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「飛距離が伸びない」「フェアウェイウッドが苦手」――
そんな悩みを持つゴルファーに長年愛され続けているのが、テーラーメイドの「ジェットスピード」シリーズです。
2013年の登場以来、革新的な“スピードポケット”構造で、フェース下部のヒットでも飛距離が落ちにくい設計を実現。プロアマ問わず「やさしく飛ばせるフェアウェイウッド」として定評があります。
一方で、「ジェットスピードって古いモデルじゃないの?」「初心者でも使える?」といった疑問の声も。
しかし、10年経った今でも多くのゴルファーが中古市場で探し求める“隠れた名器”であることは間違いありません。
本記事では、「テーラーメイド ジェットスピード」シリーズの性能評価、飛距離性能、初心者へのおすすめ度、さらにはレディースモデルの選び方やセッティング例までを徹底解説。
中古での狙い目や、スピードソフトボールとの相性など、リアルなゴルファーの声も交えながらお届けします。
フェアウェイウッドに不安を抱える方も、この記事を読めばきっと「打ってみたい」と思えるはずです。
それではさっそく、ジェットスピードの魅力を深掘りしていきましょう!
Contents
テーラーメイド ジェットスピードとは?過去モデルの特徴と背景
テーラーメイド ジェットスピードは、2013年に発売されたフェアウェイウッド&ドライバーシリーズで、革新的な「スピードポケット」を搭載した最初の量産モデルとして知られています。それまでのフェアウェイウッドは、フェース下部に当たると飛距離ロスが大きく、球が上がりにくいという課題がありました。ジェットスピードはこの弱点を大幅に改善し、多くのゴルファーから「簡単にボールが上がる」「飛距離が出る」と高評価を得たのです。
特に、当時のラインナップにはドライバー、フェアウェイウッド(3W、5Wなど)、レディースモデル、さらにユーティリティなど幅広い選択肢が用意されていました。中でも3Wは「地面から打っても飛距離が落ちにくい」「ティーショットでも強い弾道が出せる」として、多くのアマチュアゴルファーにとって頼れる武器となりました。
デザイン面では、黒を基調としたヘッドにブルーの差し色を取り入れ、現代のテーラーメイド製品と比べてもシャープな印象。価格帯は当時としては中級クラスでしたが、性能面でのコスパが非常に高く、いまだに中古市場で人気がある理由もうなずけます。
次に、発売日やシリーズ背景をさらに詳しく掘り下げていきましょう。
テーラーメイド ジェットスピードの発売日はいつ?
ジェットスピードシリーズは、2013年11月頃に世界市場で順次リリースされました。日本国内では2013年末から2014年初頭にかけて販売が開始され、特に2014年は「飛ばせるFW」として多くのメディアで取り上げられた年でもあります。
シリーズの立ち位置とターゲット層を解説
テーラーメイド ジェットスピードシリーズは、当時のラインナップの中で「中級者向けの飛距離追求型クラブ」として明確にポジショニングされていました。
同時期に販売されていた「SLDR」や「RBZ(ロケットボールズ)」は、それぞれ直進性や弾道調整機能に特徴がありましたが、ジェットスピードはそれらとは違い、**スピードポケットによる「打点ミスに強く、ボール初速を最大化する設計」**にフォーカスしていたのが最大の違いです。
ターゲット層は、ヘッドスピード40m/s前後の一般ゴルファーから、さらに非力な方やシニア層まで幅広く対応しており、「今よりもっと楽に飛ばしたい」というニーズに応えるクラブでした。特に、フェアウェイウッドが苦手なゴルファーでも球が上がりやすい設計のため、「フェアウェイからボールが上がらない」という悩みを持つ人にとっては救世主的存在となりました。
また、レディースモデルも用意されており、女性ゴルファーでもしっかりとキャリーが出せる点が評価されました。重さ・バランス・ロフト設計なども男女別で適正化されており、ユニバーサルに対応できるシリーズだったといえます。
現在でも中古市場で根強い人気があるのは、この“やさしさと飛距離”を両立した性能設計が時代を超えて評価されている証拠でしょう。
ジェットスピード フェアウェイウッドの評価と性能レビュー
テーラーメイド ジェットスピード フェアウェイウッド(以下、FW)は、発売から10年以上が経過した今でも「打ちやすさ」と「飛距離性能」を両立した名器として高く評価されています。
一番の特徴は、フェース下部のヒットでも強いボールが打てるスピードポケット構造。これにより、フェアウェイウッドでよくある“トップ気味のショットでも飛ぶ”という、ゴルファーにとって非常にありがたい性能を実現しています。
また、低重心・深重心設計のため、球が自然に上がりやすく、ミスヒット時でも左右に大きくブレにくい直進性も魅力のひとつです。特に3Wや5Wは、地面から直接打っても十分にキャリーが出せるため、ティーショットだけでなくセカンドショットでも威力を発揮する万能クラブです。
評価ポイントをまとめると以下のようになります。
・フェース下部に当たっても飛距離ロスが少ない
・球が高く上がりやすい設計で初心者にもやさしい
・芯を外しても直進性が高い=方向性の安定
・打感は柔らかく、打音も心地良い
・中古価格が安く、コストパフォーマンスが抜群
現代のフェアウェイウッドと比べても、飛距離性能・やさしさという点ではまったく見劣りせず、「初めてフェアウェイウッドを買う人」や「長く使える1本を探している人」にぴったりのモデルです。
それでは次に、番手別の評価にフォーカスしてみましょう。
テーラーメイド ジェットスピード フェアウェイウッド 評価まとめ
ジェットスピード フェアウェイウッドは、「とにかくミスに強くて飛ぶ」クラブとして、中〜上級者のみならず初心者からも高い支持を得ています。特に以下の5つの視点から評価されることが多く、まさに“名器”と呼ぶにふさわしいバランス性能を持っています。
- 飛距離性能:★★★★☆
スピードポケットの恩恵により、フェース下部でもボール初速が出やすく、キャリーを稼ぎやすい設計。打点がブレやすいアマチュアにとって非常にありがたい特徴です。 - やさしさ:★★★★★
