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「プロが使っている=難しいアイアン」と思っていませんか?
たしかに、操作性に優れたタイトリストのアイアンは“上級者向け”のイメージがあります。しかし、実はCB714は操作性と寛容性をバランスよく両立したモデルとして、今でも多くのプロに支持され続けている名器です。
2014年に発売されたCB714は、現在のT100シリーズに繋がるキャビティバック構造を採用。ピュアな打感とフェースの安定性を両立し、「叩いても暴れない」「ラインを出しやすい」など、多くのプレーヤーから高評価を得てきました。
現在でも国内外のプロがCB714をセッティングに入れているのは、まさに**“替えが効かない安心感”**があるからこそ。とくに、ツアーにおいて「ミスを最小限に抑えたい」場面でこそ、このアイアンの真価が発揮されます。
本記事では、CB714を使用しているプロゴルファーの実例や、後継モデルとの違い、さらには女子プロや他メーカーの使用状況まで徹底的に解説。中上級者はもちろん、**「これからステップアップしたい」**という方にも参考になる内容を網羅しています。
最後には、実際にCB714を使用したゴルファーの体験談や選び方のコツもご紹介しますので、「自分にも使える?」と感じた方は、ぜひ最後までお読みください。
Contents
CB714を使用していたプロゴルファーとは?
ツアーの現場でCB714を目にする機会は、発売から10年経った今もなお少なくありません。それほどまでに“信頼性の高いアイアン”として、数多くのプロゴルファーに長年愛されてきたモデルです。
特に有名なのは、アダム・スコット。彼はタイトリスト契約時代、CB714を中心としたセッティングで世界ランキング上位に名を連ねていました。スコットのような精度の高いショットを持つプロがCB714を選ぶのは、「ラインを狙っていける操作性」「芯の強さ」「スピン量のコントロール」などの性能が理由です。
また、日本の男子ツアーでもCB714の使用歴がある選手は多数います。谷口徹プロや宮里優作プロなど、経験値とスキルを武器に戦うプレーヤーにとって、CB714の“打感の信頼感”はスコアメイクに欠かせない要素でした。
女子プロでは、男子より使用率は低いものの、技術に自信のある選手や、打感を重視する選手があえてCB714をチョイスするケースも。とくにフェースコントロールに長けたプレーヤーは、このアイアンの「思い通りに操れる感覚」を好んで使用しています。
つまりCB714は、“飛距離重視”というよりも“精度とフィーリング”を優先するゴルファーに選ばれる傾向があります。今でもツアープロがバッグに入れている理由は、最新モデルにない“絶妙なバランス感”がそこにあるからです。
タイトリストCBシリーズとは?714とMBの違いを比較
タイトリストのアイアンは、操作性に優れた「MB(マッスルバック)」と、操作性と寛容性のバランスを持つ「CB(キャビティバック)」の2系統が代表的です。その中でもCB714は、マッスルバックに近い打感と操作性を持ちながら、一定の許容性も備えたハイブリッドな1本として知られています。
CB714はソリッドな打感が魅力で、構えた時の安心感や抜けの良さも特徴。ソール幅はやや狭く、抜群の抜けとライン出しのしやすさがあり、特に上級者にとっては“操れるキャビティ”という表現がぴったりのモデルです。
一方、MB714は完全なマッスルバック。ソリッド中のソリッドで、「自分のスイングがそのまま弾道に現れる」タイプのアイアンです。打感はさらにシャープで、スイートスポットも小さく、完全な“玄人向け”。その分、コントロールショットの自由度は極めて高いですが、少しのミスも結果に現れます。
CB714とMB714の違いを簡単に整理すると、
・CB714:やや優しさがある/打感が柔らかい/ラインを出しやすい
・MB714:操作性は極めて高い/難易度も高い/打感は芯を外すとシビア
ツアープロの中でも、「アイアンにはある程度の許容性がほしい」と考えるプレーヤーはCB714を選び、逆に「すべてを自分の感覚で打ちたい」というタイプはMB714を選ぶ傾向にあります。
つまり、自分のプレースタイルや球筋の好みに合わせて選ぶことが、タイトリスト714シリーズを使いこなす最大のポイントといえるでしょう。
タイトリスト714シリーズは何年モデル?今でも通用するか?
