えています。
中古で買うならどこが狙い目?価格相場と注意点
スリクソンH65ユーティリティは発売から年数が経っているため、現在は中古市場での購入が主な入手手段となっています。
その中でも、状態の良い個体を見つけやすく、コストパフォーマンスが高いのがこのモデルの魅力です。
価格相場は2025年時点で1本7,000円〜12,000円前後が中心帯。
U4やU5など使用頻度が高い番手は在庫も豊富で、比較的安定した価格で流通しています。
一方で、U6は球数が少なく、状態の良いものは1万円以上の価格がつくこともあるため、見つけたら早めに確保するのが吉です。
購入先としておすすめなのは、ゴルフパートナー・GDO中古・楽天市場の中古専門店など。
これらのサイトは商品状態の表記が明確で、返品保証や保証期間も整っているため、安心して選ぶことができます。
一方で、メルカリやヤフオクなどの個人取引では、フェース摩耗・ライ角調整歴・シャフト差し替えなどのリスクもあるため、購入前にしっかりと出品内容や写真を確認する必要があります。
中古クラブを選ぶ際は、フェースの溝の状態・ソールの擦れ・シャフトのスレやグリップの劣化を中心にチェックしましょう。
可能であれば、現物確認ができる店舗購入がベストです。
状態の良いH65に出会えれば、価格以上のパフォーマンスを引き出せる優良クラブであることは間違いありません。
ZH65との違いは?シャフト・見た目・打感で比較
スリクソンH65とZH65は、同時期に登場した兄弟モデルのユーティリティですが、設計思想や打ち味には明確な違いがあります。
それぞれの特徴を把握することで、自分に合った1本を選びやすくなります。
まず大きな違いはヘッド形状とサイズ感です。
H65は丸みを帯びたウッド型で、ボールの拾いやすさと高弾道が魅力。
一方、ZH65はアイアンライクなコンパクトヘッドで、構えたときにシャープさが際立ち、操作性やライン出しのしやすさが特徴です。
次にシャフトの違いですが、H65はMiyazaki Kaulaシリーズの中調子設計で、振りやすさとタイミングの取りやすさに優れます。
ZH65はやや重量感のあるセッティングが多く、しっかり振り抜きたい中上級者向けの仕様が中心です。
打感については、H65が柔らかめで包み込むようなフィーリングなのに対し、ZH65はやや硬質でフェースに乗る感覚が明確。
そのため、フィーリング重視派はZH65、寛容性・高弾道を求めるならH65がおすすめです。
飛距離性能だけを見れば大きな差はありませんが、球の高さ・つかまり・操作性のバランスで選ぶと適正が明確に分かれます。
ZH65は「中・上級者の狙うユーティリティ」、H65は「やさしくグリーンを狙いたいユーティリティ」という位置づけが最もわかりやすいでしょう。
H65はどんなゴルファーにおすすめか?
スリクソンH65ユーティリティは、設計バランスの良さと寛容性の高さから、幅広いゴルファー層に適応できる万能モデルです。
その中でも特におすすめしたいのは、以下のようなプレーヤーです。
まずひとつは、「ミドル〜ロングアイアンが苦手なゴルファー」。
H65は高弾道でボールが上がりやすく、ミスにも強いため、ロングアイアンの代わりとして安心して打てるユーティリティです。
打ち出しも素直で、キャリー重視のセカンドショットでもしっかり距離を稼げます。
次に、「ユーティリティ初心者や操作性に不安がある中級者」。
ヘッドが大きめで安心感があり、つかまりも良好なので、スライスやトップに悩む方でもすぐに結果が出やすいです。
ドライバーやFWが安定しない日でも、ティーショット用クラブとして活躍する場面も多く見られます。
また、シニア層にもおすすめできる理由は、軽量で振りやすく、やさしさを重視した設計にあります。
高反発設計ではないものの、自然な弾道で無理なく飛ばせるのは、体力が落ちてきたプレーヤーにとって非常にありがたい性能です。
一方、操作性や球筋の打ち分けを求める上級者には、ZH65や他の中空アイアン型ユーティリティのほうが合う場合もあります。
そのため、H65は「やさしさと直進性を求めるゴルファー全般にフィットする万能型ユーティリティ」といえるでしょう。
【まとめ|スリクソンH65ユーティリティの評価ポイント】
- スリクソンH65は打ちやすさと飛距離のバランスが取れたウッド型ユーティリティ
- 高弾道かつ直進性に優れ、ロングアイアンの代替として実用性が高い
- U6番手は高さと操作性のバランスが良く、アイアンの代用として人気
- 前作H45よりも寛容性が高く、ミスヒット時の飛距離ロスが少ない
- ロフト・ライ角・重量設計が絶妙で、中級者でも扱いやすいスペック
- 中古市場では1万円前後で入手可能、コスパが非常に高いモデル
- ZH65よりも優しく、ボールが上がりやすいため初心者やシニアにも最適
- 打感はソフトでフェースに乗る感覚があり、安心感がある打ち心地
- ティーショット・フェアウェイ・ラフすべてに対応する万能型ユーティリティ
- やさしく飛ばしたい全レベルのゴルファーにおすすめできる名器