フェースの広さ、低重心設計、重めのバランスによって、インパクト時の安定感が抜群。球が自然に上がり、ダフリ気味でも前に飛んでくれる“許容性”が秀逸です。 - 打感と打音:★★★★☆
少し厚めのインパクト感で、弾きの強さを感じながらも、決して硬すぎない打感。音も甲高くなく、気持ちよく振り抜ける印象。 - 方向性の安定:★★★★☆
直進性が高く、スライスやフックになりにくい設計。フェースの向きを多少ミスしても真っすぐ飛びやすいのは、ゴルファーにとって大きな安心材料です。 - 価格と入手性:★★★★★
現在は中古市場で1万円台から入手可能。新品と遜色ない飛距離性能をこの価格で得られるのは、非常に魅力的です。
総合的に見ると、ジェットスピードは“誰にでもやさしく飛ばせるFW”という評価にふさわしいスペックを持ち、「フェアウェイウッドが苦手」な人にこそ試してほしい1本です。
次は、番手別に違いが出やすい「3Wと5Wの特徴と使い分け」について解説していきます。
3Wと5Wの違い|使いやすさと飛距離に注目
テーラーメイド ジェットスピード フェアウェイウッドの中でも、特に人気が高いのが「3W(スプーン)」と「5W(クリーク)」です。それぞれに明確な特徴があり、自分のスイングタイプや用途に応じた選び方をすることで、パフォーマンスが大きく変わります。
まず3Wは、ロフト角が15度前後で飛距離性能に優れ、ティーショットでも活躍できる万能型です。ジェットスピードの3Wは特に“直進性が高くて強い弾道が打てる”という評価が多く、ドライバー代わりに使っても飛距離の落ち込みが少ないのが特徴。ティーアップすればキャリー220ヤード以上も狙える設計となっており、ヘッドスピードがあるゴルファーにとっては大きな武器になります。
一方で5Wはロフトが18度前後と3Wよりも立っており、球が上がりやすく、地面から打った時のやさしさが段違いです。セカンドショットでの使用が多くなる傾向にあり、フェアウェイからのショットが苦手な方や、アイアン感覚でFWを使いたい人に最適です。また、ヘッドがやや小ぶりで構えやすいのもポイントです。
以下は簡単な比較表です。
| 項目 | 3W(スプーン) | 5W(クリーク) |
|---|---|---|
| ロフト角 | 約15度 | 約18度 |
| 飛距離 | 長い(最大220〜230y) | 中距離(200〜210y) |
| 球の高さ | 低〜中弾道 | 中〜高弾道 |
| ティーショット | ◯ | △ |
| フェアウェイから | △〜◯ | ◎ |
結論としては、「1本だけ選ぶなら5Wの方が汎用性が高く、やさしさも上」と言えますが、ドライバーの調子が不安定な人やロングホールの2打目で攻めたい人には、3Wの爆発力が魅力的でしょう。
どちらも非常に完成度が高く、自分のスイングスピードと用途に合わせて選ぶのがポイントです。
初心者にテーラーメイド ジェットスピードは向いている?
結論から言えば、テーラーメイド ジェットスピードは初心者にも非常におすすめできるフェアウェイウッドです。理由は明確で、「ボールが上がりやすく」「ミスに強く」「飛距離が出やすい」という、初心者が求める三大要素をすべて備えているからです。
特にフェアウェイウッドは、初心者にとって「地面から打つのが難しいクラブ」と言われがちです。ヘッドが長く、ロフトが立っているため、球が上がらずトップやダフリが出やすいという悩みが多く見られます。
しかし、ジェットスピードはスピードポケット構造により、フェース下部のヒットでもボールがしっかりと浮き、安定したキャリーが出るという特徴があります。さらに、深重心設計により、多少ミスしても左右のブレが少なく、方向性が安定するのも初心者にとって大きなメリットです。
また、中古市場では1万円以下で美品が手に入ることも多く、「初めてのフェアウェイウッド」「とりあえず1本試したい」という初心者にも手が出しやすい価格帯です。
スチールシャフトではなく軽量カーボンシャフトを選ぶことで、スイングスピードが遅めの方でもしっかり振り抜ける仕様になりますし、ヘッドスピード35〜40m/s前後のプレーヤーにとってはまさに“ちょうどいいやさしさ”です。
一方で、最新モデルと比べると調整機能がないため、細かくロフトやフェース角をいじりたいという人には向かないかもしれません。ただし、そうした複雑な調整を必要としない初心者にとっては、むしろ「構えて打つだけでOK」というシンプルさが武器になります。
次は、特に注目度の高い【テーラーメイド ジェットスピード レディースモデルの評価】について解説していきます。
テーラーメイド ジェットスピード レディースモデルの評価と注意点
ジェットスピードシリーズには、女性向けに設計されたレディースモデルも展開されており、こちらも高評価を得ている隠れた名品です。
一番の特長は、軽量で振りやすい設計と、球の上がりやすさ。レディースモデルはシャフト重量が40g前後と軽く、しなりも大きいため、非力な方でも自然にヘッドスピードを出しやすい仕様になっています。ロフト角も大きめ(3Wで17〜18度、5Wで20度以上)に設定されており、ボールがしっかりと高く上がってキャリーが出る点が魅力です。
また、深重心設計によりスライスが出にくく、初心者ゴルファーのミスをしっかりカバーしてくれる点も安心。打感も柔らかめで、インパクト時の振動が少ないことから、「打っていて疲れにくい」「芯を外してもそれなりに飛んでくれる」といったポジティブな声が多数あります。
ただし、注意点もあります。
それは「モデルが古いため、市場に出回っている数が少ない」という点です。新品はすでに入手困難で、中古市場に限られるため、状態の良いクラブを見つけたら即購入が吉です。
また、レディースモデルでも長さ・バランスに違いがあるため、購入前にはできるだけ以下を確認しましょう。
・クラブの長さ(標準より短いと振りやすい)
・シャフトのフレックス(L、Aなど)
・クラウンやソールの擦り傷の有無
・純正グリップが劣化していないか
結論として、ジェットスピードのレディースモデルは**「初めてのフェアウェイウッド」に最適な選択肢**であり、「やさしく飛ばせる1本」を探している女性ゴルファーに非常におすすめです。
スピードポケットの効果とは?飛距離アップの仕組み
テーラーメイド ジェットスピードの最大の革新技術、それが「スピードポケット」です。
