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ゴルフクラブの飛びや曲がりに悩んでいるあなた。もしかすると、その原因はシャフトの相性にあるかもしれません。中でも人気の高い「ツアーAD IZ」は、プロにも支持される高性能シャフトとして注目を集めていますが、「自分に合うのか？」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
ツアーAD IZは、そのしっかりとした中調子設計と直進性の高さが特徴で、スイングスピードや打ち出し角度によっては飛距離アップにもつながる一本です。しかし一方で、「使いこなすのが難しい」「思ったより硬く感じた」という声もあり、向き・不向きが分かれるシャフトでもあります。
この記事では「ツアーAD IZ 合う人」を中心テーマに、適正なヘッドスピードや使用しているプロの例、スペックごとの違いや中古購入時の注意点まで、徹底的に解説していきます。もしあなたが、より安定した弾道と飛距離を手に入れたいと考えているなら、ぜひ最後までチェックしてみてください。
Contents
- 1 ツアーAD IZとは？特徴と性能を解説
- 2 ヘッドスピード別おすすめスペック
- 3 ツアーAD DI 6Sの振動数と特徴
- 4 ツアーAD IZ 使用プロ
- 5 ツアーAD IZ 中古
- 6 ツアーAD IZ フェアウェイウッド
- 7 ✅記事まとめ
- 8 自宅が“上達空間”に変わる練習器具3選
- 9 プロの練習は“見える化”と“体感”が基本！最短で上達する必須アイテム2選
- 10 割引・特典・予約のしやすさで選ぶ！ゴルフ場予約はどこがいい？
- 11 【幹事さん必見】ゴルフコンペが盛り上がる！ウケる景品＆楽チンセット紹介
- 12 使っていないクラブやウェア、眠らせていませんか？売って買い替えが今アツい！
- 13 上司・同僚・ゴルフ仲間に◎ ゴルフ好きの心をくすぐるギフトサイト紹介
- 14 独学に限界を感じたら…本気で上達したい人のためのゴルフレッスン特集
ツアーAD IZとは？特徴と性能を解説
ツアーAD IZは、グラファイトデザイン社が手がける人気シャフトシリーズのひとつ。中調子に分類されるシャフトで、しなり戻りがスムーズで、ヘッドスピードを効率よくボールに伝えられる構造になっています。手元側がしっかりしていて、先端側の剛性も高いため、叩いても暴れにくく、直進性の高い弾道が出しやすいのが大きな特徴です。
このシャフトは、風に負けない強い球を打ちたいプレーヤーや、スピン量を抑えて飛距離を伸ばしたいゴルファーに特に向いています。インパクトゾーンでシャフトが安定しやすく、芯を食った強い球が打ちやすい設計になっているため、「つかまりすぎて左に行くミスが多い」「操作性よりも安定性を重視したい」という人におすすめです。
また、IZシリーズは重量帯やフレックスが豊富に用意されており、5S〜7Xまで幅広く展開。自分のスイングスピードや体力に合わせて最適なモデルを選べる点も、ゴルファーから支持される理由の一つです。
IZというネーミングは「Into the Zone」を略したもので、スイング中に「ゾーンに入ったかのような集中状態」で振れるというコンセプトから来ています。その名の通り、無駄な挙動を排除し、狙ったラインにまっすぐ飛ばせる設計思想が詰まっています。
ツアーAD IZが合う人の特徴
ツアーAD IZが合うのは、ヘッドスピードがある程度あり、スイングが安定している中・上級者のゴルファーです。特に、ヘッドスピードが40〜50m/s前後の方にとっては、スピン量を抑えた強い弾道を打ちやすく、距離と方向性の両立がしやすくなります。
このシャフトの最大の特徴は、中調子で手元がしっかりしており、先端も走りすぎない点。つまり、インパクト時にシャフトが暴れにくく、球筋のブレが少ないため、左へのミス（引っ掛けやチーピン）に悩んでいる人には特におすすめです。
また、フェースターンを抑えてスイングしたいタイプや、「つかまりすぎるシャフトだと左に行ってしまう」という人にとっては、ちょうど良い捕まり具合に感じられるはずです。逆に、ヘッドスピードがやや遅めの方や、弾道に高さやつかまりを求める方にとっては、「少し難しい」と感じる場面もあるでしょう。
スイングタイプとしては、「インパクトでしっかり叩いていきたい」「しなり戻りを使って押し込みたい」というゴルファーに向いています。タイミングよくしなりを感じながら振れる方にとっては、扱いやすく感じられるはずです。
