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テーラーメイドのM4ドライバーは、2018年の発売以来「直進性が高くてやさしい」と評判を集め、今でも中古市場で人気の高いモデルです。ツイストフェースによる打点のブレに強い設計や、高慣性モーメント構造による安定性は、多くのアベレージゴルファーに支持されてきました。しかし一方で、「M4ドライバーは飛ばない」と感じるゴルファーも一定数存在します。
なぜ、飛ぶと言われるクラブで「飛ばない」と感じてしまうのか。その多くはクラブの性能そのものよりも、ロフトやシャフトが合っていない、スイングとの相性が悪い、打点がばらついているといった要因にあります。特にM4は直進性を重視した設計のため、低スピンの強弾道を求める上級者には物足りなく感じられる場合もあるのです。
本記事では「m4 ドライバー 飛ばない」というテーマを軸に、M4ドライバーの特徴、飛ばないと感じる原因と改善策、合う人・合わない人の違い、さらにはM6や2021モデルとの比較やおすすめシャフトまでを詳しく解説します。
購入を検討している方や、今の飛距離に悩んでいる方にとって、最適な判断材料になるはずです。
Contents
M4ドライバーの特徴と発売時期
発売時期と背景
テーラーメイドM4ドライバーは、2018年2月に発売されたモデルです。当時は「M3」と並んでラインナップされ、M3が調整機能を豊富に備えた上級者向けだったのに対し、M4はシンプルで直進性に優れた設計で、幅広いゴルファーに対応できるクラブとして登場しました。
最大の特徴|ツイストフェース
M4最大のトピックは「ツイストフェース」の採用です。これはフェース面をわずかにねじることで、トゥやヒールで打ったときの曲がり幅を抑えるという革新的なテクノロジー。結果として、芯を外してもフェアウェイを狙える確率が高まり、アベレージゴルファーにとって大きな安心感をもたらしました。
高慣性モーメントによる安定性
M4はヘッド後方に重量を配分した構造で、慣性モーメント(MOI)が高められています。これによりスイングがブレてもヘッドがぶれにくく、打点が多少ずれても安定した弾道を実現。特にスライスに悩むゴルファーからは「まっすぐ飛ぶ」と高評価を得ました。
「やさしさ」を重視した設計思想
当時のテーラーメイドは飛距離性能と操作性に注力したモデルが多かった中で、M4は「やさしさ」を前面に押し出したモデル。調整機能が少ない分、構えてシンプルに振るだけで安定した弾道を得られるため、初心者〜中級者のエントリーモデルとしても評価されています。
M4ドライバーが「飛ばない」と感じる理由

芯を外すインパクトが多い
M4は直進性に優れた設計ですが、ミート率が低ければ飛距離は出ません。特にトゥ寄りやヒール寄りに当たると、初速が落ちてスピン量も増え、キャリー不足に直結します。「飛ばない」と感じるゴルファーは、まず打点の安定を見直す必要があります。
ロフト角・シャフトが合っていない
純正シャフト(FUBUKIやKUROKAGE)は軽量で振り抜きやすい反面、ヘッドスピードが速い人には吹き上がりやすくなります。逆にHSが遅い人が硬め・重めのシャフトを使うと、球が上がらず飛距離をロスします。ロフト角も含め、自分のスイングに合ったスペックを選ばないと「飛ばない」と感じやすいのです。
打ち出し角とスピン量の問題
M4は直進性を重視した設計で、低スピン弾道を打ちたい人には物足りなく感じられることがあります。打ち出し角が低すぎる、あるいは逆にスピン量が多すぎると、キャリーが稼げず「飛ばない」という印象につながります。
ヘッドスピード不足
ヘッドスピードが40m/s未満の場合、M4のポテンシャルを十分に発揮できないことがあります。M4はある程度の初速が出せるゴルファー向けで、HSが足りないと飛距離の伸びを実感しにくいのです。この場合はゼクシオなどの軽量モデルの方がマッチするケースもあります。
飛距離アップのための改善ポイント