このテクノロジーは、クラブフェースのソール側(フェース下部)にスリット状の溝を設けることで、インパクト時のフェースのたわみを増幅させ、初速を最大化するというものです。
特にフェアウェイウッドの場合、打点がフェースの下側にズレてしまうことが多く、それが飛距離ロスの原因になります。従来のクラブではそのロスを補うことが難しかったのですが、スピードポケットはフェース下部の反発力を向上させ、芯を外してもボール初速を落とさず飛距離を維持できる構造となっています。
また、スピードポケットによってフェースの広範囲で反発力が高まり、スイートエリアが広がる効果もあります。つまり、ミスヒットへの寛容性が格段に上がり、「飛ばせる範囲」が増えるというわけです。
以下のような恩恵があります:
・トップ気味のショットでもキャリーが出る
・打点ブレによる飛距離ロスが減る
・弾道が強くなり、ランも稼げる
・スライス・フックのブレも抑えやすい
この技術は、後の「Mシリーズ」や「SIMシリーズ」にも継承されていきますが、その原点となったのがジェットスピード。アマチュアゴルファーに必要な“やさしさ”と“飛距離”を両立する象徴的なテクノロジーです。
まさにこのスピードポケットこそが、ジェットスピードが今も語り継がれる理由であり、中古市場で人気が衰えない最大の要因だといえるでしょう。
芯を外しても飛ばせる理由
ゴルフクラブにおける「芯(スイートスポット)」でのインパクトは理想的ですが、現実のラウンドでは毎回完璧にミートするのは至難の業です。特にフェアウェイウッドの場合、地面から直接打つケースが多く、どうしても打点が上下左右にブレがちです。
そんな中、テーラーメイド ジェットスピードは芯を外しても飛ばせる数少ないクラブとして、幅広い層のゴルファーから支持されています。そのカギを握るのが、前述の「スピードポケット構造」です。
一般的に、フェースの下側でボールを捉えると初速が落ち、ボールが上がらず飛距離が出にくくなります。しかし、ジェットスピードはソール側に設けられた溝(スピードポケット)がインパクト時にしなることで、フェース下部でも強い反発力を生み出すのが特徴です。
この構造によって、
・トップ気味のミスでもボールが浮いてくれる
・多少芯を外しても飛距離が安定する
・スピン量が安定し、左右へのブレも抑えられる
といった恩恵が得られます。
これは初心者に限らず、中級者・上級者にとっても心強い性能です。特にラウンド中、傾斜地やライの悪い場所から打つときには、この“打点許容性”がスコアメイクに直結します。
また、スイートエリアが縦に広がっているため、ミート率に不安のあるゴルファーでも**「なんとなく当ててるのに飛んでる」**という成功体験を得やすく、結果としてスイングの安定にもつながります。
つまり、ジェットスピードはただ“飛ばせるクラブ”ではなく、**“飛距離の安定をもたらすやさしいクラブ”**として、多くのゴルファーに自信を与えてくれる存在なのです。
実際のユーザー評価から見る恩恵
テーラーメイド ジェットスピードを実際に使っているゴルファーたちの声を見てみると、その“やさしさ”と“飛距離性能”に対する高評価が目立ちます。特に中古で手に入れた人の多くが、「価格以上の性能」として満足しているのが印象的です。
以下は、実際のユーザー評価の一例です。
・「トップ気味に当たっても、しっかり前に飛んでくれる。フェアウェイウッドが苦手だった自分でも安心して使える」
・「10年以上前のモデルなのに、最近のFWより飛ぶと感じた。しかも方向性も安定していて驚いた」
・「中古で3,000円程度だったが、コスパ最強。ヘッドが少し重めで、勝手に振り抜ける感じがいい」
・「初心者の妻用にレディースモデルを購入。球が簡単に上がるので、FWを使うのが楽しいと喜んでいる」
・「セカンドショットが楽になった。フェースの下に当たってもそれなりに飛ぶから、スコアも安定してきた」
このように、使用感・飛距離・価格のバランスに優れている点が、多くのゴルファーに支持されている理由です。
特に「スピードポケットの恩恵」は打てばすぐに体感できる要素であり、ミスショットが多いアマチュア層にとっては、非常に大きな武器となります。また、ヘッドの座りが良く、構えたときにフェースの向きを迷わずに済む点も高く評価されています。
一方、「球が上がりすぎる」「弾道が高すぎて風に弱い」という意見も一部ありますが、これはシャフトやロフトの選定によって改善可能。自分のスイングタイプに合ったスペックを選ぶことで、さらに性能を引き出せるでしょう。
総じて、ジェットスピードは“ミスに強くて飛ぶ”というコンセプトが、言葉だけでなくリアルな実感として多くのゴルファーに支持されている稀有なモデルだといえます。
テーラーメイド ジェットスピード アイアンの実力
ジェットスピードシリーズはフェアウェイウッドやドライバーのイメージが強いものの、アイアンセットも非常に完成度が高く、飛距離性能に優れたモデルとして評価されています。
ジェットスピード アイアンは、ヘッド全体を中空構造とスピードポケットで設計することで、高初速・高弾道を両立。特にミドル〜ロングアイアン(5番〜7番)では、「今まで届かなかった距離が狙えるようになった」という声が多く、飛距離に悩むゴルファーの救世主的な存在です。
特徴をまとめると以下の通りです。
・スピードポケット構造によりフェース下部でも高初速が出せる
・ワイドソール設計でダフリに強く、芝の上でも滑るように抜ける
・低重心設計によりボールが上がりやすく、グリーンに止まりやすい弾道
・打感はやや弾き系ながら、インパクトの安定感は◎
・フェース長がやや大きく、安心感のある見た目で構えやすい
一方で、飛距離を重視している分、ロフト設定がストロング(立ち気味)になっているため、「飛ぶけどスピンが少ない」「番手ごとの距離差が小さくなる」と感じる上級者もいます。ただし、これはスコアを安定させたい中級者以下のゴルファーにとってはむしろメリットであり、1本1本をしっかり打てるアイアンとして高い完成度を誇ります。
また、フェアウェイウッドと同じく、中古市場での価格が非常に手頃なのも魅力のひとつ。アイアンセットでも2万円台前後から探すことができ、コスパを重視するゴルファーには最適な選択肢といえるでしょう。
次は、フェアウェイウッドとの連携を考慮したセッティングについて詳しく解説していきます。
アイアンセットは飛び系?操作性はどうか?