要するに、ツアーAD IZが合うのは、「ミスを減らして安定したストレートボールを打ちたい中〜上級者」「つかまりすぎないシャフトを探している人」「叩いても左に行かせたくない人」など。飛ばしよりもコントロールを重視したい方に、強くおすすめできるシャフトです。
ヘッドスピード別おすすめスペック
ツアーAD IZにはさまざまな重量帯とフレックスがあり、ゴルファーのスイングタイプやヘッドスピードに合わせて選ぶことができます。自分に合ったスペックを選ぶことで、飛距離や方向性の安定感が大きく変わってきます。ここでは代表的なスペックごとに、どんなヘッドスピードやプレースタイルに合うのかを解説していきます。
ツアーAD IZ 5Sのヘッドスピード適正
ツアーAD IZ 5Sは、シリーズの中で軽量タイプに位置づけられるモデルです。重量は約55g台で、シャフトのしなりをしっかり感じやすい設計になっています。対象となるヘッドスピードの目安はおよそ40〜43m/sで、ミート率を高めたいアベレージゴルファーや、非力な方、シニア・女性ゴルファーにも選ばれています。
このモデルは軽量でありながら、手元と先端の剛性がしっかりしているため、振り遅れやシャフトの“暴れ”が少なく、弾道も直進的です。スイング中のタイミングがとりやすく、シャフト全体が一体感を持ってしなることで、無理に力まずに飛距離を伸ばせるメリットがあります。
特に、アイアンで150ヤード前後を狙える方や、フェアウェイウッドでもしっかり打ちたいゴルファーにとっては、非常に扱いやすいスペックと言えるでしょう。また、5Sを試すことで「自分には軽すぎる」と感じた場合は、6Sに切り替えることでさらに安定感が増すため、スペックの比較試打もおすすめです。
一方で、ヘッドスピードが44m/sを超えてくるような方には、やや柔らかく感じる可能性があります。その場合はしなりすぎによるタイミングのズレや、ボールが吹け上がる原因にもなるため注意が必要です。
ツアーAD IZ 6Sのヘッドスピード適正
ツアーAD IZ 6Sは、ツアーADシリーズの中でも最も使用率が高く、スタンダードなモデルとされています。重量は60g台中盤で、しなり感と振りごたえのバランスが絶妙。推奨されるヘッドスピードは43〜46m/s程度で、しっかり振れる中級者以上のゴルファーにフィットしやすい設計です。
6Sの魅力は、シャフトの挙動がとても素直な点です。切り返しで無理な動きをせず、ダウンスイングで自然としなり戻るため、タイミングを合わせやすく、ミート率の向上にもつながります。特に、「先端が走りすぎると引っ掛けが怖い」「手元のしっかり感は欲しいけど、全体的に硬すぎるのは嫌」という方にはぴったりのバランスです。
飛距離に関しても、無駄なスピンを抑えながらも、適度な打ち出し角でランも期待できます。高弾道ではなく、やや抑えた中弾道でグリーンを狙っていくスタイルに向いており、風の影響を受けにくいのもメリットです。
このモデルは、競技志向のゴルファーはもちろん、「ドライバーをもっと叩いていきたいけど、方向性も犠牲にしたくない」と考えている人にもおすすめです。実際、ツアープロでも6Sを選ぶ選手が多く、万人受けする完成度の高いスペックと言えるでしょう。
逆に、ヘッドスピードが42m/s以下の方にとっては、硬さや重さが負担になる可能性もあります。その場合は5Sや軽量系シャフトの方が、振り切れる安心感があるかもしれません。
ツアーAD UBのヘッドスピード適正
ツアーAD UBは、ツアーADシリーズの中でも、より「叩ける」仕様として開発されたモデルです。UBは“Up and Beyond”の略で、「さらなる飛びと安定性」を目指して作られており、ツアーAD IZよりも先端剛性がさらに強化されています。そのため、ヘッドスピード45m/s以上の上級者、特にハードヒッターに向いているシャフトです。
UBは手元と先端の両方に高い剛性を持たせており、スイング中にシャフトが「しなる」感じが少なめ。その分、インパクトでシャフトが暴れにくく、低スピン・中弾道で力強い球が出るのが特徴です。IZに比べてつかまりを抑えた設計なので、「ドローがきつすぎる」「左のミスが怖い」というプレーヤーには、UBの方が安心して叩けるでしょう。
一方で、しなり戻りをうまく活用して飛ばしたいプレーヤーや、タイミングを取りやすいシャフトを好む人には少々ハードに感じられる可能性があります。スイング中にシャフトの挙動を感じて打ちたいという方は、IZの方がマッチすることもあります。