ティーアップを見直す
M4は高慣性モーメント設計で球が上がりやすい反面、ティーが低すぎると打ち出し角が不足してキャリーをロスします。ボール半分程度がヘッドの上に出る高さにティーアップし、アッパーブローで捉えることで飛距離が伸びやすくなります。
アッパーブロー気味のスイングを意識
M4の性能を活かすには、レベルブローよりもややアッパーブロー気味のスイングが効果的です。インパクトでロフトをしっかり使い、適正スピン量(2,000〜2,500rpm)を確保すれば、直進性と飛距離を両立できます。
シャフトを見直す
「飛ばない」と感じる場合、シャフトが合っていない可能性が高いです。軽量・柔らかめのシャフトで球を上げやすくするか、逆に先端剛性のあるシャフトで吹き上がりを抑えるか、自分のHSや弾道に合わせて選ぶことが重要です。VENTUS BLUEやTOUR AD DIなどは、M4ユーザーに人気のカスタムシャフトです。
カチャカチャ調整を活用する
M4にはロフト角・ライ角を調整できる「カチャカチャ」機能があります。ロフトを+1度にすると球が上がりやすくなり、キャリー不足を解消できます。逆に吹き上がりすぎる場合は-1度にするなど、細かな調整で飛距離を最適化しましょう。
M4が向いている人・向いていない人

M4が向いている人
- 初心者〜中級者ゴルファー
スライスやミスショットに悩む人でも、ツイストフェースと高慣性モーメント設計によって直進性が高まり、安定した弾道を得やすいです。 - 芯を外しやすい人
フェースの許容範囲が広いため、多少打点がずれても飛距離ロスが少なく、フェアウェイキープ率を高められます。 - シンプルに振りたい人
複雑な調整機能が少ないため、難しい調整を気にせず「振るだけで安定した弾道」を求める人に最適です。
M4が向いていない人
- 飛距離を最優先する上級者
低スピンの強弾道や、細かい弾道調整を求めるゴルファーには、M4は物足りなく感じることがあります。M6やSIM2などの高反発・低スピン系モデルの方が適しています。 - ヘッドスピードが遅すぎる人
HS35m/s以下ではM4のポテンシャルを活かしにくく、ゼクシオや本間BERESなどの軽量モデルの方が飛距離が出やすい場合があります。
M4とM6の違い

設計思想の違い
- M4:直進性とやさしさを重視。ツイストフェースと高慣性モーメント設計で、ミスに強く安定した弾道を狙える。
- M6:2019年に登場。スピードインジェクション(フェース反発を限界まで調整する技術)を搭載し、飛距離性能をさらに追求。
飛距離性能
M4は「安定してまっすぐ飛ぶ」点が強みですが、飛距離はM6の方がやや上。特にヘッドスピードが速いゴルファーにとっては、M6の低スピン性能による強弾道の方が距離が伸びやすいです。
操作性と調整機能
M4はシンプル構造で調整機能が少ない分、初心者でも扱いやすい設計。M6はロフト・ライ角を調整できるカチャカチャ機能を活かせば、自分好みの弾道に調整可能です。
選び方の目安
M4シリーズのクラブ展開

M4 アイアン
M4アイアンは、高反発フェースと低重心設計により、ボールが自然に上がりやすいモデルです。直進性が高く、スイートスポットを外しても飛距離ロスが少ないため、初心者やアベレージゴルファーに最適。アイアン特有の「難しさ」を感じさせないやさしい設計が魅力です。
M4 フェアウェイウッド
M4フェアウェイウッドは、ツイストフェースを搭載し、地面からのショットでも安定した方向性を発揮します。打ち出し角が高めに出やすいため、ロングホールのセカンドやティーショットの代わりとしても活躍。初心者から上級者まで幅広く使える万能クラブです。
M4 アイアンセット
フルセットで販売されているM4アイアンは、中古市場でも高い人気を維持しています。ドライバーやフェアウェイウッドと合わせてM4で統一すれば、打感や弾道のバランスが取りやすく、総合的なプレーの安定感につながります。
M4 2021モデルとの違い

基本設計は継承
2021年に登場したM4ドライバーは、2018年モデルの基本設計をそのまま踏襲しています。ツイストフェースや高慣性モーメント構造といった「やさしさを重視したテクノロジー」は継続されており、直進性の高さや安定した弾道性能は健在です。
細部の改良でさらにやさしく
2021モデルは、重量配分や打感のチューニングが施され、より「球が上がりやすい」「振り抜きやすい」クラブに進化しました。初心者やシニアゴルファーが扱いやすいように、寛容性を一段と強化した点が特徴です。
選び方の目安
- 2018年M4:中古市場で2万円台から入手可能。コスパを重視する人におすすめ。
- 2021年M4:新しめのモデルで、保証付き新品・良質な中古を選びやすい。最新クラブにこだわらず「やさしいモデル」を探している人に適しています。
どちらを選ぶべきか
性能差は大きくないため、コストを抑えたいなら2018年モデル、中古よりも安心感を重視したいなら2021年モデルがベスト。いずれも直進性とやさしさを武器に、長く使えるドライバーといえます。
M4に合うおすすめシャフト