テーラーメイド ジェットスピードのアイアンセットは、いわゆる“飛び系アイアン”に分類されます。
そのため、「少ない番手でグリーンまで届かせたい」「1クラブ分の飛距離アップを狙いたい」といった飛距離重視のプレーヤーに非常にマッチします。
まず注目すべきは、ロフト設計がストロングになっている点。たとえば7番アイアンのロフトが28.5度と、一般的な7番(約33度)より立っており、そのぶん飛距離が出るようになっています。
この設計とスピードポケットによる高初速が組み合わさることで、「番手ひとつ分の飛距離を稼げる」と評価されているのです。
ただしその一方で、「操作性(フェード・ドローなどの打ち分け)」を求める上級者には、やや物足りなさを感じる部分もあります。
フェースが大きく、重心が深めであるため、球筋を意図的にコントロールするというよりは、真っすぐ高弾道で飛ばす設計です。
このため、操作性よりも「安定してまっすぐ飛ばしたい」「ミスショットを減らしたい」というゴルファーに向いています。
また、アイアンにありがちな“打感が硬い”という評価も少なく、ジェットスピードアイアンは弾き感と柔らかさのバランスがちょうど良く、快適に打てる設計です。
総じて、ジェットスピードのアイアンは以下のような人におすすめです:
・飛距離をもうひと押し伸ばしたい方
・番手間の距離差をしっかり確保したい方
・ゴルフ歴が浅く、ミスに強いクラブを求めている方
・「操作性より直進性」を重視する中〜上達志向のゴルファー
フェアウェイウッドとの流れを考えたセッティング例
テーラーメイド ジェットスピードのフェアウェイウッドとアイアンは、それぞれ単体でも優秀なクラブですが、一貫したセッティングを組むことで、より高いパフォーマンスを引き出すことができます。
ポイントは「ロフト角のつながり」と「使用場面の役割分担」です。
まず、飛距離の階段をしっかりと作るために、以下のような組み合わせが推奨されます。
【セッティング例①:スタンダード(男性ゴルファー向け)】
・ドライバー:10.5度
・3W(15度):ジェットスピード
・5W(18度):ジェットスピード
・5I〜PW:ジェットスピード アイアンセット
・AW、SW:52度・58度などのウェッジ
【セッティング例②:やさしさ重視(初心者・シニア・女性ゴルファー向け)】
・ドライバー:12度(高弾道)
・5W(18度):ジェットスピード
・7W(21度前後):補完用FW
・6I〜PW:ジェットスピード アイアン
・ユーティリティ(25〜27度):アイアンの代用
・ウェッジ:AW/SWの2本体制
ジェットスピードのフェアウェイウッドとアイアンは、どちらも“球が上がりやすい”という特徴を持っているため、弾道がかぶってしまうリスクを避けるためには番手の被りに注意が必要です。
たとえば、3Wと5Wを両方入れると、ヘッドスピードが遅めの方は「思ったほど距離差が出ない」というケースもあります。その場合は、3Wを抜いて、5W+ユーティリティという流れにした方がスムーズな階段が作れることも。
また、アイアンセットがストロングロフトのため、ウェッジのロフト角を工夫して距離の隙間を埋めるのも大切です。
結論としては、ジェットスピードシリーズで統一感を持たせつつ、飛距離のバランスや使用頻度を考慮して柔軟にセッティングを組むことで、自分だけの最適なクラブ構成が実現できます。
ジェットスピードの飛距離性能を徹底検証
「ジェットスピードって実際どれくらい飛ぶの?」
多くのゴルファーが気になるこの疑問に答えるべく、ここでは番手ごとの飛距離目安や、他モデルとの比較、ユーザーからの実測データを元に、ジェットスピードの飛距離性能を詳しく検証していきます。
まず、代表的な番手の平均飛距離は以下の通りです(ヘッドスピード42m/s前後の男性アマチュア基準)。
【フェアウェイウッド】
・3W(15度):キャリー210〜220ヤード、トータル230ヤード前後
・5W(18度):キャリー195〜205ヤード、トータル215ヤード前後
・7W(21度):キャリー180〜190ヤード、トータル200ヤード前後
【アイアン】
・7I(28.5度):キャリー150〜160ヤード、トータル165ヤード前後
・5I(23度):キャリー170〜180ヤード、トータル195ヤード前後
このように、同年代のモデルと比較しても飛距離性能は非常に高く、特にフェース下部のヒットでも距離が落ちにくい点が強みです。
一方で、「極端な飛び」を期待するモデルではなく、あくまで“安定して飛ばせる”ことに重点を置いているため、毎ショット平均して狙った距離を出したい人にはピッタリです。
さらにスピードポケットの効果によりスピン量が安定しやすく、ランが伸びやすい中低弾道の強いボールも打ちやすい設計になっています。これにより、風の影響を受けにくく、実際のラウンドでは“実飛距離”が出やすいのもポイントです。
一方で、「高弾道で止めたい」「高さでグリーンを狙いたい」という人は、ロフト調整やシャフトの見直しが必要な場合もあります。
結論として、ジェットスピードの飛距離性能は、最新モデルに引けを取らない実力を持ちつつ、ミスに強い設計が飛距離の“安定感”を生み出しているのが最大の魅力です。
フェアウェイウッド・アイアンの平均飛距離の目安
テーラーメイド ジェットスピードシリーズは、その名の通り「スピード=初速」に特化した設計で、番手ごとにしっかりとした飛距離階段が作れるクラブです。ここでは、フェアウェイウッド(FW)とアイアンの代表的な飛距離目安を、ヘッドスピード別に分けてご紹介します。
【ヘッドスピード 45m/s前後(上級者〜ハードヒッター)】
・3W:キャリー230y/トータル250y前後
・5W:キャリー215y/トータル235y前後
・7I:キャリー170y/トータル185y前後
【ヘッドスピード 40m/s前後(一般男性ゴルファー)】
・3W:キャリー210y/トータル230y
・5W:キャリー195y/トータル215y
・7I:キャリー155y/トータル170y
【ヘッドスピード 35m/s前後(初心者・女性・シニア層)】
・3W:キャリー180y/トータル200y
・5W:キャリー165y/トータル185y
・7I:キャリー130y/トータル145y
このように、スイングスピードに応じた飛距離目安がはっきりしているのも、ジェットスピードの使いやすさの一因です。
さらに、スピードポケットの効果により、上下の打点ズレに対して飛距離のバラつきが少なく、実際のラウンドで使える「安定した飛び」が実現しやすいというのが大きな特長です。
また、特にフェアウェイウッドはティーアップした時と地面から打つ時で飛距離差が出にくく、**初心者でも「安心して打てる」**と高評価。ショートホールのティーショットからロングホールの2打目まで、幅広く活躍できます。
一方で、アイアンの飛距離に関しては、ストロングロフト設計により飛びすぎる傾向があるため、番手ごとの距離管理をしっかり行うことがスコアアップのカギとなります。
スイングスピード別|飛距離の期待値とリアルな声
テーラーメイド ジェットスピードの飛距離性能は、使用者のスイングスピードによって明確な差が出る一方で、どのヘッドスピード帯でも“想像以上に飛ぶ”という評価が多いのが特長です。
ここでは、スイングスピード別に、実際のゴルファーから寄せられたリアルな声と、飛距離の期待値をまとめてみました。
【ヘッドスピード 45m/s前後】
●期待値:3Wでキャリー230y超、アイアンで7Iが170y前後
●リアルな声:
「SIM2 FWから買い替えたが、飛距離はほぼ同等。スピードポケットの効果でフェース下部のヒットでも飛ぶので安心感が段違い」
「打感はやや弾き系だが、打ち出し角が安定していてロングホールのセカンドが楽になった」
【ヘッドスピード 40m/s前後】
●期待値:3Wで210〜220y、5Wで195〜205y、7Iで150〜160y
●リアルな声:
「飛距離性能が非常に安定していて、特に5Wが打ちやすい。ティーショットの3Wよりもセカンドの5Wが安心」
「ミスに強いから、ミート率に自信がなくても安心して振れる。結果、振り切れて飛ぶ」
【ヘッドスピード 35m/s前後】
●期待値:3Wで180〜190y、5Wで165〜175y、7Iで130〜140y
●リアルな声:
「女性でも簡単に球が上がるし、前に前に進んでくれる感じが気持ちいい」
「最初は中古で安いから買ったけど、打ってみたらびっくりするくらい飛ぶ。レディースモデルは軽くて振りやすい」
これらの声からわかる通り、ジェットスピードは単に「飛ぶクラブ」ではなく、“自分のスイングで安定して飛ばせるクラブ”として信頼されているモデルです。
とくにヘッドスピード40m/s以下のゴルファーからの支持が厚く、「飛距離が伸びた」「ミスが減った」というポジティブな体験が多く報告されています。
また、初速を稼ぎやすいため、同じヘッドスピードでも“他のクラブよりワンクラブ飛ぶ”という印象を持つ人も少なくありません。
結論として、スイングスピードにかかわらず、ミート率や打点の安定性をクラブがサポートしてくれるため、飛距離への信頼感が高いのがジェットスピード最大の魅力と言えるでしょう。
中古での購入はアリ?価格と状態の目安
テーラーメイド ジェットスピードは、2013年に発売されたモデルということもあり、現在では新品流通がほぼなく、中古市場がメインの購入ルートとなっています。
では、実際に中古で買うのは「アリ」なのか? 結論から言えば、ジェットスピードは中古でも“買い”の名器です。
まず、価格面では非常に魅力的です。2025年時点での中古価格の目安は以下の通りです。
【中古価格の相場目安(※状態良好品)】
・3W/5W:3,000円〜7,000円
・アイアンセット(5I〜PW):15,000円〜25,000円
・レディースモデル:5,000円〜10,000円(単品)、15,000円〜20,000円(セット)
このように、1本あたり数千円から手に入るため、「まずはフェアウェイウッドを試したい」「コスパ重視でセカンドクラブを探している」というゴルファーにはぴったりです。
ただし、価格が安いぶん、コンディションのチェックは非常に重要です。以下のポイントを確認しておきましょう。
【中古クラブ購入時のチェックポイント】
・フェース面の擦り傷や打痕が深すぎないか
・クラウンの塗装剥がれ・凹みがないか
・スピードポケット部分に亀裂や劣化がないか
・シャフトが純正か、差し替えられているか(硬さや重量に注意)
・グリップの劣化や硬化の有無(交換前提でもOK)
また、ネット購入の場合は「返品保証あり」や「写真掲載が多い店舗」を選ぶのが無難です。状態が見えないぶん、評価やレビューをしっかり確認しましょう。
一方で、実店舗での購入では、実際に構えてみる・振ってみることで、よりフィーリングに合ったクラブを選ぶことができます。特に中古クラブ専門店では「打感」「バランス」「劣化具合」まで丁寧に確認できるため、初心者にもおすすめです。
ジェットスピードは、設計上の完成度が高いため、状態の良い個体を見つけさえすれば、今でも現役で十分に通用する性能を発揮します。
2025年時点の中古価格相場と入手経路
2025年現在、テーラーメイド ジェットスピードシリーズは市場から新品がほぼ消えており、中古市場が唯一の購入ルートとなっています。しかし、中古市場では依然として高い人気を誇り、在庫の動きも早めです。
まずは、代表的なクラブ別の中古価格相場を見てみましょう。
【フェアウェイウッド】
・3W(15度)/5W(18度):約3,000〜7,000円
・7W(21度前後):5,000〜8,000円(やや流通少なめ)
【ドライバー】
・ロフト10.5度:4,000〜8,000円(美品は希少)
【アイアンセット】
・5I〜PW(6本セット):15,000〜25,000円
・単品販売(6I〜9Iなど):1本あたり2,000〜3,000円前後
【レディースモデル】
・FW単品:5,000〜8,000円
・アイアン5本セット:12,000〜18,000円
このように、性能に対して非常にコスパの高い価格帯が魅力で、「1本試したい」「とにかくコスパ重視で始めたい」という層に人気です。特にアイアンセットは状態が良いものでも2万円前後で揃い、入門用クラブとして最適といえるでしょう。
では、どこで購入すれば良いのか?主な入手経路は以下の3つです。
【1】中古ゴルフショップ(実店舗)
・ゴルフパートナーやヴィクトリアゴルフなどが有名
・状態確認ができる/試打も可能
・初心者にも親切な対応で安心感あり
【2】ネットショップ・フリマサイト
・楽天市場・Yahoo!ショッピング・ゴルフエフォート・GDO中古ショップなど
・価格比較しやすく、掘り出し物も多い
・写真・返品ポリシー・送料条件をよく確認するのがポイント
【3】メルカリ・ヤフオクなど個人売買
・相場より安い商品が見つかることも
・状態確認が難しい/トラブルリスクあり
結論として、予算を抑えて性能の良いクラブを探すなら、ジェットスピードは“今が狙い目”の中古モデルです。
とくに2025年現在、在庫が徐々に減ってきている傾向もあるため、気になる番手や状態の良い個体を見つけたら、迷わず購入しておくのがおすすめです。
劣化しやすいポイントとチェック方法
中古クラブの購入で最も重要なのが、劣化の有無とその程度の見極めです。
特にテーラーメイド ジェットスピードのような発売から10年以上経過しているモデルは、クラブ性能そのものは十分通用するものの、パーツの劣化がプレーに影響を及ぼす可能性があります。
ここでは、購入前に必ず確認すべき「劣化しやすいポイント」と、そのチェック方法を解説します。
【1】スピードポケットの割れ・亀裂
・ジェットスピード最大の特徴である“スピードポケット”は、構造的にソール側が薄くなっており、ヒールやトウ側にヒビが入るリスクがあります。
・指で軽く押して“たわみすぎる”感覚がある場合は要注意。目視でヒビや亀裂が見えたらNGです。
【2】クラウンの塗装剥がれ・傷
・クラウン部はスイング時に視界に入るため、傷や剥がれが気になると構えづらさにつながります。
・塗装の劣化が激しい場合でも、性能には直接関係ありませんが、気持ちよく使えるかどうかの判断材料になります。
【3】フェース面の打痕・摩耗
・フェースに深い打痕や摩耗があると、スピン量や打感に影響を及ぼすことがあります。
・表面のスコアラインがすり減っていないか、金属の“めくれ”がないかをチェックしましょう。
【4】シャフトの状態(純正かどうか)
・中古クラブでは、元々の純正シャフトではなく社外品にリシャフトされている場合があります。
・硬さ(フレックス)や重さが自分に合わないと、せっかくのヘッド性能を活かせません。購入時はスペック確認を必ず。
【5】グリップの劣化
・ゴムの硬化やツヤ落ち、滑りやすさが出ているものは交換が必要です。
・グリップ交換費用は1本あたり1,000円〜1,500円前後。安く本体を入手できた場合は、新品グリップに交換して快適に使うのが理想です。
【チェックのポイントまとめ】
・写真は複数角度から掲載されているか?(ネット購入時)
・店舗では構えたときの違和感がないか?