プロの中でも、IZからUBに乗り換えた選手が多く、特に「強い風に負けたくない」「縦距離のズレを抑えたい」という場面で信頼されているようです。ただし、UBはシャフト自体がしっかりしているため、ヘッドスピードが不足していると球が上がりにくく、飛距離ロスにもつながる点に注意が必要です。
UBとIZは似たようなコンセプトを持ちながらも、挙動やフィーリングにははっきりとした違いがあります。自分のスイングに合ったものを選ぶためには、試打での感触を大切にするのがベストです。
ツアーAD DI 6Sの振動数と特徴
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ツアーAD DI 6Sは、IZやUBと並んで人気の高いモデルで、特に「操作性」や「ボールの上がりやすさ」を求めるゴルファーに支持されています。振動数の目安は約260〜265cpm前後（メーカー測定値や個体差により変動あり）で、IZよりもやや柔らかめの挙動を示すのが特徴です。
DIの最大の特長は、先調子の設計により、しなり戻りが速く、ボールを高く上げやすいという点。インパクトでフェースが自然に返りやすく、つかまりの良い弾道が打てるため、フェード系からドロー系に変えたいと考えるゴルファーにも合います。
IZが中調子で直進性と低スピンを重視しているのに対し、DIは高弾道・つかまり重視のシャフト。ボールを上げたい、キャリーを稼ぎたいというニーズに応えてくれます。また、球の高さが出やすいため、アイアンでグリーンを狙うような精密なゴルフを志向する方にもおすすめです。
一方で、叩いてもしなりが大きく出るため、「振りに行ったときに球が左に出やすい」と感じる方もいます。左へのミスが多いゴルファーにとっては、DIよりもIZやUBのような剛性の高いモデルの方が安心できるかもしれません。
振動数だけを見るとDI 6SはIZ 6Sと近いスペックに思えますが、実際の挙動や打ち出し角の違いは意外と大きく、選び方を間違えると「しっくりこない」結果になることもあります。そのため、DIは「ある程度つかまりが欲しい」「自分でボールをつかまえに行きたい」という人に向いており、操作性と飛距離を両立したいゴルファーにおすすめのモデルです。
ツアーAD IZ 使用プロ
ツアーAD IZは、アマチュアゴルファーだけでなく、多くのプロゴルファーにも愛用されている実績あるシャフトです。特に中調子で安定性の高い挙動が、プロの要求する「狙ったラインに真っ直ぐ打ち出せる」性能とマッチしており、ツアー現場でも高く評価されています。
代表的な使用プロのひとりが清田太一郎プロ。PINGのG400ドライバーと組み合わせてツアーAD IZを使用し、試合では「叩いても左に行かずに狙える」と高く評価していました。特に風が強い場面や、フェードを打ちたい状況での直進性に信頼を置いていたようです。
また、塚田好宣プロもIZを愛用していた一人。彼は以前はツアーAD TPを使っていましたが、IZに切り替えてから「よりしっかり叩けて、つかまりすぎないのがいい」とコメント。シャフトのしっかり感と先端の安定性が、自分のスイングテンポと非常に合っていたとのことです。
さらに、米ツアーの一部選手にもIZを使用している例があり、アメリカでもスピン量を抑えて強い弾道を求める選手の間で評価されています。特に、「ボールが上がりすぎて距離が合わない」と感じていた選手がIZに替えたことで、弾道が安定し、縦距離のバラつきが減ったという声もあります。
プロが選ぶ理由としては、単に“飛ぶ”だけでなく、「狙ったところに打てる再現性の高さ」や「叩きにいってもブレない安心感」が挙げられます。つまり、ミスを減らしながらスコアを作りたいゴルファーにとって、ツアーAD IZは非常に信頼できるシャフトなのです。
ツアーAD IZは難しい？
ツアーAD IZは性能の高いシャフトとして評判ですが、一部のゴルファーからは「難しい」と感じる声があるのも事実です。では、なぜそう感じるのでしょうか？ その理由は大きく3つあります。
まずひとつ目は、中調子×高剛性設計ゆえの“しなり感の少なさ”です。IZは、手元と先端の剛性が高めに設計されており、全体的にしっかりとしたフィーリング。これが「振ってもシャフトが反応しにくい」と感じる人にとっては、タイミングが取りにくく、振り遅れやミスヒットにつながることがあります。特に、ヘッドスピードが40m/s未満のゴルファーには硬く感じられるかもしれません。