純正シャフトの特徴
M4には、FUBUKI TM5 や KUROKAGE TM5 といった純正シャフトが装着されています。これらは軽量・中調子で、ヘッドスピードが速くないアベレージゴルファーに適した設計。振り抜きやすく、球が上がりやすい反面、ヘッドスピードが速いゴルファーには吹き上がる印象を持たれることもあります。
ヘッドスピード別おすすめシャフト
- HS38〜42m/s:軽量カーボン系(TENSEI BLUE TM50、Speeder NX 50)でやさしく高弾道。
- HS43〜46m/s:中調子の Fujikura VENTUS BLUE や TOUR AD DI がおすすめ。直進性と飛距離を両立できます。
- HS47m/s以上:Diamana TB や Project X HZRDUS Smoke Black などの剛性の高いシャフトで吹き上がりを防止。
シャフト交換で飛距離アップした実例
「純正シャフトでは球が上がりすぎて飛距離が出なかったが、VENTUS BLUEに替えたらキャリーが+15y伸びた」など、実際にシャフト交換で成果を得た声は多くあります。M4は直進性の強いヘッドだけに、シャフト次第で飛距離性能を大きく引き出せるのが魅力です。
ヘッドスピード別おすすめシャフト表(M4ドライバー対応)
| ヘッドスピード目安 | おすすめシャフト | 特徴・メリット |
|---|---|---|
| HS38〜42m/s | TENSEI BLUE TM50(純正) / Speeder NX 50 | 軽量で振り抜きやすく、 高弾道でキャリーを稼ぎやすい。 初心者やシニア向け。 |
| HS43〜46m/s | Fujikura VENTUS BLUE / TOUR AD DI | 中調子で安定性と飛距離を両立。 直進性が高く、吹き上がりを防ぎやすい。 |
| HS47m/s以上 | Diamana TB / Project X HZRDUS Smoke Black | 剛性が高く、叩いても吹き上がらず 低スピン強弾道。ハードヒッター向け。 |
\高性能/
ヘッドスピード測定器

M4ドライバーの発売日と評価

発売日
テーラーメイド M4 ドライバーは 2018年2月 に発売されました。同時に上級者向けの M3 も発表され、「Mシリーズ」の二本柱として展開。M3が細かな調整機能を備えたアスリートモデルだったのに対し、M4はシンプルで直進性の高い「やさしいドライバー」として位置付けられました。
当時の評価
発売当初から「スライスが出にくい」「曲がり幅が少ない」と直進性に関する評価が高く、アベレージゴルファーを中心に人気を獲得しました。特にツイストフェースの効果を実感する声が多く、「ミスヒットしてもフェアウェイに残る確率が増えた」というレビューが目立ちました。
現在の評価
最新モデルが続々登場する中でも、M4は「中古市場でコスパの高いモデル」として再評価されています。新品価格の半分以下で購入できるケースも多く、「飛距離性能は最新モデルに劣るが、安定性は十分」との声もあります。直進性を重視するゴルファーにとって、いまでも有力な選択肢です。
まとめ

テーラーメイド M4 ドライバーは、2018年に発売されて以来「直進性が高くやさしいドライバー」として多くのゴルファーに支持されてきました。一方で「飛ばない」と感じる人がいるのは、クラブそのものの性能ではなく、打点のブレ、シャフトやロフトの不一致、ヘッドスピード不足、スピン量の不適正といった要因が大きいといえます。
飛距離アップを目指すなら、ティーアップの高さやアッパーブローの打ち方を見直し、ヘッドスピードに合ったシャフトを選ぶことが重要です。また、カチャカチャ機能でロフト調整を行えば、自分のスイングに合わせて最適な弾道を実現できます。
M4は、初心者から中級者まで幅広く対応できるやさしいモデル。飛距離性能をさらに求めるならM6やSIMシリーズに進む選択肢もありますが、安定性とコストパフォーマンスを重視する人にとって、M4は今なお現役で十分戦えるドライバーです。
✅ 記事まとめ

- テーラーメイドM4ドライバーは2018年発売の人気モデル。
- ツイストフェース搭載で打点のブレに強く、直進性が高い。
- 「飛ばない」と感じる原因は性能ではなく、シャフト・ロフト不一致が多い。
- 芯を外すインパクトやヘッドスピード不足も飛距離ロスの要因。
- 飛距離改善にはティーアップの高さとアッパーブローの打ち方が有効。
- カチャカチャ調整で弾道を最適化できる。
- 向いているのは初心者〜中級者、スライスやミスを減らしたい人。
- M6は飛距離性能重視、M4は安定性重視という差がある。
- アイアン・フェアウェイウッドなどM4シリーズ全体もやさしさ重視の設計。
- 中古市場でコスパが高く、今も現役で使える名器。
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