・試打ができるなら、打感や音も要確認
・「中古Bランク」以下のものは状態を慎重に見極める
総じて、ジェットスピードは構造的に“壊れやすいクラブ”ではありませんが、ソールの亀裂やシャフト・グリップの劣化は年式相応に進んでいることがあるため、冷静な見極めが重要です。
それでも、状態の良いものを選べば、今でも現役で十分に使えるポテンシャルを秘めています。
ジェットスピードのおすすめセッティング&買い方ガイド
テーラーメイド ジェットスピードを最大限活かすには、自分に合った番手構成やシャフト選び、購入方法の工夫がカギとなります。ここでは、初心者〜中級者向けに実践的なセッティング例と、おすすめの買い方のコツをまとめました。
【おすすめセッティング例①:コスパ重視のスタンダード構成】
・ドライバー:他メーカー含め10.5度前後の優しめモデル
・3W(15度):ティーショット用にジェットスピード
・5W(18度):フェアウェイ用メインクラブ
・7I〜PW:ジェットスピード アイアンセット
・AW、SW:ウェッジのみ他ブランドで補強
→ 合計7〜8本でコンパクトにまとめられ、予算2〜3万円台で揃えることも可能。
初心者の「まず使ってみたい」に最適なスタート構成。
【おすすめセッティング例②:女性・シニア向けやさしさ特化構成】
・5W or 7W:軽量・高ロフトモデル(ジェットスピード)
・ユーティリティ(22〜27度):アイアン代わりに導入
・7I〜SW:やさしいアイアン or ハイブリッドアイアンセット
→ ジェットスピードのレディースFWは打ち出しが高く、球が上がりやすいので、非力な方にも安心。
特に地面からの5Wショットが打てるようになると、ラウンドの安定感が格段に上がります。
【買い方のコツと注意点】
① 最初はフェアウェイウッド単品で試す
→ とくに5Wは地面からも打ちやすく、扱いやすさを体感しやすい番手です。
② 中古ショップで状態をしっかり確認
→ グリップ・フェース・スピードポケットの劣化を要チェック。
③ シャフトスペックは要確認(RかSか)
→ 自分のヘッドスピードに合った硬さを選ぶことで飛距離と方向性が安定。
④ 楽天やYahoo!ショッピングで相場を比較してから購入
→ ポイント還元を活用すれば、さらにお得に入手可能。
⑤ 状態が良ければ1本5,000円前後で高性能クラブが手に入る
→ コストを抑えて実戦向きクラブを揃えたい人にはうってつけです。
結論として、ジェットスピードは**“予算を抑えつつも妥協せず使える性能”を持つ稀有なモデル**。
番手ごとの特性を理解し、目的に応じたセッティングを組むことで、クラブのポテンシャルを最大限引き出すことができます。
ドライバー・FW・アイアンの組み合わせ例
テーラーメイド ジェットスピードはフェアウェイウッドとアイアンが高性能な一方で、同シリーズでドライバーを揃える必要はありません。
むしろ、「やさしさ」「飛距離」「価格」のバランスを見て、他モデルとミックスするセッティングが非常に効果的です。
ここでは、ゴルファーのタイプ別におすすめの組み合わせ例を紹介します。
【タイプ①:初心者〜中級者・方向性重視】
・ドライバー:キャロウェイ ビッグバーサ系やテーラーメイド M4(直進性重視)
・3W/5W:ジェットスピード(スピードポケットでミスに強い)
・6I〜PW:ジェットスピード アイアン(高弾道&飛距離設計)
・AW・SW:クリーブランド RTXシリーズなどスピン性能重視のウェッジを追加
→ 打点ブレに強く、全体的に“やさしさと飛距離”に特化した安定構成。
【タイプ②:シニア・非力なゴルファー・スインガー型】
・ドライバー:XXIOシリーズやPRGRの軽量モデル(10.5〜11.5度)
・5W/7W:ジェットスピード レディース/軽量シャフトモデル
・7I〜PW:ゼクシオ、ONOFF、やさしめの中空アイアンなどで補完
・UT(ユーティリティ):25〜27度の高ロフトモデルをアイアン代わりに
→ 全体的に軽量かつ高弾道を作りやすい組み合わせ。飛ばすというより、ラクに運べるセッティング。
【タイプ③:コスパ重視の実戦型】
・ドライバー:数年前のM2/RBZ(中古価格が安く性能は十分)
・3W/5W:ジェットスピード(3Wはティーショット専用でもOK)
・5I〜PW:ジェットスピード アイアン(飛距離重視+価格◎)
・ウェッジ:中古のボーケイ・クリーブランドで2本体制にする
→ すべて中古で揃えても3〜5万円前後でハイパフォーマンスセットが完成します。
楽天・Yahoo!・中古市場でのおすすめモデル紹介
テーラーメイド ジェットスピードは、発売から時間が経っているため新品は入手困難ですが、中古市場には良品が多く流通しており、掘り出し物に出会えるチャンスも豊富です。
ここでは、楽天・Yahoo!・中古専門店などで見つかるおすすめモデルや、購入時のチェックポイントを解説します。
【楽天市場・Yahoo!ショッピングで狙えるモデル】
● ジェットスピード フェアウェイウッド 3W/5W(Rシャフト)
→ 価格:3,500円〜6,000円前後
→ 状態:Bランクでも十分使用可能。Rシャフトなら初心者にも◎
● ジェットスピード レディース 5W(Lシャフト)
→ 価格:5,000〜8,000円前後
→ 女性のエントリーモデルとして評価が高く、希少化傾向あり
● ジェットスピード アイアンセット(5I〜PW)
→ 価格:15,000〜22,000円前後
→ グリップ・シャフトが純正のままなら買い。番手が揃っているかも要確認
※どちらのサイトも「中古 ゴルフクラブ ジェットスピード」などで検索すると、複数のショップ横断検索ができるため便利です。
【中古ショップ(実店舗・専門サイト)】
● ゴルフパートナー
→ 全国に実店舗があり、試打できるのが強み。状態の詳細確認がしやすい
→ セット割引やグリップ交換キャンペーンを活用すればさらにお得
● GDOゴルフショップ(中古)/ゴルフエフォートなど
→ 商品状態を細かくランク表示(A〜D)しており、安心して選びやすい
→ 写真が複数あるものを選ぶのがポイント
【購入時のチェックポイント】
✔ スピードポケットに亀裂がないか
✔ フェースやソールの擦れは使用に影響ない範囲か
✔ グリップの状態(ツヤ・滑り)→交換前提なら価格交渉も視野
✔ シャフトの表記(R、S、L、A)を自分のヘッドスピードと照らし合わせる
✔ 番手構成が必要な距離帯をカバーしているか(被り・抜けを確認)
中古での買い物は「一期一会」な側面もありますが、タイミングが合えば名器が非常に安く手に入るのがジェットスピードの大きな魅力です。
とくに楽天・Yahoo!ではポイント還元が高い日を狙えば、実質価格をさらに下げることも可能です。