2つ目は、捕まりが控えめな点です。IZは左へのミスが出にくい反面、自分からボールをつかまえにいけないとスライスやフェードが強く出る傾向があります。そのため、スイング中にフェースターンがあまりできない方や、もともと捕まりの悪いクラブと組み合わせると、思ったような飛びが得られない場合があります。
そして3つ目は、ヘッドやスイングタイプとの相性です。例えば、捕まりが弱いヘッド（PING G425 MAXなど）や、アウトサイドインのスライサーがIZを使うと、弾道が右に出やすくなり、「使いこなせない＝難しい」という印象を持つことがあります。
ただしこれは裏を返せば、「ヘッドスピードがあり、自分で球をつかまえられるタイプ」にとっては、左のミスを抑えて安定性を高められる強力な武器にもなります。つまり、IZが“難しい”と感じるかどうかは、自分のスイングとどれだけ合っているかによるのです。
難しいと感じたら、よりしなりを感じられるDIや、軽めのモデル（5Sなど）を検討するのも選択肢です。試打して感触を確かめることで、自分にとって「難しい」のか「合っている」のかを見極めましょう。
ツアーAD IZに似たシャフト
ツアーAD IZに興味があるけれど、「もう少し軽めがいい」「もう少しつかまってほしい」と感じる方もいるかもしれません。そんな時に気になるのが「ツアーAD IZに似たシャフト」。IZと同じようなコンセプトやフィーリングを持ちつつ、微妙に違う性能を持つシャフトはいくつか存在します。
まず挙げられるのが、ツアーAD DI。IZと同じグラファイトデザイン製で、先調子寄りの設計です。DIはIZよりもややつかまりやすく、しなり戻りも感じやすいため、「IZだとタイミングが合わなかった」「もう少しフェースターンしたい」という方にはぴったり。しなり感を重視したい方におすすめです。
次に似ているとされるのが、ベンタスブルー（Velocore搭載）です。ベンタスブルーは中調子で、IZと同様に直進性の高い設計ですが、よりしっかりとしたフィーリングがあります。特に振動数が高めで、IZよりもさらに“しっかり叩いていきたい人”向けの印象です。IZよりハードなフィーリングを求める方におすすめです。
また、フジクラのスピーダーNXブラックも比較対象に挙がります。こちらも中調子で、安定性が高く、スピン量を抑えた球が打てるという点でIZと方向性が近いモデルです。NXブラックの方がやや弾道が強く出る傾向があり、操作性と飛距離のバランスを取りたい方に適しています。
IZが合いそうだけど、どこかフィーリングが合わなかった場合、こういった「似て非なる」シャフトを試すことで、自分にとってベストな選択肢が見つかるかもしれません。特にDIやNXブラックは、試打クラブのラインナップにも多く入っているため、比較しやすいのもメリットです。
ツアーAD IZ ヘッドスピード
ツアーAD IZを選ぶうえで最も重要な指標のひとつが「適正なヘッドスピード」です。シャフトが自分のスイングスピードと合っていないと、球が上がらなかったり、方向性が不安定になったりする原因になります。ツアーAD IZは中調子でしっかりしたシャフトなので、推奨されるヘッドスピードはおおよそ40〜50m/sです。
一般的な目安として、5Sモデルであれば40〜43m/s程度、6Sは43〜46m/s、6Xや7Sになると45m/s以上が理想とされています。つまり、ヘッドスピードが速めで、ある程度“叩いていける”スイングをするゴルファーに適したモデルといえます。
IZの特徴として、「振ってもしなりすぎず、暴れにくい」という点があるため、スイングのテンポが速い人や、トップから一気に振り下ろすタイプにもフィットしやすいです。また、ダウンスイングでシャフトのしなり戻りを意識して打つタイプにとっても、適正なヘッドスピードを持っていれば理想的な弾道が得られます。
一方、ヘッドスピードが40m/sを下回る方の場合、シャフトがしなり切らずに球がつかまらなかったり、高さが出にくいという課題も出てきます。そうした場合は、IZの5Rや5SRなど、軽量かつ柔らかめのモデルを選ぶか、よりしなりの感じやすいシャフトに切り替えるのが無難です。
また、IZはスピン量を抑えられる設計のため、ヘッドスピードが適正であれば風に強く、安定した中弾道が出やすいというメリットもあります。「最近球が吹き上がる」「飛距離のロスが気になる」という方には、ヘッドスピードさえマッチしていれば、IZは強い味方になってくれるはずです。
ツアーAD IZ 中古