タイトリストの714シリーズは、2014年にリリースされたモデルで、CB714をはじめMB714、AP1 714、AP2 714といった複数のラインナップが揃っていました。当時は“打感”や“操作性”にこだわるゴルファーの支持を集め、ツアープロにも多く採用されていたシリーズです。
10年近くが経過した現在でも、「CB714は今でも通用するのか?」という疑問を抱く方は多いはず。結論からいえば、現代でも十分に通用します。特にCB714は、設計の完成度が高く、シャープなヘッド形状・適度な寛容性・芯を食ったときの抜群の打感という三拍子が揃っています。
確かに、最新モデルと比較すれば「飛距離性能」や「ミスヒット時の寛容性」はやや控えめかもしれません。しかし、それ以上に“狙った球を打つ楽しさ”や“スピンのコントロール性”があることが、今もツアープロや上級者にCB714が使われている理由です。
また、設計自体がシンプルで無駄がなく、重心やバウンス角の配置も秀逸。後継モデル(CB716・CB718・T100など)と比べても、“芯をとらえたときの気持ちよさ”はむしろCB714のほうが上と評価する声も少なくありません。
中古市場でも、CB714は高値を維持しており、コンディションの良いセットを見つけるのは難しくなりつつあります。それだけ需要が根強い証拠といえるでしょう。
つまり、今からCB714を使う価値は十分にあり、むしろ“長く使える1本”として再評価されている名器です。
他メーカーの人気アイアンと比較してどうか?
タイトリストCB714のように“操作性と打感の良さ”を兼ね備えたアイアンは、他メーカーにも多数存在します。特に近年では、各社が「飛距離系」や「やさしめキャビティ」を強化しており、プレーヤーの選択肢は広がっています。
たとえば、スリクソンZX5(やZX5 Mk II)は、飛距離と直進性に優れるモデルで、フェースの反発力や寛容性が高く、中級者〜上級者の支持を得ています。ただし、CB714と比べると打感や打ち分けの自由度では劣ると感じるユーザーも多いです。
また、テーラーメイドP770やP7MCも人気のモデル。どちらも現代的な設計が特徴で、飛距離性能とやさしさが魅力です。特にP770は「芯を外しても飛ぶ」安心感があり、多くのプロも使用中。ただし、CB714のような“繊細なフィーリング”を重視するなら、P7MCのほうが近い存在です。
PING i230のように、完全にツアープロ向けに設計されたモデルもあります。i230は安定感と直進性に優れており、特に方向性に重きを置くプレーヤーに好まれています。しかし、打感の面では、タイトリストの鍛造モデルのほうが“柔らかさ”で上回るという評価も少なくありません。
このように比較すると、CB714は“飛びすぎないけど、狙った距離を打てる”アイアンとして、他社モデルとは一線を画す存在。特に、「打感と操作性」に価値を置くゴルファーにとっては、今なお魅力的な選択肢であることは間違いありません。
女子プロのタイトリストアイアン使用状況は?
タイトリストのアイアンといえば男子プロの使用率が高い印象がありますが、実は女子プロの間でも根強い人気を誇っています。特に操作性と打感に優れたモデルは、ショット精度を重視する女子プロにとって重要な武器となります。
CB714に関しては、現在は流通量も少ないため女子プロの使用は限定的ですが、操作性の系譜を継ぐT100・T200シリーズは非常に多くの女子プロが採用しています。たとえば、T100を使用している女子プロは「打感が柔らかくてラインが出しやすい」「ミスに強くて飛びすぎない」といった理由で選んでいることが多く、まさにCB714の設計思想と共通点があります。
また、女子プロは男子ほどパワーで押し切れない分、**「球を操る感覚」や「フェースの動きへの反応」**を大切にしており、タイトリストのシャープなヘッド形状は非常にマッチします。実際、契約外でもT100やT200を選ぶ女子プロは少なくありません。