価格・状態・スペックの3点をしっかり確認し、自分にとってベストな1本を見つけましょう。
初心者が気をつけたいジェットスピード使用時の注意点
テーラーメイド ジェットスピードは、「飛んで」「やさしい」クラブとして初心者にも高評価ですが、性能を最大限活かすにはいくつかの注意点も押さえておく必要があります。
ここでは、これからジェットスピードを使おうと考えている初心者ゴルファーに向けて、使用前・使用中に気をつけたいポイントを整理しました。
【1】シャフトの硬さ(フレックス)を確認する
初心者が見落としがちなのが、「クラブはヘッドよりもシャフトが重要」という点です。
ジェットスピードは中古市場で出回っている本数が多く、S(スティッフ)シャフトのモデルも多数ありますが、ヘッドスピードが40m/s以下の人にはR(レギュラー)またはA・Lシャフトが適正です。
「打ちづらい」「飛ばない」と感じた場合、多くはシャフトが硬すぎることが原因です。
【2】ロフト角に注意する
ジェットスピードはロフト角がやや立ち気味のため、ボールが上がりすぎたり、逆に上がらなかったりする場合があります。
自分のスイング軌道や打ち出し角に合ったロフト(特にFWやユーティリティ)を選びましょう。
不安があれば、最初は5W(18度前後)や7W(21度前後)から使い始めるのがおすすめです。
【3】クラブの長さと総重量を確認する
クラブが長すぎたり、重すぎるとスイングテンポが乱れてしまいます。
特に身長が低い方や女性ゴルファーは、「レディースモデル」や「軽量カーボンシャフト」を優先的に検討することで、振りやすくなります。
【4】ボールとの相性に注意(スピードソフトボールなど)
やさしいクラブであっても、硬すぎるボールを使うと初速が出にくく、飛距離ロスにつながります。
テーラーメイドが出している「スピードソフトボール」は、ジェットスピードとの相性が良く、初心者でも高弾道が出やすい設計です。
【5】練習場で必ず慣らしてからラウンド投入
スイートエリアが広いとはいえ、打ち方にクセがあるまま使うと「飛ぶけど曲がる」リスクもあります。
最低でも数回の練習で、打点の位置・弾道の傾向・球筋のばらつきをチェックしてから実戦投入するのがベストです。
ジェットスピードは初心者にとって非常に心強い相棒になりますが、「性能に頼りすぎず、正しい選び方と使い方」をすることで、初めてその真価を発揮します。
次章では、こうしたポイントを踏まえたボールの選び方について、スピードソフトとの相性にも触れていきます。
ボールの高さ・ライ角との相性
テーラーメイド ジェットスピードは、球が上がりやすい設計が特徴ですが、プレーヤーのスイングタイプや打点位置、ライ(地面の状況)との相性によっては、意図した弾道が出ないケースもあります。特に初心者の方は、この「ライ角と打ち出し高さ」の関係を理解することが、スコアアップに直結します。
【ボールが上がりすぎるケース】
・原因:シャフトが柔らかすぎる/ロフトが多い番手を選んでいる/アッパー軌道が強すぎる
・結果:高すぎる弾道で飛距離ロス、風の影響を受けやすい
・対策:ロフトを1段階立てる(例:7W→5W)/シャフトを1ランク硬めに見直す
【ボールが上がらないケース】
・原因:スイングがダウンブロー気味/ライが悪い(ベアグラウンドやラフ)/クラブのライ角が合っていない
・結果:弾道が低く、キャリー不足でグリーンに届かない
・対策:ロフト多めの番手を使う/練習場で“最下点”を意識したスイングを意識する/シャフトを軽くして振り抜きを改善
【ライ角との相性】
ライ角とは、クラブヘッドとシャフトの角度のこと。これが合っていないと、インパクトでフェースが左を向いたり右を向いたりして、曲がりの原因になります。
・フラットすぎるライ角(アップライトなスイングの人に不向き)
→ 引っかけ・ヒッカケ傾向
・アップライトすぎるライ角(フラットなスイングの人に不向き)
→ プッシュアウトや右へのミス
ジェットスピードはややフラットめな設計傾向にあるため、「インサイドアウトで振る人」や「前傾が深いタイプのスイング」と相性が良いとされています。
【ボールとの物理的な相性】
ジェットスピードは「低重心+スピードポケット」の影響で、フェース下部に当たっても球が浮きやすい設計です。よって、ティーの高さは低めでOK。むしろ高すぎるティーアップをすると、フェース上部に当たってバックスピン過多になることも。
結論として、ジェットスピードの性能を引き出すには、
・自分のスイング軌道と番手・ロフトのバランスを見ること
・練習場でライ角に対する打ち出し傾向を観察すること
この2点が非常に重要です。
スピードソフトボールとの相性は?
テーラーメイド ジェットスピードのパフォーマンスを最大限引き出すために、使用するゴルフボールとの相性は非常に重要です。
特に初心者やヘッドスピードが低めのゴルファーにとっては、「硬いボール」よりも「柔らかめで高反発なボール」がスピンと飛距離の両立に効果的です。
そこでおすすめなのが、テーラーメイドの「スピードソフト(SpeedSoft)」ボール。
このボールは名前の通り“ソフトさ”と“初速の速さ”を両立した設計で、ジェットスピードとの相性が非常に良いと評判です。
【スピードソフトボールの特徴】
・コンプレッション値が低めで、柔らかい打感
・低ヘッドスピードでも十分にボール初速が出る
・高弾道が出やすく、キャリーでしっかり稼げる
・グリーン周りのスピン性能はほどほど、初心者向けに安定した転がりを実現
・価格がリーズナブルで、コスパも優秀
【ジェットスピードとの相性が良い理由】
- 低打点のショットでもボールがつぶれやすい
→ スピードポケットでフェース下部に当たりやすい設計とマッチ - 打感が柔らかく、違和感なくスイングできる
→ フェアウェイウッドやアイアンでの“当たり負け”を防げる - 高弾道設計同士の組み合わせで、球が上がりやすい
→ キャリーを稼ぎやすく、初心者でもグリーンを狙いやすい
【どんな人におすすめ?】
・ヘッドスピード35〜42m/sのゴルファー
・ミスヒットに強いボールを探している人
・飛距離とやさしさのバランスを重視したい人
・スリクソンやプロV1では硬く感じていた方
【購入のコツ】
楽天やYahoo!では、スピードソフトボールの1ダースパックが2,000円前後で販売されており、コスパも抜群。
「ジェットスピード」と一緒に中古FWやアイアンを買うついでに、同ブランドで統一感のあるセッティングをしてみるのもおすすめです。
結論として、スピードソフトはジェットスピードの“やさしさ”と“飛び”をさらに引き立ててくれるボールです。
特に「飛距離が安定しない」「球が浮かない」と感じている方は、ぜひ一度セットで試してみてください。
他シリーズとの比較|今買うならどのモデル?