ツアーAD IZはプロ・アマ問わず人気のシャフトであるため、中古市場にも多く出回っています。新品で購入すると3万円以上することもあるIZですが、中古であれば1万円台後半〜2万円台前半で手に入ることも多く、コストパフォーマンスを重視する方には非常に魅力的な選択肢です。
中古でツアーAD IZを探す場合、まず気をつけたいのがスリーブの互換性です。多くの中古シャフトはすでにスリーブが装着されており、「どのメーカーのヘッドに装着できるか」が決まっています。たとえば、PING用、テーラーメイド用、キャロウェイ用など、スリーブ違いで互換性がありませんので、自分のクラブに合ったものを選ぶことが必須です。
また、シャフトの長さにも注意が必要です。中古品は元の持ち主のセッティングに合わせてカットされている場合が多く、標準より短いものもあります。自分の理想のクラブ長（たとえばドライバーで45.25インチなど）をあらかじめ把握しておくと、購入時のミスマッチを防げます。
傷や劣化具合もチェックポイントです。特にグリップの状態は要確認で、摩耗や硬化が進んでいれば交換費用が別途かかります。可能であれば、写真や商品説明で「全体の状態」「バット側・先端側の傷」などを確認しておきましょう。
購入先としては、楽天市場やYahoo!オークション、ゴルフパートナーの中古サイトなどがメジャーです。特にゴルフ専門店が運営する中古ショップでは、スリーブ交換サービスやグリップ交換オプションが用意されていることもあり、初心者でも安心して購入できます。
中古でIZを手に入れることは、コストを抑えつつも高性能シャフトを試せる大きなチャンスです。ただし、スペックや状態をしっかりチェックすることで、失敗のない買い物につながります。
ツアーAD IZ フェアウェイウッド
ツアーAD IZはドライバー用シャフトとして有名ですが、実はフェアウェイウッド（FW）との相性も非常に優れたシャフトです。特に「ティーショットだけでなく、地面からでも安定して打ちたい」というゴルファーには、FW用にIZを採用することでスコアメイクの安定性が高まります。
フェアウェイウッドにIZを挿すメリットは、中調子の素直な挙動によるコントロール性能と、スピンを抑えた中弾道の強い球が打てること。ドライバーと同じく、手元と先端の剛性バランスがしっかりしているため、打ち急いでもシャフトが暴れにくく、地面から打ってもブレが出にくいのが魅力です。
また、IZは「捕まりすぎない」という特徴があるため、FWで引っ掛けやすい方や、左へのミスを抑えたい人にも相性が良いシャフトです。特にスプーン（3W）などでのティーショット用クラブとして採用されることも多く、「風に強い球を打ちたい」「ドライバーが苦手だからFWで稼ぎたい」というシーンでも活躍します。
一方で、ヘッドスピードがあまりない方には、地面からのショットで球が上がりづらく感じることもあります。特にロフトの少ない3Wなどでは、ヘッドとの相性やロフト選びに注意が必要です。5Wや7Wのようなロフトが多めのクラブと組み合わせることで、弾道の高さも確保しやすくなります。
最近では、ドライバー・フェアウェイウッドともにIZで揃えるセッティングを選ぶ人も増えています。スイングリズムを統一できるという意味でも、クラブ全体の一体感を出したい方にはおすすめの構成です。
ツアーAD IZのフェアウェイウッド用シャフトは、単体購入も可能ですし、中古市場でも見つかりやすいため、ドライバーでの使用感が気に入った方は、ぜひFWにも取り入れてみると良いでしょう。
✅記事まとめ
- ツアーAD IZは中調子で直進性と安定性に優れた高性能シャフトです。
- 合う人はヘッドスピード40〜50m/sの中・上級者で、左のミスを抑えたい人に最適です。
- 5Sはヘッドスピード40〜43m/sに向いており、軽くてしなりを感じやすい設計です。
- 6Sは43〜46m/sの標準的なスイングに最適で、最も使用率が高いバランス型モデルです。
- UBは45m/s以上のハードヒッター向けで、より剛性が高く風に強い弾道が出ます。
- DIは振動数がやや低く、しなり戻りと操作性に優れた高弾道モデルです。
- ツアーAD IZは多くのプロも使用しており、叩けて左に行きにくい点が評価されています。
- 難しいと感じるのは、スイングタイプやヘッドスピードが合っていない可能性があります。
- 似たシャフトにはDI、ベンタスブルー、スピーダーNXブラックなどが挙げられます。
- フェアウェイウッドにもIZは好相性で、ティーショット・地面からのショット両方で活躍します。
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