一方で、CB714のようなモデルはやや難しめとされているため、使用するのはスイングが安定しており、ショット精度に自信のある選手に限られます。CB714を女子プロが使い続けるケースも稀にあり、その選手は「コントロールできる感覚」を重視し、他モデルでは満足できないという理由から選択しています。
つまり、女子プロの使用状況から見ても、CB714のような“操作系アイアン”の需要は確実に存在し、現行のTシリーズへとしっかり継承されているといえるでしょう。
アイアンに求める性能とプロのスイング事情
プロゴルファーがアイアンに求める性能は、アマチュアとは一線を画します。特に重要視されるのは、狙った距離・方向に正確に打ち出せる“コントロール性”と“再現性”。飛距離そのものよりも、安定して再現できることがスコアメイクに直結するからです。
そのため、プロのアイアンには「飛びすぎない」「スピンがしっかり入る」「フェースの向きが感じやすい」などの要素が求められます。タイトリストCB714が今でも多くのプロに使われる理由は、まさにこうしたツアープロのニーズに直結した性能を備えているからです。
プロのスイングは、基本的に“叩いて打つ”タイプが多く、ヘッドスピードも速いため、飛距離性能に依存せずとも距離が出ます。だからこそ、打感・コントロール・ライン出しのしやすさといった要素がクラブ選びの決め手になるのです。
一方で、CB714はある程度“ミスの許容性”も持ち合わせており、フルマッスルバック(MB)ほどシビアではない点も支持される理由です。特に中間〜手元にかけてのしなりがしっかり感じられる設計は、プロの「タメ」を活かしたスイングにフィットします。
また、フェースの開閉を自在に使うプロにとっては、「顔(ヘッド形状)」の構えやすさも重要。CB714はその点でも非常に評価が高く、打ち出し方向のイメージが作りやすいと好評です。
つまりCB714は、プロの精密なスイングに対して“素直に応えるアイアン”であり、ミスに寛容すぎないことがむしろ強みとなっています。これは、上級者が求める“研ぎ澄まされた道具”としての条件をしっかり満たしている証拠といえるでしょう。
パターやユーティリティでのタイトリスト使用傾向
タイトリストといえばアイアンの印象が強いですが、実はユーティリティクラブやパターにおいてもツアープロからの支持は非常に高いブランドです。特に“統一感”を求めるプレーヤーは、アイアンだけでなくセッティング全体をタイトリストで揃える傾向があります。
まずユーティリティに関しては、816H1や818H2、TSi2ユーティリティなどが長年にわたりプロに使用されています。なかでも816H1は、CB714と同じ時期にリリースされており、当時のタイトリスト契約プロの多くが使用していました。このユーティリティは、高弾道でグリーンを狙いやすい設計で、フェアウェイウッドとアイアンの“隙間”を埋めるクラブとして評価が高いです。
また、パターではスコッティ・キャメロンが事実上タイトリストのパター部門として機能しており、世界中のプロが使用。PGAツアーでの使用率は非常に高く、名だたるプレーヤーたちが勝負所でキャメロンを選んでいます。PINGパターと双璧をなす存在であり、タッチの繊細さや打音にこだわるプロにはキャメロン派が多いのも事実です。
このように、タイトリスト製品は“単体で選ばれる”のではなく、トータルセッティングの中で信頼性を担保する存在として選ばれています。CB714を中心としたアイアンに加え、816H1のようなユーティリティ、スコッティ・キャメロンのパターを組み合わせることで、プレーヤーはあらゆる局面で同じ感覚を維持できるのです。
つまり、タイトリストの使用傾向を見れば、「道具に対して一貫性を求めるプレーヤー」が集まるブランドであることがよくわかります。
CB714の適正プレイヤー像と選び方のコツ
CB714は、その完成度の高さゆえに「誰にでも合う万能アイアン」と思われがちですが、実際にはある程度スイングの安定した中級者〜上級者向けのモデルです。寛容性はあるものの、ミスヒットにはそれなりに反応します。そのため、初心者がいきなり選ぶと「思ったより難しい」と感じる可能性もあります。
では、どんなゴルファーがCB714にマッチするのでしょうか?