テーラーメイドはこれまで数多くの人気シリーズを展開しており、ジェットスピードもその中のひとつです。
しかし「ジェットスピードと他のシリーズ、どちらを選べばいいの?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
ここでは、ジェットスピードを含む代表的なシリーズを比較し、今選ぶべきモデルはどれかを検討していきます。
【ジェットスピード】(2013年発売)
・スピードポケット初搭載モデル
・高弾道&ミスに強く、球が上がりやすい
・中古価格が非常に安く、コスパ最強
・初心者〜中級者に特におすすめ
【Mシリーズ(M2/M4など)】
・2016〜2018年頃の人気モデル
・寛容性と飛距離性能が進化
・M4は直進性が非常に高く、スライサー向け
・価格はやや高め(FWで8,000〜12,000円前後)
【SIM/SIM2シリーズ】
・より現代的な低重心・高初速設計
・フェース全体の反発力が高く、飛距離が出やすい
・上級者向けの挙動も多く、ある程度のスイングスキルが必要
・中古価格は高め(FWで12,000〜18,000円前後)
【ステルス/Qi10シリーズ】
・カーボンフェースやAI設計など最新技術が満載
・高慣性モーメントで曲がりにくく飛ばしやすい
・価格は高く、FW単品で20,000円以上が相場
・本気で性能を求める競技志向のプレーヤー向け
【結論:どれを選ぶべきか?】
・コストを抑えて“飛んでやさしい”クラブを使いたい → ジェットスピード
・もう少し直進性や打感にもこだわりたい → M4/M2
・最新技術の恩恵を受けたい/ヘッドスピードが高め → SIM2やステルス
・ゴルフに本気で取り組んでおり、最新の武器が欲しい → Qi10 MAXなどの最新モデル
ジェットスピードは確かに古いモデルではありますが、「飛距離・やさしさ・価格」の3拍子が揃っており、入門用からサブクラブ、ラウンド専用クラブとしても十分すぎる実力を持った名器です。
次章では、こうした比較を踏まえたうえで、「結局どんな人にジェットスピードが向いているのか?」というテーマでまとめに入ります。
Mシリーズ・SIM・ステルスとの違いを解説
テーラーメイドのフェアウェイウッドやアイアンは、世代を重ねるごとに性能が進化しています。
その中で、ジェットスピードとMシリーズ、SIMシリーズ、ステルスシリーズがどのように違うのかを比較することで、自分に合ったモデルを見つけやすくなります。
【1】Mシリーズ(M2/M4)との違い
・発売年:2016年〜2018年頃
・特徴:寛容性アップ+打感の改良
・違い:Mシリーズではフェースの反発エリアがさらに広くなり、打点がズレても飛距離が安定
・打感もややソフト寄りにチューニングされており、「飛びと心地よさの両立」が図られている
・ただし価格は中古でも8,000〜12,000円とやや高め
→ 【総評】:操作性や打感を求める中級者以上におすすめ。初心者ならジェットスピードの方がシンプルで扱いやすい。
【2】SIM/SIM2シリーズとの違い
・発売年:2020年〜2021年
・特徴:低重心&ハイローンチ、高初速設計
・違い:SIMではフェース下部の初速がさらに強化されており、ロースピンで前に強く飛ばす設計
・フェアウェイウッドは弾道がやや低めだが、地面から打つには難易度が高め
・スピードポケットも進化しているが、スイングスキルを要求される構造
→ 【総評】:ヘッドスピードが速い人、スイングが安定している人に向いている。
ジェットスピードのほうが「球が上がるやさしさ」があるため、アマチュアには扱いやすい。
【3】ステルス/Qi10シリーズとの違い
・発売年:2022年以降(最新モデル)
・特徴:カーボンフェース/AI設計/高慣性モーメント
・違い:完全に“最新テクノロジー搭載モデル”であり、方向性と飛距離の両立を図った競技志向向け
・弾道は直進性が高く、弾きも強い。ただし価格が2万円超と高額
・「性能の良さ」を求める人には最適だが、気軽には手が出しにくい価格帯
→ 【総評】:最新クラブで本気のスコアメイクを目指すゴルファー向け。
ジェットスピードは「価格の安さと飛距離のバランス」が最大の魅力。
【まとめ:ジェットスピードの立ち位置】
・Mシリーズ:直進性と打感アップ、価格やや高め
・SIMシリーズ:飛距離+スキル要求が強め
・ステルス・Qi10:最新テクノロジーの高性能クラブ、価格も高い
・ジェットスピード:安くてやさしくて飛ばせる“バランス型の名器”
結論:価格と性能のバランスで選ぶならジェットスピード
ここまで、ジェットスピードの特徴や他シリーズとの比較、実際のユーザー評価などを通じて、その魅力を深掘りしてきました。
結論として言えるのは、「価格と性能のバランス」で選ぶなら、ジェットスピードは今でも間違いなく“買い”のクラブだということです。
【価格の面で優秀】
・フェアウェイウッドは1本3,000〜7,000円前後
・アイアンセットも2万円台前後で状態良好なものが手に入る
・この価格帯で、フェース下部でも飛ぶ・球が上がる・ミスに強いという性能を持ったモデルは非常に希少です
【性能面での満足度も高い】
・スピードポケットによる高初速設計
・深重心・低重心による球の上がりやすさ
・上下の打点ズレにも強く、飛距離の安定性が抜群
・フェアウェイからのショットでも自然にキャリーが稼げる設計
【初心者〜中級者への適性】
・“打てる”ことを実感しやすく、自信につながる
・フェアウェイウッドやアイアンに苦手意識のあるゴルファーにとって、再スタートの1本にも最適
・軽量シャフトモデルやレディースモデルも充実しており、幅広い層に対応
【こんな人におすすめ】
✔ 初心者で、最初に使いやすいフェアウェイウッド・アイアンを探している
✔ 中古でも性能に妥協したくない
✔ 予算を抑えつつ、飛距離アップとやさしさを両立したい
✔ 競技志向ではないが、ゴルフをもっと楽しみたい
“古くても通用するクラブ”は数あれど、ジェットスピードほど「使いやすさ・飛び・コスパ」の3要素が高水準で揃っているモデルはそう多くありません。
時代を超えて評価され続ける理由を、ぜひご自身のラウンドで体感してみてください。
記事まとめ
- ジェットスピードは2013年に登場した“スピードポケット搭載第1世代モデル”
→ フェース下部でも高初速が出る構造で、ミスに強いクラブとして定評がある。 - フェアウェイウッドは球が上がりやすく、特に3W・5Wのやさしさが初心者に好評
→ ティーショットでもセカンドでも使える万能FW。 - 初心者でも使いやすく、スライスしにくい設計
→ スイートエリアが広く、自然とまっすぐ飛びやすい。 - レディースモデルも存在し、非力な方でも振りやすい軽量設計が特徴
→ ロフト多め・軽量シャフトで高弾道が打てる。 - アイアンセットも“飛び系”で高弾道&ワイドスイートエリアが魅力
→ スコアアップに直結するやさしさ。 - 飛距離性能はヘッドスピード別でも安定しており、キャリーで稼げる設計
→ スピードポケットが打点のズレをカバーしてくれる。 - 中古市場では非常にコスパが高く、1本3,000円台から入手可能
→ セットでも2万円前後で揃うのが魅力。 - 劣化しやすい部分(スピードポケット・グリップ・シャフト)をチェックすれば安心
→ 買い物失敗を防ぐための目利きポイントも重要。 - ボールは「スピードソフト」などの低コンプレッション系との相性が抜群
→ 飛び+打感+やさしさを引き出す組み合わせ。 - 現行モデルと比較しても、“価格と性能のバランス”で今選ぶ価値がある1本
→ 初心者にもベテランにもおすすめできる“隠れた名器”。