まずひとつは、“芯でとらえたときの打感”にこだわるタイプ。CB714は打感が非常にクリアで、フェースに球が乗る感覚をしっかり味わえます。これはマッスルバックに近いフィーリングを持ちながらも、キャビティ構造による適度な寛容性が加わっているためです。
次に、「自分のスイングで球をコントロールしたい」プレーヤー。フェードやドロー、高さの打ち分けなどを積極的に行いたい人にとって、CB714は抜群の応答性を発揮します。一方で、「真っ直ぐしか打てないクラブがいい」というタイプには、別モデル(例:T200やZX5)のほうが向いています。
選び方のコツとしては、シャフトとの相性を見ることが非常に重要です。CB714は比較的ヘッドが軽めなので、しっかり振っていける重量系スチール(例:ダイナミックゴールド、MODUS 120など)と組み合わせることで、性能がより引き出されます。
また、中古でCB714を検討する場合は、フェースやソールの状態に注意。10年前のモデルなので、グースの強さやバンス角など、自分の好みと合っているかチェックすることが重要です。
総じてCB714は、“打てる人が使うと最高の相棒になる”玄人好みの一本。自分のスイングにある程度の自信がついたタイミングで、ステップアップとして選ぶ価値は十分にあるアイアンです。
【体験談】CB714に替えてスコアが安定した話
筆者自身、もともとは飛距離性能の高いアイアンを好んで使用していましたが、ショットの精度に悩みが出ていたこともあり、思い切ってタイトリストCB714に替えたのが約2年前。その結果、スコアのバラつきが減り、特にパーオン率が安定するようになりました。
一番驚いたのは、「芯でとらえたときの打感と音の気持ちよさ」。それまでは“当たったけど、なんだかモヤッとした感覚”が多かったのに、CB714にしてからはフェースにしっかり球が乗る感じがあり、「今のは完璧」という打感がはっきり伝わってくるのです。
操作性も高く、特に7番以下の番手では「この方向に打ち出したい」という意図をそのまま再現しやすく、自信を持ってピンを狙えるようになったのは大きな収穫でした。結果的に、グリーン周りでの無理なアプローチが減り、スコアメイクがラクになった感覚があります。
もちろん、最初はやや難しさも感じました。芯を外すと距離が落ちますし、打点がズレると手に響くときもあります。でも、それがかえって**「スイングのミスを可視化してくれる道具」**になっていて、結果的に自分のゴルフの成長にもつながりました。
また、打ち出し角が自然と安定することで、風に負けない強い弾道も打てるようになったのもポイントです。球が浮きすぎず、ラインを出しやすいという点は、アイアンショットの精度を求める人にとって非常に心強い要素だと思います。
この体験を通して感じたのは、CB714は“攻めるための安心感”をくれるアイアンだということ。派手さはないかもしれませんが、じわじわとスコアに効いてくるクラブです。
まとめ|CB714を選ぶ価値は今もある
タイトリストCB714は、2014年に登場したアイアンでありながら、2025年の今もなおゴルファーたちに愛され続けている“名器”のひとつです。クラブの進化が速い現代において、10年以上も評価されていること自体が、このモデルの完成度と信頼性の証です。
最大の魅力はやはり操作性と打感のバランス。芯でとらえたときのフィーリングは格別で、コントロール性能に優れる一方、キャビティバック構造によって最低限の寛容性も確保されています。マッスルバックほど難しくはないけれど、アベレージモデルよりも“意思が伝わる”――そんな絶妙な立ち位置がCB714の真骨頂です。
また、現在のT100やCB718、MBシリーズに至るまで、タイトリストのアイアン哲学はCB714を起点に継承されています。そのため、「これからCBシリーズに手を出したい」「Tシリーズとの違いを体感したい」といった方には、CB714が基準となる一本になるはずです。
もちろん、初心者には少し難しいと感じる場面もあるかもしれませんが、ある程度スイングが固まっている中級者以上にとっては、ゴルフをワンランク上に引き上げてくれる道具になるでしょう。
中古市場では状態の良いCB714は年々少なくなっており、“名器を手に入れる最後のチャンス”になりつつあることも事実です。もし、あなたが「感覚を大切にしたい」「もう一度ゴルフを深く楽しみたい」と思っているなら、CB714はその思いに応えてくれるかもしれません。
今もなおプロが使い続ける理由――それは単なるスペックでは測れない、プレーヤーとの“信頼関係”が築けるクラブだからです。
✅【記事まとめ】
- タイトリストCB714は2014年発売のキャビティバック型アイアンで、今も多くのプロが愛用
- アダム・スコットをはじめ、国内外の実力派プロに選ばれた実績がある
- MB714との違いは、打感の柔らかさと寛容性のバランスにあり
- 現行のT100シリーズへとつながる操作性の系譜を持つモデル
- 他メーカー(スリクソンZX5、P770など)と比較しても、打感とコントロール性で優位
- 女子プロでもTシリーズを中心にタイトリストアイアンは人気
- CB714はプロの“叩いて止める”スイングにマッチしやすい特性を持つ
- パター(スコッティ・キャメロン)やユーティリティ(816H1など)も含め、セッティング全体でタイトリストを選ぶプロが多い
- 中級者以上に適したモデルで、フィーリングや操作性重視のゴルファーに最適
- 実体験からも、CB714はスコア安定・ショット精度向上に大きく貢献する“長く使える名器”